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3Dプリンター総研のミッションと事業


Mission

3Dプリンターの技術革新によってもたらされる、新しいビジネスやサービスを、市場とテクノロジーの高度な橋渡し役となって創出し、普及発展させ、日本のものづくり産業やサービス産業、教育・芸術分野の活性化や発展に寄与する。


事業概要

3Dプリンター分野に関係する新事業開発、事業戦略の策定、技術開発戦略の策定、調査分析、アライアンスの仲介、技術導入コンサルティング等



強み

最先端の技術情報・世界の最新情報・多分野の市場情報を収集する力、理解分析する力、それを元に予見する力。 (株)マイクロジェット 3Dプリンター技術研究所との提携による専門技術領域に踏み込んでの提案。 新事業開発やマーケティングの専門家、博士号を有する3Dプリンター技術の専門家等ハイレベルなコンサルタント。



News

   
2018年8月3日 【展示会出展のお知らせ】
Maker Faire Tokyo 2018展に出展致します。8/4(土)~8/5(日) 東京ビッグサイト ブース№S-13-04(西2ホール)
2018年8月3日 【3Dプリンター販売開始】
SLS方式でありながら驚異の低価格を実現した、Sintratec社製樹脂専用の3Dプリンター「Sintratec Kit」の日本正規販売代理店となりました。
2018年7月2日
【第29回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第29回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018年5月23日
【展示会出展のお知らせ】
第29回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/20(水)~6/22(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東21-30
2018年2月19日
【3D Printing 2018展来場の御礼】
3D Printing 2018展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018年1月12日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2018展に出展致します。 2/14(水)~2/16(金) 東京ビッグサイト 東6ホール ブース№6J-23
2017年12月1日
【アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社との業務提携締結のお知らせ】
株式会社3Dプリンター総研は、世界最初の経営コンサルティングファームの日本法人であるアーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社と3Dイノベーション分野のコンサルティングで業務提携することに合意致しました。
2017年6月26日
【第28回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第28回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年5月24日
【展示会出展のお知らせ】
第28回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/21(水)~6/23(金) 東京ビッグサイト 東1ホール ブース№43-29
2017年2月20日
【3D Printing 2017展来場の御礼】
3D Printing 2017展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年1月16日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2017展に出展致します。 2/15(水)~2/17(金) 東京ビッグサイト 東6ホール ブース№6L-22
2016年12月26日
【セミナーご参加の御礼】
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2016年6月27日
【第27回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第27回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2016年6月17日
【「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」開始】
弊社の関連会社㈱マイクロジェットと㈱東レリサーチセンターは業務提携を行い、 「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」 としてワンストップで造形実験から分析まで受託可能な新サービスを開始いたしました。
2016年5月31日
【展示会出展のお知らせ】
第27回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/22(水)~6/24(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東7-38
2016年2月3日
【3D Printing 2016展の御礼】
3D Printing 2016展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年12月22日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2016展に出展致します。 1/27(水)~1/29(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6G-20
2015年12月11日
【セミナーご参加の御礼】
「EuroMold2015 & formnextにみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2015年8月25日
【視察ツアー募集開始のお知らせ】
Euromold2015展の現地解説ツアーを企画いたしました。Euromold 2015 3Dプリンター現地解説ツアー
※お申し込みは終了しました
2015年7月3日
【第26回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第26回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年5月28日
【展示会出展のお知らせ】
第26回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/24(水)~6/26(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東8-38
2015年2月27日
【3D Printing 2015展来場の御礼】
3D Printing 2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2014年12月19日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2015展に出展致します。 1/28(水)~1/30(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6D-09
2014年10月
(株)3Dプリンター総研設立 山口修一が代表取締役に就任

セミナー・講演会情報

2018年12月10日
【セミナー題名】 formnext 2018 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2018年12月7日(金)※満席により、お申込みは終了しました
2017年11月9日
【セミナー題名】 formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2017年12月15日(金)※満席により、お申込みは終了しました
2017年4月7日
【セミナー題名】 3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開
 開催日:2017年4月7日(金) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年12月26日
【セミナー題名】 formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2016年12月22日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年11月10日
【セミナー題名】 TRCものづくり支援シンポジウム2016
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 再生医療の産業化に向けた調製・製造・3Dプリンティング技術
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 炭素繊維複合材料用3Dプリンターの新技術と用途展開
 開催日:2016年11月21日(月) ※満席により、お申込みは終了しました
2015年12月11日
【セミナー題名】 EuroMold 2015 & formnext 2015 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2015年12月10日(木) 開催場所:AP品川 ※満席により、お申込みは終了しました
2015年8月18日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました独立行政法人中小企業基盤整備機構 平成27年度第1回3Dプリンターセミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年5月21日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県工業技術総合センター平成27年度科学技術週間行事にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年3月11日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県中小企業団体中央会平成26年度経営セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年1月20日
【セミナー題名】 EuroMold 2014から見えてきた3Dプリンティングの未来
開催日:2015年1月21日(水) 開催場所:㈱3Dプリンター総研セミナールーム 
※満席によりお申し込みは終了しました

レポート・書籍情報

2019年5月20日 【最新書籍情報!】
2019年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場
2018年12月17日 【最新レポート情報!】
formnext2018 報告レポート<formnext 2018 にみる3Dプリンター最前線>
2018年7月9日 【最新書籍情報!】
産業用3Dプリンターの最新技術と先進分野への応用
2018年7月9日 【最新書籍情報!】
『2018年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場』
2018年1月19日 【最新レポート情報!】
formnext2017 報告レポート <formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線>
2017年6月21日 【最新書籍情報!】
『2017年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場』
2017年5月31日 【最新レポート情報!】
formnext2016 報告レポート <formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線>
2017年2月28日 【最新書籍情報!】
バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2016年3月28日 【最新書籍情報!】
3Dプリンター・造形材料の開発動向と市場 ~IoT時代に求められるモノづくり~
2016年1月27日 【最新書籍情報!】
「新たなものづくり」3Dプリンタ活用最前線
2015年12月18日 【最新レポート情報!】
『euromold2015 & formnext2015 報告レポート』
2015年5月14日 【最新書籍情報!】
『産業用3Dプリンターの最新技術・材料・応用事例』
2015年5月14日 【書籍情報!】
『3Dプリンターの材料技術の開発動向と市場展開』
2015年2月25日
EuroMold 2014 報告レポート発売
2015年1月
EuroMold 2014 最新レポート
2013年11月
3Dプリンターに関する特許分析レポート

世界の3Dプリンターニュース

掲載日:2019年6月13日:HPがバルセロナに3Dプリンティング・デジタルマニュファクチャリングセンターを開設
HPが、スペインのバルセロナに3Dプリンティング・デジタルマニュファクチャリングセンターを開設した。第四次産業革命を後押しする次世代のテクノロジーを生み出すための新たな施設という位置づけとしている。 15万平方フィート(約1万4千平方メートル)の大きさのセンターでは、HPのエンジニア、リサーチャーなどが勤務するほか、BASF、シーメンス、フォルクスワーゲンといったHPのユーザーやパートナーのスタッフも合流し、新製品の開発や技術開発などの各種のプロジェクトを展開する。 センターの開設についてHPの3Dプリンティング・デジタルマニュファクチャリング担当社長のクリストフ・シェル氏は、「HPの3Dプリンティング・デジタルマニュファクチャリングセンターは規模的に世界最大で、かつ最先端の3Dプリンティング・デジタルマニュファクチャリング関連研究開発センターです。世界の産業をサステナブルな技術革新によって構造転換するという我々のミッションを実現するものです」とコメントしている。 HPは、これまでに本社があるパロ・アルトのほか、サンディエゴ、バンクーバー、ワシントン、シンガポールにも研究開発センターを開設している。
掲載日:2019年6月12日:Maker Mediaが事業停止、全従業員を解雇へ
雑誌Make出版元で展示会Maker Faire運営のMaker Mediaが、事業を停止して全従業員を解雇していたことがわかった。 Maker Media創業者のデール・ドーハティ氏が明らかにしたところによると、Maker Mediaは現地時間の先週事業を停止し、22人の従業員を解雇したという。ドーハティ氏は、「私はこの事業を15年前に始めましたが、事業を軌道に乗せる困難の連続でした。出版業は難しく、採算がなかなかとれませんでした。展示会も同様に困難でした。スポンサーも撤退し、いよいよ困窮しました」と説明している。 Maker Mediaは2006年からメーカー向け展示会Maker Faireを開催、多くの来場者を集めていた。Maker Faireにはメーカーボット・インダストリーズなどの初期の3Dプリンターメーカーも出展し、3Dプリンター業界の隆盛にも貢献していた。Maker Faireはまた、日本を含む世界40カ国でも開催され、各地で人気を博していた。 雑誌Makeは、2016年時点で12万5千人の有料購読者を抱え、連携していたYouTubeの専門チャンネルには100万人を超えるサブスクライバーを有していた。 ドーハティ氏によると、Maker Mediaは破産ではなく、債権者との個別協議による事業精算の手続きを行うという。ドーハティ氏は、債務の解消程度などを鑑みて事業再開の可能性を模索するとしている。ドーハティ氏はまた、今後クラウドファンディングなどを利用して資金調達を行い、Maker Mediaの再開を図りたいとしている。
掲載日:2019年6月11日:ビッグレップが新型大型3Dプリンター「ビッグレップSTUDIO G2」をリリース
ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、新型大型3Dプリンター「ビッグレップSTUDIO G2」をリリースした。先週デトロイトで開催されたRAPID + TCT展示会で公開された。 ビッグレップSTUDIO G2は造形サイズ500 x 1000 x 500 mmのデュアルエクストルーダータイプの大型3Dプリンター。100℃まで加熱可能なヒートベッドや、オートレベリング機能を標準で搭載している。また、前機種のビッグレップSTUDIOよりもより複雑な造形が可能になったとしている。 素材は一般的なポリマー系素材に加え、PA6/66、TPU、ナイロンなどのエンジニアリングプラスチックが利用可能。 ビッグレップSTUDIO G2は、独自開発したMXTエクストルーダーを搭載し、一般的なフィラメント溶融方式の3Dプリンターよりも大型の造形を可能にしている。 ビッグレップSTUDIO G2が展示されたRAPID + TCT展示会では、ビッグレップSTUDIO G2で実際に製造された電気モーターバイクのNERAが展示された。 ビッグレップはドイツのベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。これまでに大型3Dプリンター「ビッグレップ・ワン」シリーズをリリースし、主にアメリカとヨーロッパの産業ユーザーを中心に事業を拡大してきている。
掲載日:2019年6月10日:タイタン・ロボティクスが大型ペレット3Dプリンターをリリース
米コロラド州に拠点を置く3Dプリンターメーカーのタイタン・ロボティクスが、大型ペレット3Dプリンター「アトラスH3Dプリンター」をリリースした。 アトラスH3Dプリンターは造形サイズ 1066 mm x 1066 mm x 1219 mm の大型デュアルエクストルーダー3Dプリンターで、PLAやABSなどの一般的なポリマー系素材に加え、PEKK、PP、グラスファイバー系素材やカーボンファイバー系素材なども利用できる。一般的なFDM方式の3Dプリンターで使われているフィラメント素材に比べ、最大で素材コストを10分の1程度に抑えることが可能としている。 また、一般的なFDM方式の3Dプリンターよりも造形スピードが速く、最大毎分30,000mmの造形スピードで造形できるとしている。 アトラスH3Dプリンターのリリースについて、タイタン・ロボティクスのビル・メイシーCEOは、「タイタン・ロボティクスは顧客ニーズに向き合い、技術革新に励んでいます。これからも、より優れたエクストルージョンタイプの3Dプリンターを開発してゆきます」とコメントしている。 近年FDM方式の3Dプリンターは大型化する傾向にある。これまでは1.75mmや2.85mm径のフィラメントが一般的に使われてきたが、造形サイズが大型化する中、ペレットを直接溶融するタイプの3Dプリンターが相次いでリリースされている。
掲載日:2019年6月9日:マークフォージドが自社の3Dプリンターをロボット対戦番組へ提供
米マサチューセッツ州に拠点を置く3Dプリンターメーカーのマークフォージドが、自社の3Dプリンターをロボット対戦番組へ提供したとして話題になっている。 マークフォージドによると、同社は四台の「マークフォージド・マーク2」3Dプリンターを人気番組の「バトルボッツ」に提供した。提供された3Dプリンターは対戦ロボットの部品などを製造されたという。製造された部品の数は160点に及び、二週間の番組撮影中連続して使用されたという。 「バトルボッツ」のプロデューサーのグレッグ・マンソン氏は、「マークフォージドの素晴らしい3Dプリンターのおかげで、壊れたロボットを迅速に修理することができました。特にロボットのモーターのショックマウントを3Dプリンターで製造できたおかげで、フェールレートを削減し、信頼性を確保することができました。今年の対戦は、かつてないほど素晴らしいものになりました」とコメントしている。 「バトルボッツ」はケーブルテレビのディスカバリーチャンネルで放送されている人気テレビ番組。武装と装甲を施したリモコンロボットの激しい戦いが魅力で、近年毎年一度放送されている。 マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。同社の3Dプリンターは、特に自動車、航空宇宙、医療などの領域で広く使われている。
掲載日:2019年6月8日:コンチネンタルが自動車部品製造用3Dプリンティングセンターを開設
ドイツの自動車部品製造メーカーのコンチネンタルが、ドイツのカーベンに自動車部品製造用3Dプリンティングセンターを開設した。傘下のコンチネンタル・エンジニアリングサービスが開設したセンターは8000㎡の大きさで、「社内外のお客様に高精度で効率的な小規模製生産を提供する」ことを目指している。 コンチネンタルのトルステン・ラウチセンター長は、「3Dプリンティングは今日、そのメリットからますます重要性を増しています。そして、アディティブ・マニュファクチャリング技術に対する需要も増加しています。カーベンに開設した3Dプリンティングセンターでは、各種のテクノロジーをテストし、生産プロセスを開発、プロダクションをワールドワイドでロールアウトすることを可能にします」とコメントしている。 センターにはSLS方式のメタル3Dプリンターの他、SLA3Dプリンター、DLP3Dプリンター、FDM3Dプリンターなどが設置されている。 コンチネンタルは、ドイツのハノーバーに拠点を置く1871年設立の自動車部品メーカー。主力製品のタイヤに加え、ブレーキなどの自動車部品や、最近では自動運転技術に関する自動車部品なども製造している。タイヤの世界シェアではブリヂストン、ミシュラン、グッドイヤーについで世界四位に位置している。
掲載日:2019年6月7日:米ロードアイランド州が3Dプリント銃を禁止
米ロードアイランド州が、3Dプリント銃を禁止する法律を施行した。同州選出のシンシア・コイン上院議員が法案を提出したもので、同州内における3Dプリント銃の製造、売買、所有がすべて禁止される。 また、違法に製造され、製造シリアルナンバーを持たない「ゴーストガン」と、金属探知機に探知されないあらゆる銃火器も禁止される。 違反者には最高10年の懲役刑と1万ドルの罰金刑が課される。 コイン上院議員は、「我が国が銃の拡散と格闘し、子供たちを守り、犯罪者や知的障害者による銃火器の所有を監視する中、追跡不可能で金属探知機で探知できない銃火器を広めてはなりません。シリアルナンバー、バックグラウンドチェック、金属探知機は悲劇を未然に防止します。そして、何人もいかなる犯罪行為に加担しないよう、法律が促すべきです」とコメントしている。 アメリカでは現在、ワシントン州、ワシントンDCを含む19の州が3Dプリント銃を禁止している。一方で、現在も3Dプリント銃の3Dモデルがインターネットを経由して拡散し、一部がTwitterやYouTubeなどのSNSにも流出している。法律で3Dプリント銃を禁止する機運が高まっているものの、拡散を防ぐのは現実的に難しい状況となっている。
掲載日:2019年6月6日:プロトラブズがメタル3Dプリンティングサービスを開始
アメリカの試作品・カスタムパーツ製造サービスビューローのプロトラブズが、メタル3Dプリンティングサービスを開始した。GEアディティブ傘下のコンセプトレーザーのハイエンドメタル3Dプリンターを使い、エンドパーツなどの製造を行う。 サービスの開始について、プロトラブズのグレッグ・トンプソン・3Dプリンティング担当グローバル・プロダクトマネージャーは、「(メタル3Dプリンティングサービスの開始により)企業のデザイナーやエンジニアが、より優れたパフォーマンスを発揮できるデザインをすることを可能にさせます。またコストを削減し、サプライチェーンをより強固にし、製造にかかるスピードをかつてないほど高速にします」とコメントしている。 プロトラブズはGEアディティブのマニュファクチャリング・パートナー・ネットワークの立上げメンバーの一社で、これまでにコンセプトレーザーのMlabシリーズなどのメタル3Dプリンターを25台導入している。 同社はまた、メタル3Dプリンター以外にも、ポリマーを素材にした3Dプリンティングサービスも提供している。3Dプリンティングサービスに加え、CNCマシニング事業や射出成型事業も展開している。 プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置くサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。同社はニューヨーク株式市場に上場している。
掲載日:2019年6月5日:チョコレート3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始
チョコレート3Dプリンター「Mycusini」のキックスターターキャンペーンが開始するとして話題になっている。 キャンペーンを始めるのはドイツのスタートアップ企業のPrint2Taste。当初6月4日から予定していたキャンペーンを、6月11日から始めるとしている。なお、Mycusiniのキックスターターでの販売価格は198ユーロ(約24,750円)となっている。 Mycusiniは造形サイズ 190 X 195 X 270mmの造形サイズを持つチョコレート3Dプリンターで、Print2Tasteによると、「ほとんどのコーヒーマシンよりも小型」サイズ。キッチンやオフィスに置いても違和感のない、洗練されたデザインとなっている。 3DファイルはSTL形式で、専用アプリかSDカードを通じてやり取りされる。素材は専用のチョコレートカートリッジで供給される。 Print2Tasteは、2015年にも同社が「世界初のプラグ・アンド・プレイフード3Dプリンター」とするBocusiniのキックスターターキャンペーンを立上げ、成功させたことで知られる。同社の二度目となるフード3Dプリンターのキックスターターキャンペーンがどう展開するか、多くの業界関係者が注目している。
掲載日:2019年6月4日:スカルプティオが2019年度版「ステート・オブ・3Dプリンティング」レポートを発行
フランンスのサービスビューロー大手のスカルプティオが、2019年度版「ステート・オブ・3Dプリンティング」レポートを発行した。同社の1300の顧客を対象に行われた調査をもとにまとめられた。 3Dプリンターの用途では、ユーザーの70%が試作品の製造に3Dプリンターを利用していると答えた。また、63%がコンセプト確認のために、51%が完成品部品の製造に、50%が研究開発に3Dプリンターを使っていると答えた。 3Dプリンターのメリットでは、67%が複雑な形状の製造が可能と答え、41%がリードタイムを削減できると答えた。また、37%がコストを削減できると答えた。 ユーザーの内訳は59%がヨーロッパ圏で、アジア地域20%、アメリカ17%と続いた。また、ユーザーの39%が25歳から34歳の年齢層だった。 ユーザーの業界では工業機械13.6%、ハイテク機器10.6%、サービス10%、コンスーマーグッズ8.6%、ヘルスケア6.2%、自動車5.7%、航空機5.5%、教育5%、その他15.6%となった。 利用する3Dプリンターのタイプでは、FDMが74、SLAが30%だった。 スカルプティオは、「ステート・オブ・3Dプリンティング」レポートを毎年発行している。
掲載日:2019年6月3日:シンガポールの南洋理工大学が3Dプリンターでバスルームを12時間で製造
シンガポールの南洋理工大学が、3Dプリンターでバスルームを12時間で製造したとして話題になっている。 南洋理工大学が製造したのは2 X 2.6 X 2.8メートルの大きさのバスルーム。KUKA製6軸ロボットアーム型3Dプリンターで製造された。素材にはグリーン・ビルディング・マテリアルと、フライアッシュを原料としたジオポリマーが使われたという。 南洋理工大学と共同でプロジェクトに参加したシンガポール国際研究機関のツアン・リアン研究革新担当ディレクターは、「シンガポールの先端製造技術は、単に研究開発の領域だけでなく、実際の応用領域において発揮しています。今回のプロジェクトは、建設の領域における3Dプリンティング技術の革新的な発展を示すものです」とコメントしている。 南洋理工大学は、最近特に建設3Dプリンターへの研究開発を強化している。昨年8月には移動式ロボットアーム3Dプリンターを開発し、話題となった。 南洋理工大学は1991年に設立されたシンガポールの国立大学。シンガポール国立大学とともにシンガポールで双璧を成す名門国立大学のひとつとされる。三万人を超える学生と一万人を超える講師を擁し、シンガポールでは二番目に大きい大学となっている。
掲載日:2019年6月2日:EOSが四種類のメタル3Dプリンター用新素材をリリース
ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのEOSが、四種類のメタル3Dプリンター用新素材をリリースした。リリースしたのはステンレススチールCX、アルミニウムAIF357、チタニウムTi64グレード5、チタニウムTi64グレード23の四種類。 ステンレススチールCXは防錆性に優れた素材で、ツーリングアプリケーションの製造に特に適しているとしている。アルミニウムAlF357は軽量で、ステンレススチールCXと同様、は防錆性に優れているとしている。 チタニウムTi64グレード5とチタニウムTi64グレード23は、いずれも航空宇宙、自動車、医療の領域での製造に特化した素材。特にチタニウムTi64グレード23は生体適合性素材で、インプラントなどのバイオメディカル・アプリケーションの製造に使用できるとしている。 新素材のリリースについて、EOSの研究開発担当ディレクターのハンネス・ゴストナー氏は、「いずれの素材もすべて最適化された素材です。リプロデュース可能なハイクオリティなパーツの、競争可能なコストでの製造を可能にします。いずれもシリーズ・マニュファクチャリングにもっとも求められる要素を提供しています」とコメントしている。 EOSは1989年設立、アディティブ・マニュファクチャリングの世界におけるリーディングカンパニー。同社のメタル3Dプリンターは、航空宇宙、自動車などのモノづくりの領域で世界中で広く利用されている。
掲載日:2019年6月1日:3Dプリンター用素材市場が2024年に45億ドル規模へ
アメリカの市場調査会社リサーチ・アンド・マーケッツが、全世界の3Dプリンター用素材市場が、2024年に45億ドル(約4,950億円)規模へ到達すると予想するレポートを発表した。それによると、現時点で15億ドル(約1,650億円)規模の同市場が、今後年率25%の成長率で成長を続け、2024年までに45億ドル規模に到達するという。 素材別では、自動車、航空宇宙、防衛、医療などの領域での需要が旺盛なメタル3Dプリンター用メタル素材の伸びが顕著で、市場拡大を牽引するとしている。特に、最終製品用部品製造用メタル素材の需要の伸びが確実視されている。具体的な素材では、スチール、アルミニウム、チタンの、それぞれの需要の伸びが期待できるとしている。 エリア別では、アメリカとヨーロッパ市場が全市場拡大を牽引する一方、アジア太平洋地域の市場の拡大が続くとしている。特に中国、台湾、日本、インドの、それぞれの市場の拡大が期待できるとしている。 素材メーカーの主なプレーヤーとしては、スリーディーシステムズ、ロイヤルDSM、EXOne、GE、マテリアライズ、ストラタシス、EOSを挙げている。 リサーチ・アンド・マーケッツは、同様のレポートを毎年発行しているが、今回のレポートは、前年のレポートの数値を大幅に上方修正したものとなっている。
掲載日:2019年5月31日:ビーム3Dのキックスターターキャンペーンが好調
カリフォルニア州カラバサスに拠点を置く3Dプリンターメーカーのビーム3Dのキックスターターキャンペーンが好調だ。同社のSLA3Dプリンター「プリズム」のキックスターターキャンペーンは、キャンペーン終了まで21日を残した現時点で、611人のバッカーから145,601ドル(約15,955,661円)の資金を集めている。 キャンペーンのコメント欄には、バッカーや購入検討者によるコメントが多数書き込まれている。特に製品スペックに関する質問や、3Dプリンターの製造場所についての質問が書き込まれている。質問者の中には、ビーム3Dの会社の売上規模や従業員数、OEMを行う会社の情報などについて質問する人もいる。また、イギリスやドイツなどのEU圏への発送の可否について質問するコメントが多く見られる。 カリフォルニア現地時間の昨日には、キックスターターのアップデート欄に「プリズム」のマニュアルとチュートリアル動画がアップロードされた。 「プリズム」のキックスターターでの販売価格は、アーリーアダプター価格が249ドル、キックスターター正式価格が299ドルとなっている。アーリーアダプター価格が適用される3Dプリンターは、限定400個となっている。
掲載日:2019年5月30日:オフィス・デポが3Doodlerと共同で子供向け3Dプリンティング教育キットを販売
アメリカのオフィス用品販売チェーンのオフィス・デポが、3Dプリンティングペンメーカーの3Doodlerと共同で、子供向け3Dプリンティング教育キットを販売する。「塾」と名付けられたキットには、3Doodlerの小型3Dプリンティングペンとアクティビティ教本、PLAフィラメント2パックが含まれているという。 オフィス・デポのニコール・ロード・シニアディレクターは、「3Doodlerはハンドヘルド3Dプリンティングペンという、誰もが簡単にニューテクノロジーへアクセスすることを可能にする製品の市場を開拓してきました。今回の提携により、オフィス・デポのお客様に3Dプリンティングペンというマジックをご紹介し、その限りない可能性を体験していただくことが可能になりました」とコメントしている。 「塾」は12歳以上の児童が対象で、価格は59.99ドル(約6,600円)。全米のオフィス・デポとオフィスマックスの店舗で販売される。また、オフィス・デポのオンラインストアでも販売される。 オフィス・デポは世界60カ国以上で展開している世界最大のオフィス用品販売チェーン。アメリカ国内で1,100店舗以上、国外で400店舗以上を展開している 3Doodlerは2012年設立。2013年に3Dプリンティングペン3Doodlerをキックスターターで販売したところ注文が殺到し、2百万ドル(約2億3千万円)以上を集める人気プロジェクトとなった。
掲載日:2019年5月29日:ジャビルがルノーF1チームに3Dプリントパーツを供給
アメリカの製造サービス企業のジャビルが、ルノーF1チームに3Dプリントパーツを供給するとして話題になっている。現在開催中のRAPID2019で同社が明らかにした。 発表によると、ジャビルは同社のグローバルネットワークで保有する3Dプリンターを使い、ルノーF1チームのレーシングカーの消耗部品などを製造・供給するという。ジャビルは、世界26カ国の100施設で200台の工業用3Dプリンターを保有している。 ジャビルのデジタルマニュファクチャリング担当副社長のジョン・ダルチノス氏は、「アディティブ・マニュファクチャリング技術でパフォーマンスを向上させるというルノーF1チームの戦略に加わることに興奮しています。我々のグローバルサプライチェーンとスケールプロセスは、レーシングカーに搭載する各種の部品を記録的な速さで提供することを可能にするでしょう」とコメントしている。 レーシングカーのパーツづくりに3Dプリンターを活用する機運は他でも高まっている。 F1チームだけでもマクラーレンがストラタシス3Dプリンターを導入している他、ウィリアムズもEOSの3Dプリンターを導入している。 ジャビルは1966年設立、フロリダ州セントピーターズバーグに拠点を置く製造サービス企業。フロリダ州タンパベイ地区では最大規模の企業で、全世界28国に100か所の工場を所有し、従業員17万人を雇用している。
掲載日:2019年5月28日:プリンターボットが事業を再開か?
昨年7月に事業を停止したアメリカの老舗3Dプリンターメーカーのプリンターボットが、事業を再開する可能性があるとして話題になっている。プリンターボット創業者のブルック・ドラム氏が今月公開したYouTube動画の中で明らかにした。それによると、同氏は早ければ今年夏にも事業を再開する可能性があるとしている。 プリンターボットは2010年設立。3Dプリンター業界ではメーカーボット・インダストリーズと並ぶ老舗3Dプリンターメーカーの一社として知られていた。2011年に価格500ドルのオープンソース3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを立ち上げ、総額で83万ドル(約9,130万円)の資金を集めていた。 同社はその後、2016年に低価格小型メタルフレーム3Dプリンター「シンプルV2」をリリースするなど、低コスト3Dプリンターシリーズを相次いでリリースしていた。 また、業界関係者の多くは同社の低価格戦略に否定的で、同社の収益性に問題があるとしていた。 一方で、アメリカの3Dプリンターユーザーの多くはオープンソースのプリンターボットの製品に好意的な評価をしており、プリンターボットの事業再開を歓迎すると見られている。
掲載日:2019年5月27日:Arduinoが小型マイクロコントローラー四機種をリリース
イタリアのオープンソースの基板メーカーのArduinoが、小型マイクロコントローラー四機種をリリースした。現地時間の先週サンフランシスコで開催されたメーカーフェアー・ベイエリア2019で公開された。 リリースされたのはArduinoナノ・エブリー、Arduinoナノ33IoT、Arduinoナノ33BLE、ArduinoナノBLEセンスの四機種。いずれもArduinoのクラシックシリーズに準拠しており、クラシックシリーズよりも高速のプロセッサーを搭載している。 Arduinoナノ・エブリーは価格9ドル90セント(約1,089円)の最低価格モデルで、一般的な「エブリデイ・プロジェクト」に適しているとしている。Arduinoナノ33IoTはインターネット対応モデルで、各種のIoTデバイスの開発に適しているとしている。また、Arduinoナノ33BLEはBluetooth対応モデル、ArduinoナノBLEセンスはBluetooth対応のオンボードセンサー搭載モデルとなっている。 Arduinoは、いずれのモデルも今年6月から出荷を開始するとしている。 Arduinoは、2005年に5人のイタリア人エンジニアが共同で立ち上げたプロジェクト。オープンソースの電子基板を開発し、提供したところ瞬く間に世界中に普及した。Arduinoの基盤は、公式分だけで2013年時点で70万台販売された。 Arduinoの基盤は、世界中の3Dプリンターメーカーにも広く採用されている。
掲載日:2019年5月26日:ビーム3Dが価格249ドルの樹脂3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを開始
カリフォルニア州カラバサスに拠点を置く3Dプリンターメーカーのビーム3Dが、価格249ドル(約27,390円)の樹脂3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを開始した。キャンペーン終了まで27日を残した現時点で、308人のバッカーから77,306ドル(約847万円)の資金を集めている。 ビーム3Dが開発した3Dプリンター「プリズム」は、造形サイズ120mm x 70mm x 150mmの小型3Dプリンター。MalanS1003Dプリンターをベースに開発され、各種の改良が施されているという。 スライサーはSlic3rやオートデスクのプリント・スタジオなどの標準スライサーに準拠している。また、オートレベリング、Wi-Fi通信機能、デュアル・リニアレール構造により、初心者でも使いやすい構造になっている。 キックスターターでの販売価格は、アーリーアダプター価格が249ドル、キックスターター正式価格が299ドルとなっている。アーリーアダプター価格は限定400個で、残り349個となっている。 ビーム3Dでは、「プリズム」の出荷を今年7月から開始するとしている。なお、発送はアメリカ合衆国内限定となっている。
掲載日:2019年5月25日:GEがゼネラル・ダイナミクスと共同で戦車用部品を3Dプリンターで製造
GE傘下のGEアディティブ・プリントサービスが、ゼネラル・ダイナミクス傘下のゼネラル・ダイナミクス・ランドシステムと共同で、戦車用部品を3Dプリンターで製造したとして話題になっている。戦車用部品が3Dプリンターで製造されるのは世界初のケースと見られる。 製造されたのは18のスチールコンポーネント部品で、GEアディティブのEBMQ203Dプリンターで製造された。部品を3Dプリンターでオンデマンド製造することで、在庫を備蓄する必要がなくなり、製造コストも圧縮できると期待されている。 ゼネラル・ダイナミクスのプロセス・テクノロジー開発部のジェイソン・ディターズ氏は、「ゼネラル・ダイナミクスは、我が社の製品を強化するための革新的な技術を常に求めています。そして、アディティブ・マニュファクチャリング技術は、それを真に約束してくれるものです。GEアディティブのような業界のリーダーとチームを組み、アディティブ・マニュファクチャリング技術の更なるアプリケーションの開発を行ってゆきます」とコメントしている。 ゼネラル・ダイナミクスは1899年設立のアメリカを代表する重機器メーカー。宇宙防衛産業、造船業、情報通信産業を主力とし、年間売上210億ドルを計上している。軍事車両製造部門では、ゼネラル・ダイナミクス・ランドシステムがM1エイブラムス戦車や、ストライカー装甲車などを製造している。
掲載日:2019年5月24日:ハイネケンが自社ビール工場の消耗部品製造に3Dプリンターを活用
オランダの大手ビールメーカーのハイネケンが、自社ビール工場の消耗部品製造に3Dプリンターを活用しているとして話題になっている。 ハイネケンが利用しているのは、同じくオランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが開発したS53Dプリンター。 ハイネケンのセヴィリア工場では年間4億リットルのビールを製造しているが、安全ギアなどの部品の定期的な交換が必要となる。以前は外部のベンダーに依頼して製造していた消耗部品を3Dプリンターで製造することで、製造コストを80%削減できたという。また、部品の欠品により生じる生産ダウンタイムを回避できているとしている。 ハイネケンでは当初ウルチメーカーのウルチメーカー2+を利用していたが、現在はより大型の造形サイズを持つウルチメーカーS53Dプリンターに乗り換えている。 ハイネケンは1863年設立の、アンハイザー・ブッシュ・インベブ、SABミラーに次ぐ世界第3位のシェアを持つ世界的ビールメーカー。世界100カ国にビール工場を持ち、日本でもキリンビールとの合弁会社を通じて製品を販売している。 ウルチメーカーは2011年設立のオランダの3Dプリンターメーカー。レップラッププロジェクトで誕生したレップラップ・ダーウィン3Dプリンターをベースに開発され、その高性能から世界中の3Dプリンターユーザーの支持を集めている。
掲載日:2019年5月23日:スマイル・ダイレクトクラブがHPの3Dプリンターで年2000万個の歯科矯正アライナーを製造へ
アメリカのアライナーメーカーのスマイル・ダイレクトクラブが、HPの3Dプリンターで年2000万個の歯科矯正アライナーを製造するとして話題になっている。スマイル・ダイレクトクラブによると、同社は49台のHPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターを使い、24時間体制でアライナーを製造するとしている。 スマイル・ダイレクトクラブの共同創業者のアレックス・フェンケル氏は、「スマイル・ダイレクトクラブは伝統的な歯科矯正の世界をデジタルに改革します。歯科矯正をよりパーソナルで、よりお求めやすく、より便利にし、多くの人々が魅力的なスマイルを手にできるようにします。HPの画期的な3Dプリンティング技術がそれを可能にし、多くの経済的なメリットも享受させてくれます」とコメントしている。 アメリカ人の80パーセントが何らかの歯科矯正が必要とされる一方で、全体の1パーセントしか実際に歯科矯正を受けていないとされる。また、アメリカの全治自体の60パーセントにおいて歯科矯正用医療機関が存在せず、歯科矯正アライナーの潜在需要が大きいとされる。 スマイル・ダイレクトクラブは2014年にアレックス・フェンケルとジョーダン・カッツマンの二人が設立したスタートアップ企業。全米の歯科医をネットワークし、オンデマンドで歯科矯正アライナーを製造する事業を展開している。
掲載日:2019年5月22日:アストロプリントが100万ドルの資金調達に成功
カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く3Dプリンター管理ソフト開発のアストロプリントが、100万ドル(約1億1千万円)の資金調達に成功した。これにより、同社が調達した資金の総額は210万ドル(約2億3100万円)となった。 出資したのはベンチャーキャピタルのスタンリー・ベンチャーズとアルマ・ムンディ・ベンチャーズ。株価のバリュエーションなどの出資条件は明らかにされていない。 アストロプリントへの出資について、スタンリー・ベンチャーズのディナ・ルーシアー取締役は、「スタンリー・ベンチャーズはアストロプリントの成長軌道と共にできることを誇りに思っています。彼らのエンタープライズ・クラウドソルーションはアディティブ・マニュファクチャリングの世界におけるゲームチェンジャーになるでしょう。我々は、アディティブ・マニュファクチャリングにおけるベスト・アンド・ブライテストに投資をしました。モノづくりを根本から再構築してくれると期待しています」とコメントしている。 アストロプリントは2014年にドルュー・テイラーら三人の起業家が共同で設立した。立上げ当初はキックスターターで資金を調達したことで話題になった。同社はクラウドベースとデスクトップベースのの3Dプリンター管理ソフトを開発している。
掲載日:2019年5月21日:ビッグレップが新型大型3DプリンターSTUDIOG2シリーズをリリース
ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、新型大型3DプリンターSTUDIOG2シリーズをリリースした。現在デトロイトで開催中のRAPID+TCTで展示している。 前機種のSTUDIOシリーズのアップグレード版となるSTUDIOG2シリーズは、造形サイズ500 x 1000 x 500 mmを持つ大型3Dプリンター。一般的なポリマー系素材に加え、各種のエンジニアリングプラスチックなどの素材が利用できる。 STUDIOG2シリーズのリリースについて、ビッグレップのフランク・マランゲルCEOは、「北米でもっとも影響力のあるアディティブ・マニュファクチャリング関連イベントでSTUDIOG2シリーズを公開できることに興奮しています。STUDIOシリーズの既存ユーザーに加え、新規のユーザーもSTUDIOG2の新機能のベネフィットを得ていただけると思います」とコメントしている。 ビッグレップはドイツのベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。これまでに造形サイズ1立法メートルの大型3Dプリンター「ビッグレップ・ワン」シリーズをリリースし、主にヨーロッパとアメリカの産業ユーザーを中心に事業を拡大してきている。
掲載日:2019年5月20日:HPが最新3Dプリンター「HPジェットフュージョン5200シリーズ」をリリース
HPが最新3Dプリンター「HPジェットフュージョン5200シリーズ」をリリースした。HPジェットフュージョン5200シリーズのリリースとともに、HPは新型素材のフレキシブルTPUもリリースした。 HPジェットフュージョン5200シリーズのリリースについて、HPの副社長兼ジェネラルマネージャーのラモン・パスター氏は、「HPジェットフュージョン5200シリーズは、製造予測可能性、革新的な経済性、いくつもの新たなアプリケーションにより、メーカーの製造機会を解き放ちデジタル化を促進します」とコメントしている。 HPジェットフュージョン5200シリーズは、大量生産に特化したシリーズとされている。HPによると、HPジェットフュージョン5200シリーズは短時間での千単位のパーツ製造が可能で、従来の射出成型法によるモノづくりをリプレイスするものとされる。 HPジェットフュージョン5200シリーズは、これまでにHPの早期アクセスパートナーによる検証がされている。早期アクセスパートナーには大手自動車メーカーのジャガー・ランドローバー、カナダのヘルメットメーカーのクポル、大手3Dプリンタティング・サービスビューローのスカルプティオ、ベルギーの3Dプリンタティング企業のマテリアライズが含まれている。 HPジェットフュージョン5200シリーズは、「52000」「5210」「5210プロ」の三モデルで提供される。
掲載日:2019年5月19日:ナイキがシューフィットアプリ「ナイキ・フィット」をリリース
ナイキがシューフィットアプリ「ナイキ・フィット」をリリースする。「ナイキ・フィット」はスマホアプリで、ユーザーに最適なシューサイズをレコメンドするもの。 ナイキによると、消費者の60%が間違ったサイズの靴を履いていて、 50万人のアメリカ人が最低年に一度間違ったサイズの靴を購入しているという。 「ナイキ・フィット」は、ナイキが買収したイスラエルのスタートアップ企業のインバーテックスが開発した。インバーテックスは、Eコマース向けスキャニング・イメージング技術を開発している。 「ナイキ・フィット」の使い方は簡単で、スマホにインストールして起動させ、画面の指示に従って自分の足をスキャンする。スキャンは12のデータポイントで行い、スキャンしたデータはインバーテックのデータセンターへ送られる。送られたデータをAIが類似データなどと参照し、ユーザーに最適なサイズをレコメンドする。サイズは最大2ミリメートルの誤差内でレコメンドされるという。 サイズを測定した靴はそのまま購入可能。オンラインで決済すると後日指定先へ配達される。 「ナイキ・フィット」は、北米市場では7月から、欧米市場では8月からダウンロード可能になる予定。なお、日本でのリリース時期については不明。
掲載日:2019年5月18日:ボンバルディア・トランスポーテーションがストラタシスの3Dプリンターで鉄道車両用部品を製造へ
カナダの鉄道車両メーカーのボンバルディア・トランスポーテーションが、ストラタシスの3Dプリンターで鉄道車両用部品を製造する。ストラタシスの発表によると、ボンバルディア・トランスポーテーションはストラタシスのF9003Dプリンターを使い、同社がドイツ、オーストリア、スイスで運行する鉄道車両の消耗部品などを製造するという。 ボンバルディア・トランスポーテーションのアンドレ・ビアロセック氏は、「ストラタシスのF9003Dプリンターは大型のスペア部品や各種のカスタマイズ部品の製造が可能で、我々のサービスの提供範囲を大きく広げてくれます。しかも、すべてインハウスで、オンデマンドで製造できます」とコメントしている。 3Dプリンターは、ドイツ・ヘニングスドルフにあるボンバルディア・トランスポーテーションの整備基地内に設置される。素材はストラタシスが開発したULTEM9085樹脂が使われる予定。 ボンバルディア・トランスポーテーションは、カナダのボンバルディアグループの鉄道製造部門。ドイツのベルリンに本社を置き、機関車、地下鉄車両、高速鉄道、トラムなどの鉄道車両を製造し、北米市場やヨーロッパ市場を中心に販売している。直近の従業員数は3万5千人。
掲載日:2019年5月17日:アメリカのフィラメントメーカーがPEEK用高温3Dプリンターをリリース
アメリカのフィラメントメーカーの3DXテックが、PEEK用高温3Dプリンターをリリースする。 3DXテックの3Dプリンター「ギアボックスHT2」は、エンジニアリングプラスチック専用3Dプリンターで、PEEKやPEKKに加え、カーボンファイバーフィラメントやナイロンフィラメント、カーボンファイバーナイロンフィラメントなどが利用できる。 ギアボックスHT2はデュアルエクストルーダータイプで、造形サイズは最大457 x 457 x 813mm エクストルーダーは最大475℃まで加熱できる。またヒートチェンバーは120℃、ヒートベッドは200℃まで、それぞれ加熱できる。 また、ナイロンなどのフィラメントスプールを収納するフィラメントベイには4㎏のフィラメントスプールを最大四つ収納出来、比較的大型の造形が可能としている。 3DXテックでは、ギアボックスの出荷を今年9月から開始するとしている。なお、現時点では価格などの情報は明らかにされていない。 3DXテックは2014年設立の、米ミシガン州に拠点を置くフィラメントメーカー。これまでにPETG、PEKK、PEEK、耐熱ABS、カーボンファイバーナイロン、ASA、水溶性サポートフィラメント、TPEフレキシブルフィラメントなどの高機能フィラメントを開発、主にアメリカとヨーロッパ市場を中心に提供してきている。
掲載日:2019年5月16日:アメリカの鉄道車両・部品メーカーがGEのハイエンド3Dプリンターへ投資
アメリカの鉄道車両・部品メーカーのワブテックが、GEのハイエンド3Dプリンターへ投資したとして話題になっている。 ワブテックが投資したのはGEアディティブが開発した「H2バインダージェット・テクノロジー」シリーズ。従来の製造方法から随時切り替え、2025年までに250点程度の部品製造に活用したいとしている。 ワブテックのプラットフォーム・アプライドイノベーション担当グローバルディレクターのフィリップ・モスレナー氏は、「アディティブ・マニュファクチャリングは我が社にとっての主要技術の柱であり、業界にイノベーションを起こすための中核的技術です。このマシンは、部品のデザインと生産を助け、エンジンや気動車などの製造コストを下げてくれるでしょう」とコメントしている。 ワブテックはペンシルベニア州ウィルマーディングに拠点を置く鉄道車両・部品メーカー。1999年にウェスティングハウス・エア・ブレーキとモーティブパワー・インダストリーズが合併して誕生した。同社は鉄道車両用空気ブレーキ、連結器、空気圧縮機、冷暖房システム、鉄道用電気機器などを製造している。同社の直近の売上は10億6000万ドル(約1166億円)となっている。
掲載日:2019年5月15日:フィラデルフィアのハッカースペースが好調
フィラデルフィアを拠点に米中部大西洋地区で三店舗を運営するハッカースペース「ネクストファブ」が好調だ。開店から間もなく10周年を迎える今日時点で、1,250人の会員が連日モノづくりに励んでいる。 店内にはジュエリー製造用3Dプリンターを含む多くの3Dプリンターのほか、3Dスキャナー、レーザーカッター・エングレーバー、ウッドカッター、溶接機などの各種の工作機械が設置されている。 ネクストファブが10周年を迎えることについて、ネクストファブの創業者のエヴァン・マローン氏は、「2009年に最初の店舗をユニバーサルシティのサイエンスセンターにオープンした時はリーマンショックが発生し、製造業の多くの仕事が失われていた時でした。私は、そうした人たちを元気づけ、新しいモノやビジネスを作り出すことで活路を見出してもらいたかったのです。この十年間で、私が仲間たちと共に行ってきたことを誇りに思っています」とコメントしている。 アメリカではメーカームーブメントのトレンドを受け、2010年頃からハッカースペースの開店が全米で相次いだ。一方、2016年頃からムーブメントが下火になり、2017年には当時の大手ハッカースペースの「テックショップ」が経営破綻するなどしていた。
掲載日:2019年5月14日:ジオメトリーが5500万ドルの資金調達に成功
米メリーランドに拠点を置くマニュファクチャリング・サービスビューローのジオメトリー(Xometry)が、5500万ドル(約60億5千万円)の資金調達に成功した。これにより、同社が調達した資金の総額は1億1300万ドル(約124億3千万円)となった。 出資したのはデル・テクノロジー・キャピタル、BMWiベンチャーズ、ファウンドリーグループ、GEベンチャーズ、ハイランド・キャピタルパートナーズ、メリーランド・ベンチャーファンド、アルマズ・キャピタルなどのベンチャーキャピタル。株価やバリュエーションなどの情報は開示されていない。 ジオメトリーのCEOで共同創業者のランディ・アルシューラー氏は、「ジオメトリーの広大なネットワーク、膨大なデータセット、そしてAIは、エンジニアやデザイナーにブレイクスルーを生じさせ、また我々のカスタムマニュファクチャリングのソルーションは、彼らのビジネスをより効率的に運営させることを可能にします。我々は調達した資金を、会社の成長プログラム、研究開発、国際展開に投じてゆきます」とコメントしている。 ジオメトリーは2013年設立。全米各地の3000の工場とパートナーシップを組み、メーカーなどの製造業のユーザーにオンデマンドマニュファクチャリングのソルーションを提供している。同社のユーザーにはBMW、デル、GE、NASAなどが含まれている。
掲載日:2019年5月13日:スナップメーカーのキックスターターキャンペーンの資金調達額が400万ドルを突破
上海に拠点を置く中国の3Dプリンターメーカーのスナップメーカーのキックスターターキャンペーンの資金調達額が400万ドル(約4億4千万円)を突破した。キャンペーン終了まで24日を残した現時点で、3,908人のバッカーから4,084,447ドル(約4億4906万円)の資金を集めている。 仮にこのペースでの資金調達が維持された場合、スナップメーカーのキックスターターキャンペーンは、キックスターターの3Dプリンター関連キャンペーンで史上最大クラスの資金調達を成功させることになる。 バッカーのうち、1,490人がアメリカのバッカーで、ドイツ360人、カナダ216人、イギリス175人、オーストラリア144人、スイス136人、オランダ113人と続いいている。日本のバッカーの存在は現時点では確認できていない。 スナップメーカーは3つのサイズで提供され、キックスターターでの販売価格は、小さい順でA150が1,199ドル(約131,890円)、A250が1,499ドル(約164,890円)、A350が1,079ドル(約118,690円)となっている。いずれも一年間の製品保証がついている。 キックスターターのコメント欄には819件のコメントが寄せられ、スナップメーカーのスペックや出荷時期、発送方法などについての質問が数多く投稿されている。
掲載日:2019年5月12日:ゾートラックスが新型3Dプリンター「ゾートラックスM300デュアル」をリリース
ポーランドの3Dプリンターメーカーのゾートラックスが、新型3Dプリンター「ゾートラックスM300デュアル」をリリースする。前機種のゾートラックスM300プラスの後継機種となるもので、今年後半以降での出荷が予定されている。価格は3,990ユーロ(約498,750円)。 ゾートラックスM300デュアルのリリースについて、ゾートラックスのラファル・トマシアクCEOは、「M300デュアルのデュアルエクストルージョンシステムと大型のワークスペースは、工業レベルの精密で複雑なプリンティングを可能にします」 「我々のゴールは、工業3Dプリンティングが産み出す可能性を、より小型でユーザーフレンドリーなデバイスで実現することです。M300デュアルは、その方向へ向けての我々の次のステップです。ゾートラックスのプリンターをお使いのすべてのユーザーのための包括的なシステムを創造できたと思います」とコメントしている。 M300デュアルの造形サイズは265 x 265 x 300 mmで、エンジニアリングプラスチックなどのサードパーティー製のフィラメントが利用可能 。 ゾートラックスは3Dプリンター「M300シリーズ」を、主にヨーロッパとアメリカ市場で販売している。
掲載日:2019年5月11日:ブルーオリジンが月着陸船のモデルを公表
Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏が立上げ、会長を務めるアメリカのロケット開発ベンチャー企業のブルーオリジン(Blue Origin)が、ワシントンで開催されたイベントで月着陸船の実物大モデルを公表した。 「ブルームーン」と名付けられた無人着陸船は最大四機の小型探査ローバーの搭載が可能で、月面での展開や衛星発射が可能だとした。 ペンス米副大統領は米航空宇宙局に対し、月軌道に宇宙ステーションを設置し、2024年までにアメリカ人宇宙飛行士を月に着陸させるよう求めている。 ベゾス氏はその計画に対し、「我々は三年前から着手していて、その起源の達成に貢献できる。再び月に行き、滞在する」とコメントした。 ブルーオリジンは大型ロケットエンジンの「BE-4」を3Dプリンターで製造し、自社ロケットに搭載するとともにユナイテッド・ローンチ・アライアンスやボーイングなどの外部の企業に提供していることで知られる。ブルーオリジンはまた、宇宙船カプセルによる宇宙旅行も計画しており、2019年にも宇宙旅行のチケットを販売するとしている。 ブルーオリジンは2000年9月に、ジェフ・ベゾス氏が「誰でも宇宙へ行くことを手伝う」ことを目的に設立した。
掲載日:2019年5月10日:アレフ・オブジェクツがオランダにヨーロッパ・ヘッドクォーターを開設
コロラド州に拠点を置くアメリカの3Dプリンターメーカーのアレフ・オブジェクツが、オランダのロッテルダムにヨーロッパ・ヘッドクォーターを開設した。ヘッドクォーターでは3Dプリンターの販売に加え、カスタマーサポート、コンサルテーション、製品デモンストレーションなどが行われる。 ヨーロッパ・ヘッドクォーターの開設についてアレフ・オブジェクツのCEO兼社長のグラント・フラハーティー氏は、「今年のヨーロッパ市場の売上は三桁の伸び率で増加する見込みです。我が社全体の売上の30%程度になるでしょう。売上の増加には最近リリースした二つの新型3Dプリンターの売上が貢献しています」とコメントしている。 アレフ・オブジェクツは最近「Lulzbot TAZ Pro 3Dプリンター」と「Lulzbot TAZ Workhorse 3Dプリンター」の新機種二機種を市場に投入している。 アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、近年業績を伸ばしている。同社は昨年アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。
掲載日:2019年5月9日:スナップメーカーのキックスターターキャンペーンが300万ドル以上の資金を調達
上海に拠点を置く中国の3Dプリンターメーカーのスナップメーカーが、新製品のキックスターターキャンペーンで300万ドル(約3億3千万円)以上の資金を調達し、話題になっている。 3Dプリンター、レーザーエングレーバー、CNCカーバーの機能を持つオールインワン型の「スナップメーカー2.0」のキックスターターキャンペーンは、キャンペーン終了まで28日を残した現時点で、3,272人のバッカーから3,414,441ドル(約3億7,540万円)の資金を集める大ヒットキャンペーンとなっている。なお、キャンペーンの調達目標金額は10万ドル(約1,100万円)で、すでに30倍以上を集めている。 スナップメーカー2.0は3つのサイズで提供され、キックスターターでの販売価格は、小さい順でA150が1,199ドル(約131,890円)、A250が1,499ドル(約164,890円)、A350が1,079ドル(約118,690円)となっている。いずれも一年間の製品保証がついている。 スナップメーカーは、2017年にもオールインワン型の3Dプリンター「スナップメーカー」をキックスターターで販売している。 スナップメーカーでは、スナップメーカー2.0の出荷を今年11月から開始するとしている。
掲載日:2019年5月8日:IVIのキックスターターキャンペーンの資金調達額が100万ドルを突破
Tiko似のオールインワン型3Dプリンター「IVI]のキックスターターキャンペーンの資金調達額が100万ドル(約1億1千万円)を突破した。キャンペーン終了まで9日を残した現時点で、1,978人のバッカーから1,068,863ドル(約1億1,757万円)を集め、100万ドルを突破する大ヒットキャンペーンとなっている。 IVIのキャンペーンページでは、引き続きバッカーによる熱心な議論が展開されている。キックスターターのFAQでは、「IVIは新たなTikoではないのか、プロジェクトが無事に完了することをどうやって保証するのか」といった質問も投げかけられている。 問いに対してIVIの担当者は、「他のキャンペーンもそうであるように、我々は成功を100%保証することはできません。しかし、ご入金いただいたお金の記録を残すこと、製造方法を慎重に選択すること、すべてのプログラムの採算性とリスク評価を行うこと、最低週に一度プロジェクトの進捗状況を報告すること、すべての支出の情報を公開すること、をお約束します」と回答している。 Tikoは300万ドル(約3億3千万円)の資金を集めて破綻した、キックスターター史上最悪レベルの3Dプリンター詐欺事件とされる。3Dプリンターユーザーの中には、IVIとTikoの類似性を指摘する人が少なくない。
掲載日:2019年5月7日:アレフ・オブジェクツが新型3Dプリンター「LulzBot Mini 2」をリリース
コロラド州に拠点を置くアメリカの3Dプリンターメーカーのアレフ・オブジェクツが、新型3Dプリンター「LulzBot TAZ ワークフォース」をリリースした。前機種のLulzbot TAZ6 3Dプリンターに改良を加えたもので、より高精度の3Dプリンティングが可能になったとしている。 「LulzBot TAZ ワークフォース」のリリースについて、アレフ・オブジェクツのスティーブン・アバディCTOは、「我々のTAZ3Dプリンターのユーザーは、3Dプリンティングの現場でも最も要求基準が厳しい環境で3Dプリンターを使っておられます。このTAZワークフォースは、これまでにいただいた多くのフィードバックを反映し、フレームの強化、電気回路の改善などの改良を加え、より高い3Dプリント品質を確保しています」とコメントしている。 「LulzBot TAZ ワークフォース」はTAZ6 3Dプリンターより14%大きな造形サイズ(280 mm x 280 mm x 285 mm)を持ち、ヘッドの溶融温度が最大360℃で、エンジニアリングプラスチックなどの各種の素材に対応できる。なお、「LulzBot TAZ ワークフォース」の価格は2,950ドル(約324,500円) アレフ・オブジェクトはコロラド州らブランドに拠点を置く2011年設立のスタートアップ企業。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、主に自動車、消費財メーカー、航空宇宙、防衛産業、医療、教育などのセクターを中心にユーザーを増やしている。
掲載日:2019年5月6日:マークフォージドが難燃材3Dプリンター用素材「Onyx FR」を開発
アメリカの3Dプリンターメーカーのマークフォージドが、難燃材3Dプリンター用素材「Onyx FR」を開発した。難燃材3Dプリンター用素材が開発されたのは史上初と見られる。 Onyx FRはカーボンファイバーを配合したナイロン製の素材。高い防火・耐熱性能が求められる航空宇宙、防衛産業、自動車産業などでの利用を想定しているという。なおOnyx FRは自己消炎性素材であり、一般的なABSの1.4倍の強度を持っているという。 マークフォージドの製品開発担当副社長のジョン・レイリー氏は、「Onyx FRは高い防火安全基準を満たすことから、自動車、航空宇宙、防衛産業におけるさまざま活用の可能性を提供します。Onyx FRで作られたパーツは、航空機の製造に使われるグレードのアルミニウムと同等の強さを持つ一方、重量は半分です」とコメントしている。 マークフォージドは、独自開発したアトミック・ディフュージョン・アディティブ・マニュファクチャリング技術をベースにしたメタル3Dプリンター「メタルX」を製造している。メタルXは、これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などに採用されている。同社にはIT業界大手マイクロソフトが投資している事でも知られている。 マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。
掲載日:2019年5月5日:ディール・アビエーションが世界最大の航空機用内装部品を3Dプリンターで製造
航空機用内装機器・部品製造大手のディール・アビエーションが、世界最大の航空機用内装部品を3Dプリンターで製造した。カーテン・コンフォート・ヘッダーと呼ばれるカーテンレールで、大きさは1,140 x 720 x 240mm。カタール航空が導入するエアバスの最新シリーズ「エアバスA350XWB」内に導入される。 ディール・アビエーションは12か月前にプロジェクトを立上げ、FDM方式の3Dプリンターで製造、EASA認証を取得した。 従来の製造方法では、カーテン・コンフォート・ヘッダーは12の部品で構成されていて、それらを材料ごとに指定された方法で組み合わせる必要があった。3Dプリンターで製造することで部品点数を減らし、部品同士を接着剤でつないで組み合わせることが可能になったという。 ディール・アビエーションでは、エアバスA350XWB用カーテン・コンフォート・ヘッダーは、今後すべて3Dプリンターで製造するとしている。 ディール・アビエーションは1957年設立、ドイツ・ハンブルグに拠点を置く航空機用内装機器・キャビン用機器製造メーカー。同社の製品はエアバス、ボーイング、ボンバルディア、エンブラエルなどの航空機メーカーに採用されている。
掲載日:2019年5月4日:ストラタシスが2019年度第一四半期決算を発表
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2019年度第一四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上は1億5530億ドル(約170億830億円)で、前年同期から1%増加した。GAAPベースの営業収支は330万ドル(約3億6300万円)の赤字で、前年同期よりも赤字額は減少した。また、GAAPベースの経常収支は230万ドル(約2億5300億円)の赤字だった。非GAAPベースの営業収支は680万ドル(約7億4800万円)の黒字だった。 同期間中に獲得したオペレーションキャッシュフローは460万ドル(約5億600万円)で、期末時点での同社が保有する現金または現金相当資産の合計は3億6780万ドル(約404億5800万円)となった。 売上の内訳は、3Dプリンター製品売上が1億510万ドル(約115億6100万円)で、サービス関連売上が5020億円(約55億2200万円)だった。 決算の発表を受け、ストラタシスのエラン・ジャグロムCEOは、「第一四半期にトップラインの結果を出せたことを嬉しく思います。特に北米市場における強いパフォーマンスを示せたことが大きいです。また、非GAAPベースでは利益を確保できました。今後もコスト管理を徹底し、株主価値を創造してゆきたいと思います」とコメントしている。 なお、ストラタシスのライバル企業のスリーディーシステムズも、アメリカ現地時間の5月7日に2019年度第一四半期決算の発表を予定している。
掲載日:2019年5月3日:オランダのデザインスタジオが海洋投棄された漁網から3Dプリント・アクセサリーを製造
オランダのデザインスタジオが、海洋投棄された漁網から3Dプリント・アクセサリーを製造して話題になっている。 オランダのロッテルダムに拠点を置くデザインスタジオのニュー・ロウは、漁師やダイバーと協働で海洋投棄された漁網を回収し、3Dプリンター用フィラメントにリサイクルしている。フィラメントはウルチメーカーの3Dプリンターで3Dプリントされ、食器や花瓶などの各種のアクセサリーにリサイクルされている。 回収された漁網はプラスチックの種類や色ごとに選別され、ニュー・ロウの3Dプリンティングラボにてフィラメントに加工されている。 ニュー・ロウによると、漁網は海洋に投棄されるゴミの中で最も危険なもので、特に海底に残された漁網は魚類を捉える網となり、実際に多くの魚の命を奪っているという。ニュー・ロウは、漁網をアクセサリーにリサイクルすることで、漁網を含む海洋ゴミの危険性を世に訴えたいとしている。 ニュー・ロウは、今年一月にもギリシャで同様のプロジェクトを展開している。ギリシャでは、海洋投棄されたゴミを屋外家具にリサイクルし、各地に設置して話題を集めた。 ニュー・ロウでは、海洋投棄されたゴミをリサイクルする新たなプロジェクトを、今後数か月内に立ち上げるとしている。
掲載日:2019年5月2日:オーストラリアのサービスビューローが世界最大のチタン製ドローンを3Dプリンターで製造
オーストラリアのアディティブ・マニュファクチャリング・サービスビューローのティトミックが、世界最大のチタン製ドローンを3Dプリンターで製造したとして話題になっている。 ティトミックが製造したのは直径1.8メートルの大きさのUAV(Unmanned Aerial Vehicle )で、同社が開発したメタル3Dプリンター「TKF9000メタル3Dプリンター」で製造された。製造されたドローンはオーストラリア軍や警察へ納入される予定。 ティトミックのマネージングディレクターのジェフ・ラング氏は、「オーストラリアの資源、製造能力、そしてイノベーションを使って防衛関連の仕事ができることにエキサイトしています。特に、このイノベーションはオーストラリアの国益になり、防衛力を強化するという果実をもたらすと信じています」とコメントしている。 ドローンの製造に3Dプリンターが使われるケースは世界的に増えてきているが、チタン製ドローンを3Dプリンターで製造するのは今回が史上初と見られる。 ティトミックは2014年設立、オーストラリアのメルボルンに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリング・サービスビューロー。メタル3Dプリンターを使った3Dプリンティングサービスを中心に、ラピッドプロトタイプやメタルフィニッシュ・サービスなどを提供している。
掲載日:2019年5月1日:リラティビティがタイの小型通信衛星を打ち上げへ
ロサンゼルスに拠点を置くロケット開発ベンチャー企業のリラティビティ(旧社名リラティビティ・スペース)が、タイの宇宙企業ミュースペースの通信衛星を打ち上げる。リラティビティのロケット「テラン1」を使い、2020年末頃に打ち上げる。リラティビティにとっての初の打上げとなる。 リラティビティのティム・エリスCEOは、「何が革新的かというと、従来のロケット製造方法では18か月の時間を要していたのに対し、我々はわずか60日でロケットを製造することが可能だということです。リラティビティは競合企業のどこよりも速くロケットを製造できます。サプライチェーンからデザイン、あるいは製造工程そのものまで、3Dプリンティング技術が大きく変えています」とコメントしている。 リラティビティによると、同社のロケットは競合他社のロケットよりも100分の1の数の部品で組み立てられているとしている。また、テラン1の打ち上げコストは、わずか1000万ドル(約11億円)程度だとしている。 リラティビティ・スペース社は別のロケットベンチャー企業のブルーオリジンとスペースX出身のティム・エリス氏とジョーダン・ヌーン氏が2016年に共同で立ち上げた。同社に対してはベンチャーキャピタルなどがこれまでに4,500万ドル(約47億円)を出資している。
掲載日:2019年4月30日:ドイツのPERIグループがCOBODインターナショナルとディストリビューター契約を締結
ドイツの建設会社のPERIグループが、デンマークのCOBODインターナショナルとディストリビューター契約を締結した。これにより、PERIグループが事業を展開しているドイツ、スイス、オーストリアのユーザーへCOBODインターナショナルの建設3Dプリンターの販売とレンタルが可能になった。 ディストリビューター契約の締結について、COBODインターナショナルのヘンリック・ランド・ニールセンCEOは、「ドイツ、オーストリア、スイスにおけるエクスクルーシブ・ディストリビューターとしてPERIグループとパートナーシップが組めたことを誇りに思います。PERIはこのマーケットで大きな販売力を有し、ディストリビューター契約は既存の建設機器にしか触れていない多くの建設会社に、我々のテクノロジーへのアクセスを提供するでしょう」とコメントしている。 COBODインターナショナルは昨年設立されたスタートアップ企業で、建設3DプリンターのBODシリーズを製造している。BODシリーズは、建設サイズによってBOD1からBOD3まで提供されている。なお、BODシリーズはこれまでにデンマーク、ベルギー、UAEなどで実際の建設工事に使用されている。 PERIグループは1969年設立、ドイツのヴァイセンホルンに拠点を置く大手建設会社。直近の従業員数は8,700人、売上高は14.8億ユーロ(約1,850億円)となっている。なお、同社は2018年10月にCOBODインターナショナルに出資し、株主になっている
掲載日:2019年4月29日:アディダスがヨウジ・ヤマモト氏デザインの3Dプリントシューズを製造
アディダスが日本人デザイナーヨウジ・ヤマモト氏がデザインした3Dプリントシューズを製造し、話題になっている。 「Y3-ランナー4DII」はカーボンの3Dプリンターで製造され、ブラックとレッドの二つのカラーで提供される。価格は600ドル(約66,000円)で、5月2日からヨウジ・ヤマモトのオフィシャルオンラインストアで販売される。 アッパー素材にコットンキャンバスとバックスキンを使用し、インソールなどのパーツが3Dプリンターで製造されている。なお、アディダスは2017年からカーボンのデジタルライト・シンセシス(DLS)技術を使い、3Dプリントシューズを製造している。 「Y3-ランナー4DII」についてアディダスは自社のウェブサイトで、「ヨウジ・ヤマモト氏はデザインにおけるアバンギャルド精神で知られています。(「Y3-ランナー4DII」は)黒のシルエットがいくつもの素材の上に豪華に彩られたデザインになっています」とコメントしている。 ヨウジ・ヤマモト(山本耀司)は東京都出身のファッションデザイナー。1994年にフランス政府から技術文化勲章(シュバリエ)を、2005年に日本政府から日本ブランド創造貢献企業表彰、2006年にイギリス王室ソサエティ・オブ・アーツ賞などをそれぞれ受賞している。
掲載日:2019年4月28日:シェイプウェイズがEtsyとのインテグレーションサービスを開始
3Dプリンティングサービスビューロー・マーケットプレース大手のシェイプウェイズが、ハンドメイドクラフト通販大手のEtsyとのインテグレーションサービスを開始した。これにより、Etsyのショップオーナーは、自分のショップの注文を直接シェイプウェイズで処理することが可能になる。 EtsyのショップオーナーはシェイプウェイズのAPIプラグインをダウンロードし、設定するだけでインテグレーションを利用することがが可能になる。なお、Etsyからの注文をシェイプウェイズがトランザクション処理するごとに5%のトランザクションフィーが課金される。 Etsyでカスタマイズ指輪ショップを運営するオラ・シェクトマンさんは、「今回のインテグレーションサービス開始前は、Etsyで受けたシェイプウェイズ向けの注文の処理を、5-6分の時間をかけて手作業で行っていました。インテグレーションサービスのおかげで、まるで魔法のように瞬時で処理されるようになりました。今後は、より多くの時間を新しい指輪のアイデアとデザインに費やすことができます」とコメントしている。 シェイプウェイズは、同様のインテグレーションサービスをカナダのネット通販大手のShopifyにも提供している。
掲載日:2019年4月27日:オーストラリアのヘアドレッサーがシャンプーボトルの廃材から子供用義手を製造
オーストラリアのヘアドレッサーがシャンプーボトルの廃材から子供用義手を製造して話題になっている。 義手を製造したのはヘアドレッサーのバーニー・クレイブン氏。同氏は二年間にわたり、ヘアサロンで廃棄されるシャンプーボトル廃材のリサイクル方法について検討を重ねてきたという。 クレイブン氏は、「ヘアドレッサーとして40年以上仕事をしてきましたが、ヘアサロンでどれだけ資源が無駄にされているかを見てきました。そしてある時、自分自身がその責任の一端を負っていることに気づきました。今日、多くのものが通常のフィラメントを素材に3Dプリンターで作られています。一方で、誰もリサイクル素材を使っていません。そして、多くの人が義手や義足を必要としていますが、経済的な理由からその願いをかなえられていません」 とコメントしている。 クレイブン氏が3Dプリンターで製造した義手は、12歳のヘイリー・ライトちゃんと11歳のコナー・ウィヴィル君に贈られた。義手の製造には15から20のシャンプーボトル廃材が使われたという。 クレイブン氏は、オーストラリア・クイーンズランド州内の38のヘアサロンからシャンプーボトル廃材を集め、義手用の素材として活用している。
掲載日:2019年4月26日:エンポリオアルマーニが巨大3Dプリントビルボード広告を制作
イタリアのファッションブランドのエンポリオアルマーニが、巨大3Dプリントビルボード広告を制作して話題になっている。新作スニーカーの宣伝用ビルボード広告で、モデルの右足が立体的に浮かび上がり、スニーカーが広告から抜け出すようなデザインになっている。 巨大スニーカーの製造はイタリアのフォトスタジオのカラーゼニスが行った。カラーゼニスのアルド・ネリCEOはプレスリリースで、「エンポリオアルマーニの新たな広告表現を創造するのをお手伝いできたことを嬉しく思います。(ビルボード広告の)モデルに生命を吹き込み、情熱を生み出す原動力になります。広告の新たな手段であり、消費者の関心を大いに喚起するでしょう」とコメントしている。 巨大スニーカーの製造にはイスラエルのMassivit3Dプリンターが使われた。巨大スニーカーは3Dプリンターで出力後、ポリウレタンペンキで塗装が施された。重量は20キロに及んだという。 エンポリオアルマーニはイタリアの高級ファッションブランドのジョルジオ・アルマーニの若者むけセカンドラインブランド。高級感がある一方、リーズナブルな価格で若者の支持を集めている。なお、エンポリオアルマーニは日本でも各都市でショップを運営している。
掲載日:2019年4月25日:IVIのキックスターターキャンペーンが好調、資金調達額が70万ドルを突破
Tiko似のオールインワン型3Dプリンター「IVI]のキックスターターキャンペーンが好調だ。キャンペーン終了まで21日を残した現時点で、資金調達額が70万ドル(約7,700万円)を突破した。バッカーの数は1,354人となっている。 IVIは、デルタ方式のFDM3Dプリンター機能に加え、アタッチメントを交換することでレーザーエングレーバーやCNCカービングの機能も利用できる。キックスターターでの販売価格は369ドル(約40,590円)、レーザーエングレーバー、CNCカービング用アタッチメントがそれぞれ69ドル(約7,590円)。 IVIのキャンペーンページではバッカーによる熱心な議論が展開されている。コメントの多くはポジティブなもので、IVIの機能やストレッチゴールの内容を確認したり、出荷時期などを問い合わせる内容が多い。 一方で、3Dプリンターコミュニティの中では、IVIが過去に頓挫したデルタ型3DプリンターのTikoを彷彿とさせるという声が上がっている。Tikoは300万ドル(約3億3千万円)の資金を集めたものの、プロジェクトが破綻した。ある関係者は、IVIのプロジェクトとTikoのプロジェクトの類似性を指摘している。
掲載日:2019年4月24日:ワシントン州で3Dプリント銃の製造と所有を禁じる法律が施行
ワシントン州で3Dプリント銃の製造と所有を禁じる法律が施行される。ワシントン州議会が可決し、ジェイ・インスリー州知事が承認する見通し。 法案を上程した共和党員でシアトル市選出のジャヴィアー・ヴァルデズ議員は、「3Dプリンターは今日、より進化し、より消費者に身近なものになっています。(3Dプリント銃のように)金属探知機で探知できない銃は、公共の安全に計り知れない脅威を与えます。最悪の事態を迎える前に、政治家が対処しなければならない問題です」とコメントしている。 新法は3Dプリント銃の製造と所有を禁じるほか、3Dプリント銃の3Dモデルを銃保有不適格者に譲渡することも禁じている。 法律の施行についてボブ・ファーガソン司法長官は、「私は(銃を所有する権利を認める)アメリカ憲法第二条を支持しているが、危険人物がバックグラウンドチェックを通り過ぎ、金属探知機で探知できない3Dプリント銃を手にする危険性を無視できない。3Dプリント銃は、我々のコミュニティの安全に対する大いなるリスクだ」とコメントしている。 アメリカでは3Dプリント銃の製造と所有をめぐる議論が盛んになっている。ワシントン州をはじめ、他の州でも3Dプリント銃の製造と所有、または3Dプリント銃の3Dモデルの製造と所有を禁止する機運が高まっている。
掲載日:2019年4月23日:イタリアのファッションブランドが3Dプリント・ネクタイの販売を開始
イタリアのファッションブランドのVIPタイが、3Dプリント・ネクタイの販売を開始した。VIPタイは1927年に設立されたONUSのサブブランド。3Dプリント・ネクタイは現在、ONUSの90周年記念ファッションショーで展示されている。 VIPタイのフィオルディ・ペルナスカCEOによると、同社の3Dプリント・ネクタイは完全カスタマイズド生産されるのみならず、環境フレンドリーでサステイナブルなのが特徴だとしている。 ペルナスカCEOは、「私達にとってサステナビリティは非常に重要です。3Dプリント・ネクタイの製造に使われる素材の80%以上は100%エコロジカル・環境フレンドリーな素材を使っています。また、製法もサステナビリティを重視したものになっています」とコメントしている。 VIPタイによると、消費者の反応はおおむね良好だとしている。VIPタイは、3Dプリント・ネクタイを含むカスタマイズドされた製品が今後のファッション業界の成長のカギだとしている。同社は3Dプリント・ネクタイに続き、3Dプリンターによるストリートウェア製品の製造も検討しているという。 3Dプリント・ネクタイは通常の素材に加え、レザー、天然真珠、シルバー、ゴールド、チタン、カーボンファイバーなどの素材を組み合わせることも可能。価格は100ドル(約11,000円)からとなっている。
掲載日:2019年4月22日:3Dプリントドールメーカーのメイキーズの事業をディズニーが買収
3Dプリントドールメーカーのメイキーズの事業をディズニーが買収3Dプリントドールメーカーのメイキーズの事業をディズニーが買収した。買収価格などの詳細な条件は明らかにされていない。 メイキーズは2010年にアリス・テーラー氏が設立したスタートアップ企業。注文者の顔や姿に似せたカスタムドールを3Dプリンターで製造するというアイデアが受け、設立当初からマスメディアなどにも大きく注目されていた。事業立上げ後は拠点をイギリスからアメリカへ移していた。 ディズニーがメイキーズの事業を買収した事は、メイキーズの公式フェイスブックページが先週明らかにしていた。フェイスブックページの投稿でメイキーズは、「メイキーズのテクノロジーとプラットフォームは素晴らしいアメリカのメディアの巨人に移転しました。我々の夢は間もなく正式に実現します。メイキーズは少し未来へ行きすぎました。メイキーズは、未来という元々存在していた場所からいずれは戻ってくることになるでしょう。」とコメントしている。 ある関係者は、メイキーズの事業はディズニーのアクセラレータープログラムに買収されたと見ている。買収により、アリス・テーラー氏のリンクドインのプロフィールは「ザ・ウォルトディズニー・スタジオ・ディレクター」に変更されている。
掲載日:2019年4月21日:ウォーラーズ・アソシエイツがドイツでアディティブ・マニュファクチャリング講座を開催
アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング関連コンサルティング企業のウォーラーズ・アソシエイツが、ドイツのハンブルグでアディティブ・マニュファクチャリング講座を開催する。航空大手エアバスとZAL先端航空宇宙センターのサポートを受け、6月13日と14日の二日間開催される。講座はデザイナー、エンジニア、管理者を対象としたもので、アディティブ・マニュファクチャリング技術の実務論や戦略を学ぶ 講師はウォーラーズ・アソシエイツのコンサルタント、オラフ・ディーゲル氏が勤める。ディーゲル氏は、アディティブ・マニュファクチャリング・デザイン論の世界的な権威として知られている。 ウォーラーズ・アソシエイツは、同様の講座をこれまでにオーストラリア、ベルギー、カナダ、南アフリカ、アメリカで開催している。参加者の評価も高く、参加者から五点満点評価で平均4.7点を獲得している。 ウォーラーズ・アソシエイツは世界で最も権威あるアディティブ・マニュファクチャリング関連コンサルティング企業として知られている。同社はまた、年次でアディティブ・マニュファクチャリング業界レポート「ウォーラーズ・レポート」を発行している事でも知られている。
掲載日:2019年4月20日:スカルプティオがフランスの手作り眼鏡工房と共同でカスタム眼鏡フレームを製造へ
サービスビューロー大手のスカルプティオが、フランスの手作り眼鏡工房のネットルックスと共同でカスタム眼鏡フレームの製造を開始する。実際の眼鏡フレームを製造する前に「テストフレーム」を3Dプリンターで製造し、ユーザーにフィットすることを確認してから製造するとしている。 スカルプティオの共同創業者でCEOのクレメント・モロー氏は、「眼鏡をお使いの方の多くは、眼鏡が自分に上手くフィットしていないというお悩みを抱えています。3Dプリンティング技術を活用してテストフレームを製造し、実際のフレームを作る前に細かい調整などをしていただけるようになります。ジュエリー業界で、実際の指輪を製造する前にワックスを製造してユーザーに試してもらうのとまったく同じことです」とコメントしている。 ネットルックスはフランスのナンシーに拠点を置くスタートアップ企業。フランス、ベルギー、カナダにコンセプトストアを有し、ユーザーにフィットするカスタマイズド眼鏡フレームの製造を行っている。 眼鏡の製造に3Dプリンティング技術を活用する機運は世界的に高まっている。眼鏡フレームの製造に加え、メガネ用レンズを3Dプリンターで製造するケースも出始めている。香港に拠点を置くスタートアップ企業のアイDNAも、カスタマイズド眼鏡を製造するキオスクを開発し、サービスを開始している。
掲載日:2019年4月19:イギリスの研究機関がフード3Dプリンターの基礎研究を実施
イギリスの研究機関のキャンプデンBRIが、フード3Dプリンターの基礎研究を実施していることがわかった。 研究は複数の食品素材を基に行われ、フード3Dプリンターの能力や限界を明らかにすることを目的にしている。最終的にはキャンプデンBRIが独自のフード3Dプリンターを開発することも目指しているという。 キャンプデンBRIの研究員のゲール・デラメア氏は、「このプロジェクトは、フード3Dプリンターの課題と可能性を究明するのが目的です。3Dプリンティング技術を検証し、実務的な試験を行い、形、味、色、栄養などの面において新しい3Dプリンターを開発する予定です」とコメントしている。 プロジェクトでは、3Dプリントされた食品の保存期間、細菌汚染の可能性、適切なプリント温度、適切なプリント形状や保存方法などについても検証されるという。 現在世界の各地でフード3Dプリンターの開発が進んでいるが、フード3Dプリンターの安全性などの基礎研究が実施されるのは史上初と見られる。 キャンプデンBRIは1919年にブリストル大学の研究機関として設立された。設立以来食品加工技術や保存技術、食品の安全性基準などを広く研究してきている。
掲載日:2019年4月18日:Tiko似のオールインワン型3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが好調
Tiko似のオールインワン型3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが好調だ。中国上海に拠点を置くIVI3Dが開発した3Dプリンター「IVI」は、デルタ方式のFDM3Dプリンター機能に加え、アタッチメントを交換することでレーザーエングレーバーやCNCカービングの機能も利用できる。 IVIのキックスターターでの販売価格は399ドル(約43,890円)で、レーザーエングレーバーのアタッチメントとCNCカービングのアタッチメントが、それぞれ69ドル(約7,590円)となっている。 IVIのキックスターターキャンペーンは、キャンペーン終了まで28日を残した現時点で、816人のバッカーから417,360ドル(約4,673万円)の資金を集めている。 3Dプリンターコミュニティの中では、IVIのデザインがTikoに似ているという声が上がっている。Tikoは2015年にキックスターターで300万ドル(約3億3千万円)もの資金を集めたデルタ型3Dプリンター。Tikoは巨額の資金を集めたものの実際の開発にはとん挫し、ほとんどのバッカーに出荷できないという結果になった。Tiko3Dプリンターは、キックスターターにおける「3Dプリンター詐欺事件」の典型例のひとつとされている。 IVIのデザインがTikoに似ているという指摘について、IVI3Dは、「囲い込み式のデルタ3Dプリンターは、どうしても見た目やデザインが同じようになってしまう傾向にあります。TikoもIVIと同じようなデザインを採用し、結果的に失敗しました。しかし、このタイプのデザインには多くのメリットがあり、IVIはそれが真実であることを証明することになるでしょう」とキックスターターのFAQページで説明している。 IVI3Dは、IVIの出荷を今年10月から開始するとしている。
掲載日:2019年4月17日:マークフォージドがシリーズD投資で8200万ドルを調達
アメリカのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーのマークフォージドが、シリーズD投資で8200万ドル(約90億2千万円)を調達した。出資したのはサミット・パートナーズ、マトリックス・パートナーズ、マイクロソフト・ベンチャーアーム、ネクスト47、ポルシェSEなどのベンチャーキャピタル。今回の資金調達により、マークフォージドが調達した資金の総額は1億3680万ドル(約150億4800万円)となった。 マークフォージドは、調達した資金を3Dプリンター「メタルX」の製造に投じるとしている。 メタルXはマークフォージドが独自開発したアトミック・ディフュージョン・アディティブ・マニュファクチャリング技術をベースにしていて、高速で高品質の3Dプリンティングが出来るのが特徴。一般的なメタル3Dプリンターのようにメタルパウダーを焼結して造形するのではなく、プラスチックバインダーを使ってメタルパウダーを造形し、造形後にプラスチックバインダーを除去する仕組み。従来のメタル3Dプリンターよりも低コストで高速な3Dプリンティングが可能になるとしている。 メタルXはキヤノン、マイクロソフト、Google、Amazon、GM、フォルクスワーゲン、アディダスなどに採用されている。マークフォージドによると、同社は2018年に2,500台のメタルXを出荷している。
掲載日:2019年4月16日:プロトラブズがクールアイデア賞の参加者を募集
試作品・カスタムパーツ製造サービスビューローのプロトラブズが、クールアイデア賞の参加者を募集して話題になっている。ヨーロッパのプロトラブズのユーザーが対象で、勝者には5万ポンド(約730万円)分のプロトタイピング・マニュファクチャリングサービスが提供される。 クールアイデア賞の提供についてプロトラブズのレイ・フォークナー氏は、「クールアイデア賞は画期的なコンセプトを実際の製品にするための一助になります。クールアイデア賞を提供することでプロトタイプを作成し、あるいは完成品の初期ロットの生産を行い、エンジニアや発明家が彼らのアイデアを消費者に実際にアピールすることを可能にします」とコメントしている。 クールアイデアの定義についてフォークナー氏は、「消費者や社会にとってより良く、より簡単で、より安全で、より健康的で、よりストレスがなく、より面白いもの」であるとしている。 クールアイデア賞のコンテストは年内に三回実施され、受付は4月1日から5月31日、7月1日から8月31日、10月1日から11月30日となっている。 プロトラブズは、2011年にもアメリカのプロトラブズのユーザーを対象に同様のコンテストを実施している。
掲載日:2019年4月15日:AREVOがカーボンファイバー製ユニボディバイクフレームを3Dプリンターで製造
カリフォルニア州サンタクララに拠点を置くスタートアップ企業のAREVOが、カーボンファイバー製ユニボディバイクフレームを3Dプリンターで製造して話題になっている。 AREVOが製造したのはフランコ・バイシクル社の「エメリー・ワン」Eバイク用バイクフレーム。ユニボディのシングルフレームで、従来型のバイクフレームよりも強い強度と安定性を確保したとしている。また、従来型のバイクフレームの製造に18か月かかっていたところ、わずか数日までに短縮できたとしている。 AREVOの共同創業者で会長のヘマント・ベーダ氏は、「このバイクフレームは、史上初の完全アディティブ・マニュファクチャリング工程で製造されたユニボディのバイクフレームであり、アディティブ・マニュファクチャリング業界における重要なマイルストーンです。「エメリー・ワン」のリリースにより、自転車業界の世界的な大変革が始まりました」とコメントしている。 「エメリー・ワン」は、現地時間の今月11日から14日までの日程でカリフォルニア州モントレーで開催されたクラシックバイク展示会で展示された。 AREVOは、昨年7月から自社ブランドの3Dプリント自動車の販売も開始している。
掲載日:2019年4月14日:ウルチメーカーのマテリアル・アライアンス・プログラムの参加企業が80社を突破
オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーのマテリアル・アライアンス・プログラムの参加企業が80社を突破した。プログラムを開始してからわずか1年間で多くのフィラメントメーカーが参加する結果となった。 マテリアル・アライアンス・プログラムは、ウルチメーカーの3Dプリンターでの使用に適したフィラメントをウルチメーカーが認定するもので、これまでにBASF、DSM、オーウェンズコーニング、アルケマ、ジャビル、リーマン・アンド・ボス、デュポンなどの大手メーカーが参加している。 マテリアル・アライアンス・プログラムに参加している企業のフィラメントは、プリント条件や仕様などを記したマテリアル・プリント・プロファイルがウルチメーカーから提供される。 マテリアル・アライアンス・プログラムについてウルチメーカーのポール・ハイデン・シニアバイスプレジデントは、「マテリアル・アライアンス・プログラムの立ち上げ直後から驚くほどの関心を寄せていただきました。わずか12か月の間に多くのグローバルカンパニーが製品を登録し、大きな成果をあげることができました。現場のプロフェッショナルは、それぞれの用途やニーズに応じた各種のフィラメントを利用できます」とコメントしている。
掲載日:2019年4月13日:スウェーデンのエンジニアリング企業が世界初の3Dプリント・エレキギターを開発
スウェーデンのエンジニアリング企業が世界初の3Dプリント・エレキギターを開発したとして話題になっている。3Dプリント・エレキギターを開発したのはスウェーデンのサンドヴィク社。世界的な著名ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーン氏のために開発された。 プロジェクトはマルムスティーン氏の大ファンだというサンドヴィク社のエンジニア、ヘンリック・ロイカネン氏の発案で立ち上がった。自らもギタリストのロイカネン氏は、自社のリソースを活用して最高レベルのエレキギターを開発することを思い付いたという。 「我々は、あらゆる意味において最高のギターをつくるために、改めてデザインする必要がありました。最も問題となったのはギターのボディーとネックをつなぐジョイントを、どのようにデザインするかでした」とロイカネン氏はコメントしている。 問題を解決するため、サンドヴィク社のエンジニアはギターをフラットボードのシングルパーツとしてデザインし、ギター全体がひとつのボディとなるよう工夫したという。ギターのボディーは細密チタンパウダーを素材にレーザーベッドフュージョン3Dプリンターで製造された。 ギターを実際のライブで使用したマルムスティーン氏は、「このギターは化け物だ。サンドヴィクは間違いなくゲームの勝者だ。彼らは心血を注いでこのギターを作り上げた。その結果は驚異的だ」とコメントしている。
掲載日:2019年4月12日:スリーディーシステムズがイタリアに先端アディティブ・マニュファクチャリングセンターを開設
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、イタリアのピネロロに先端アディティブ・マニュファクチャリングセンター「スリーディーシステムズ・オンデマンド」を開設した。センターでは、特に大型SLA3DプリンターとSLS3Dプリンターを使い、高度な3Dプリンティングサービスを提供する。 スリーディーシステムズ・オンデマンドは、オランダ、フランス、イギリス、ベルギー、ドイツに次ぐ、スリーディーシステムズのヨーロッパにおける六番目のアディティブ・マニュファクチャリングセンターとなる。 スリーディーシステムズ・オンデマンドの開設についてスリーディーシステムズのマルコ・マイオ・ジェネラルマネージャーは、「センターの開設は地元経済に良好な影響を与えるでしょう。優秀な人材を揃え、市場ニーズに対応してゆきます。プロトタイピングや少量生産のための各種のエンドソルーションを提供し、ポストプロセスのサービスも併せて提供します。」とコメントしている。 スリーディーシステムズ・オンデマンドは、スリーディーシステムズが買収した地元の3Dプリンティング・サービスビューローのプロベル社の施設をベースに開設された。プロベルは、フィアットなどの大口ユーザーに長年3Dプリンティングサービスを提供していた。
掲載日:2019年4月11日:フットウェア業界用アディティブ・マニュファクチャリング市場が2029年までに65億ドル規模へ成長
市場調査会社のスマートテック・アナリシスが、全世界のフットウェア業界用アディティブ・マニュファクチャリング市場が2029年までに65億ドル(約7,150億円)規模へ成長すると予想するレポートを発表した。 「フットウェア業界のアディティブ・マニュファクチャリング」と題されたレポートによると、フットウェア業界用アディティブ・マニュファクチャリング市場は年率19.5%の成長率で成長を続け、2029年までに65億ドル規模に到達するという。また、2023年までにインソール、ミッドソール、アッパーなどのフットウェア製品の売上だけで10億ドル(約1,100億円)規模に達するとしている。 市場の主なプレーーヤーとして、スリーディーシステムズ、カーボン、ストラタシス、EOSなどの3Dプリンターメーカーと、アディダス、クロックス、ニューバランス、ナイキ、アンダーアーマーなどのアディティブ・マニュファクチャリングアダプターをそれぞれ挙げている。 同レポートはまた、現時点でのフットウェア業界用アディティブ・マニュファクチャリング市場はフットウェア市場全体のわずか0.3%しか占めてなく、成長余地が大きいとしている。同レポートは、2029年までにフットウェア業界用アディティブ・マニュファクチャリング市場のシェアは1.5%にまで拡大すると見込んでいる。
掲載日:2019年4月10日:サムスン・ギャラクシーの指紋認証システムを3Dプリンターで突破
写真投稿サイトImgurユーザーが、自らの指紋を3Dプリンターで出力し、サムスン・ギャラクシーの指紋認証システムを突破したとして話題になっている。 ダークスターと称するImgurユーザーは、ワイングラスから採取した自分の指紋を撮影し、フォトショップで加工した後LCD3Dプリンターで出力した。それをギャラクシーS10の指紋リーダーにかざしたところ、ロックが解除されたとしている。3Dプリンターのコストは460ドル(約50,600円)、製造にかかった時間はわずか13分だったという。 サムスン・ギャラクシーではネットバンキングアプリなどで指紋認証が多く使われているが、ダークスター氏によると、「15分もあれば指紋認証システムを突破し、他人のお金を自由に使うことができる」としている。 サムスン・ギャラクシーは、一部の機種で指紋認証システムの他に顔認証システムも搭載しているが、顔認証システムも3Dプリンターで製造された顔のレプリカで突破されたケースが報告されている。 今のところ、実際に指紋認証システムや顔認証システムが突破されて被害が生じたという事は報じられていないが、早期の対応が必要だという声が出始めている。
掲載日:2019年4月9日:エリオット・アドバイザーズがSLMソルーションズに1300万ユーロを追加投資
イギリスのヘッジファンド運用のエリオット・アドバイザーズが、ドイツのメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズに1300万ユーロ(15億8600万円)を追加投資した。エリオット・アドバイザーズは引き続きSLMソルーションズの筆頭株主となる。 エリオット・アドバイザーズは、2014年のGEによるSLMソルーションズのTOB(株式公開買い付け)を阻止したことで知られるが、GEのTOB不成立を受けてSLMソルーションズの株価は低迷を続けていた。関係者は、エリオット・アドバイザーズが引き続きSLMソルーションズの成長を支えることを意思表示する意図があると見ている。 SLMソルーションズはまた、現CEOのウェ・バーガーシャウセン氏が2019年5月をもって退任し、新たにメダ・ハッジャー氏が新CEOに就任すると発表した。ハッジャー氏のCEO就任について、SLMソルーションズの監査役会会長のハンズ・ヨアシム・イーデ氏は、「ハッジャー氏と契約できたことを嬉しく思います。彼の経験がSLMソルーションズを再び成長軌道に乗せてくれるでしょう」と前向きにコメントしている。 エリオット・アドバイザーズはロンドンに拠点を置く投資企業。グローバルな大型投資を得意とし、韓国の現代自動車の大口株主としても知られている。
掲載日:2019年4月8日:歯科医療用アディティブ・マニュファクチャリング市場が2028年に90億ドル規模へ
アメリカの市場調査会社のスマートテック・アナリシスが、全世界の歯科医療用アディティブ・マニュファクチャリング市場が2028年に90億ドル(約9900億円)規模へ成長すると予想したレポートを発表した。 「歯科医療におけるアディティブ・マニュファクチャリング・レポート第五版」と題されたレポートは、2019年における歯科医療用アディティブ・マニュファクチャリング市場を27億ドル(約2970億円)規模と推定し、今後高い成長率を維持したまま2028年度に90億ドル規模へ成長するとしている。 エリア別では北米市場が市場全体の拡大を牽引するとした上で、アジア、南アフリカ、中東などの市場が高い成長性を示すとしている。 カテゴリ別では歯科医療用3Dプリンターが市場全体を牽引する中で、歯科医療用素材、サポートや教育などのサービス、歯科医療用ソフトウェアなどの販売も大きく伸びるとしている。 歯科医療用アプリケーション別では、矯正用アライナー、クラウンおよびブリッジ、入れ歯、代替歯などが伸びるとしている。 アメリカでは、1997年にアラインテクノロジーズがインヴィザラインのブランドで矯正用アライナーの販売を開始し、早い段階から歯科医療に3Dプリンターを活用する機運が生じている。矯正用アライナーは、現在もアメリカの歯科医療用アディティブ・マニュファクチャリング市場を牽引するスタンダード製品となっている。
掲載日:2019年4月7日:リラティビティがテレサットと通信衛星打上げ契約を締結
ロサンゼルスに拠点を置くロケット開発ベンチャー企業のリラティビティ(旧社名リラティビティ・スペース)が、カナダの衛星通信事業者のテレサットと、同社初となる通信衛星打上げ契約を締結した。リラティビティの3Dプリントロケット「テラン1」を使い、テレサットのLEO通信衛星を打ち上げる。 リラティビティのティム・エリスCEOによると、テラン1の打上げコストは1,000万ドル(約11億円)で、最大1,250キログラムの衛星を打上げることができるという。テラン1の打上げコストは、競合企業の三分の一程度だとしている。 テレサットはカナダのオンタリオに拠点を置く衛星通信事業者。衛星通信事業者としては世界四番目の大きさで、現時点で13機の衛星を運用し、テレビ放送や衛星インターネットサービスなどを主にアメリカとカナダの顧客向けに提供している。 リラティビティは別のロケットベンチャー企業のブルーオリジンとスペースX出身のティム・エリス氏とジョーダン・ヌーン氏が共同で立ち上げた。同社は現在、従業員14人規模で全長27メートルのロケットを製造している。現在のところ、同社は2020年にロケットの初打ち上げを予定している。
掲載日:2019年4月6日:フォームラブズが二種類の新型3Dプリンターをリリース
米マサチューセッツ州ボストンに拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、二種類の新型3Dプリンターをリリースする。現在シカゴで開催中のアディティブ・マニュファクチャリング・ユーザー・グループの年次総会と、ドイツのハノーバー・メッセショーに展示される。 リリースされるのはForm3とForm3Lの二種類。Form3はForm2の後継機種で、新たに開発されたLFS(Low Force Stereolithography)テクノロジーを搭載し、Form2よりもより精密な造形を可能にしている。造形サイズは145 X 145 X 185 mm。Form3Lは同じくLFSテクノロジーを搭載した大型3Dプリンター。造形サイズは335 X 200 X 300 mmとなっている。 Form3の価格は3,499ドル(約384,890円)で、今年6月からの出荷を予定している。Form3Lの価格は9,999ドル(約109万円)で、今年第四四半期からの出荷を予定している。なお、Form3のリリースに伴い、Form2の価格は2,850ドル(約313,500円)に値下げされる。 フォームラブズは2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたベンチャー企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」をリリースしている他、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂を開発している。
掲載日:2019年4月5日:ティッセンクルップがシンガポールにアディティブ・マニュファクチャリング・テックセンター・ハブを開設
ドイツの鉄鋼・工業製品メーカー大手のティッセンクルップが、シンガポールにアディティブ・マニュファクチャリング・テックセンター・ハブを開設する。シンガポール政府の経済開発委員会の協力を受け、年内の開設を目指す。 センター・ハブは同社のアジア太平洋地域の顧客へ各種のアディティブ・マニュファクチャリング技術を提供する拠点となる。ティッセンクルップが2017年にドイツのムルハイムに設立したセンター・ハブに続く同社二か所目のセンター・ハブとなる。 センター・ハブではメタル3Dプリンティングとプラスチック3Dプリンティング技術を中心に、自動車、化学、エネルギー、各種の重工業などの分野のユーザーニーズに対応するとしている。 センター・ハブの開設について、ティッセンクルップの取締役ドナタス・カウフマン博士は、「シンガポールにセンター・ハブを開設することは、顧客のニーズに対応し、革新的な技術をアジア太平洋地域にもたらすという我々のコミットメントを反映したものです」とコメントしている。 ティッセンクルップは、工業製品メーカーのティッセン社と、鉄鋼メーカーのクルップ社が1999年に合併してできたドイツを代表する重工業コングロマリット。2015年時点の全世界の従業員数は16万人に達し、日本にも営業拠点を有している。
掲載日:2019年4月4日:XYZプリンティング、K-12STEAM教育用3Dプリンターバンドルプログラムの提供開始
台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、K-12STEAM教育用3Dプリンターバンドルプログラムの提供を開始した。 同プログラムは、XYZプリンティングが開発したK-12(アメリカの小学生から高校生までの義務教育年齢)用STEAM(Science, Technology, Engineering, Arts and Mathematics )カリキュラムと連動したもの。三つの学年カテゴリに応じたレッスンプランが提供され、教師は自由に利用できる。料金はサブスクリプションで、K-5およびK-6-8用が250ドル、K-9-12用が500ドルとなっている。 500ドルのサブスクリプションを購入した場合、ダヴィンチ・ジュニア1.0またはダヴィンチ1.1プラスが無料で提供される。バンドルプログラムは今年10月までXYZプリンティングのSTEAMウェブサイトで申し込める。 3DプリンターをSTEM教育プログラム・STEAM教育プログラムと組み合わせて販売する機運は世界的に高まっている。アメリカの3Dプリンターメーカーのロボ3Dも、独自開発したSTEM教育プログラムと自社3Dプリンターをセットにして学校などに販売している。
掲載日:2019年4月3日:ワッカー・シリコンがミシガン州にオープンプリントラボを開設
ドイツのミュンヘンに拠点を置く化学メーカーのワッカー・シリコンが、ミシガン州アン・アーバーにオープンプリントラボを開設する。同社がアメリカに開設する初のラボになる。 ラボではワッカー・シリコンの最新のシリコンラバー素材を使った3Dプリンティングサービスが提供される。また、初心者むけチュートリアルや、ハンズオントレーニングも提供される。 ラボの開設について、ワッカー・シリコンの3Dプリンティングプ事業責任者のバーンド・パチェリー氏は、「北米市場はアディティブ・マニュファクチャリングの世界におけるリーディングマーケットです。オープンプリントラボの開設により、シリコンを使った3Dプリンティングサービスをこの地域のユーザーにより多くお届けできるようになります」とコメントしている。 ワッカー・シリコンは、2016年からACEOのブランドで、3Dプリンター用シリコン素材のインターネット販売を開始している。 ワッカー・シリコンはまた、2017年にドイツのバーグハウセンに同社初のオープンプリントラボを開設している。バーグハウセンのオープンプリントラボでは、最大四人まで参加可能な小規模のワークショップも開催している。
掲載日:2019年4月2日:HP、昨年一年間のマルチジェット・フュージョン3Dプリンターのプリント点数が1000万点を突破
HPが、昨年一年間のマルチジェット・フュージョン3Dプリンターのプリント点数が1000万点を突破したと発表した。 HPの3Dプリンティング・デジタルマニュファクチャリング担当社長のクリストフ・シェル氏は、「昨年、1000万点以上の部品がHPのマルチジェットフュージョンテクノロジーで製造されました。HPとHPのパートナーが提供するデザインの自由、高い経済性、スピード、工業グレードの品質といったメリットを享受するケースが爆発的に増えています。プロトタイピングとプロダクションのいずれにおいてもプラスチックとメタルのポートフォリオを拡張する中、顧客のコストを削減し、市場投入までの時間を削減し、サステナビリティを向上させ、デジタルマニュファクチャリングの世界をさらに前進できるよう支援してゆきます」とコメントしている。 HPはまた、同社の最新のメタルジェット3Dプリンターを使ったプロダクションサービスを開始すると発表した。メタルジェットプロダクションサービスは、HPのパートナー企業のGKNパウダーとパーマテックとの協働で提供するとしている。 HPは2016年からマルチジェット・フュージョン3Dプリンターをリリースし、ハイエンド市場を中心にシェアを広げている。
掲載日:2019年4月1日:SLMソルーションズがアディティブ・マニュファクチャリング用知的財産保護を強化へ
ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが、アディティブ・マニュファクチャリング用知的財産保護を強化する。デジタルサプライチェーンソフトウェア開発のアイデンティファイ3Dと共同で、データ保護とライセンス管理システムを開発する。 アイデンティファイ3Dは、SLMソルーションズの3Dプリンターで使われる3Dモデルデータの、デザインから実行までのプロセス全体のセキュリティを確保するソフトウェアを開発する。データの流出や盗難を防止するため、すべてのデータは暗号化され、それぞれのトレーサビリティが確保される。 アイデンティファイ3Dのチーフ戦略オフィサーのステファン・トーマス氏は、「アイデンティファイ3Dのソフトウェアはユーザーのワークフローを統合し、新たなレベルのセキュリティを提供します。ユーザーはそれぞれのパーツのプリント可能数を設定したり、プリントされた後に不必要なデータを自動的に削除するよう設定できます。すべてのプロセスは検証可能で、トレーサビリティも確保されます」とコメントしている。 同セキュリティシステムは、今月シカゴで開催されるアディティブ・マニュファクチャリングユーザーグループの年次総会で展示される。
掲載日:2019年3月31日:ボーイングが人工衛星用アンテナを3Dプリンターで製造
航空宇宙大手のボーイングが、人工衛星用アンテナを3Dプリンターで製造した。同社が人工衛星用アンテナを3Dプリンターで製造したのは同社初となる。 アンテナが搭載されるのは通信用人工衛星のAMOS17。ボーイングによると、当初は製造に3Dプリンターを利用する予定はなかったものの、突然のデザイン変更から3Dプリンターの利用に至ったという。 アンテナの製造には SLMソルーションズのSLM2803Dプリンターと、EOSのM2903Dプリンターが使われた。 AMOS17はイスラエルのスペースコム社の依頼で製造されたもので、今年第二四半期内に打ち上げられる予定。 3Dプリンターの活用について、AMOS17のブライアン・ベーカープログラムマネージャーは、「3Dプリンターは、我々にいくつかの大きなベネフィットをもたらしてくれました。従来であれば複数の部品を組み合褪せて作っていたパーツを、3Dプリンターでシングルパーツとして製造することでアセンブリーとインターフェースの数を削減できました。また、それに伴って試験の回数も減らすことができました。これまではアンテナの製造に二か月から三か月かかっていましたが、わずか一週間で製造できるようになりました。生産数量、時間、そしてコストの削減を同時に実現しています」とコメントしている。
掲載日:2019年3月30日:3Dプリンティング用メタル市場が2025年までに30億ドル規模に成長
アメリカの市場調査会社のグランドビュー・リサーチが、全世界の3Dプリンティング用メタル市場が2025年までに30億ドル(約3,300億円)規模に成長すると予想したレポートを発表した。 それによると、同レポートは2017年時点の3Dプリンティング用メタル市場規模を3億3,400万ドル(約374億円)程度と見積もり、年率31.8%の成長率で成長を続け、2025年までに30億ドル規模に達するとしている。 市場拡大を牽引する産業セクターとして、同レポートは航空宇宙と防衛産業を挙げている。両セクターで市場シェア全体の40%程度を占めると予想している。また、医療および歯科医療のシェアも大きく、両者で年率30.3%程度の成長率が期待できるとしている。 市場の内訳では、メタルパウダーが全体の95%を占めるとしている。特に鉄、ニッケル、チタン、アルミニウムの需要が高まるとしている。 消費地別では北米市場が全体の35%を占め、今後もその地位を確保すると見込んでいる。また、アジア太平洋地域の成長が著しく、今後年率34.1%の高い成長率を維持するとしている。また、2025年までに欧州市場が最も高い収益性が見込める市場になるとも見込んでいる。
掲載日:2019年3月29日:formnext2019の出展申込企業が518社に到達
毎年11月にドイツのフランクフルトで開催される世界最大級の3Dプリンター関連展示会のformnext。今年も例年通り開催される予定だが、そのformnext2019の出展申込企業が、既に518社に到達している。主催者によると、現時点で昨年の申込ペースを上回っており、今後さらなる出店申込みが見込まれるとしている。 出展申込企業の64%はドイツ国外の企業で、中国、アメリカ、イギリス、オランダの企業の申込みが多いとしている。 新規の申込みも多く、3Mアドバンスマテリアルズ、ボッシュ・レックスロス、コベストロ、エボニックなどの素材メーカーが新たに出展を申し込んでいる。日本からも三菱の系列企業が既に申込んでいるという。 formnext2019では、新たに国別パビリオンが開設され、出展企業が多いアメリカはアメリカパビリオンが特別に用意される。アメリカパビリオンではアメリカの企業がまとまって展示するほか、商談用スペースなども用意される。 formnext2019は、今年11月19日から22日までの四日間フランクフルトで開催される。本サイト「セカプリ」を運営している株式会社3Dプリンター総研も毎年現地を取材し、その模様を伝えるセミナーを開催している。なお、3Dプリンター総研が昨年視察したformnext2018の内容を盛り込んだレポートも販売している。
掲載日:2019年3月28日:BCN3Dが300万ドルの資金調達に成功
スペインの3DプリンターメーカーのBCN3Dが300万ドル(約3億3千万円)の資金調達に成功した。出資したのはアキュラフィー4、JMEベンチャーキャピタル、ビクトリアなどのベンチャーキャピタル。資金はBCN3Dの3Dプリンター「シグマR193Dプリンター」の製造ライン拡張などに使われる。 BCN3Dはこれまでに全世界の販売パートナーなどを通じて5000台のシグマR193Dプリンターを販売してきた。同社の顧客にはBMW、サムスン、ルイヴィトン、日産、NASA、HTC、ALBAシンクロトロンといった有名企業が含まれている。 今回の資金調達をもって、同社は正式にCIM-UPCセンターからスピンアウトする。CIM-UPCセンターはカタルーニャ工科大学付属の研究開発機関で、主に各種のアディティブ・マニュファクチャリング技術などを研究している。BCN3Dは、これまではCIM-UPCセンターの学内プロジェクトとして運営されてきていた。 資金調達についてBCN3Dのザヴィアー・マルティネス・ファネカCEOは、「今回の資金調達により、市場ニーズに対応するための製造能力を大幅に強化することが可能になります。また、過去に生じていた製品の長いデリバリータイムを大幅に削減することも可能になります」とコメントしている。
掲載日:2019年3月27日:3DハブズがシリーズC投資で1800万ドルを調達
世界中の3Dプリンターをネットワークしているオランダのスタートアップ企業の3Dハブズが、シリーズC投資で1800万ドル(約19億8000万円)を調達した。これにより、3Dハブズが調達した資金の総額は3000万ドル(約33億円)となった。 出資したのはエンデイト・キャピタル、ハースト・ベンチャーズ、EQTベンチャーズ、ボルダートン・キャピタルなどのベンチャーキャピタル。ウルチメーカー創業者のエリック・ド・ブルーン氏や、ホテル予約サイト大手Booking.com創業者のアーサー・コステン氏も出資したという。 3Dハブズは、調達した資金を見積りシステムの自動化、デザイン検証システムの開発、グローバル・サプライヤーチェーンの構築、米国内拠点の設置などに投じるとしている。 今回の資金調達について、3Dハブズ創業者でCEOのブラム・ド・ツォート氏は、「今回の資金調達は、製造業のアウトソーシングをよりスマートでシンプルにするという我々の仕事をより強固にします。我々は非常に興奮しています」とコメントしている。 3Dハブズは2013年設立。もともとは世界中の3Dプリンターをネットワーク化し、3Dプリンターオーナーとユーザーをマッチングするシステムとして立ち上がった。同社はこれまでに200万点を超える部品を3Dプリンターで製造したとしている。
掲載日:2019年3月26日:イギリスの医療チームが先天性心疾患を持つ胎児の心臓モデルの3Dプリントに成功
イギリスの医療チームが先天性心疾患を持つ胎児の心臓モデルの3Dプリントに成功し、話題になっている。イギリスの公共放送BBCが報じている。 キングスカレッジ・ロンドンとガイズ・アンド・セントトーマスNHS信託基金の共同医療チームは、母親の胎内にいる胎児の心臓の3Dモデル化に成功した。MRIスキャンデータを基に作られた3Dモデルにより、より正確な心疾患の診断が可能になると期待されている。 チームを率いたレザ・ラザヴィ教授は、「(胎児が母親の体内にいるうちに3Dモデルをつくることで)どのような治療が必要で、またどのような手術を行う必要があるかを事前に知ることができるようになります。両親にもより適切なサポートを提供することが可能になります。そして、なによりも赤ちゃんにとってメリットがあります。生まれた後に適切なタイミングで治療を受けられ、最高の結果を期待することができるからです」とコメントしている。 ラザヴィ教授は、自らの娘が先天性心疾患を抱えて生まれてきたことがこのプロジェクトを立ち上げるきっかけになったとしている。なお、イギリスでは新生児1000人のうち8人が先天性心疾患を抱えて生まれてくるとい
掲載日:2019年3月25日:アメリカの製造業企業の91%が3Dプリンターがモノづくりのコストを削減すると回答
アメリカの市場調査会社のディメンショナル・リサーチが、「製造業従事者に対する3Dプリンティングに関する調査」と題するレポートを発表した。それによると、アメリカの製造業企業の91%が、3Dプリンターがモノづくりのコストを削減すると回答した。 3Dプリンターの利用用途では、試作品の製造(61%)、冶具などのサービスパーツの製造(60%)、完成品部品の製造(45%)、高機能試作品の製造(43%)、モールドツーリング(29%)と続いたが、回答者の83%が製造点数100点以下程度の部品製造にしか3Dプリンターを利用していないと回答した。 また回答者の99%が、今後3年から5年で製造業全般で3Dプリンターの利用が拡大すると回答した。一方で、回答者の57%が完成品部品の製造に3Dプリンターがより多く使われるようになると予想した。 さらに回答者の100%が大量生産に3Dプリンターを活用するにはいまだに課題があると回答した。課題としては3Dプリンターのコスト(42%)、3Dプリンター用素材のコスト(35%)、3Dプリンターのスケーラビリティの不足(34%)、3Dプリントされたパーツの信頼性(31%)が挙げられた。 3Dプリンターはモノづくりの現場では伝統的に試作品の製造に多く用いられてきたが、アメリカの製造業者の間では、未だにそのトレンドが継続していることが浮き彫りになった。
掲載日:2019年3月24日:NASAがロケット用3Dプリントパーツ製造用銅合金を開発
NASAがロケット用3Dプリントパーツ製造用銅合金を開発した。NASAがグレン・リサーチ・センター、マーシャル宇宙飛行センターと共同で開発した合金GRCOP-42は、パウダーベッド・フュージョン3Dプリンター用に開発されたもので、高い強度と耐熱性、高伝導性を持っているという。 GRCOP-42はコンセプトレーザーのM23Dプリンターをベースに開発され、2018年初頭から初期試験が行われていた。これまでに燃料インジェクター用フェースプレート、燃焼チェンバーライナーなどが製造され、「従来の製造方法で製造されたパーツ」と同等か、より高い品質を持つことが確認されたとしている。GRCOP-42はまた、これまでに前バージョンのGRDOP-84よりも高いスループットが確認されたという。また、プリント時間も前バージョンよりも20%程度削減できたという。 ロケット用パーツやロケットエンジン用パーツを3Dプリンターで製造する機運は世界的に高まってきているが、ロケット用パーツ製造用合金が開発されるのは珍しい。 NASAでは、今後はより大型のパーツの製造や、伸縮性が求められるパーツの製造などを行い、GRCOP-42の品質を確認してゆきたいとしている。
掲載日:2019年3月23日:デスクトップメタル、ゴルフ業界の3Dプリンター活用を提唱
アメリカのスタートアップ3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、自社のブログでゴルフ業界の3Dプリンター活用を提唱し、話題になっている。 「次世代のゴルフクラブ」と題されたブログ記事は、3Dプリンティング技術がゴルフクラブづくりに与える影響について解説し、導入を促す内容になっている。16世紀に木材の加工から始まったゴルフクラブづくりは、今日の3Dプリンティング技術を活用することでデザインの自由度を確保し、ゴルファー一人ひとりに応じたゴルフクラブをカスタマイズして提供することが可能になるとしている。 デスクトップメタルは、特に特定のカスタマイズを必要とするゴルフプレーヤーにとって3Dプリンティング技術の活用が有効だとしている。 同ブログ記事はまた、3Dプリンターによるゴルフクラブ製造コストにも触れている。それによると、デスクトップメタルのスタジオシステムを活用することで、パウダーベッド・フュージョン方式でかかるコストのわずか6%でゴルフクラブを製造することができるとしている。デスクトップメタルでは、スタジオシステムでかかるコストを、ゴルフクラブ一本あたり73ドル(約8千円)と見積もっている。 ゴルフクラブの製造に3Dプリンターを活用する機運は世界的に高まってきているが、現時点では試作品などの製造にとどまっている。ゴルフクラブの製造コストが下がることで、3Dプリンターによる本格的なゴルフクラブの製造が始まる可能性がある。
掲載日:2019年3月22日:プロトラブズとウォーラーズ・アソシエイツが共同でアディティブ・マニュファクチャリング・デザイン講座を開催
プロトラブズとウォーラーズ・アソシエイツが共同でアディティブ・マニュファクチャリング・デザイン講座を開催試作品・カスタムパーツ製造サービスビューローのプロトラブズが、アディティブ・マニュファクチャリング・コンサルティング企業のウォーラーズ・アソシエイツと共同で、アディティブ・マニュファクチャリング・デザイン講座を開催する。エンジニアやデザイナーを対象にしたもので、最新のアディティブ・マニュファクチャリング用デザイン技術や、3Dプリンティング技術を学ぶことができる。 講座は4月30日から5月2日までの三日間のコースで、ノースカロライナ州ラレインにあるプロトラブズの3Dプリンティング施設で行われる。ウォーラーズ・アソシエイツ代表のテリー・ウォーラーズ氏とコンサルタントでオークランド大学教授のオラフ・ディーゲル氏による講義が行われるほか、プロトラブズのアディティブ・マニュファクチャリング技術者による実技指導も行われる。 講座の開催についてテリー・ウォーラーズ氏は、「アディティブ・マニュファクチャリングでのデザインは、伝統的なモノづくりには見られないユニークなチャレンジや取り組みが求められます。参加者とともに技術的なスキルと知識を学び、アディティブ・マニュファクチャリングの可能性を最大限に引き出してもらいたいと思います」とコメントしている。
掲載日:2019年3月21日:マークフォージドがシリーズD投資で8200万ドルを調達
マサチューセッツ州ウォータータウンに拠点を置くスタートアップ企業のマークフォージドが、シリーズD投資で8200万ドル(約90億2000万円)を調達した。投資には投資銀行のサミット・パートナーズのほか、マイクロソフト系ベンチャーキャピタルのマイクロソフト・ベンチャーズ、ポルシェ、シーメンスなどが参加した。これにより、マークフォージドがこれまでに集めた資金の総額は1億3700万ドル(約150億7000万円)となった。 今回の投資により、サミット・パートナーズのマネージングディレクターのマイケル・メディシ氏がマークフォージドの取締役会に参加する。 調達した資金の使用用途についてマークフォージドは、3Dプリンターの大量生産のためのプラットフォーム整備や、新規従業員の雇用に使うとしている。同社は新たに200名から230名の従業員を採用するとしている。 マークフォージドへの投資について、サミット・パートナーズのマイケル・メディシ氏は、「我々はここ十年間程、アディティブ・マニュファクチャリング市場を積極的にモニタリングしてきました。マークフォージドのチームに参加できることをとてもエキサイトしています。マークフォージドの過去5年間の成長は素晴らしく、モノづくりの現実の世界のニーズに対応する素晴らしい製品を提供しています」とコメントしている。
掲載日:2019年3月20日:ドイツ鉄道が3ユアマインドとのパートナーシップを強化へ
ドイツ鉄道が、ベルリンに拠点を置く3Dプリンティングソフトウェアメーカーの3ユアマインドとのパートナーシップを強化する。発表によると、ドイツ鉄道は3ユアマインドと共同で鉄道車両用「デジタル・スペアパーツ・ウェアハウス」を構築するとしている。 ドイツ鉄道はすでにアディティブ・マニュファクチャリング技術を鉄道車両のメンテナンスに活用している。ドイツ鉄道社内では「3Dプリンティング社員チャレンジ」と題したプロジェクトなどが行われ、アディティブ・マニュファクチャリング技術を使った業務アイデアの募集なども行っている。 3ユアマインドとの提携により、ドイツ鉄道は3ユアマインドが開発したアディティブ・マニュファクチャリング・パーツ・アイデンティファイアーを活用し、消耗部品の3Dモデルを包括的に管理する。これにより、ドイツ鉄道は鉄道車両用部品を必要な時に必要な分だけ3Dプリンターで製造することが可能になる。 ドイツ鉄道のウイェ・フレゼンボーグ鉄道車両管理担当CEOは、「ドイツ鉄道の車両は常に稼働できる状態にしておく必要があります。3Dプリンティング技術はそれを可能にしてくれます。今日の3Dプリンティングはより速く、よりフレキシブルで、より安くなっています」とコメントしている。
掲載日:2019年3月19日:スリーディーシステムズ、メリッサ・クリントン氏を取締役に任命
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、メリッサ・クリントン氏を取締役に任命した。クリントン氏は直ちに同社取締役に就任した。 クリントン氏はスタンフォード大学法学部出身。1998年から航空宇宙大手のノースロップ・グラマンで法律アドバイザーとして勤務し、主に上層部での特別プロジェクトなどに参加していた。ノースロップ・グラマンに勤務する前は、法律事務所のタトル・アンド・テイラーに弁護士として勤務していた。 スリーディーシステムズの取締役に就任することについてクリントン氏は、「業界全体が変革と革新を迎える中、アディティブ・マニュファクチャリング業界のパイオニアに参加できることに栄誉を感じています。同僚のメンバーとともに、チームの革新的な文化を向上させ、会社の無限大の可能性を解放するために努力したいと思います」とコメントしている。 スリーディーシステムズのヴィオメッシュ・ジョシCEOは、「メリッサが我が社の取締役会に参加することを嬉しく思います。彼女の豊富な知識と法律順守に関する経験は、我が社の基盤を安定させ、業界におけるリーダーシップのポジションをさらに強固にしてくれると確信しています」とコメントしている。
掲載日:2019年3月18日:IKEAが体の不自由な人向けのオプションパーツの3Dモデルを公開
スウェーデンの家具販売大手のIKEAが、体の不自由な人向けのオプションパーツの3Dモデルを公開して話題になっている。 IKEAが公開したのは13の家具用オプショナルパーツ。グラブハンドル、キャビネット用バンパー、カウチ用リフト、メガスイッチ、カーテン用グリッパー、フィンガーブラシなどのパーツが含まれているという。いずれも3Dプリンターで出力し、IKEAの家具にアタッチして利用する。 パーツはすべてIKEAがイスラエルの非営利団体のミルバットと共同で開発した。すべてのパーツはミルバットのホームページから無料でダウンロードできる。また、出力したオプションパーツの使い方は、IKEAイスラエルのYouTubeチャンネルに公開されている。 家電製品などのオプションパーツの3Dモデルを公開する機運は一部の家電メーカーなどの間で高まっているが、家具用のオプションパーツの3Dモデルが公開されるのは今回のIKEAのケースが世界初と見られる。 IKEAは1943年設立のスウェーデンの家具販売チェーン。日本を含む全世界で424の店舗を展開し、400億ドル(約4兆4千億円)の売上を上げている。モダンでシンプルなデザインを特徴とし、リーズナブルな価格設定から世界中の消費者から支持を集めている。近年はエコフレンドリーな経営スタイルを標榜している。
掲載日:2019年3月17日:イスラエルのスタートアップ企業が高速マイクロ・アディティブ・マニュファクチャリング・プラットフォームをリリース
イスラエルのスタートアップ企業のナノファブリカが、高速マイクロ・アディティブ・マニュファクチャリング・プラットフォームをリリースした。発表によると、ナノファブリカのアディティブ・マニュファクチャリング・プラットフォームは最大50 x 50 x 100 mmのビルドボリュームのモノを、1ミクロン単位で造形できるとしている。 「今日まで、主なアディティブ・マニュファクチャリング・プラットフォームのデベロッパーは、50ミクロン以下のモノの造形には様々な困難を抱えていました。小さいモノを造形するには高額な専用プラットフォームが必要で、造形スピードも遅く、パーツの製造単価も非常に高いものになっていました。特に、造形サイズが限定的なのが大きな問題でした」とナノファブリカのジョン・ドナーCEOはコメントしている。 ナノファブリカのアディティブ・マニュファクチャリング・プラットフォームはDLP技術をベースにしたもので、半導体製造で培われた精密造形のノウハウが組み込まれている。競合企業の製品よりも、最大で100倍のスピードで造形が可能だとしている。 ナノファブリカは2016年設立、3Dプリンティング技術をマイクロマニュファクチャリング、ナノマニュファクチャリングの世界に導入することを目的に設立された。同社の技術は、特に半導体や医療などで活用されることが期待されている。同社はイスラエルのテルアビブに拠点を置いている。
掲載日:2019年3月16日:サウジアラビアの建設会社が世界最大の建設3Dプリンターを導入
サウジアラビアの建設会社が世界最大の建設3Dプリンターを導入することが話題になっている。 デンマークのCOBODインターナショナル製建設3Dプリンターを導入するのはサウジアラビアのエリート社。COBODインターナショナルのBOD23Dプリンターがサウジアラビアに導入される初のケースとなる。 BOD23Dプリンターは、最大300平方メートルの建物の建設が可能な大型建設3Dプリンター。一般的な住宅のほか、小型オフィスビル、学校、博物館などの建設が可能としている。 自社の建設3Dプリンターのサウジアラビアへの導入について、COBODインターナショナルのランド・ニールセンCEOは、「サウジアラビアから初の注文を頂いたことに誇りを感じています。我々のBOD23Dプリンターは世界最速の建設3Dプリンターであるのみならず、世界最大クラスの建設3Dプリンターでもあります。この革新的な技術を使い、各地の建設ニーズに応えてゆきます」とコメントしている。 COBODインターナショナルの建設3Dプリンターは今年二月にUAEにも導入されている。UAEでは、2030年までに首都ドバイ市内で建設される建物の25%を建設3Dプリンターで建設する計画を立てている。 建設3Dプリンターを導入したエリート社のサアアド・アル・シャスリ氏は、「我々は、我々独自のスタッフと、地元で供給されるコンクリート素材を使って各種の建物を建設してゆきます。建設3Dプリンターの導入により、外国製の建設素材を使うよりも大幅にコストを削減することが可能になります」とコメントしている。
掲載日:2019年3月15日:ドイツ鉄道がアディティブ・マニュファクチャリング・ネットワークを拡大
ドイツ鉄道が、自社のアディティブ・マニュファクチャリング・ネットワークを拡大している。ドイツ鉄道が組織したモビリティ・ゴーズ・アディティブは二年前に設立され、当初は9社が参加していたが、今日までに19社が参加するネットワークに広がったという。 モビリティ・ゴーズ・アディティブにはEOS、シーメンス、BASF、ビッグレップ、マテリアライズlスリーディーシステムズ、ストラタシス、HP、ウルチメーカー、オートデスクなども参加している。 ドイツ鉄道のアディティブ・マニュファクチャリング担当部長のステファニー・ブリックウェード氏によると、鉄道車両の保守用交換部品は通常、運用開始から15年間メーカー供給が保証されているものの、15年を過ぎると部品の調達が難しくなるケースが少なくないという。交換部品を3Dプリンターで製造することで車両のダウンタイムを防止し、部品のロジスティクスコストを大幅に下げることが可能になるという。 ドイツ鉄道は2015年から3Dプリンターの利用を始め、これまでにポリマー系3Dプリンターやメタル3Dプリンターを活用し、鉄道車両用部品を製造している。 ドイツ鉄道はベルリンに本社を置く、ドイツ最大の鉄道会社。1994年に旧西ドイツ国鉄と東ドイツ国鉄が合併し、民営化して誕生した。
掲載日:2019年3月14日:3Dハブズが2019年度第一四半期3Dプリンティングレポートを発表
ートを発表した。同社の400社のユーザーを対象に調査したもので、サービスの利用状況や市場動向などの考察が加えられた。 レポートによると、昨年一年間に3Dハブズが3Dプリントした部品数は75万点で、そのうちの75%が従業員数100人未満の中小企業からの注文だった。 地域別ではアメリカからの注文が全体の49.4%を占め、カリフォルニア州からの注文だけで全体の10%を占めた。また、イギリスからの注文も全体の18%を占めた。ヨーロッパ全体からの注文は全体の41%を占め、アジア太平洋地域からの注文は全体の9%にとどまった。 業界では自動車産業からの注文が多く、アメリカとドイツの自動車メーカーの75%が自動車の完成品部品の製造に3Dプリンターを利用していることがわかった。3Dプリンターの利用用途は試作品製造が未だに多いとしているものの、完成品部品の製造に3Dプリンターを使うトレンドが強まっているとしている。 3Dプリンティング市場の内訳は、3Dプリンター用ソフトウェア(27%)、3Dプリンティングサービスビューロー(24%)、3Dプリンター用素材(15%)、オンライン3Dプリンティングサービス(12%)、その他のサービス(21%)だった。 3Dプリンターの造形方式ではFDM(80%)、SLA(12%)、SLSおよびMJF(8%)だった。 なお、レポート全体は3Dハブズのウェブサイトにて閲覧できる。
掲載日:2019年3月13日:テキサス州の建設会社が新型建設3Dプリンター「ヴァルカンⅡ」をリリース
テキサス州の建設会社のICONが、新型建設3Dプリンター「ヴァルカンⅡ」をリリースした。ICONによると、「ヴァルカンⅡ」は最大2000平方フィート(約56.2坪)の大きさの建物を建設でき、建設スピードは従来品の最大二倍、建設コストは半分になったという。 ICONは昨年にアメリカ初の3Dプリント住宅用建設許可を取得したことで知られる。同社は建設3Dプリンターの普及を目指し、昨年10月にはシードファンドとして900万ドル(約9億9千万円)の資金調達を行っている。 「ヴァルカンⅡ」のリリースについて、ICONのジェイソン・バラードCEO兼共同創業者は、「ICONのミッションは住宅建設と建設業全体に新たなアプローチを提供し、手頃で個性的な住宅を世界中の人に提供することです。我々は今、世界的な住宅不足の中におり、従来のアプローチ方法では解決できない状況にいます。ICONをサポートしてくれる多くの人や企業とともに、建設業のパラダイムシフトを導いて行きたいと思います」とコメントしている。 ICONでは、「ヴァルカンⅡ」の出荷を来月から開始するとしている。「ヴァルカンⅡ」が建設する住宅は、現時点では来年から販売が開始される予定。