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3Dプリンター総研のミッションと事業


Mission

3Dプリンターの技術革新によってもたらされる、新しいビジネスやサービスを、市場とテクノロジーの高度な橋渡し役となって創出し、普及発展させ、日本のものづくり産業やサービス産業、教育・芸術分野の活性化や発展に寄与する。


事業概要

3Dプリンター分野に関係する新事業開発、事業戦略の策定、技術開発戦略の策定、調査分析、アライアンスの仲介、技術導入コンサルティング等



強み

最先端の技術情報・世界の最新情報・多分野の市場情報を収集する力、理解分析する力、それを元に予見する力。 (株)マイクロジェット 3Dプリンター技術研究所との提携による専門技術領域に踏み込んでの提案。 新事業開発やマーケティングの専門家、博士号を有する3Dプリンター技術の専門家等ハイレベルなコンサルタント。



News

   
2018年8月3日 【展示会出展のお知らせ】
Maker Faire Tokyo 2018展に出展致します。8/4(土)~8/5(日) 東京ビッグサイト ブース№S-13-04(西2ホール)
2018年8月3日 【3Dプリンター販売開始】
SLS方式でありながら驚異の低価格を実現した、Sintratec社製樹脂専用の3Dプリンター「Sintratec Kit」の日本正規販売代理店となりました。
2018年7月2日
【第29回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第29回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018年5月23日
【展示会出展のお知らせ】
第29回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/20(水)~6/22(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東21-30
2018年2月19日
【3D Printing 2018展来場の御礼】
3D Printing 2018展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018年1月12日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2018展に出展致します。 2/14(水)~2/16(金) 東京ビッグサイト 東6ホール ブース№6J-23
2017年12月1日
【アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社との業務提携締結のお知らせ】
株式会社3Dプリンター総研は、世界最初の経営コンサルティングファームの日本法人であるアーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社と3Dイノベーション分野のコンサルティングで業務提携することに合意致しました。
2017年6月26日
【第28回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第28回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年5月24日
【展示会出展のお知らせ】
第28回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/21(水)~6/23(金) 東京ビッグサイト 東1ホール ブース№43-29
2017年2月20日
【3D Printing 2017展来場の御礼】
3D Printing 2017展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年1月16日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2017展に出展致します。 2/15(水)~2/17(金) 東京ビッグサイト 東6ホール ブース№6L-22
2016年12月26日
【セミナーご参加の御礼】
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2016年6月27日
【第27回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第27回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2016年6月17日
【「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」開始】
弊社の関連会社㈱マイクロジェットと㈱東レリサーチセンターは業務提携を行い、 「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」 としてワンストップで造形実験から分析まで受託可能な新サービスを開始いたしました。
2016年5月31日
【展示会出展のお知らせ】
第27回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/22(水)~6/24(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東7-38
2016年2月3日
【3D Printing 2016展の御礼】
3D Printing 2016展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年12月22日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2016展に出展致します。 1/27(水)~1/29(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6G-20
2015年12月11日
【セミナーご参加の御礼】
「EuroMold2015 & formnextにみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2015年8月25日
【視察ツアー募集開始のお知らせ】
Euromold2015展の現地解説ツアーを企画いたしました。Euromold 2015 3Dプリンター現地解説ツアー
※お申し込みは終了しました
2015年7月3日
【第26回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第26回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年5月28日
【展示会出展のお知らせ】
第26回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/24(水)~6/26(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東8-38
2015年2月27日
【3D Printing 2015展来場の御礼】
3D Printing 2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2014年12月19日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2015展に出展致します。 1/28(水)~1/30(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6D-09
2014年10月
(株)3Dプリンター総研設立 山口修一が代表取締役に就任

セミナー・講演会情報

2018年12月10日
【セミナー題名】 formnext 2018 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2018年12月7日(金)※満席により、お申込みは終了しました
2017年11月9日
【セミナー題名】 formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2017年12月15日(金)※満席により、お申込みは終了しました
2017年4月7日
【セミナー題名】 3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開
 開催日:2017年4月7日(金) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年12月26日
【セミナー題名】 formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2016年12月22日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年11月10日
【セミナー題名】 TRCものづくり支援シンポジウム2016
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 再生医療の産業化に向けた調製・製造・3Dプリンティング技術
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 炭素繊維複合材料用3Dプリンターの新技術と用途展開
 開催日:2016年11月21日(月) ※満席により、お申込みは終了しました
2015年12月11日
【セミナー題名】 EuroMold 2015 & formnext 2015 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2015年12月10日(木) 開催場所:AP品川 ※満席により、お申込みは終了しました
2015年8月18日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました独立行政法人中小企業基盤整備機構 平成27年度第1回3Dプリンターセミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年5月21日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県工業技術総合センター平成27年度科学技術週間行事にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年3月11日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県中小企業団体中央会平成26年度経営セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年1月20日
【セミナー題名】 EuroMold 2014から見えてきた3Dプリンティングの未来
開催日:2015年1月21日(水) 開催場所:㈱3Dプリンター総研セミナールーム 
※満席によりお申し込みは終了しました

レポート・書籍情報

2018年12月17日 【最新レポート情報!】
formnext2018 報告レポート刊行予定 <formnext 2018 にみる3Dプリンター最前線>
2018年7月9日 【最新書籍情報!】
産業用3Dプリンターの最新技術と先進分野への応用
2018年7月9日 【最新書籍情報!】
『2018年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場』
2018年1月19日 【最新レポート情報!】
formnext2017 報告レポート <formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線>
2017年6月21日 【最新書籍情報!】
『2017年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場』
2017年5月31日 【最新レポート情報!】
formnext2016 報告レポート <formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線>
2017年2月28日 【最新書籍情報!】
バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2016年3月28日 【最新書籍情報!】
3Dプリンター・造形材料の開発動向と市場 ~IoT時代に求められるモノづくり~
2016年1月27日 【最新書籍情報!】
「新たなものづくり」3Dプリンタ活用最前線
2015年12月18日 【最新レポート情報!】
『euromold2015 & formnext2015 報告レポート』
2015年5月14日 【最新書籍情報!】
『産業用3Dプリンターの最新技術・材料・応用事例』
2015年5月14日 【書籍情報!】
『3Dプリンターの材料技術の開発動向と市場展開』
2015年2月25日
EuroMold 2014 報告レポート発売
2015年1月
EuroMold 2014 最新レポート
2013年11月
3Dプリンターに関する特許分析レポート

世界の3Dプリンターニュース

掲載日:2019年2月4日:アメリカで初めて3Dプリント住宅が販売へ
アメリカで初めて3Dプリント住宅が販売へアメリカで初めて3Dプリント住宅が販売されるとして話題になっている。3Dプリント住宅を販売するのはテキサス州オースティンに拠点を置くサンコノミー社。サンフランシスコの建設会社フォージ・ニュー社と共同で開発した移動式建設3Dプリンターを使って建設する。 同社はすでにオースティン市郊外の町ラゴ・ヴィスタに建設用地を確保し、建設許可を取得している。予定では2か月かけて住宅を3Dプリントし、検査通過後販売するという。 サンコノミーの創業者ラリー・ヘインズ氏によると、同社の移動式建設3Dプリンターは最大三階建ての建物を3Dプリントでき、従来型の建設方法よりも大幅に建設コストを下げられるとしている。全米住宅建設協会によると、アメリカの平均的世帯住宅の建設コストは237,760ドル(約2,615万円)に達している。 サンコノミーは、同社の移動式建設3Dプリンターを全米の建設会社にライセンスするとしている。ライセンス料は45万ドル(約4,950万円)で、建設3Dプリンター本体、トレーニング費用、マーケティングサポート費用が含まれている。ヘインズ氏によると、同社はすでに260の建設会社とライセンスの交渉を始めているという。 アメリカでは建設3Dプリンターを使った住宅建設プロジェクトが複数立ち上がっているが、3Dプリント住宅が実際に販売されるのは今回が初のケースとなる。
掲載日:2019年2月3日:ボルボがシドニー・ハーバーに3Dプリント防波堤タイルを敷設
ボルボがシドニー・ハーバーに3Dプリント防波堤タイルを敷設ボルボがオーストラリアのシドニー・ハーバーに3Dプリント防波堤タイルを敷設し、地元の話題を集めている。ノース・シドニー協議会、シドニー海洋科学研究所、メルボルンに拠点を置く海洋生態インフラ設計事務所のリーフ・デザイン・ラボとの共同プロジェクトとして行われている。 防波堤タイルは六角形のデザインで、大型のFDM方式の3Dプリンターで製造されている。素材にはセメントとプラスチックを混ぜ合わせものが使われている。FDM方式で積層造形されることで牡蠣のような構造に造形され、マングローブの根と組み合わさり、微生物などの生存に適した環境が作り出されるという。また、通常の防波堤よりも低コストで製造でき、敷設もより簡単にできるという。 プロジェクトの立ち上げについて、ボルボカー・オーストラリアのニック・コナー・マネージングディレクターは、「我々はすでに全世界のマングローブの50%以上を失ってしまいました。一方で、我々はここシドニー・ハーバーで生物の生存に適した環境を再び作ろうとしています。このプロジェクトは、サステナビリティの実現を目指すボルボのアプローチの象徴です。環境をリデザインするという点で、3Dプリンティングがベストのソルーションであると判断しました」とコメントしている。 シドニー・ハーバーは世界で最も美しい天然海岸のひとつとして知られている。240キロメートルにわたって伸びる海岸線があり、シドニー市民にとって欠かせない憩いの場となっている。シドニー・ハーバーはまた、世界的に有名なオペラハウスや、フェリーターミナルのサーキュラー・キーがあることでも知られている。
掲載日:2019年2月2日:ジャビルがミネソタ州にマテリアル・イノベーション・センターをオープン
ジャビルがミネソタ州にマテリアル・イノベーション・センターをオープンアメリカの製造サービス企業のジャビルがミネソタ州にマテリアル・イノベーション・センターをオープンした。 広さ5万平方フィート(約1,405坪)のセンターでは、主にアディティブ・マニュファクチャリング用ポリマーフィラメントやポリマーパウダーを製造するとしている。 センターの開設についてジャビルのデジタル・マニュファクチャリング担当副社長のジョン・ダルチノス氏は、「アディティブ・マニュファクチャリング技術の普及の最大のハードルのひとつが素材です。ジャビルはこれまでに培った素材科学技術のアドバンテージを有しています。センターの開設により、すべてのアディティブ・マニュファクチャリング市場のあらゆる素材ニーズに対し、最大数週間程度で対応することが可能になります」とコメントしている。 センターには40名のエンジニアやマテリアルサイエンティストが常駐し、20台のオープンソースの3Dプリンターが稼働している。センターではユーザーのニーズに合わせた素材をカスタマイズして製造する。なお、素材はジャビルの流通パートナーのチェース・プラスチックスやチャネル・プライム・アライアンスを通じて販売される。 ジャビルは1966年設立の、フロリダ州セントピーターズバーグに拠点を置く製造サービス企業。フロリダ州タンパベイ地区では最大規模の企業で、全世界28国に100か所の工場を所有し、従業員17万人を雇用している。
掲載日:2019年2月1日:ナノ・ディメンションの2018年度売上が500万ドルを突破
ナノ・ディメンションの2018年度売上が500万ドルを突破イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションの2018年度売上が、500万ドルを突破する見通しとなった。現地時間の今週月曜日に同社が発表したもので、売上は前年の六倍となる510万ドル(約5億6100万円)になるとしている。 ナノ・ディメンションは昨年、リセラーの数を10から20へ増やし、これまで中心としていたアメリカ市場以外にも、中国、台湾、韓国、ベルギー、オランダなどにも販売チャネルを広げ、合計30台のドラゴンフライ・プロ・3Dプリンターを販売した。また、シンガポールや香港の研究機関からのリピートオーダーが売上に貢献したとしている。 昨年度の好調な売上について、ナノ・ディメンションのエイミット・デュロールCEOは、「2018年度の結果については、当初の目標を達成できたこともあり、大変嬉しく思っています。今後の更なる成長にもつながると思います。我々の製品をスケールさせ、顧客基盤を強固にするための基礎固めができたと確信しています」とコメントしている。 ナノディメンションのドラゴンフライ3Dプリンターは、銀ナノ粒子を素材に電子基板をプリントするタイプのエレクトロニクス3Dプリンターで、オンデマンドで高速で多層プリント基板をプリントする事を可能にしている。
掲載日:2019年1月31日:グーグル、ストラタシス、サイアークが、共同で世界文化遺産の3Dスキャニング・3Dプリンティングプロジェクトを開始
グーグル、ストラタシス、サイアークが、共同で世界文化遺産の3Dスキャニング・3Dプリンティングプロジェクトを開始グーグル、ストラタシス、サイアークが、共同で世界文化遺産の3Dスキャニング・3Dプリンティングプロジェクトを開始した。グーグルが立ち上げたグーグル・ヘリテッジ・プロジェクトの一環で始められたもので、すでにミャンマーのバガン遺跡、ベルリンのブランデンブルク門、メキシコのチチェン・イッツァ遺跡、アメリカのサンアントニオミッションなどがアーカイブに収められているという。 アーカイブ化されたファイルは誰でも自由にダウンロードでき、3Dプリンターで出力できる。プロジェクトの関係者は、特に学校の授業などでの利用を想定しているという。また、いずれのファイルもストラタシスのJ750 マルチマテリアル・フルカラー3Dプリンターに最適化されている。 プロジェクトの立ち上げについてグーグルのブライアン・アレン氏は、「このプロジェクトは、世界中の文化遺産を物理的に体験し、実際に手に取ってみたり、あるいはリサーチのために使ってもらうことを目指しています。現在、3Dプリンターでは様々な素材が利用出来ますが、より鮮明で仕上がりがよく、堅固に出力することが可能です。より本物に近いレプリカを、3Dプリンターで迅速に作ることが可能です」とコメントしている。 プロジェクトは今後、世界中の他の文化遺産のデータを随時アーカイブに追加してゆきたいとしている。
掲載日:2019年1月30日:ブルーオリジンがロケットエンジン工場建設に2億ドル投資
ブルーオリジンがロケットエンジン工場建設に2億ドル投資Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏が立上げ、会長を務めるアメリカのロケット開発ベンチャー企業のブルーオリジン(Blue Origin)が、ロケットエンジン工場建設に2億ドル(約220億円)投資する。アラバマ州ハンツビルに建設される工場では、同社の主力ロケットエンジンのBE-4が製造される予定。 新工場は46エーカーの大きさで、大型3Dプリンターなどを用いた高度に自動化されたラインが導入される。現地で新たに300人程度の雇用を生むと見込まれている。 BE-4は液体酸素・液体メタンエンジンで、最大出力55万ポンドの推力を持つ超大型エンジン。BE-4は、別のロケット開発ベンチャー企業のユナイテッド・ローンチ・アライアンスが開発中の大型ロケット「ヴァルカン」に搭載される予定。BE-4の燃焼試験は2017年から開始され、これまでに65%の出力による114秒の連続燃焼試験に成功している。なお、BE-4のパーツの多くが3Dプリンターで製造されている。 ブルーオリジンではBE-4を自社ロケットに搭載するほかに、ユナイテッド・ローンチ・アライアンスやボーイングなどの外部の企業にも販売するとしている。 ロケットやロケットエンジンの開発に3Dプリンターを活用する機運は世界的に高まっている。ロサンゼルスに拠点を置くロケット開発ベンチャー企業のリラティビティ・スペース社も、3Dプリンターを活用することでロケット製造コストの90%削減を目指している。
掲載日:2019年1月29日:NASCARのレースドライバーが3Dプリンティングビジネスを立上げ
NASCARのレースドライバーが3Dプリンティングビジネスを立上げアメリカの人気モータースポーツNASCAR(全米自動車競争協会)のレースドライバーが、3Dプリンティングビジネスを立上げて話題になっている。 NASCARのドライバー、ブラッド・ケセロウスキ氏は、これまでに1,000万ドル(約11億円)以上の資金を自らが設立したケセロウスキ・アドバンスド・マニュファクチャリングに投じている。同社は主に航空宇宙、軍事関連企業、エネルギー関連企業などの顧客を相手に3Dプリンティング事業を行っている。 広さ7万平方フィート(約6,503平方メートル)の敷地の工場にはコンセプトレーザーのメタル3DプリンターやCNCマシンなどが設置され、30人の従業員が勤務している。また、同社には最近、長らくスリーディーシステムズの世界品質担当役員を務めたスティーブ・フェッチ氏が入社している。 NASCARでは早くから3Dプリンターをレーシングカーのパーツづくりなどに導入している。大手3Dプリンターメーカーのストラタシスも、NASCARの有力レーシングチームのPenskeと共同でレーシングカーのパーツ製造を3Dプリンターで行っている。ケセロウスキ氏自身もレースの現場で3Dプリンターに触れ、3Dプリンティング技術の本質的な可能性を実感したという。 NASCARはアメリカ最大のモータースポーツとされ、全米で高い人気を誇っている。ストックカー(市販車)ベースのレーシングカーによるレースが中心で、ヨーロッパで生まれたF1などのカーレースとは一風違った盛り上がりを見せている。年間のシリーズ戦が33戦もあり、レーシングカーのパーツづくりに3Dプリンターが使われる状況を生み出している。
掲載日:2019年1月28日:カナダのバンクーバーに3Dプリンターショップがオープン
カナダのバンクーバーに3Dプリンターショップがオープンカナダのバンクーバーに3Dプリンターショップがオープンし、地元民の話題になっている。 バンクーバーのダウンタウンにオープンしたのは3Dプリンターショップの「ショップ3D」。ウルチメーカーとフォームラブズの公式販売サポートパートナーを標榜している。 店内にはウルチメーカーの最新シリーズの「ウルチメーカーS5」やフォームラブズの「フォーム2」に加え、ドレメルの「デジラブ3Dプリンター」、メーカーボット・インダストリーズの最新シリーズなどが展示されている。また、BASF、デュポン、オーウェンズ・コーニングなどのメーカーのフィラメントも豊富にストックされている。3Dプリンター以外にも、レーザーカッターやバキュームフォーマーも展示されている。 ショップのオープンに際し、共同創業者のケン・ワン氏は、「これまでは消費者が直接3Dプリンターに接することができる場所がないのが現実でした。3Dプリンターに実際に触れてみて、その可能性を感じていただければ幸いです」とコメントしている。 ショップでは3Dプリンターや3Dプリンター用関連グッズなどが展示販売されるほか、各種の技術サポートや、教育機関向け3Dプリンター教育プログラムなども提供される。 また、店内の3Dプリンターを使った3Dプリンティング代行サービスも提供される。また、3Dプリンターユーザーを対象としたミートアップなども開催される。 ショップの営業時間は月曜日から金曜日までの10時から18時。土曜日と日曜日は定休日となっている。
掲載日:2019年1月27日:テキサスの3DプリンターメーカーがBASFベンチャーキャピタルなどから2,220万ドルの資金を調達
テキサスの3DプリンターメーカーがBASFベンチャーキャピタルなどから2,220万ドルの資金を調達テキサスの3Dプリンターメーカーが、BASFベンチャーキャピタルなどから2,220万ドル(約24億4,200万円)の資金を調達し、話題になっている。、BASFベンチャーキャピタルに加え、マテリアライズと地元テキサス州に拠点を置くベンチャーキャピタルのジェネシス・パークも出資に参加している。 資金を調達したのはテキサス州に拠点を置くエッセンシアム(Essentium)社。同社はFDM方式の3Dプリンター「HSE1480Sプラットフォーム」を製造している。HSE1480Sプラットフォームはチェンバー型の3Dプリンターで、ノズルが最大600℃まで加熱可能。チェンバーも最大110℃まで加熱できる。造形サイズは最大740 x 510 x 650mmで、素材はPPA、ULTEM、PEKK、PEEKなどのエンジニアリングプラスチックが利用できるとしている。 HSE1480Sプラットフォームはまた、素材を溶融して積層造形した後にプラズマを照射して結合を固める独自技術フラッシュフューズ機能を搭載している。一般的なFDM方式の3Dプリンターは、積層造形の積層ごとの結合程度が不十分であるという構造的な問題を抱えている。フラッシュフューズ機能を使うことで積層の結合程度を高め、造形物全体の造形精度を高めることが可能になるとしている。 エッセンシアムへの投資についてBASFベンチャーキャピタルのスヴェン・セート氏は、「アディティブ・マニュファクチャリング技術を我々の顧客に提供し、その利用を加速することはBASFにとって最優先の課題です。この投資は、BASFの戦略的パートナーであるエッセンシアムの戦略をさらに前進させると信じています」とコメントしている。
掲載日:2019年1月26日:デスクトップメタルが新たに1億6千万ドルを調達
デスクトップメタルが新たに1億6千万ドルを調達アメリカのメタル3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、新たに1億6千万ドル(約176億円)を調達した。これにより、同社が2015年の設立以来調達した資金の額は4億3,800万ドル(約482億円)となった。この額は、3Dプリンターメーカーが調達した額としては史上最大となる。 デスクトップメタルに新たに投資したのはベンチャーキャピタルのコーク・ディスラプティブ・テクノロジーズを筆頭とする投資シンジケート。コーク・ディスラプティブ・テクノロジーズの他、グーグル・ベンチャーズ、パナソニック、テクトロニック・インダストリーズも投資している。 デスクトップメタルへの投資について、コーク・ディスラプティブ・テクノロジーズのチェース・コーク社長は、「デスクトップメタルの3Dプリンティング技術は、メタル製品のプロトタイピングとマスプロダクションのいずれをも再定義し、コーク・インダストリーズのようなメーカーに革新的なイノベーションをもたらすでしょう。我々はデスクトップメタルへの投資家として非常に積極的であるのみならず、デスクトップメタルのユーザーとして、そしてパートナーとして非常に積極的なのです」とコメントしている。 デスクトップメタルは2015年設立、ローコストでハイパフォーマンスのデスクトップメタル3Dプリンター「デスクトップ・スタジオシステム」を開発している。「デスクトップ・スタジオシステム」は、独自開発したシングルパス・ジェッティング技術を基に開発され、競合製品の最大100倍のスピードで造形が可能としている。
掲載日:2019年1月25日:レニショーがイタリアとスペインにアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーション・センターを開設
レニショーがイタリアとスペインにアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーション・センターを開設イギリスの工学・科学技術メーカーのレニショーが、イタリアのトリノとスペインのバルセロナにアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーション・センターを開設した。 いずれのセンターでもユーザーがレニショーの工作機械を利用でき、センターに常駐している専門スタッフによる技術支援を受けられるとしている。工作機械の中にはレニショー最新のRenAM500Qマルチレーザーマシンなども含まれているという。 センターの開設について、レニショーのグローバル・ソルーションズ・センターのマーク・サンダース・ディレクターは、「このたびスペインとイタリアのお客様とさらに緊密になるために二つのセンターを開設しました。ネットワークを広げることでより多くのお客様を、工業アディティブ・マニュファクチャリングの旅路のさらに先へお運びすることができるでしょう」とコメントしている。 レニショーは昨年3月にも、南ウェールズに地元の小中学生を対象にしたファブリケーション・デベロップメント・センターを開設している。同センターでは最新のアディティブ・マニュファクチャリング技術などのハンズオントレーニングが行われ、受講を希望する小中学生などは無料で利用できる。 レニショーは測定、ポジションエンコーダ、ラマン分光測定装置、歯科用CAD/CAM、 脳神経外科用装置の分野における世界的なリーダーで、日本を含む30ヶ国以上に研究開発、製造、販売、サービス拠点を設置している。
掲載日:2019年1月24日:イギリスのフィラメントメーカーが自社製品の資源リサイクル率を公表
イギリスのフィラメントメーカーが自社製品の資源リサイクル率を公表イギリスのフィラメントメーカーが自社製品の資源リサイクル率を公表し、話題になっている。 公表したのはイギリスのスタートアップ企業のフィラメンティブ社。データはいずれもISOが定めるBS EN ISO 14021:2016「環境ラベルおよび宣言」に準拠したものとなっている。データは製品の種類、リサイクル率、スプールのリサイクル率、リサイクル元の資源が、それぞれ記されている。 例えばPLAの場合、リサイクル率55%、スプールのリサイクル率100%、リサイクル元の資源「製造後廃棄物」となっている。また、One PETとカーボンファイバーは、いずれもリサイクル率100%、スプールのリサイクル率100%となっている。また、すべての製品のスプールのリサイクル率が100%となっている。 データの公開について、フィラメンティブの創業者ラビ・トーア氏は、「3Dプリンターの人気が高まるにつれ、プラスチックの生産量と消費量が増加し、環境への悪影響も増加します。また、ホビイストから大企業の社員まで、多くの3Dプリンターユーザーがますます環境への意識を高めています。そうした3Dプリンターユーザーの要求に耐えうる製品を、リサイクル資源を活用して作り続けたいと思います」とコメントしている。 フィラメンティブによると、現在全世界で使われているプラスチックの90%が石油などの非再生可能エネルギー源で作られているという。 フィラメンティブは2015年に、リード大学の支援を受けて設立されたスタートアップ企業。同社のフィラメントはヨーロッパのユーザーを中心に利用が広がっている。
掲載日:2019年1月23日:オランダの3Dプリンターメーカーがエンジニアリングプラスチック用3Dプリンターをリリース
オランダの3Dプリンターメーカーがエンジニアリングプラスチック用3Dプリンターをリリースオランダの3Dプリンターメーカーのトラクタス3Dが、エンジニアリングプラスチック用3Dプリンター「T850P3Dプリンター」をリリースする。 T850P3Dプリンターはヒートチェンバーで覆われたタイプのデルタ型3Dプリンターで、チェンバー内の温度を最大65℃まで加熱できる。また、ビルドプレートも最大175℃まで加熱できる。エクストルーダーは最大450℃まで加熱可能。 利用可能な素材はPEEK、カーボンPEEK、PEEKQ、ULTEMなどの高機能エンジニアリングプラスチックに加え、一般的なPLAやPETGなども利用できるとしている。 T850P3Dプリンターのリリースについて、トラクタス3Dのマウリッツ・ブロック・コマーシャルディレクターは、「PEEKなどの素材は、ほとんど鉄と変わらない耐久性や耐熱性、耐薬品性を有しています。我が社の顧客はPEEKの生物的適合性などを含む特性を活かし、医療機器などの製造に活用し始めています」とコメントしている。 PEEKなどのエンジニアリングプラスチックを扱える3Dプリンターは、国内外でリリースが相次いでいる。国内でも合同会社ニンジャボットが高温エクストルーダーを備えたエンジニアリングプラスチック専用3Dプリンターをリリースしている。 PEEKはポリエーテルエーテルケトン(Polyether ether ketone)の略称で、熱可塑性エンジニアリングプラスチックの一種。衝撃特性にも優れ、濃硫酸、濃硝酸、飽和塩素水以外には浸食されない耐薬品性を持つ。自動車のエンジン部品や半導体製造装置、食品加工装置の部品などに利用されている。
掲載日:2019年1月22日:イギリスの文房具小売りチェーンとスタートアップ企業が共同で生分解性3Dプリント文房具の販売を開始
イギリスの文房具小売りチェーンとスタートアップ企業が共同で生分解性3Dプリント文房具の販売を開始イギリスの文房具小売りチェーンのペーパーチェースとスタートアップ企業のバッチ・ワークが、共同で生分解性3Dプリント文房具の販売を開始した。 コンシャス・リビング(意識的な生活)と名付けられたプロジェクトは、さとうきび由来の生分解性プラスチックを素材にボールペンやペン立てなどの文房具を3Dプリンターで製造するもの。ロンドンのバッチ・ワークのオフィス内に設置されたデスクトップFDM3Dプリンターで製造している。 バッチ・ワークはすでにボールペンの製造を開始しており、稼働から2か月で3万本を製造したという。同社によると、ボールペン1本の製造にかかる時間は20分で、ペーパークリップひとつはわずか2分で製造できるという。 プロジェクトの開始についてバッチ・ワークの創業者ジュリアン・バシャーレス氏は、「3Dプリンティング技術は、これまでに試作品製造やエンジニアリングパーツ、ハイエンドパーツの製造に使われてきました。我々は、時間がかかって固定的で、コストがかかる従来のモノづくりのやり方を3Dプリンターで変革しようと試みています。3Dプリンターで作られたものを近隣の消費者にお届けすることで、サステナビリティを啓蒙するいい機会になると思います」とコメントしている。 コンシャス・リビングの文房具は、イギリス国内のペーパーチェースの各店舗と、同社のECサイトから購入できる。
掲載日:2019年1月21日:オランダに世界初の「3Dプリント住宅工場」が開設
オランダに世界初の「3Dプリント住宅工場」が開設オランダに世界初の「3Dプリント住宅工場」が開設され、話題を集めている。 オランダのアイントホーフェンに「3Dプリント住宅工場」を開設したのはオランダの大手建設企業のウェバー・ビーミックス社とBAMインフラ社を中心としたコンソーシアム。工場内に設置された大型のコンクリート建設3Dプリンターを使い、住宅や橋などの建設を行うとしている。 「3Dプリント住宅工場」では現在、オランダのノード・ホランド市からの依頼で市内に設置される四つの橋を建設している。また、アイントホーフェン内に設置予定の5軒の住宅も建設している。 現在、住宅などを建設3Dプリンターで建設する機運が世界的に高まっているが、ほとんどのケースが建設現場に大型3Dプリンターを持ち込んで建設する仕組みになっている。「3Dプリント住宅工場」で住宅などを建設し、現場へ移送して設置することで建設コストと作業時間を大幅に削減できると関係者はコメントしている。 「3Dプリント住宅工場」を開設する計画は、南カリフォルニア大学のコシュネヴィス教授率いるコンツアー・クラフティングプロジェクトでも進んでいる。コンツアー・クラフティングプロジェクトでは、工場で住宅のパーツを製造し、建設現場に移送して組み立てる仕組みを構築している。
掲載日:2019年1月20日:ギリシャでプラスチック廃材を使った屋外用家具製造プロジェクトが開始
ギリシャでプラスチック廃材を使った屋外用家具製造プロジェクトが開始ギリシャでプラスチック廃材を使った屋外用家具製造プロジェクトが開始され、話題になっている。 コカ・コーラの「プリント・ユア・シティ」プロジェクトとして開始されたもので、大型のロボットアーム型3Dプリンターを使ってリクライニングチェアなどを製造し、テサロニケのビーチなどの市内各所に設置されるという。 プリント・ユア・シティのウェブサイトでは市民からのリクエストを受け付けていて、市民が家具のデザインや色などを選べるようになっている。また、家具の種類もペット用水飲みボウル、ワークアウトベンチ、自転車用ラック、ツリーポットなどが用意されている。また、それぞれの家具を製造するのに必要なプラスチック廃材の量なども公開されている。なお、プリント・ユア・シティのウェブサイトには、昨年12月の立ち上げ以来3,000を超える家具の3Dモデルがアップロードされたという。 プリント・ユア・シティでは、プロジェクトの修了までに合計で4トンのプラスチック廃材の消費を目指すとしている。 プロジェクトを立ち上げた関係者は、「プラスチックはほとんど永久に利用できます。しかし、我々は総じて一度使ったらすぐに捨ててしまいます。プリント・ユア・シティでは、長く使えるプラスチックのより良い使い方を示し、より付加価値の高いものの製造を目指しています」とコメントしている。
掲載日:2019年1月19日:リラティビティ・スペースがケープカナベラル空軍基地にロケット製造拠点を開設
リラティビティ・スペースがケープカナベラル空軍基地にロケット製造拠点を開設ロサンゼルスに拠点を置くロケット開発ベンチャー企業のリラティビティ・スペースが、フロリダのケープカナベラル空軍基地にロケット製造拠点を開設する。現地時間の今週木曜日に同社が発表した。 ケープカナベラル空軍基地の打ち上げ用地にロケット製造拠点を開設するのは、スペースX、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス、ブルーオリジンに続き四社目となる。リラティビティ・スペースは、ケープカナベラル空軍基地にロケット製造拠点を持つことでロケットの開発期間を最大で四年程度縮小できるとしている。 CNBCによると、リラティビティ・スペースはアメリカ空軍とリース契約を締結し、20年の契約期間延長のオプションも付与されたという。 リラティビティ・スペースは1,000万ドル(約11億円)程度の費用を投じ、インテグレーションハンガーなどの設備を用意するとしている。同社は、2020年末までに同社初の商用打ち上げを実現したいとしている。 リラティビティ・スペースは、ロケット用部品の95%を3Dプリンターで製造していることで知られている。同社のロケットは、競合他社のロケットよりも100分の1の数の部品で組み立てられているとしている。同社の3Dプリントロケットのテラン1号は60日程度で3Dプリントでき、打ち上げコストはわずか1000万ドル(約11億円)程度だとしている。 リラティビティ・スペース社は別のロケットベンチャー企業のブルーオリジンとスペースX出身のティム・エリス氏とジョーダン・ヌーン氏が2016年に共同で立ち上げた。同社に対してはベンチャーキャピタルなどがこれまでに4,500万ドル(約47億円)を出資している。
掲載日:2019年1月18日:フランスの3Dプリンターメーカーがアンチ3Dプリント銃キャンペーンを開始
フランスの3Dプリンターメーカーがアンチ3Dプリント銃キャンペーンを開始フランスの3Dプリンターメーカーがアンチ3Dプリント銃キャンペーンを開始し、話題になっている。 キャンペーンを開始したのはフランスのDAGOMA社。「ハームレス(無害の)銃作戦」と名付けられたキャンペーンは、実際には機能しない3Dプリント銃の3Dモデルをインターネット上に拡散することで、機能する3Dモデルを希薄化することを目指すもの。フランスの大手広告代理店のTBWAパリと共同で展開している。 キャンペーンの開始についてDAGOMA社は、「3Dプリンターは紛れもない革命的技術です。家庭内であらゆるものを3Dプリントすることが可能です。装飾品、フィギュア、義足まで製造できます。インターネット上に公開されている3Dモデルをダウンロードするだけでいいのです。残念なことに、銃火器の3Dモデルも容易に入手することが可能なのです」とコメントしている。 DAGOMA社では、インターネット上に存在する機能する3Dプリント銃の3Dモデルに修正を加え、機能しない3Dモデルに改編することで希薄化を進めるとしている。 DAGOMA社によると、キャンペーンの開始から現時点までに、同社が修正を加えた3Dモデルが13,000回ダウンロードされたとしている。 キャンペーンの実際の効果については専門家の間でも意見が分かれているが、インターネットにおける3Dプリント銃の拡散を防ぐひとつの試みとして、3Dプリンターコミュニティの関心を集めている。
掲載日:2019年1月17日:HPが自社の3Dプリンターを3Dプリント銃の製造に使わせないとするコメントを発表
HPが自社の3Dプリンターを3Dプリント銃の製造に使わせないとするコメントを発表プリンター製造大手のHPが、自社の3Dプリンターを3Dプリント銃の製造に使わせないとするコメントを発表していたことがわかった。 HPのディオン・ワイスラーCEOが書簡で発表したもので、HPは、製造者が銃火器の製造許可を持たない限り、いわゆる「ゴーストガン」の製造を認めないとしている。 「ゴーストガン」とは、主にポリマー系の素材を使って3Dプリンターで作られた銃の事で、空港などの保安検査で使われる金属探知機に探知されにくいとされている。昨年秋には、シアトル市長を筆頭に全米の30の自治体の長が、3Dプリンターメーカーにゴーストガンの製造に自社の3Dプリンターが使われないようにするための措置を講じるよう通達を出していた。HPの対応は、その通達を受けてのものと見られる。 ワイスラーCEOの書簡には、HPがどのように3Dプリント銃の製造を防止するかについては書かれてなく、専門家の中には、HPが3Dプリント銃の製造を防ぐのは事実上極めて困難であるとする者もいる。 アメリカでは3Dプリント銃の製造をめぐる議論が続いており、ワシントン州を含む多くの州が州内での3Dプリント銃の製造を禁止する法律を施行している。一方で、3Dプリント銃の3Dモデルはインターネット上で拡散しており、3Dプリント銃の製造を完全に防ぐのは不可能であるとする声もある。3Dプリント銃の問題が今後も続くのは間違いないと見られる。
掲載日:2019年1月16日:中国が月面に3Dプリント住宅を建設する計画を発表
中国が月面に3Dプリント住宅を建設する計画を発表今月3日に嫦娥4号を月に送り、人類史上初めて月の裏側に探査機を着陸させた中国が現地時間の今週月曜日、月面に3Dプリント住宅を建設する計画があると発表した。3Dプリント住宅は、月の土壌を素材に大型建設3Dプリンターで作られる住宅。 中国国家航天局が記者会見で明らかにしたところによると、年内に打ち上げが予定されている嫦娥5号を月に送り、月面に着陸させて土壌サンプルを地球に持ち帰るとしている。持ち帰った土壌サンプルを分析し、月面用建設3Dプリンターの開発に役立てるとしている。 嫦娥5号につづき、2020年までに嫦娥6号、嫦娥7号、嫦娥8号を続けて打ち上げ、同様に月面から土壌サンプルを取得して地球へ持ち帰るとしている。 中国国家航天局の呉艶華氏は、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアなどの中国以外の国も月面で3Dプリント住宅建設を計画していて、そうした国との協業の可能性についても言及した。 中国は宇宙強国化を目指した長期ロードマップをもとに宇宙開拓事業を進めており、2030年までにアメリカやロシアなどとならぶ宇宙強国入りを目指している。今回の発表も、そうした中国のロードマップの具体的な行動計画のひとつであると思われる。
掲載日:2019年1月15日:世界最大のプラスチック製3Dプリント橋が上海の郊外に登場
世界最大のプラスチック製3Dプリント橋が上海の郊外に登場世界最大のプラスチック製3Dプリント橋が上海の郊外に登場し、話題になっている。シェンヤン・マシン・グループが開発した大型3Dプリンターで製造された3Dプリンター橋は35日間をかけて3Dプリントされ、現地時間の先週金曜日に桃浦(Taopu)スマートシティ・セントラルパーク内に架設された。 3Dプリント橋の正確な大きさは長さ15.25メートル、幅3.8メートル、高さ1.2メートルとなっている。これまでに上海政府による負荷試験を通過し、すでに実用に供されているという。 大型3Dプリンターにはコインロボティクスが開発した大型エクストルーダーが使われ、製造にかかったコストは280万ドル(約3億800万円)。素材にはグラスファイバーを混ぜたASA(アクリロニトリル・スチレン・アクリルゴム)が使われている。橋そのものの重さは5,300キログラムで、これまでに3Dプリントされたプラスチックの造形物としては世界で最も重いものとなっている。 3Dプリント橋の架設について上海政府は、「3Dプリンティング技術をプロモートするための革新的なことであり、非都市部の建設現場を啓蒙するでしょう」と公式ホームページにコメントを載せている。
掲載日:2019年1月14日:オランダ空軍がウルチメーカーの3Dプリンターを航空機メンテナンス用に導入
オランダ空軍がウルチメーカーの3Dプリンターを航空機メンテナンス用に導入オランダ空軍が、オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーの3Dプリンターを航空機メンテナンス用に導入したとして話題になっている。 オランダ空軍が導入したのはウルチメーカーのウルチメーカー3とウルチメーカーS53Dプリンターの二機種。いずれもオランダ空軍のウーンスドレヒト空軍基地に導入されたという。オランダ空軍では、導入した3DプリンターをF16戦闘機のリペアやメンテナンスに活用するとしている。 3Dプリンターを導入したことについて、オランダ空軍のバス・ジャンセン氏は、「3Dプリンターを活用することで、リペア用部品などをより速く、安全に製造することが可能になります。特にツーリング、フィクスチャー、プロトタイプなどを最高の水準で製造することが可能です」とコメントしている。 オランダ空軍では、3Dプリンターをリペア用部品などの製造に活用するほか、ジェットエンジン用精密部品のコンテナーの製造などにも活用するとしている。 軍隊が航空機などのメンテナンスに3Dプリンターを活用する機運は世界的に高まっている。アメリカ空軍も、戦闘機の交換部品などを3Dプリンターで製造するプロジェクトを立ち上げている。 ウルチメーカーは2011年設立。レップラッププロジェクト出身の三人のオランダ人起業家が共同で設立した。同社が開発した3DプリンターUltimakerはレップラップベースの3Dプリンターとしてその高い機能性と品質が世界中の3Dプリンターユーザーに評価されている。
掲載日:2019年1月13日:フォームラブズがラスベガス家電見本市で二種類のプロフェッショナルグレード樹脂を公開
フォームラブズがラスベガス家電見本市で二種類のプロフェッショナルグレード樹脂を公開デスクトップSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、現在開催中のラスベガス家電見本市で二種類のプロフェッショナルグレード樹脂を公開している。 エラスティック・レジンと名付けられた樹脂は、フォームラブズが提供している樹脂の中で最も柔らかく、弾力性に富んだ樹脂。シリコン・プロトタイプのように、曲げたり伸ばしたりするパーツの製造に向いているとしている。 デジタル・デンチャー・レジンは歯科医療用樹脂で、文字通り入れ歯製造のための樹脂。フォームラブズによると、デジタル・デンチャー・レジンは「業界初の直接入れ歯をプリントできる樹脂」であるとしている。 いずれの樹脂も、フォームラブズの「フォーム2」3Dプリンターで利用可能。 ラスベガス家電見本市のフォームラブズのブースでは、デジタル・デンチャー・レジンを使ったデモンストレーションを行っている。デモンストレーションでは、実際に3Dスキャンした入れ歯データを3Dモデル化し、3Dプリンターで出力する一連の流れを実演している。 エラスティック・レジンとデジタル・デンチャー・レジンは、現在のところアメリカ市場でのみ販売される予定。アメリカ市場以外での販売については、現時点では未定になっている。
掲載日:2019年1月12日:XYZプリンティングがラスベガス家電見本市で小型カラー3Dプリンターを展示
XYZプリンティングがラスベガス家電見本市で小型カラー3Dプリンターを展示台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、現在開催中のラスベガス家電見本市で小型カラー3Dプリンターを展示している。 ダ・ヴィンチ・カラーミニFFF3Dプリンターと名付けられた3Dプリンターは、XYZプリンティングが独自に開発した3Dカラージェット技術をベースにしたもので、シアン、マジェンタ、イエローのインクドロップレットをフィラメントに吹き付けて着色する。フィラメントもXYZプリンティングが独自にい開発したもので、インクドロップレットを吸収しやすくしたタイプ。 ダ・ヴィンチ・カラーミニFFF3Dプリンターは、昨年秋にクラウドファンディングのインディゴーゴーに出品され、キャンペーンを成功裏に納めている。 ダ・ヴィンチ・カラーミニFFF3Dプリンターの正式リリースについて、XYZプリンティングのサイモン・シェンCEOは、「フルカラー3Dプリンティング技術への我々の投資は、3Dプリンティングイノベーションの次のレベルのドアを開くものです。手頃でコンパクトなフルカラー3Dプリンターを供給することができ、また中小企業、学校、デザイナー、メーカー、そして一般の消費者にリーチできることを嬉しく思っています」とコメントしている。 ダ・ヴィンチ・カラーミニFFF3Dプリンターの販売価格は1,600ドル(約176,000円)になる見込み。
掲載日:2019年1月11日:IDCが今年の全世界の3Dプリンティング市場が138億ドル規模に拡大すると予測
IDCが今年の全世界の3Dプリンティング市場が138億ドル規模に拡大すると予測市場調査会社のIDCが、今年の全世界の3Dプリンティング市場が前年から21.2%増加し、138億ドル(約1兆5,180億円)規模に拡大すると予測したレポートを発表した。 同レポートはまた、全世界の3Dプリンティング市場は今後も順調に成長を続け、2022年までに227億ドル(約2兆4,970億円)規模に到達するとしている。 3Dプリンターの用途としては、従来のプロトタイプ製造中心から、今後は完成品や完成品部品の製造へシフトするとしている。また、3Dプリンティング市場の中で最も成長が著しい分野として、医療における3Dプリンティングを挙げている。 また、今後高い成長性が見込める別の分野として3Dスキャニング市場を挙げ、特に医療、不動産、エンターテインメントの領域での3Dスキャナーの利用が急速に進むとしている。 3Dプリンティング市場の順調な成長ぶりについて、IDCのティム・グリーン氏は、「2018年は3Dプリンティング技術におけるたくさんの進化を目撃してきました。製造スピードの劇的な進化や、3Dプリンティングで使える素材の広がりが、特に製造業における3Dプリンターの活用を進めてきました。より多くのユーザーが3Dプリンティングのベネフィットを知るにつれ、プロトタイプ製造、ツーリング、そして実際の製造に3Dプリンターを活用する機運がさらに高まってくるでしょう」とコメントしている。
掲載日:2019年1月10日:アメリカの建設会社がテキサスで3Dプリント住宅を建設
アメリカの建設会社がテキサスで3Dプリント住宅を建設アメリカの建設会社のサンコロミーが、テキサス州ラゴ・ビスタで3Dプリント住宅を建設するとして話題になっている。 サンコロミーが州政府から建設許可を受けたのは、「ジェネシス・モデル」と名付けられた2ベッドルームの平屋建て住宅。曲線のデザインが特徴で、キッチンとバスルームがついたシンプルな構造になっている。 外壁や梁などを建設3Dプリンターで製造し、屋根を上から被せる仕組みの3Dプリント住宅は、ロシアのアピス・コア社が開発した大型建設3Dプリンターで製造する。現時点では、「ジェネシス・モデル」の販売価格は289,000ドル(約3,179万円)となっている。 「ジェネシス・モデル」の建設について、サンコロミー創業者のラリー・ハイネス氏は、「(建設3Dプリンターで住宅を建設することで)世帯向け住宅をわずか一日で建設でき、しかもほとんど建設廃材を出しません。構造も非常に堅固で、運営維持費もわずかです。まさにサステイナブルな住宅だといえるでしょう」とコメントしている。 サンコロミーは、2016年にアピス・コアと業務提携契約を締結し、アメリカ初の同社の業務パートナーとなっている。アピス・コアは、これまでにロシア近郊の街ステュピノ市で平屋建ての住宅を24時間で建設している。 サンコノミーはまた、同年に3Dプリント住宅を建設するキックスターターキャンペーンを立上げ、話題を集めていた。
掲載日:2019年1月9日:ドクター・ショールがWiivvと共同でカスタマイズド・インソールの製造を開始
ドクター・ショールがWiivvと共同でカスタマイズド・インソールの製造を開始アメリカの老舗フットケアブランドのドクター・ショールが、インソール製造スタートアップ企業のWiivvと共同でカスタマイズド・インソールの製造を開始する。現在ラスベガスで開催中のCES(ラスベガス家電見本市)で発表された。 発表によると、ユーザーは専用のスマートフォンアプリを使って自分の足の400地点をマッピングしてデータを送信する。送信されたデータをもとに3Dプリンターでインソールを製造する。価格は1セット99ドル(約10,900円)で、注文から14日以内に指定の場所に配達されるという。 パートナーシップの開始について、Wiivvの共同創業者のシャミル・ハーゴバン氏は、「Wiiveが成し遂げてきたことは、自分に最適なインソールを使うというベネフィットを理解し始めた消費者のニーズを満たそうとしているドクター・ショールのビジネスを大きく飛躍させるでしょう。ドクター・ショールとともに、オンデマンド・マニュファクチャリングを前進させることに興奮しています」とコメントしている。 Wiivvは3Dプリンターを使ったカスタマイズド・インソール製造のパイオニアで、2016年からすでにサービスを開始している。同年に同社はカスタマイズド・インソール製造のキックスターターキャンペーンを立上げ、資金調達に成功している。 ドクター・ショールは1906年設立のフットケアブランド。インソールなどのフットケア製品の他、ホームケア製品やトイレタリー製品なども製造している。
掲載日:2019年1月8日:マッシブ・ディメンションが大型ペレットエクストルーダーをリリース
マッシブ・ディメンションが大型ペレットエクストルーダーをリリース米バージニア州に拠点を置く3Dプリンター用エクストルーダーメーカーのマッシブ・ディメンションが、大型ペレットエクストルーダーをリリースした。 これまでの一般的なFDM方式の3Dプリンターは、リールに巻いたフィラメントを溶融して造形するタイプのものがほとんどで、造形サイズや造形スピードに一定の限界があった。マッシブ・ディメンションが開発したエクストルーダー「MDPH2」は、ペレットを帆っとエンドのヒーターで一気に溶融し、大量に吐出することでより多くのサイズの造形物をより速く造形することを可能にしている。 MDPH2は最大450℃まで加熱することが可能で、一般的に使われるABSやPLAなどのポリマー素材に加え、PEEKやULTEMといったエンジニアリングプラスチック系素材も利用出来る。 MDPH2の価格は4,949ドル(約54万4千円)で、エクストラノズル二つ、モータードライバー、電源ケーブルが付属している。 大型のFDM方式の3Dプリンターを求めるニーズは、製造業や建設業において昨今急速に高まってきている。ドイツのビッグレップが造形サイズ1立方メートルの大型3Dプリンターをリリースしている他、スペインやポーランドのメーカーも、造形サイズ1立方メートルを超える大型3Dプリンターをリリースしている。FDM方式の3Dプリンターは、造形サイズの大型化と、造形スピードの高速化を競うフェーズに突入している。
掲載日:2019年1月7日:カナダのスタートアップ企業がウッドベースのバイオプラスチックフィラメントを開発
カナダのスタートアップ企業がウッドベースのバイオプラスチックフィラメントを開発カナダのスタートアップ企業が、ウッドベースのバイオプラスチックフィラメントを開発したとして話題になっている。 開発したのはカナダのアドバンスド・バイオカーボン3D社。同社によると、同社のバイオプラスチックフィラメントはポプラの廃材を原料に、植物由来プラスチックと混ぜ合わせて作られているという。また、一般的なバイオプラスチックよりも耐久性と耐熱性に優れていて、エンジニアリンググレードの完成品部品製造などに適しているという。 バイオプラスチックの大きな利点は、元来地上にある植物を原料とするため地上の二酸化炭素の増減に影響を与えないカーボンニュートラルの性質を持っている点にある。アドバンスド・バイオカーボン3Dのキム・クラッセン氏は、「我が社のバイオプラスチック製品はカーボンネガティブであり、大気中の温室ガスを削減する機能を持っています。すべての原料がサスティナブルで再生可能な天然由来物で作られているからです」とコメントしている。 アドバンスド・バイオカーボン3Dは現在バイオプラスチックフィラメントの量産化を進めていて、今年の第一四半期内に正式に販売を開始したいとしている。 アドバンスド・バイオカーボン3Dは2016年設立。フランスの世界的アクセラレーターのハロー・トゥモローが選ぶ世界最先端テクノロジー・スタートアップ企業500社にも選ばれている。
掲載日:2019年1月6日:ニュートロジーナがAIを使ったパーソナライズドフェイスマスク製造サービスを開始
ニュートロジーナがAIを使ったパーソナライズドフェイスマスク製造サービスを開始ジョンソン・エンド・ジョンソンのスキンケアブランドのニュートロジーナが、AIを使ったパーソナライズドフェイスマスク製造サービスを開始するとして話題になっている。来週から開催されるラスベガス家電見本市(CES)で公開される。 ニュートロジーナ・マスクiDと名付けられたサービスは、女性一人ひとりの顔の形状に合わせたシート状のフェイスマスクを3Dプリンターで製造するもの。利用者はマスクiDのアプリをスマートフォンにインストールし、スマートフォンのカメラで自分の顔を撮影する。撮影されたデータはニュートロジーナの解析ソフトのニュートロジーナ・スキン360に送られ、AIが顔の部位ごとに必要な栄養素などを分析し、フェイスマスクをデザインする。栄養素の中には肌の状態を改善するためのビタミンCやヒアルロン酸などの栄養素が含まれているという。 フェイスマスクはアプリから直接注文でき、3Dプリンターで製造された後、直接ユーザーへ送られる。 マスクiDを実際に使ってみたユーザーの声として、ジョンソン・エンド・ジョンソンのセバスチャン・ギロン氏は、「お客様は、一人ひとりのスキンケアニーズに応じたパーソナライズド・スキンケアソルーションがもっと早くから存在していればとおっしゃっています。そうした未対応のニーズに対して、シートマスクは完ぺきなソルーションになると思います」とコメントしている。 マスクiDの正式リリースは今年第三四半期からになる見込み。当面はアメリカ市場限定で、価格は未定となっている。
掲載日:2019年1月5日:コロンビア大学の研究員が調理可能なフード3Dプリンターを開発
コロンビア大学の研究員が調理可能なフード3Dプリンターを開発コロンビア大学の研究員が調理可能なフード3Dプリンターを開発しているとして話題になっている。 コロンビア大学のジョナサン・ブルティンガー氏が開発しているフード3Dプリンターは、一般的なフード3Dプリンターと同様に、ジェル状の食物素材を吐出して立体物を造形するタイプのフード3Dプリンター。一般的なフード3Dプリンターでは、フード3Dプリンターで立体物を造形し、調理そのものはオーブンなどで行うタイプが多い。一方、ブルティンガー氏が開発中のフード3Dプリンターは、造形した立体物にレーザービームを照射し、調理も行う。 ブルティンガー氏はまた、3Dプリンターで造形する食品のレシピを共有し、インターネットを経由して自由にダウンロードしてもらうことも検討しているという。「(フード3Dプリンターで調理した料理が)気に入ったら、そのレシピを友人へ送ってあげて、同じ料理を即座に調理してもらうことなども可能になります」と同氏はコメントしている。 また、多くのフード3Dプリンターと同様に、利用者一人ひとりの健康状態やダイエットなどに応じてレシピをカスタマイズすることも可能になるという。 一般的なフード3Dプリンターがこれまでにあまり普及していないことについて、ブルティンガー氏はマーケティングの重要性を指摘している。「現時点では、フード3Dプリンターについての消費者の反応は必ずしも好ましいものではありません。しかし、フード3Dプリンターの健康上のベネフィットや、レシピ共有機能などの利便性を消費者が理解し始めたら、状況は変わってくるでしょう」とコメントしている。
掲載日:2019年1月4日:オランダのCybe建設がサウジアラビア初の3Dプリント住宅を二日で建設
オランダのCybe建設がサウジアラビア初の3Dプリント住宅を二日で建設オランダのCybe(サイビー)建設が、サウジアラビア初の3Dプリント住宅をわずか二日で建設したとして話題になっている。 3Dプリント住宅は箱型のデザインで、一階建ての平屋住宅。コンクリートを原料に、大型建設3Dプリンターで積層造形された。窓枠などは後付けで取り付けられたと見られる。 サウジアラビア初の3Dプリント住宅は、リヤド市内にあるサウジアラビア建設省所有地内に建設された。プロジェクトの責任者のナジ・アタラー氏によると、プロジェクトの目的は3Dプリント住宅の経済合理性を検証し、民間の建設会社へ建設3Dプリンティングへの進出を促すこととしている。 アタラー氏は、「この実験プロジェクトは、未来の建設の明確なアイデアを我々に示してくれます。また、(2030年までに国民の住宅保有率を70%に上げるという)サウジアラビアの国家プロジェクトを実現するための主な技術になるでしょう」とコメントしている。 CyBe建設は2013年11月設立のオランダのベンチャー企業。建設3Dプリンターの他、建設3Dプリンター用ソフトウェア、建築用素材などを製造している。Cybe建設は2017年6月にUAEのドバイでも研究施設を建設3Dプリンターで建設している。
掲載日:2019年1月3日:2019年の3Dプリンターの世界を占う②
2019年の3Dプリンターの世界を占う②3.建設3Dプリンターは実用レベルへ 今年は建設3Dプリンターが実用レベルで使われる年になるだろう。建設3Dプリンターはこれまでにアメリカ、中国、ロシア、イタリア、オランダ、フランス、デンマーク、スロベニアなどで開発されているが、多くはトライアルフェーズにとどまっている。一方、フランスとアメリカで実際に人が住むことを目的にした住宅が建設3Dプリンターで建設されていて、今年はその動きが本格化すると予想する。住宅そのもののレベルが向上し、建設許可などを取得して建設されるケースが一般化し、多くの実用レベルの住宅が建設3Dプリンターで建設されることになるだろう。 4.医療用3Dプリンターの導入がさらに進む また、今年は医療用3Dプリンターの導入がさらに進む一年になるだろう。医療用バイオ3Dプリンターのみならず、医療モデル作成用3Dプリンターや、錠剤製造用3Dプリンターといった特定の用途や機能に特化した3Dプリンターの導入が各所で進むだろう。 昨年はマサチューセッツ工科大学の研究チームが3Dプリンターで患者一人ひとりにあわせてカスタマイズした錠剤デバイスを3Dプリンターで製造して話題になったが、今年もそういった類のニュースが頻発する可能性が高いと予想する。 我が国の医療現場でも3Dプリンターの導入は着実に進んでいて、今年もそのトレンドが維持されるだろう。特に矯正機器などの製造を3Dプリンターで行うケースなども出始めており、大型3Dプリンターが病院に導入されるケースなども出てくる可能性がある。
掲載日:2019年1月2日:2019年の3Dプリンターの世界を占う①
2019年の3Dプリンターの世界を占う①1.FDM方式の3Dプリンターは大型化・高速化へ いわゆる一般的なFDM方式(ME方式)の3Dプリンターは今年、大型化・高速化がさらに進むだろう。ドイツのビッグレップが既に1m X 1m X 1m の造形サイズの大型FDM3Dプリンターをリリースしているが、他のメーカーも同程度か、さらに大型のFDM3Dプリンターをリリースしている。大型のモックアップ製造、プロトタイプ製造、広告クリエイティブ制作などで大型3Dプリンターの導入が世界的に進んでおり、そのトレンドがさらに加速する可能性が高い。また、造形技術も革新が進んでおり、造形スピードがさらに高速になるだろう。 国内のメーカーでもFDM方式の3Dプリンターの大型化を目指す機運が高まってきており、欧米メーカーに追随する会社が出てくる可能性が高い。早ければ年内にも国産大型FDM3Dプリンターがリリースされるだろう。 2.SLS、インクジェット方式の3Dプリンターはさらに高速化へ また、SLS方式の3Dプリンターとインクジェット方式の3Dプリンターは、今年さらに高速化が進むだろう。いずれも造形光源のマルチ化やヘッドの複数化などが進んでおり、造形スピードは新たな次元に突入しつつある。今年は各メーカーがこぞって激しいスピード競争を繰り広げるだろう。 また、一般的にメタル系の3Dプリンターも大型化が進んでおり、今年もそのトレンドが持続するだろう。特に複数軸のロボットアーム型のメタル3Dプリンターの大型化が顕著で、そのトレンドが持続するだろう。
掲載日:2019年1月1日:2019年新年のごあいさつ
2019年新年のごあいさつ新年明けましておめでとうございます。いつも世界の3Dプリンターニュース「セカプリ」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。本年が読者の皆様にとりまして恵豊かな一年と年となりますよう、スタッフ一同祈念しております。 本年も世界中から最新の3Dプリンター関連ニュースをお届けする所存、いっそうのご愛顧をよろしくお願いいたします。 「セカプリ」スタッフ一同


掲載日:2018年12月31日:ポルトガルとノルウェーの研究チームが6軸のメタル3Dプリンターを開発
ポルトガルとノルウェーの研究チームが6軸のメタル3Dプリンターを開発ポルトガルとノルウェーの研究チームが6軸のメタル3Dプリンターを開発したとして話題になっている。 開発したのはポルトガルのコインブラ科学技術大学と、ノルウェー科学技術大学の技術パートナーのSINTEF社の共同研究チーム。研究チームを率いたコインブラ科学技術大学のノルベルト・ピレス教授は、同メタル3Dプリンターはあらゆる角度からの造形が可能で、特に航空宇宙やエネルギーのセクターで、大型造形物の製造などに使えるとしている。 同プリンターは、ピレス教授らが「同時シミュレーション」と呼ぶ技術をベースにしているという。同時シミュレーションについてピレス教授は、「同時シミュレーションは複数の変数とパラメーターを、例えばプリント温度や素材のフェーズチェンジなどを、モニタリングしながら異常を検知して修正します。修正しながらプリントするので、高いプリント精度が確保できます」と説明している。 同プリンターは現在トライアルフェーズにあり、最終的に市場にリリースされた際の価格は200万ユーロ(約2億5千万円)程度になるという。なお、同プリンターに対しては現時点でインドの製鉄大手のタタ製鉄が導入に関心を示しているという。
掲載日:2018年12月30日:マサチューセッツ工科大学の研究チームらがコントローラブル錠剤を3Dプリンターで製造
マサチューセッツ工科大学の研究チームらがコントローラブル錠剤を3Dプリンターで製造マサチューセッツ工科大学の研究チームらがコントローラブル錠剤を3Dプリンターで製造したとして話題になっている。 製造に成功したのはマサチューセッツ工科大学、テクノロジー開発企業のドレイパー、ブリガム・アンド・ウイメンズ病院の合同研究チーム。ブルートゥース・ワイヤレス技術を用い、投薬された患者の体内の適切な場所で適切な量の薬剤をデリバリーするという。また、薬剤は患者一人ひとりに合わせてカスタマイズ製造されるという。なお、コントローラブル錠剤はフレキシブルポリマーを素材にしている。 コントローラブル錠剤は胃の中に1か月程度常駐し、患者のスマートフォンからリモートコントロールする。特に長期の治療が必要な患者に適切な量の薬剤を投与することが可能になるとしている。 研究チームは、コントローラブル錠剤は投与された体内で患者の感染状態やアレルギー反応などを検知し、適切な処置を施すことも可能だとしている。また、ウェアラブルデバイスと通信し、患者のかかりつけ医のスマートフォンにデータを送信することも可能だとしている。 コントローラブル錠剤は水溶性カプセルに入れて投与され、胃の中でカプセルが解けると自動的にアームを伸張させ、動作を開始するという。
掲載日:2018年12月29日:ハンブルグ工科大学が女子生徒専用のSTEM教育キャンプを開催
ハンブルグ工科大学が女子生徒専用のSTEM教育キャンプを開催ドイツのハンブルグ工科大学が、女子生徒専用のSTEM教育キャンプを開催していたことがわかった。 今年7月に開催されたキャンプは1週間のキャンプで、小学6年生から高校3年生までの女子生徒が参加したという。ドイツ国内のみならず、スペイン、イギリス、オランダ、イタリア、イスラエルの生徒も参加したという。 キャンプでは3Dプリンティング、レーザーカッティング、エングレービングなどの各種の工作技術に加え、コンピューターサイエンス、電子工学、CADプログラミングの基礎などの教育プログラムが提供された。 各種の教育プログラムに加え、オラクルのバウムガートル・セールスマネージャーや、リンクトインのウィットマン・ディレクターといった、現在各界で活躍中の現役女性ビジネスリーダーによるトークセッションなども提供された。 キャンプの開催責任者は、「ハイテク業界のリーダーの間には大きなジェンダーギャップが存在しています。また、ビジネス界でも政治の世界でも、女性が重要な地位を占めるケースが極めて少ないのが実情です。ロボティクスは特に成長著しい分野であり、各種の産業を大きく転換する力を秘めています。そうした分野に、より多くの女性の関与が必要です」とコメントしている。
掲載日:2018年12月28日:工業用3Dプリンター市場が2024年に70億ドル規模に成長
工業用3Dプリンター市場が2024年に70億ドル規模に成長工業用3Dプリンター市場が2024年に70億ドル(約7,700億円)規模に成長すると予想したレポートが発表された。 市場調査会社のマーケット・リサーチエンジンが発表したレポート「工業用3Dプリンティング市場」によると、工業用3Dプリンターのグローバル市場は年率27%の成長率で成長を続け、2024年までに70億ドル規模に到達するとしている。 市場拡大を牽引する主なプレーヤーとして、同レポートはスリーディーシステムズ、ストラタシス、EOS、マテリアルズ、ExOne、ヴォクセルジェット、エンビジョンテック、アーカム、コンセプトレーザー、オプトメック、SLMソルーションなどを挙げている。 エリア別では、アメリカ市場が最大のシェアを占め、欧州と中国の市場が続くとしている。 一方、別の市場調査会社のIDCは、全世界の3Dプリンター関連市場が2022年までに230億ドル(約2兆5,300億円)規模に到達するというレポートを句会している。それによると、3Dプリンター本体、3Dプリンター用素材、3Dプリンター関連ソフトウェア、3Dプリンター関連サービスなどのグローバルでの支出額は、2022年まで年率18.4%の成長率で成長を続け、同規模に到達するとしている。同レポートは、3Dプリンター本体と3Dプリンター用素材の支出額が全体の三分の二を占め、市場拡大を牽引するとしている。
掲載日:2018年12月27日:セールボートのハルを世界で初めて3Dプリンターで製造
セールボートのハルを世界で初めて3Dプリンターで製造イタリアのスタートアップ企業のOCore社が、セールボートのハル(船体)を世界で初めて3Dプリンターで製造したとして話題になっている。 大手CADソフトメーカーのオートデスクなどの支援を受けて立ち上げられたプロジェクトは、来年9月に開催されるミニ・トランサット・オーシャン・レース2019への出場を目指すもので、ハルそのものはイタリアのシルコロ・デラ・ベラ・シシリア・セーリングクラブに設置された大型3Dプリンターで製造された。素材はカーボンファイバーで強化されたハイパフォーマンス・ポリミアド「LUVOCOM 3F PAHT CF」が使われたという。 ミニ・トランサット・オーシャン・レース2019はフランスからスタートし、カナリー島を経由してブラジルまでの4000マイル(約6,400キロメートル)を競う過酷な大西洋横断レース。ハルには相当の強度と耐久性が求められている。 OCoreのマネージングディレクターのダニエル・セボラ氏は、「(ハルの製造に3Dプリンターを使ったことで)構造的に極めて複雑なデザインを施すことが可能になりました。また、軽量で耐久性のある船体を作ることができました。3Dプリンター以外ではありえなかったことです」とコメントしている。 レーシングカーのパーツなどを3Dプリンターで製造する機運は世界的に高まってきているが、長さ6.5メートルの大型の造形物を3Dプリンターで製造するケースは珍しい。
掲載日:2018年12月26日:3Dハブズがアメリカにビジネス拠点を設立へ
3Dハブズがアメリカにビジネス拠点を設立へ世界中の3Dプリンターをネットワークしているオランダのスタートアップ企業の3Dハブズが、アメリカにビジネス拠点を設立する。 新たにアメリカに設立される3Dハブズ・マニュファクチャリングLLCは、3Dハブズの「フルフィルド・バイ・3Dハブズ」戦略の一環として設立される。3Dハブズ・マニュファクチャリングLLCは、アメリカ国内の全ユーザーに3Dプリンティングサービスを提供する。 3Dハブズ・マニュファクチャリングLLCでは、FDM、SLA、SLS、HPマルチジェット・フュージョンの、各種のハイエンド3Dプリンターが利用できるとしている。なお、最低発注金額は35ドル(約3,850円)となっている。 3Dハブズは、今日までに世界中の3Dプリンターオーナーをネットワーク化し、ユーザーとマッチングするビジネスモデルを構築してきた。ところが、今年9月からビジネスモデルを転換し、3Dハブズが認定したパートナーにのみ製造を委託し始めた。これにより、それまでネットワークに参加していた多くの個人の3Dプリンターオーナーが3Dハブズのネットワークから外されることとなった。現時点では、3Dハブズの認定パートナーは、一定の事業規模を持つ企業に限定されているものと見られる。 3Dハブズはオランダの起業家ブラム・デ・ツウォート、ブライアン・ギャレットの二人が2013年4月に設立した。同社に接続している3Dプリンターをインターネット経由でユーザーが利用した場合、オーナーが一定の手数料を受け取る仕組みを提供していた。
掲載日:2018年12月25日:ステファン・リット氏が3ユアマインドのグローバルマーケティング担当役員に就任
ステファン・リット氏が3ユアマインドのグローバルマーケティング担当役員に就任ベルリンに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリング・ソフトウェア開発の3ユアマインドのグローバルマーケティング担当役員にステファン・リット氏が就任した。リット氏は3ユアマインドの欧米市場での販売拡大を目指すこととなる。 リット氏はハイエンドメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズ出身。SLMソルーションではグローバルマーケティング・コミュニケーション担当副社長を四年間務めた。 リット氏はまた、ドイツ標準化研究所航空宇宙ワークグループのアディティブ・マニュファクチャリング部会議長も務め、アディティブ・マニュファクチャリング関連教育プログラムの開発にも関わった。 リット氏の就任について、3ユアマインドのアレキサンダー・チゼックCEOは、「過去数年かけて、我々はクリエイティブで国際的で、モチベーションの高いチームを築き上げてきました。ステファン・リットがチームに合流することで、アディティブ・マニュファクチャリングを向上させるという我々のミッション実現をさらに確たるものにできるでしょう」とコメントしている。 3ユアマインドは2013年設立のスタートアップ企業。サービスビューロー比較サイトの運営の他、3DCADソフト用プラグインソフトなどのアディティブ・マニュファクチャリング関連ソフトウェアを開発している。
掲載日:2018年12月24日:グラビティ・インダストリーズがEOSのメタル3Dプリンターでジェットスーツを製造
グラビティ・インダストリーズがEOSのメタル3Dプリンターでジェットスーツを製造イギリスのエンジニアリング企業のグラビティ・インダストリーズが、EOSのメタル3Dプリンターでジェットスーツを製造したとして話題になっている。 ジェットスーツは人間の体に装着するタイプで、腕の部分に装着された四基の小型ジェットエンジンから空気を噴出して飛行する。先月ドイツで開催されたformnext 2018で、グラビティ・インダストリーズ創業者のリチャード・ブラウニング氏自らが装着してデモンストレーションフライトを行い、話題を集めた。なお、ジェットスーツのエンジンは最大1,000bhp出力でき、最大時速70キロメートルで飛行できるとしている。 EOSはグラビティ・インダストリーズと設立当初より協業し、ジェットスーツのパーツの製造を受け持ってきている。同社との協業について、EOSのチーフ・デジタル・オフィサーのガンゴール・カラ氏は、「工業3Dプリンティングのパイオニアとして、EOSはグラビティ・インダストリーズと同じイノベーション・スピリットを持っています。ジェットスーツの開発については、グラビティ・インダストリーズは安定した、より軽量の最適化された部品を必要としていました。その領域こそ、アディティブ・マニュファクチャリングがもっとも活躍できる領域なのです」とコメントしている。 グラビティ・インダストリーズは2017年設立。設立当初よりジェットスーツの開発を事業目的にしている。同社のジェットスーツはすでに販売が開始され、世界中で利用が始まっている。
掲載日:2018年12月23日:アレフ・オブジェクトのCEOにグラント・フラハーティ氏が就任
アレフ・オブジェクトのCEOにグラント・フラハーティ氏が就任コロラド州に拠点を置く3Dプリンターメーカーのアレフ・オブジェクトのCEOにグラント・フラハーティ氏が就任した。アレフ・オブジェクトの創業者ジェフ・モー氏が明らかにした。 フラハーティ氏はこれまでにアレフ・オブジェクツの社長を務め、同社の3DプリンターLulzBotシリーズの拡販などに貢献してきた。今回新たにCEOに就任することで、より大きな権限を獲得することになる。 また、アレフ・オブジェクツのCTOにスティーブン・アバディ氏が就任する。アバディ氏は2011年にアレフ・オブジェクツに入社し、これまでにCOOを務めてきた。アバディ氏は今後、アレフ・オブジェクツの技術部門を統括することになる。アバディ氏は特に、アレフ・オブジェクツが開発中の小型3Dプリンター「エアロストルーダーV2マイクロ」の開発に注力するものと見られている。 新たな人事についてジェフ・モー氏は、「アディティブ・マニュファクチャリング技術は想像を絶するスピードで発展し続けています。今回の人事により我が社は新製品開発にフォーカスすることが可能になります」とコメントしている。 アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、業績を伸ばしている。同社は昨年アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。
掲載日:2018年12月22日:オーロラ・ラブズがウォーリー・パーソンズと3Dプリンティング・ジョイントベンチャーを形成
オーロラ・ラブズがウォーリー・パーソンズと3Dプリンティング・ジョイントベンチャーを形成オーストラリアのメタル3Dプリンターメーカーのオーロラ・ラブズが、オーストラリアのエンジニアリング企業のウォーリー・パーソンズと3Dプリンティング・ジョイントベンチャーを形成し、話題になっている。 アディティブ・ナウと名付けられたジョイントベンチャーは両社が対等出資するもので、主に石油・ガス業界、鉱業、大規模インフラストラクチャー開発業界向けに各種のアディティブ・マニュファクチャリング・サービスを提供するとしている。 オーロラ・ラブズは、主にメタル3Dプリンティング、メタルパウダー選定、パーツデザイン、パーツ認証などの領域でコンサルティング・サービスを提供する。 ジョイントベンチャーの形成についてオーロラ・ラブズのマネージングディレクターのデービッド・バッジ氏は、「このジョイントベンチャーはオーロラ・ラブズと3Dプリンティング業界全体にとって重要なステップとなります。様々な業界のお客様を支援し、3Dプリンティングソルーションを通じて多くのアドバンテージを獲得していただければ幸いです」とコメントしている。 オーロラ・ラブズは2014年設立。オーストラリアのパースに拠点を置き、LFT技術を使ったメタル3Dプリンターを製造している。同社は2016年に世界で初めてS-チタンベースのメタル3Dプリンターをリリースしている。 ウォーリー・パーソンズは1971年設立。オーストラリアのノースシドニーに拠点を置き、主に石油・ガス業界でエンジニアリング関連コンサルティングを提供している。
掲載日:2018年12月21日:2018年のグローバル・アディティブ・マニュファクチャリング市場が93億ドル規模に
2018年のグローバル・アディティブ・マニュファクチャリング市場が93億ドル規模に2018年のグローバル・アディティブ・マニュファクチャリング市場が93億ドル(約1兆230億円)規模に成長したと市場調査会社のスマートテック・パブリッシングが発表した。 「2019年アディティブ・マニュファクチャリング市場展望と機会」と題されたレポートによると、3Dプリンター、3Dプリンター用素材、3Dプリンター関連ソフトウェア、3Dプリンター関連サービスなどのアディティブ・マニュファクチャリング市場の総額は前年から18%増加し、同規模に到達したとしている。 市場カテゴリでは、3Dプリンター関連サービスと3Dプリンター用素材の市場の伸びが著しく、市場全体の成長を後押ししたとしている。 産業セクターでは、航空宇宙、ヘルスケア、自動車、サービスビューローによる3Dプリンターの導入が盛んで、市場拡大を後押ししたとしている。特に航空宇宙業界でメタル3Dプリンターなどの導入が本格化しており、今後も導入がさらに進むとしている。 同レポートは、グローバル・アディティブ・マニュファクチャリング市場は今後も高い成長率を維持ししたまま成長を続け、2022年に200億ドル(約2兆2000億円)、2027年に416億ドル(約4兆5760億円)規模に到達すると予想している。
掲載日:2018年12月20日:オートデスクがモバイル・アディティブ・マニュファクチャリング・ツールボックスを開発
オートデスクがモバイル・アディティブ・マニュファクチャリング・ツールボックスを開発CADソフト製造大手のオートデスクが、移動可能なモバイル・アディティブ・マニュファクチャリング・ツールボックスを開発しているとして話題になっている。 オートデスクが開発しているのは21フィートサイズのシッピングコンテナをベースにした作業用ボックス。コンテナ内部に2台のパナソニックTS-950ロボットアームを搭載し、各種の工作作業ができる仕組み。パナソニックTS-950ロボットアームは、溶接、3Dプリンティング、切削、ポリッシングなどの作業を行える。なお、ボックス自体はトレーラーに設置されて移動する。 オートデスクでは現在、複数のクライアント企業にツールボックスのトライアルを依頼しているとしている。トライアルからのフィードバックを受け、2019年内に正式にツールボックスの提供サービスを開始したいとしている。 ツールボックスの製造に携わったオランダのエンジニアリング企業ヴァルク・ウェルディングによると、ツールボックスの製造には483,110ドル(約5,314万円)のコストがかかったという。 なお、現時点ではツールボックスの利用料金や、具体的なサービスの開始時期などについての情報は明らかにされていない。
掲載日:2018年12月19日:ルイジアナ州立大学の学生が3Dプリンターでヒトの等身大医療用ファントムを製造
ルイジアナ州立大学の学生が3Dプリンターでヒトの等身大医療用ファントムを製造ルイジアナ州立大学の学生が3Dプリンターでヒトの等身大医療用ファントムを製造したとして話題になっている。 メアリーと名付けられた医療用ファントムは、ルイジアナ州立大学の学生ミーガン・ムーアさんが製造した。ムーアさんは生物学・農学エンジニアリングを専攻していて、放射線治療の人体における放射線照射量の検証にメアリーを使用するとしている。 医療用ファントムは、すでに放射線治療などの検証に用いられているが、これまでの製造方法では一体の製造に4万ドル(約440万円)ものコストがかかっていたという。ムーアさんは大学内に設置されているビッグレップの大型3Dプリンターを使い、メアリーをわずか500ドル(約5万5千円)で製造したという。 ムーアさんは5人の女性の患者の体を3Dスキャンし、平均的なアメリカ人女性の体をデザインした。素材にはバイオプラスチックが使われ、136時間かけて3Dプリントされたという。3Dプリントされたファントムには液体ラテックスのコーティングが施されている。 メアリーは現在、製造元のルイジアナ州立大学のみならず、ワシントン大学メディカルセンターでも使用されている。同センターでは、メアリーを重粒子線治療の検証に使っているという。
掲載日:2018年12月18日:フォーブスの記者が3Dプリンターでスマートフォンの顔認証システムを突破
フォーブスの記者が3Dプリンターでスマートフォンの顔認証システムを突破フォーブスの記者が、3Dプリンターで自分の顔を製造してスマートフォンの顔認証システムを突破したとして話題になっている。 フォーブスのトーマス・ブルースター記者は、イギリスのバーミングハムのスタジオで50台のカメラを使って自らの顔を3Dスキャンした。その後3Dプリンターで出力し、後処理の後、塗装が施されたという。製造にかかった費用は300ポンド(約40,500円)だったという。 ブルースター氏は製造された自分の顔を使い、サムスン・ギャラクシーS9、同ワンプラス6、ギャラクシー・ノート8、LG G7 ThinQ、iPhone X の、それぞれの顔認証システム突破を試みた。結果は、iPhone Xを除くすべての機種で顔認証システムを突破できたという。 「あなたがアンドロイドスマートフォンのユーザーであれば、顔認証システムを使わない方がいいでしょう。最新のアンドロイドスマートフォン四機種とiPhone Xを使ってテストしましたが、iPhone X以外の機種は、3Dプリンターで作った顔で簡単に突破できました」とブルースター氏はコメントしている。 ブルースター氏は、スマートフォンの顔認証システムの安全性を絶対視するのではなく、現時点ではPINやパスワード認証を信頼することが現実的だと結論づけている。
掲載日:2018年12月17日:ニュージーランドの映画小道具制作企業が大型3Dプリンターを導入
ニュージーランドの映画小道具制作企業が大型3Dプリンターを導入ニュージーランドの映画小道具制作企業が大型3Dプリンターを導入したとして話題になっている。 大型3Dプリンターを導入したのはウェタ・ワークショップ社。同社は、これまでに映画「アバター」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「ブレードランナー」シリーズなどの作品の小道具制作を担当してきている。 同社が導入したのはマシヴィット社の18003Dプリンターで、ウェタ・ワークショップのウェリントン・スタジオに設置された。 大型3Dプリンターの導入について、ウェタ・ワークショップのピエトロ・マーソン氏は、「我々が制作するものの中には、高さ8メートルから9メートルの大型のマネキンなども含まれます。そうしたものを作るには、複数の大型のパーツをそれぞれ作り、組み合わせる必要があります。当然ながら、時間とコストがかかる作業です。(3Dプリンターを使うことで)そうした時間とコストを削減することが可能になります」とコメントしている。 マシヴィットは2013年設立の、イスラエルのロドに拠点を置くスタートアップ企業。同社の大型3Dプリンターは、世界各地の広告代理店やイベント企画会社などに採用され、広告サイネージやプロップスなどの政策に利用されている。なお、マシヴィット18003Dプリンターの造形サイズは最大145 X 111 X 180 cmとなっている。
掲載日:2018年12月16日:テキサス司法局が刑務所の収監者の入れ歯を3Dプリンターで製造
テキサス司法局が刑務所の収監者の入れ歯を3Dプリンターで製造テキサス司法局が、刑務所の収監者の入れ歯を3Dプリンターで製造することとなり、話題になっている。 テキサスの地元紙ヒューストン・クロニクルが報じたところによると、テキサス州内の刑務所の収監者の中で高齢や病気などにより歯を失う者が増加しており、健康管理上の問題になっているという。多くの者が食事を摂れず、流動食などの摂取を余儀なくされているという。 従来型の入れ歯製造工法では、コスト的に負担が大きく時間もかかるため、充分な対応ができないとしている。一方で、3Dプリンターを使うことで、最短数時間で入れ歯を製造することが可能になるという。また、入れ歯製造のために収監者を一時的に刑務所の外へ出す必要もなくなり、安全上も問題ないという。 計画では、各刑務所ごとに3Dスキャナーとデンタル3Dプリンターがそれぞれ一台ずつ設置される。テキサス司法局によると、各刑務所で1日最大10人の入れ歯が製造できるとしている。また、プリンターのコストは5万ドルから10万ドル程度と見積もられている。 3Dプリンターで入れ歯を作る機運は世界的に高まっているが、刑務所の収監者の入れ歯を3Dプリンターで作るのは、このテキサス州のケースが世界初になると見られる。
掲載日:2018年12月15日:スペインの著名ペーストリーシェフが3Dプリンターでペーストリーの型枠を製造
スペインの著名ペーストリーシェフが3Dプリンターでペーストリーの型枠を製造スペインの著名ペーストリーシェフのジョルディ・ボーダス氏が、3Dプリンターでペーストリーの型枠を製造して話題になっている。 ボーダス氏が製造したのは同氏が「ゴールデンピーナッツ」と名付けた小型ペーストリー用型枠。落花生の殻そっくりのデザインの型枠は、スペインの3DプリンターメーカーのBCN3Dテクノロジーズのデスクトップ3Dプリンターを使って製造されたという。 ボーダス氏はかねてより落花生のデザインのペーストリーの製造を構想していたが、従来の手法では開発が困難だったという。また、切削加工による型枠づくりでは、コスト的に採算が合わなかったという。 BCN3Dテクノロジーズは0.3mm径のホットエンドを使い、PLAを素材に型枠を3Dプリントした。型枠に液体シリコンを流し込み、落花生の殻のシェイプの型枠を製造した。 3Dプリンターをお菓子作りに使う機運は世界的に高まっているが、著名ペーストリーシェフが3Dプリンターを使用したのは今回が初と見られる。 ボーダス氏は、2011年にフランスのリオンで開催されたレストラン・ホテル業界国際大会のペーストリー部門の世界チャンピオン。スペインのヴィラデカンスでペーストリー学校と、ペーストリー店舗「Bコンセプト」を運営している。
掲載日:2018年12月14日:メーカーボットが新型3Dプリンター「メソッド3Dプリンター」をリリース
メーカーボットが新型3Dプリンター「メソッド3Dプリンター」をリリースメーカーボット・インダストリーズが、新型3Dプリンター「メソッド3Dプリンター」をリリースする。同社によると、「メソッド3Dプリンター」はデスクトップ3Dプリンターと工業用3Dプリンターのギャップを埋めるもので、「工業用3Dプリンターにしか搭載されていない機能がいくつか搭載されている」としている。 「メソッド3Dプリンター」はデュアルエクストルーダータイプの3Dプリンターで、水溶性PVAサポートフィラメントを利用できる。また、フィラメントはドライシールドベイに格納され、フィラメントによる水分の吸収を最小限にできるとしている。素材はメーカーボット純正の「メーカーボット・タフ」「メーカーボットPLA」「メーカーボットPVA」「PETG」が利用可能。なお、フィラメントは純正フィラメント以外は利用できない。 「メソッド3Dプリンター」の管理はメーカーボットが開発したクラウド・マネジメント・プラットフォームで行う。 クラウド・マネジメント・プラットフォームは25種類のCADソフトと連動している他、プリンターのリモートコントロールやプロジェクト共有機能も利用可能。 メーカーボット・インダストリーズでは現在、「メソッド3Dプリンター」のプレオーダーを受けて付けている。同社では「メソッド3Dプリンター」の出荷を2019年度第一四半期中に開始するとしている。現在のところ、「メソッド3Dプリンター」の価格は6,499ユーロ(約832,000円)程度になる模様。
掲載日:2018年12月13日:リラティビティ・スペースが高さ3.35メートルのロケット用燃料タンクを3Dプリンターで製造
リラティビティ・スペースが高さ3.35メートルのロケット用燃料タンクを3Dプリンターで製造ロサンゼルスに拠点を置くロケット開発ベンチャー企業のリラティビティ・スペースが高さ3.35メートルのロケット用燃料タンクを3Dプリンターで製造したとして話題になっている。製造には長さ5.5メートルのロボットアームを搭載したスターゲート3Dプリンターが使われた。製造にかかった時間は3週間だったという。 リラティビティ・スペースによると、3Dプリンターでロケットを製造することで、ロケット製造に必要な部品点数を従来の10万点から1千点まで削減できるとしている。それにより、ロケット製造コストと時間を大幅に削減でき、競合企業のロケットの六分の一程度のコストでロケット打ち上げが可能になるとしている。 同社はまた、これまでに3Dプリンターで製造したロケットエンジンの燃焼試験を100回以上成功させている。 リラティビティ・スペースは別のロケットベンチャー企業のブルーオリジンとスペースX出身のティム・エリス氏とジョーダン・ヌーン氏が共同で立ち上げたスタートアップ企業。同社には著名アクセラレーターのYコンビネーターも投資している。同社は現在のところ、2020年後半から2021年前半にかけて初の商用ロケットの打ち上げを予定している。
掲載日:2018年12月12日:フォルクスワーゲンが先端3Dプリンティングセンターを開設
フォルクスワーゲンが先端3Dプリンティングセンターを開設フォルクスワーゲンが、先端3Dプリンティングセンターをドイツのウルフズバーグに開設した。HPの協力のもと「最先端世代の3Dプリンターを活用し、複雑なパーツの製造などを行う」としている。 センターでは、これまでに利用してきたSLM3Dプリンターに加え、HPが開発したバインダージェット方式のメタル3Dプリンターが導入される。バインダージェット方式のメタル3Dプリンターは、素材にバインダーを吹き付けて造形するタイプの3Dプリンターで、SLS、SLM方式の3Dプリンターよりも高速で造形することが可能とされる。なお、造形されたパーツは炉で焼結され、固定化される。 フォルクスワーゲンでは現在、主にキーリングやエクステリア用ネームプレートなどのカスタマイズドパーツの製造に3Dプリンターを利用しているが、今後は汎用的なパーツの製造に3Dプリンターを利用するとしている。 センターの開設記念式典で、フォルクスワーゲンのアディティブ・マニュファクチャリング担当リーダーのオリバー・ポール氏は、「このたび開設されたこのセンターは、将来におけるフォルクスワーゲンにとって極めて重要な戦略拠点になるでしょう」とコメントしている。
掲載日:2018年12月11日:エンジェルトレインがストラタシスとパートナーシップ契約を締結
エンジェルトレインがストラタシスとパートナーシップ契約を締結イギリスの鉄道運営大手のエンジェルトレインが、アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスとパートナーシップ契約を締結した。契約によると、エンジェルトレインはストラタシスのFortus450mcプリンターを使い、グラブハンドル、アームレスト、シートテーブルなどのインテリア部品をオンデマンドで製造するという。 パートナーシップ契約の締結について、エンジェルトレインの技術ディレクターのマーク・ヒックス氏は「ストラタシスとともにこのイノベーションを活用できることに誇りを感じています。このソルーションが鉄道業界を技術的制約から解放し、乗客の現在と未来におけるニーズを満たすことを確信しています」とコメントしている。 鉄道車両用部品を3Dプリンターで製造する機運は世界中で高まっているが、イギリスではこのケースが初の試みとなる。 ヨーロッパの研究機関が行った調査によると、鉄道車両用部品のうち、備蓄されている部品の70%程度が実際に使われるずに廃棄されているという。部品を3Dプリンターでオンデマンドで製造することで、在庫コストと部品製造コストを大幅に削減することが可能になる。 ヨーロッパではドイツ鉄道が2015年から鉄道車両用部品を3Dプリンターで製造している。ドイツ鉄道は、今年末までに15,000店の部品を3Dプリンターで製造するとしている。
掲載日:2018年12月10日:イタリアの3Dプリンターメーカーがフォームラブズを特許侵害で提訴
イタリアの3Dプリンターメーカーがフォームラブズを特許侵害で提訴イタリアの3DプリンターメーカーのDWSシステムズが、アメリカのデスクトップSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズを特許侵害で米バージニア地方裁判所に提訴した。DWSシステムズによると、フォームラブズはDWSシステムズが開発したヒーティングシステムに関する特許を侵害したという。 提訴を受け、フォームラブズの共同創業者でCEOのマックス・ロボフスキー氏は、「我々は我々のポジションを強固に守りぬく所存です。我々はいかなる特許も侵害していません。特許侵害を訴えて他者の成長を抑えようとする行為に、勝者は存在しません」とコメントしている。 フォームラブズは、これまでに大手3DプリンターメーカーのスリーディーシステムズからSLA技術に関する特許侵害で提訴され、和解した経験がある。また、別のSLA3Dプリンターメーカーのエンヴィジョンテックからも特許侵害で提訴されている。 DWSシステムズは、2017年1月にイタリアの裁判所にフォームラブズが同社が開発したステレオリソグラフィー技術に関する特許侵害で提訴している。その後、同社はドイツとトルコの裁判所で同じ内容で提訴し、ドイツの裁判所が2018年8月にDWSシステムズの訴えを認める判決を出している。 裁判の結果は今後のフォームラブズの営業にも何らかの影響を与えるものと見られ、業界関係者の注目を集めている。
掲載日:2018年12月9日:ビッグレップの大型3Dプリンターの販売台数が四年で10倍に増加
ビッグレップの大型3Dプリンターの販売台数が四年で10倍に増加一昨日東京品川で開催された「formnext 2018にみる3Dプリンター最前線」セミナーで、株式会社3Dプリンター総研の山口修一代表取締役が、ビッグレップ(Big Rep)の大型3Dプリンターの販売台数が四年で10倍に増加したことを明らかにした。 同氏がformnext 2018現地のビッグレップのブースで確認したもので、ビッグレップの大型3Dプリンターの販売台数は2014年の12台から年々増加し、2015年81台、2016年120台、2017年151台に増え、今年も多くの販売が見込まれているという。 販売台数の増加について同氏は、家具やバスタブなどのインテリアグッズメーカーなどが大型3Dプリンターの存在を知り始め、プロトタイプづくりに使い始めていることなどを理由に挙げている。また、ビッグレップが開発したメタリング・エクストルーダー・テクノロジーにより、造形速度が従来よりも大幅にスピードアップしたことなども関係しているとしている(メタリング・エクストルーダー・テクノロジーは、フィラメントを逐次溶融して積層造形するタイプではなく、ノズルに内蔵されたコンテナーにあらかじめ素材を溶融してプールし、一気に吐出して造形する技術)。 同氏はさらに、formnext 2018にはポーランドやスペインの3Dプリンターメーカーも大型3Dプリンターを展示し、来場者の関心を集めていたとも話した。
掲載日:2018年12月8日:3Dプリンター総研が品川で「formnext 2018にみる3Dプリンター最前線」セミナーを開催
3Dプリンター総研が品川で「formnext 2018にみる3Dプリンター最前線」セミナーを開催本サイト「世界の3Dプリンターニュース」を運営している株式会社3Dプリンター総研が昨日、品川で「formnext 2018にみる3Dプリンター最前線」セミナーを開催した。会場には日本全国から多くの受講者が集まり、活気溢れる中での開催となった。 講師は株式会社3Dプリンター総研代表取締役の山口修一が務めた。セミナーは七部構成で、formnext2018の概況、注目すべき3Dプリンターメーカー・ベンチャー企業、3Dプリンター用素材の動向、今後期待される技術動向・業界動向などについて詳細な解説が行われた。特に3Dプリンターの造形方式に応じた解説がわかりやすく、受講者の関心を集めていた。 注目すべき3Dプリンターメーカーとして、アメリカのデスクトップメタル、オーストラリアのSPEE3D、オーストラリアのオーロラ・ラブズ、ドイツのビッグレップを挙げ、それぞれ技術的見地や市場ニーズから優位性などを説明した。 セミナーの総括として、講師は現在の日本の3Dプリンターの状況を「3Dプリンター2.0」の状態にあるとし、世界のトレンドからやや遅れてはいるものの、いずれ次の成長フェーズに突入すると予想した。そして、次の世界的な3Dプリンターブームが2021年から2022年にかけて発生すると予想した。 3Dプリンター総研では、来年もformnext 2019の開催に合わせて同セミナーを開催する予定。
掲載日:2018年12月7日:GKNエアロスペースが新マニュファクチャリングセンターをオープン
GKNエアロスペースが新マニュファクチャリングセンターをオープンイギリスの航空機製造大手のGKNエアロスペースが、イギリス国内に新マニュファクチャリングセンターをオープンする。GKNエアロスペースとイギリス政府の共同事業として設立されるもので、GKNエアロスペースが1700万ポンド(約23億円)、イギリス政府が1500万ポンド(約20億2500万円)をそれぞれ出資する。センターは2020年にオープンする予定。 センターは1万平方メートルの大きさで、300人のエンジニアが勤務する予定。センターではメタル3Dプリンティングなどのアディティブ・マニュファクチャリング技術に加え、インダストリー4.0関連の各種の新技術の開発が行われるという。また、エアバスとの共同プロジェクト「明日の翼」技術プログラムなども実施されるという。 センターの開設について、GKNエアロスペースのハンス・ビュースカーCEOは「GKNエアロスペースは18世紀から続く伝統を持つ会社で、イギリスの航空宇宙セクターのリーディング企業です。センターの開設により、我々の顧客に様々な新技術の恩恵をもたらすことが可能になります。そして、航空機そのものをよりサステイナブルで、より経済的にすることが可能になります」とコメントしている。
掲載日:2018年12月6日:フォードがアドバンスド・マニュファクチャリングセンターを開設
フォードがアドバンスド・マニュファクチャリングセンターを開設アメリカの大手自動車メーカーのフォードが、アドバンスド・マニュファクチャリングセンター(先端製造技術センター)をミシガン州レッドフォードに開設した。 フォードが「デベロップメント・ハブ」と位置付けるセンターでは100人の技術者が勤務し、アディティブ・マニュファクチャリング技術を含む最新のテクノロジーを用いたモノづくりを行う。センターには23台のハイエンド3Dプリンターが設置され、各種のパーツづくりなどが行われる。 センターではアディティブ・マニュファクチャリング技術に加え、最新のAR技術を用いたデザインシミュレーションも行う。パーツなどを実際に製造する前にアセンブリのシミュレーシを行うことで、危険性の除去やワークフローの最適化が実現できるとしている。 センターの開設について、フォードのグローバル・オペレーション担当社長のジョー・ヒンリックス氏は、「100年以上前、フォードは世界初の移動式アセンブリラインを完成させ、車の大量生産を可能にしました。今日、我々は明日のアセンブリラインをあらためて構築しています。映画の中でしか見られなかったような技術を活用し、我々の製造効率と品質をさらに高めてゆきます」とコメントしている。 フォード
掲載日:2018年12月5日:コダックがラズベリーPiベースの3Dプリンターをリリース
コダックがラズベリーPiベースの3DプリンターをリリースコダックがラズベリーPiベースの3Dプリンター「コダック・ポートレート3Dプリンター」をリリースした。 コダック・ポートレート3Dプリンターは、コダックブランドで販売される初の3Dプリンター。デュアルエクストルーダーと5インチのカラータッチスクリーンを搭載し、シンプルなデザインが特徴になっている。また、リモートモニタリング用カメラも搭載し、タイムラスプ映像などを撮影することも可能になっている。 また、クラウドベースの3Dプリンター管理プラットフォーム「コダック3Dクラウド」も提供され、ユーザー同士で3Dモデルの共有や編集が可能になっている。 コダックでは、コダック・ポートレート3Dプリンターのターゲットを「プロフェッショナルマーケット」と定めていて、自ら「競合ひしめく市場に参加するためのモデル」としている。 コダック・ポートレート3Dプリンターの価格は3500ドル(約39万円)からとなっている。 コダックは1881年設立の写真用品メーカー。一時は世界最大の写真フィルムメーカーとなったが、2000年頃から始まったカメラのデジタル化への対応が遅れ、2012年に経営破綻した。現在はフィルム製造、加工などの業務に縮小して事業を継続している。
掲載日:2018年12月4日:ベルギーのスタートアップ企業が大型リサイクル3Dプリンターを開発
ベルギーのスタートアップ企業が大型リサイクル3Dプリンターを開発ベルギーのスタートアップ企業が大型リサイクル3Dプリンターを開発したとして話題になっている。 開発したのはベルギーのゲンクに拠点を置くコロッサス社。シッピングコンテナ内に設置された3Dプリンターは、造形サイズ2.67m x 1m x 1.5mを持つ大型3Dプリンター。最大1時間に15キロの吐出スピードで造形できるとしている。素材はrPET、リサイクルPET、リサイクル・ポリプロピレンなどを使用する。 3Dプリンターを開発したことについて、コロッサスの共同創業者のフィリップ・メリレット氏は、「当初はクライアントの要望により大型の3Dプリンターを探していました。ところが、検討対象となった3Dプリンターはいずれも遅く、価格も高く、使える素材も限定的でした。それであれば、自分たちで3Dプリンターを作ってしまおうという話になったのです」と説明している。 コロッサスは現在、シングルノズルタイプの現行モデルに加え、マルチノズルタイプの新型モデルを開発している。新型モデルは、最大1時間に25キロの吐出スピードでの造形を目指しているという。 コロッサスでは現在3Dプリンターのプレオーダーを受け付けている。価格やサポートなどについての詳細は明らかにされていない。
掲載日:2018年12月3日:アディダスが新型スニーカー「アルアフェッジ4DFW18」をリリース
アディダスが新型スニーカー「アルアフェッジ4DFW18」をリリースアディダスが新型スニーカー「アルアフェッジ4DFW18」をリリースした。アルアフェッジ4DFW18は同社の最新シリーズで、ミッドソールをアメリカの3Dプリンターメーカーのカーボンが製造している。価格は300ドル(約33,000円)からとなっている。 アルアフェッジ4DFW18のリリースについて、アディダスのフューチャーデザイン担当ディレクターのクラウス・ロースホーベン氏は、「アルアフェッジ4DFW18は、我が社の最も意欲的なミッドソールを搭載したシリーズです。我々が掲げるフューチャークラフトイノベーションというコンセプトを体現し、製造プロセスそのものを再考させるのみならず、(スニーカー製造のための)データドリブンの新たな切り口を提供してくれます」とコメントしている。 アルアフェッジ4DFW18は、ラティスデザインと呼ばれる網状のデザインが特徴で、安定性とピンポイントエネルギーリターンが得られるというメリットがある。ミッドソールはカーボンのDSL3Dプリンターで製造されている。 スニーカーづくりに3Dプリンターを導入する機運は世界的に高まっている。アメリカの大手スポーツブランドのNikeも、マラソンランナーに最適化されたカスタマイズドシューズの製造を開始すると発表している。イギリスのスポーツブランドのリーボックも、カスタマイズド3Dプリントスニーカーの販売をアメリカで開始すると発表している。
掲載日:2018年12月2日:ヴォクセルジェットが2018年度第三四半期決算を発表
ヴォクセルジェットが2018年度第三四半期決算を発表ドイツの工業用3Dプリンターメーカーのヴォクセルジェットが、2018年度第三四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上は712万ユーロ(約9億1,136万円)で、前年同期の738万ユーロ(約9億4,464万円)から3.6%減少した。 3Dプリンター本体の売上は370万ユーロ(約4億7,360万円)で、前年同期から9.8%減少した。オンデマンドプリンティングサービスを含むサービス部門売上は前年同期から4.4%増加し、340万ユーロ(約4億3,520万円)となった。 決算の発表についてヴォクセルジェットのインゴ・エデラーCEOは、「(3Dプリンターの)世界的なモメンタムについては自信を持っています。アメリカ市場は特によく、中国を含むアジア市場も成長しています。特にインドネシアには、過去最大規模の3Dプリンティングシステムを販売しました。2019年にかけて、新たにスポーティンググッズ、家庭用消費財、自動車用インテリアグッズなどの領域へ進出する予定です」とコメントしている。 第三四半期末時点の3Dプリンターの受注残は、第二四半期末時点から14%増加した。ヴォクセルジェットでは、受注残を消化する第四四半期に3Dプリンターのさらなる売上を計上できる見込みとしている。
掲載日:2018年12月1日:BASFベンチャーキャピタルが中国の3Dプリンティング企業へ投資
BASFベンチャーキャピタルが中国の3Dプリンティング企業へ投資ドイツの大手化学メーカーのBASF傘下のBASFベンチャーキャピタルが、中国の3Dプリンティング企業プリズムラブへ投資した。バリュエーションなどの投資の詳細な情報は明らかにされていない。 プリズムラブは上海に拠点を置くベンチャー企業で、独自開発したサブピクセル・マイクロスキャニング・ライティング技術をベースにしたSLA3Dプリンターを開発している。同社の技術について同社のプレスリリースは、「プリズムラブの技術はプリントスピードを損なうことなくハイレゾルーションのプリンティングを可能にさせます。造形物のピクセルに対するエネルギーを増加させるため、プリズムラブの技術は樹脂のピクセルをいくつかのセクションにわけ、LCDに直接露出して個別に造形させています」とコメントしている。 プリズムラブへの投資について、BASFベンチャーキャピタルのマネージングディレクターのマーカス・ソリビーダは、「プリズムラブへの投資はBASFにとって初の対中国企業投資になります。中国は現在、製造業中心の経済からイノベーション中心の経済へと移行しつつあります。同社への投資は中国でのイノベーション能力を拡大し、最終的には我々に成功をもたらすと信じています」とコメントしている。
掲載日:2018年11月30日:アメリカ合衆国下院に3Dプリント銃の禁止法案が提出
アメリカ合衆国下院に3Dプリント銃の禁止法案が提出アメリカ合衆国下院に3Dプリント銃の禁止法案が提出された。法案を提出したのはフランク・ジョセフ・パロン下院議員。法案はアメリカにおける3Dプリント銃そのものとそのデジタルファイルの所有と流通を禁止するというもの。 「3D銃火器禁止法案」と名付けられた法案はさらに、「3Dプリント銃の販売、取得、流通を禁止し、また3Dプリント銃のアメリカ合衆国への輸入を禁止し、アソルト銃の組み立てキット、マシンガンの組み立てキットなどの流通を禁じる」としている。 また、3Dプリント銃の広告を含む一切のマーケティング行為も禁止するとしている。 法案がディフェンス・ディストリビュテッドなどの3Dプリント銃の3Dモデル共有サイトを対象にしていることは明白で、法案の通過により同サイトの速やかな廃止を目指しているものと見られる。 アメリカではディフェンス・ディストリビュテッド創立者のコーディー・ウィルソン氏とアメリカ政府が和解し、長年の法廷論争に終止符が打たれたばかり。和解の結果、コーディー・ウィルソン氏はアメリカ憲法が定める武器所有の自由をもとに3Dプリント銃の3Dモデルの公開を再開していた。 一方で、ワシントン州などの一部の州では州内における3Dプリント銃の3Dモデルの公開を禁止している。3Dプリント銃をめぐる論争は今後も当分続きそうだ。
掲載日:2018年11月29日:ワールプールがシンガポールのベンチャー企業と共同でデジタル在庫システムを構築へ
ワールプールがシンガポールのベンチャー企業と共同でデジタル在庫システムを構築へアメリカの大手家電メーカーのワールプールが、シンガポールのベンチャー企業のスペアパーツ3Dと共同でデジタル在庫システムを構築する。 スペアパーツ3Dは、メーカーなどの在庫をデジタル化することを目的に設立されたスタートアップ企業。物理的な在庫を3Dモデル化し、必要に応じて3Dプリンターで造形する。同社は特にワールプールのカスタマーサポート用部品の製造を行うとしている。 スペアパーツ3Dとの協業について、ワールプールのコンスーマーサービス担当責任者のフランコ・セッチ氏は、「スペアパーツ3Dは、我々のビジネスに3Dプリンターがどのように活用できるかについての明確なビジョンを示してくれました。3Dプリンティング技術では大量生産はできません。しかし、製品の経年劣化や部品の不足といった課題に対しての素晴らしい解決策を提示してくれています。我々のカスタマーサービスに極めて大きなインパクトを与えるでしょう」とコメントしている。 計画では、シンガポールでパイロトプログラムが先行して実施され、ワールプールの家電用部品150点のデジタルファイルが用意されるという。 家電などの消耗部品を3Dプリンターで製造する機運は世界的に高まっている。イギリスの家電メーカーのダイソンも、自社の掃除機のノズルなどの消耗部品の3Dファイルをインターネットで公開し、利用者がダウンロードして3Dプリントできる仕組みを提供している。
掲載日:2018年11月28日:3Dプリント・レコードプレーヤーのキックスターターキャンペーンが開始
3Dプリント・レコードプレーヤーのキックスターターキャンペーンが開始3Dプリント・レコードプレーヤーのキックスターターキャンペーンが開始され、話題になっている。 Lenco-MDと名付けられた3Dプリント・レコードプレーヤーのキャンペーンを開始したのはオランダのQeske社とスイスのLenco社、そして3Dプリンターメーカーのレップラップ・ユニバース社の三社。キャンペーン開始から三日目となる今日現在で、20人のバッカーから16,443ユーロ(約2,115,823円)の資金を集めている。 Lenco-MDはカスタマイズ可能なレコードプレーヤーで、7色の好きなカラーが選べるほか、太陽光パネルモジュールとスピーカーモジュールなどを接続して屋外で利用することもできる。また、ブルートゥースモジュールも使えるので、ワイヤレス環境でも利用できる。 キックスターターキャンペーンの開始についてQeskeはプレスリリースで、「キックスターターキャンペーンの開始は新たなタイプのレコードプレーヤーのエキサイティングな誕生を象徴するものです。キャンペーン終了後、オンラインコミュニティを立上げ、ユーザーがカスタマイズしたLenco-MDのモジュールやデザインを共有できるようにします」とコメントしている。 Lenco-MDのキックスターターでの販売価格は、セルフ3Dプリントモデルが149ユーロ(約20,115円)、プレ3Dプリントモデルが199ユーロ(約26,865円)となっている。 QeskeではLenco-MDの出荷を2019年3月から開始するとしている。
掲載日:2018年11月27日:エティハド航空がEOSと航空機整備のMRO契約を締結
アラブ首長国連邦の国営航空のエティハド航空が、ドイツのハイエンド3DプリンターメーカーのEOSと、航空機整備のMRO(maintenance, repair and overhaul,メンテナンス、リペア、オーバーホール)契約を締結した。 MRO契約の締結について、エティハド航空傘下のエティハド航空エンジニアリングのバーンハード・ランダース副社長は、「エティハド航空はコンスタントに新技術に投資し、アディティブ・マニュファクチャリング技術を航空機のインテリア用部品製造のためのキーテクノロジーであると認識してきました。(アディティブ・マニュファクチャリング技術は)航空業界にデザインのイノベーションをもたらす画期的技術です」とコメントしている。 航空機用部品を3Dプリンターで製造する機運は世界的に高まっている。欧州の航空機製造大手のエアバスも、アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスと共同で、エアバスの航空機用部品を3Dプリンターで製造している。 エティハド航空は2003年設立、アブダビに拠点を置き、エアバスA330シリーズ、ボーイング777-300ERシリーズなど、104機の航空機を運用している。エミレーツ航空とならび、アラブ首長国連邦を代表するフラッグキャリアとなっている。
掲載日:2018年11月26日:3Dプリンター総研が「formnext 2018にみる3Dプリンター最前線」セミナーを開催
3Dプリンター総研が「formnext 2018にみる3Dプリンター最前線」セミナーを開催本サイト「世界の3Dプリンターニュース」を運営している株式会社3Dプリンター総研が、12月7日に「formnext 2018にみる3Dプリンター最前線」セミナーを開催する。 2018年11月13日から16日までの4日間ドイツのフランクフルトにて、ヨーロッパ最大の3Dプリンターの展示会formnext 2018が開催された。formnext 2018は、600社以上の3Dプリンター関連企業が出展する世界規模の展示会で、日本の展示会とは異なり次世代のベンチャー企業が数百社も出展するため、3Dプリンターの次の時代のトレンドが分かるとされる。 3Dプリンター総研は、この展示会を過去4年間毎回取材・調査してきた。今回も取材の結果を踏まえた報告会を開催する。実際に各社ブースを回って、ハードや材料に精通した専門家が、50社以上の出展社に対してインタビュー調査をおこないその結果を報告する。 本セミナーは、単なる集めたカタログの説明や展示物の説明ではなく、真に技術と市場情報に熟知した日本を代表する専門家が調査した上での報告ですので、企業や技術の背景にある本質や動向をあぶり出して解説する。
開催日 2018年 12月7日(金) 14:00~17:30
開催場所 AP品川アネックス 1階 会議室 B(東京都港区高輪)
アクセス JR品川駅徒歩5分   アクセスマップへ»»
募集人数 18 名
お申込み・お問い合わせはこちら
掲載日:2018年11月25日:メルセデスベンツがクラッシックカーのパーツを3Dプリンターで製造
メルセデスベンツがクラッシックカーのパーツを3Dプリンターで製造パーツにはメルセデスベンツ300SLクーペシリーズのスパークプラグホルダーや、W110シリーズのスライディングローラーなどが含まれるという。いずれのパーツもメルセデスベンツのクラシックセンターで提供されるという。 メルセデスベンツ300SLクーペシリーズのミラーベースはアルミ合金を素材に作られ、クロームプレートでコーティングされているという。スパークプラグホルダーはサーモプラスチック・ポリミアド12で作られていて、硬度と耐久性を確保したとしている。 メルセデスベンツは30年前から3Dプリンターを製造現場に導入している。多くは試作品の製造に使われてきたが、2016年から最終部品の製造に3Dプリンターを活用している。メルセデスベンツが現在最も多く活用している3Dプリンターのタイプはメタル3Dプリンターで、ほとんどがSLS方式のメタル3Dプリンターだという。 「(3Dプリントされた)パーツはいずれもメルセデスベンツブランドの高い品質基準を満たしています。そして、オリジナルの部品と、すべての点においてまったくそん色のないレベルを確保しています。最先端のデジタル・プロダクション・テクノロジーが、過去のブランドをよみがえらせるのです」と担当者はコメントしている。
掲載日:2018年11月24日:ナノ・ディメンションが、米NASDAQ市場への上場手続きを開始
ナノ・ディメンションが、米NASDAQ市場への上場手続きを開始イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、米NASDAQ市場への上場手続きに入った。同社が米証券取引委員会に提出した目論見書によると、同社は総額で2,875万ドル(約32億2,560万円)の資金調達を予定しているという。 ナノ・ディメンションは、資金を会社の成長と研究開発に投じるとしている。 上々に先立ち、同社は直近の四半期決算を発表している。同社の2018年度第三四半期の売上は167万2千ドル(約1億8,726万円)で、経常収支は362万8千ドル(約4億633万円)の赤字だった。 ナノ・ディメンションはこれまでにアメリカを中心に市場開拓を進めてきている。ナノディメンションのドラゴンフライ3Dプリンターは、銀ナノ粒子を素材に電子基板をプリントするタイプのエレクトロニクス3Dプリンターで、オンデマンドで高速で多層プリント基板をプリントする事が可能なため、電子基板製造のゲームチェンジャーになると期待されている。 ナノ・ディメンションは2012年設立のベンチャー企業。イスラエルのネス・ジオナに拠点を置き、PCB3Dプリンティング技術を用いて電子基板製造用3Dプリンタードラゴンフライ20203Dプリンターを製造している。
掲載日:2018年11月23日:ビッグレップの関連会社が3Dプリンターで電気モーターバイクを製造
ビッグレップの関連会社が3Dプリンターで電気モーターバイクを製造ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップの関連会社が、3Dプリンターで電気モーターバイクを製造して話題になっている。 NERAと名付けられたモーターバイクを製造したのはビッグレップ傘下のNOWLAB社。15点のパーツで構成され、すべてビッグレップの大型3Dプリンターで製造された。 モーターバイクの大きさは190 x 90 x 55 cmで、ProHT、ProFLEX、PETH、PLAなどが素材として使われた。ノズルのサイズは0.6-1mmだったという。 NOWLABの共同創業者でマネージングディレクターのダニエル・ビューニング氏は、「NERAはNOWLABが開発したいくつものイノベーションで構成されています。エアレスタイア、ファンクショナル・インテグレーション、埋め込みセンサーといったものです。このバイクは、我々が開発中の他のいくつかのプロトタイプとともに、エンジニアリングの想像力の限界を押し上げ、アディティブ・マニュファクチャリング技術を再構築するものです」とコメントしている。 自動車などの製造に3Dプリンターを活用する機運は世界的に高まっているが、3Dプリンターでモーターバイクを製造したのは今回のビッグレップのケースが世界初と見られる。 なお、ビッグレップはNERAを商業販売する予定はないとしている。
掲載日:2018年11月22日:BMWが3Dプリンターによる部品製造で100万点製造に到達
BMWが3Dプリンターによる部品製造で100万点製造に到達BMWが3Dプリンターによる部品製造で100万点製造に到達したと発表した。100万点もの部品を3Dプリンターで製造したケースは世界にも例を見ないという。 BMWが製造したのはBMWi8ロードスターシリーズ用のウィンドウ・ガイドレールと呼ばれる部品。社内のドアエリアで使われるもので、窓の開閉をスムースに行わせるための部品だという。 部品はミュンヘンにあるBMWのアディティブ・マニュファクチャリングセンターで製造された。製造にかかった時間は5日という。製造にはHPのマルチジェットフュージョン3Dプリンターが使われた。なお、同センターでは一日最大100点のウィンドウ・ガイドレールを製造している。 BMWはまた、買収したMINIシリーズ用の部品の製造も3Dプリンターで行っている。同社は先日、MINIシリーズ用部品の一部を3Dプリンターでカスタマイズ製造するとして話題を集めた。同社はまた、アメリカの新鋭ハイエンド3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルに投資していることでも知られている。 BMWが3Dプリンターで製造した部品点数は今年一年間だけでも20万点に及び、昨年から42%増加しているという。同社による3Dプリンターの活用は、今後さらに広まりそうだ。
掲載日:2018年11月21日:サンフランシスコのスタートアップ企業がバイオ3Dプリンターで代替牛乳を製造
サンフランシスコのスタートアップ企業がバイオ3Dプリンターで代替牛乳を製造サンフランシスコのスタートアップ企業がバイオ3Dプリンターでアニマルフリーの代替牛乳を製造し、話題になっている。 製造したのはスタートアップ企業のパーフェクトデイ(Perfect Day)。イリノイ州に拠点を置く食品メーカーのアーチャー・ダニエルズ・ミッドランドと共同で製造した。 パーフェクトデイの代替牛乳は、カゼインと通常の牛乳に含まれる乳性たんぱく質と構造的に類似したたんぱく質を含むのが特徴。通常の牛乳からDNAを抽出し、イーストミクロフローラに移植して製造した。移植にはバイオ3Dプリンターが使用されたという。 パーフェクトデイの代替牛乳はラクトース、ホルモン、抗生物質のいずれも含まず、高たんぱく質で賞味期限が長いという特徴もある。 欧米では若者や女性を中心に、肉や牛乳などの動物由来食品を口にしないヴィーガンの人口が増加している。ヴィーガンのニーズに対応するため、植物由来の代替牛乳が相次いで開発されている。 パーフェクトデイは、ライアン・パンドヤ氏とペルマル・ガンディ氏の二人が創業したスタートアップ企業。同社はこれまでにシリーズA投資で2,400万ドル(約26億8,800万円)を集める注目ベンチャー企業となっている。
掲載日:2018年11月20日:イタリアの研究者が海藻と豆を原料に3Dプリント「肉」を製造
イタリアの研究者が海藻と豆を原料に3Dプリント「肉」を製造イタリアの研究者が海藻と豆を原料に3Dプリント「肉」を製造したとして話題になっている。 3Dプリント「肉」を製造したのはジウセッペ・シオンティ氏。海藻をコンポーネントに、米や豆のプロテインパウダーを混ぜ合わせて原料にした。3Dプリンターはスペイン・バルセロナのカタロニア工科大学と共同で開発した。 「肉」のプリントは通常の3Dプリンターと同様、CADソフトでデザインした3Dモデルを基に行った。出力はFDM方式の3Dプリンターにシリンジノズルを取り付けて行った。四分の一ポンド(約113グラム)の「鶏肉」を製造するのにかかった時間は30分から50分程度だという。 シオンティ氏によると、3Dプリント「肉」は本物の肉のような触感を持ち、実際に食べてみるとマッシュルームのような味がするという。豆腐よりも固く、「やわらかいというよりも、より食物繊維が含まれている。まだ肉のような味はしない」という。 シオンティ氏は、すでに地元のレストランオーナーと共同で3Dプリント「肉」を使った料理の提供を計画しているという。同氏はまた、最終的には四分の一ポンドの「肉」を50セント(約60円)以下のコストで10分程度で製造することを目指しているという。
掲載日:2018年11月19日:スリーディーシステムズが新型メタル3Dプリンターをリリース
スリーディーシステムズが新型メタル3Dプリンターをリリース大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、新型メタル3Dプリンターをリリースする。 リリースするのはDMPフレックス350シリーズとDMPファクトリー350シリーズの二機種。DMPフレックス350はProXDMP320メタル3Dプリンターの後継機種。造形サイズは275 x 275 x 380 mmとなっている。DMPファクトリー350はDMPフレックス350をベースにしたもので、パワーマネジメントモジュールが追加されている。 いずれのシリーズも年内に販売開始の予定で、価格はDMPフレックス350が575,000ドル(約6,440万円)、DMPファクトリー350が763,000ドル(約8,546万円) 新型メタル3Dプリンターのリリースとともに、スリーディーシステムズは新たにドイツのモーフェルデンにカスタマー・イノベーションセンターをオープンする。センターではスリーディーシステムズのアプリケーションエンジニアが顧客と共に課題解決などを協働でを行う。 センターの開設についてスリーディーシステムズのヴィオメッシュ・ジョシCEOは、「顧客はそれぞれ課題を抱えています。ある顧客はマスカスタマイゼーションがしたい、ある顧客は複雑な形状の物を作りたい等々です。課題がどのようなものであれ、我々は顧客とともにスタートし、ニーズに対応します」とコメントしている。
掲載日:2018年11月18日:マターハッカーズがブルーフライデー割引セールを実施
マターハッカーズがブルーフライデー割引セールを実施カリフォルニア州コスタメサにある3Dプリンター販売店のマターハッカーズ(MatterHackers)が、現地時間の11月16日金曜日にブルーフライデー割引セールを実施した。 今年で五回目となるブルーフライデーは、店舗とオンラインの両方で実施されたもので、3Dプリンター、CNCミリングマシン、レーザーカッター、3Dプリンター用フィラメント等々、同店が在庫するすべての製品が対象となった。 3Dプリンターでは、LulzbotのTAZ63Dプリンターが500ドル割引で販売されるなどした。また、ほとんどの3Dプリンター用フィラメントが最大20%割引で販売された。 ブルーフライデーの盛況ぶりについて、マターハッカーズのケビン・ポープCOOは、「(ブルーフライデーを始めた)五年前、ブルーフライデーというイベントがこれほど大きなものになるとは誰も予想していませんでした。メーカー、教育関係者、ビジネスマン、3Dプリンターマニアといったあらゆる人達が掘り出し物を求めてやってこられます。マターハッカーズは年間を通じてお手頃な価格で製品を販売していますが、ブルーフライデーはお特に買い物ができる最高の日です」とコメントしている。 マターハッカーズはアメリカ最大クラスの3Dプリンター販売店。店内には70種類以上の3Dプリンターに加え、1000種類以上の3Dプリンター用フィラメントを在庫している。マターハッカーズはまた店頭での3Dプリンターの販売に加え、タブレット用の3Dプリンター管理ソフトなども開発している。 マターハッカーは、来年もブルーフライデーを開催するとしている。
掲載日:2018年11月17日:ウルチメーカーがCuraバージョン3.6をリリース
ウルチメーカーがCuraバージョン3.6をリリースウルチメーカーがスライサーソフトのCuraバージョン3.6をリリースした。前バージョンで報告されたMacOSバージョンのバグがフィックスされたほか、マーケットプレースと呼ばれるプラグイン管理機能が追加された。 インフィルには新たにジャイロイド・インフィルを指定することが可能になった。ジャイロイド・インフィルは、すべてのプリント方向に均等なストレングスディストリビューションを施すデザインで、一般的なインフィルよりもフィラメント使用量が少なく、プリント時間も削減することができる。 また、サポート用のブリムも設定できるようになり、サポートとビルドプレートとの接着性が高まったとしている。 マーケットプレースでは各種のプラグインに加え、BASF、デュポン、オーウェンス・コーニング、DSMなどの素材メーカーの素材プロファイルをダウンロードすることもできる。いずれも素材メーカーがウルチメーカーの3Dプリンターを使って検証したデータが記載されているという。 Cura3.6はオープンソースソフトウェアで、Windows、MacOS、Linuxバージョンがそれぞれ提供されている。Cura3.6はウルチメーカーのウェブサイトから無料でダウンロードできる。
掲載日:2018年11月16日:Nexa3DがformnextでNXE400SLA3Dプリンターを展示
Nexa3DがformnextでNXE400SLA3Dプリンターを展示3Dプリンター製造スタートアップ企業のNexa3Dが、現在ドイツのフランクフルトで開催中のformnextでNXE400SLA3Dプリンターを展示して話題になっている。NXE400SLA3Dプリンターは超高速プロトタイピングのために開発された3Dプリンターで、同等クラスのSLA3Dプリンターの最大6倍のスピードでプリントが可能なプリンター。 Nexa3Dの共同創業者で会長のアヴィ・レイチェンタル氏は、「(従来の3Dプリンターの)スピード、サイズ、そして我々の市場成長の足枷となっていたコストバリアを超越できたことに興奮と誇りを覚えています。エンドユーザー、戦略パートナー、販売代理店、投資家の、すべてのステークホルダーにとって輝かしい製品となるでしょう」とコメントしている。 NXE400SLA3Dプリンターは樹脂を入れたバットに対し、光を下から照射して造形するタイプの3Dプリンター。光と樹脂との距離が短く、正確に照射できるため、高速かつ精密にプリントすることが可能としている。 Nexa3Dの共同創業者アヴィ・レイチェンタル氏は、2003年から大手3DプリンターメーカーのスリーディーシステムズのCEOを務めていた業界の大物経営者。スリーディーシステムズを3Dプリンターの世界的リーディングカンパニーに育て上げたが、業績の不振と株価の低迷などの責任をとり、2015年にスリーディーシステムズのCEOを辞任していた。同社退社後の同氏の動向が、業界関係者から長らく注目されていた。
掲載日:2018年11月15日:XYZプリンティングがformnextで3種類の新型フィラメントを展示
XYZプリンティングがformnextで3種類の新型フィラメントを展示台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、現在ドイツのフランクフルトで開催中のformnextで3種類の新型フィラメントを展示している。 抗菌PLAは最大99%のバクテリアを死滅させるPLAフィラメントで、大腸菌やブドウ糖球菌などの感染を防止するという。REACHの安全基準に適合していて、医療施設や学校などでの利用に適しているとしている。白、赤、黄、ネオングリーンの四色が利用可能で、価格は1スプールあたり25.99英ポンド(約3,835円)。 銅メタリックPLAは銅パウダーを65%含んだメタリックフィラメントで、重量感とメタリックな仕上がりが特徴のフィラメント。研磨することでよりメタリックな仕上がりが得られるという。 カーボンPLAはカーボンファイバーを10%含んだ高機能性フィラメントで、軽量で高い強度を持つのが特徴のフィラメント。ドローンや自動車のパーツなどの、クリティカルなパーツの製造などに適しているとしている。 XYZプリンティングは台湾の製造受託大手金寶グループの子会社。これまでに価格数百ドル程度の低価格3Dプリンター「ダ・ヴィンチ」シリーズなどをリリースし、世界中に製品を提供している。「ダ・ヴィンチ」シリーズは、アメリカでは大手書店チェーンのバーンズ・アンド・ノーブルや、Amazonなどで販売されている。
掲載日:2018年11月14日:ジョージア工科大学の研究チームが3Dプリンティングの健康リスクの可能性を指摘
ジョージア工科大学の研究チームが3Dプリンティングの健康リスクの可能性を指摘ジョージア工科大学の研究チームが、3Dプリンティングの健康リスクの可能性を指摘する研究結果を発表した。 それによると、FDM方式の3Dプリンターが稼働する際にUFPsと呼ばれる超微細物質が発生し、人体に取り込まれると呼吸器などに悪影響を及ぼす恐れがあるという。 調査を行ったロドニー・ウェバー研究員は、「3Dプリンターは、特にプリント開始直後に極めて微細な物質を発生させます。そして、適切な換気設備がない状況では、室内の空気が汚染される可能性があります」と説明している。 同研究はさらに、3Dプリンティングにより200種類以上のVOCsと呼ばれる揮発性有機物質が発生するとも指摘している。それらの多くが刺激性物質や発がん性物質である可能性があるともしている。 一般論としては、ABSのように比較的高温で溶融されるタイプのフィラメントを使う方が有害物質がより多く発生する可能性が高いとしている。 健康リスクを下げるため、研究チームは3Dプリンターを換気設備が整った場所で使用することや、稼働中の3Dプリンターからできるだけ離れること、PLAのような比較的低温度で溶融するフィラメントを使うこと、低排出が確認された3Dプリンターやフィラメントを使用することなどを提言している。
掲載日:2018年11月13日:カーボンが樹脂製品のバルク割引価格をさらに値下げへ
カーボンが樹脂製品のバルク割引価格をさらに値下げへカーボンが樹脂製品のバルク割引価格をさらに値下げする。現地時間の昨日同社が発表したところによると、カーボンは50リットル以上のバルク価格をさらに値下げし、EPX82(エポキシ樹脂)、EPU41(エラストマー・ポリウレタン)、RPU70(リジッド・ポリウレタン)の米国内での販売価格を1リットルあたり50ドル(約5,600円)にする。 米国外の市場でも同様の値下げを行う。ヨーロッパでのバルク割引価格もEXP82とRPU70がそれぞれ1リットルあたり45ユーロ(約6,075円)、40ユーロ(約5,400円)となる。日本での販売価格も1リットルあたり7,500円となる。 バルク割引価格の値下げについて、カーボンのジョセフ・デシモンCEOは、「デジタルマニュファクチャリングによる大量生産への世界的ニーズは急速に高まっています。より多くのメーカーが我々の次世代技術を活用し、サプライチェーンを変革しようとしています。(価格の値下げにより)従来では不可能であった新たなハイボリューム生産の機会を提供することになるでしょう」とコメントしている。 また、カーボンは新たにコンプリート・ファブリケーションズ、アープロ・グループ、ラピッド・プロダクト・マニュファクチャリングとのパートナーシップ契約を締結したと発表した。これにより、同社がパートナーシップ契約を提携しているサービスビューローの数は35社となった。
掲載日:2018年11月12日:ストラタシスが2018年度第三四半期決算を発表
ストラタシスが2018年度第三四半期決算を発表アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2018年度第三四半期決算を発表した。 発表によると同社の2018年度第三四半期売上は1億6,200万円(約181億4,400万円)で、前年同期から4%増加した。売上の内訳は3Dプリンターやソフトウェアなどの製品売上が1億960万ドル(約122億7,520万円)で、前年同期から1.15%増加した。また、サービス関連の売上は5,240万ドル(約58億6,880万円)で、前年同期から10.4%増加した。 同期間中の営業収支は330万ドル(約3億6,960万円 )の赤字、経常収支は70万ドル(約7,840万円)の赤字だった。経常赤字額は前年の1,020万ドルから大きく改善した。 決算の発表を受け、同社CEOのエラン・ジャグロム氏は、「(2018年度第三四半期決算について)我々は結果に満足しています。特にハイエンド3Dプリンターの受注が伸びていることと、パーツ供給サービスが成長していることが結果につながっています。顧客との関係レベルがさらに高まっていることにも勇気づけられます」とコメントしている。 2018年度第三四半期決算の発表後、NASDAQに上場している同社の株価は26.5%上昇して取引を終えた。
掲載日:2018年11月11日:スリーディーシステムズが2018年度第三四半期決算を発表
スリーディーシステムズが2018年度第三四半期決算を発表アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、2018年度第三四半期決算を発表した。 それによると、同社の2018年度第三四半期売上は1億6,450万ドル(約184億2,400万円)で、前年同期から7.6%増加した。一方、同期間中の営業利益は1,100万ドル(約12億3,200万円)の赤字で、前年同期の3,230万ドル(約36億1,760万円)から改善した。また、経常利益も1,160万ドル(約12億9,920万円)の赤字だった。 同期間中の製品の売上は9,990万ドル(約111億8,880万円)で、前年同期から10.1%増加した。また、同期間中のサービスの売上は6,460万ドル(約72億3,520万円)で、前年同期から3.9%増加した。 3Dプリンターの売上は3,450万ドル(約38億6,400万円)で、前年同期から17%増加した。また、ソフトウェアの売上も前年同期から8%増加し、2,290万ドル(約25億6,480万円)に達した。 業界別ではヘルスケア関連の売上が5,310万ドル(約59億4,720万円)に達し、前年同期から14%増加した。 決算の発表を受けて同社CEOのヴィオメッシュ・ジョシ氏は、「プリンターの出荷台数の伸びと売上の増加を嬉しく思っています。メタル(用3Dプリンター)もプラスチック(同)もいずれも好調で、ほぼすべてのエリアでバランスの良い成長を維持しています。また、過去に採ってきた各種のコスト削減活動も功を奏し始めています」とコメントしている。
掲載日:2018年11月10日:RIZEがフルカラーデスクトップ3Dプリンターをリリース
RIZEがフルカラーデスクトップ3Dプリンターをリリースボストンに拠点を置くスタートアップ企業のRIZEが、フルカラーデスクトップ3Dプリンター「XRIZE」をリリースする。 XRIZEはRIZEの最初の製品のRIZE Oneをベースに開発されたフルカラー3Dプリンターで、機能性ポリマーを素材にフルカラーで出力できる3Dプリンター。素材をエクストルーダーから出力する際にCMYKのインクを吹き付けて着色する。タッチスクリーンつきで、造形サイズは310 x 200 x 200mm。 また、XRIZEと同時に二種類の新型高機能素材もリリースされる。RIZIUMカーボンはエンジニアリンググレードのサーモプラスチックフィラメントで、カーボンファイバーで強化されたもの。フィニッシュの仕上がりが滑らかで、高い強度を持つのが特徴。機能性評価のためのプロトタイピングに向いているとしている。 RIZIUMエンデュラもファイバーで強化されたフィラメントで、高い抗衝撃性を持つのが特徴。XRIZEのフルカラープリンティングに最適な素材だとしている。 また、XRIZEの管理プラットフォームのRIZEコネクトも同時にリリースされる。RIZEコネクトはクラウドベースの3Dプリンター管理プラットフォームで、パソコンやモバイルデバイスなどからユビキタスな操作を可能にする。 XRIZEの価格は55,000ドル(約616万円)RIZEではXRIZEの出荷を来年から始めるとしている。
掲載日:2018年11月9日:オランダのプロダクトデザイナーが紙パルプ3Dプリンターを開発
オランダのプロダクトデザイナーが紙パルプ3Dプリンターを開発オランダのプロダクトデザイナーが紙パルプ3Dプリンターを開発して話題になっている。 開発したのはオランダのビアー・ホルシウス氏。一般的なFDM方式の3Dプリンターはポリマー系の素材を使用するが、ホルシウス氏が開発した紙パルプ3Dプリンターは、文字通り紙パルプを素材として使用する。 紙パルプ3Dプリンターを開発したことについてホルシウス氏は、「今日、3Dプリンティングの市場は拡大し続けています。一方、3Dプリンティングで使われる素材はほとんどプラスチックです。つまり、3Dプリンティングの世界ではサステイナブルな素材が存在していないのです。それゆえ、(サステイナブルとされる)世界初の紙パルプ3Dプリンターを開発しようと思い付いたのです」とコメントしている。 紙パルプ3Dプリンターの製造は、オランダの地元のデザインスタジオ「ベター・フューチャー・ファクトリー」と共同で行った。紙パルプ3Dプリンター本体の部品の一部には、リサイクル可能なヨーグルトの容器なども使われているという。 ホルシウス氏によると、現在世界では一人当たり年間80キロの紙が廃棄されているという。それゆえ、紙パルプ素材をほぼ無限に利用できるとしている。
掲載日:2018年11月8日:Robozeが複数のハイパフォーマンス3Dプリンター用素材をリリース
Robozeが複数のハイパフォーマンス3Dプリンター用素材をリリースイタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、複数のハイパフォーマンス3Dプリンター用素材をリリースする。 RobozeがリリースするのはカーボンPEEK、カーボンPP、ULTEM AM9085Fの新素材。いずれもFDM方式の3Dプリンター用素材で、今月14日からドイツのフランクフルトで開催されるformnext2018で展示される。 Robozeのformnext2018のブースでは、同社のフラッグシップ3DプリンターのARGO500シリーズとRoboze One+400シリーズも展示され、今回リリースした新素材のプリントデモンストレーションも行われる。 ARGO500は500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来るのが特徴。また、Robozeが独自に開発したカーボンPEEKも使用出来る。PEEKなどを素材にすることで、高い耐久性が求められるパーツの製造が可能になる。 Robozeは2013年設立、イタリアのバーリに拠点を置く3Dプリンターメーカー。航空宇宙や自動車などの業界ユーザーを中心にユーザーを増やしている。
掲載日:2018年11月7日:シンプリファイ3Dが最新バージョンのシンプリファイ3D4.1をリリース
シンプリファイ3Dが最新バージョンのシンプリファイ3D4.1をリリース3Dプリンター用スライサーソフト開発のシンプリファイ3Dが、最新バージョンのシンプリファイ3D4.1をリリースした。 新バージョンでは、あらたに30種類以上の3Dプリンターに対応し、それぞれのカリブレーションが用意された。いずれもシンプリファイ3Dが社内でテストし、コンフィギュレーションを最適化したという。 また、プリント前のシミュレーション機能も強化され、実際のプリント前にアニメーション映像で予想プリントイメージを確認することが可能になった。 また、サポートストラクチャーも改善され、複雑な形状を造形する際のサポートの最適化が強化された。さらに、最大6つまでのエクストルーダーの操作が可能になった。 バージョン4.1のリリースについてシンプリファイ3Dのクレイトン・ウェブスターCEOは、「バージョン4.1は3Dプリンターのプロフェッショナルに必要なコントロール機能を提供し、これまでよりもより複雑なプロジェクトを遂行することを可能にさせます。また、3Dプリント前の事前プロセスをより効率化し、これまでよりもさらにハイクオリティな3Dプリンティングを実現させます」とコメントしている。 シンプリファイ3Dはスライサーソフトを中核とした3Dプリンター用管理ソフトで、使い勝手の良さとスライサーソフトの高性能が世界中の3Dプリンターユーザーに支持されている。シンプリファイ3Dによると、シンプリファイ3Dは現在120ヶ国の3Dプリンターユーザーに使われているという。
掲載日:2018年11月6日:ポストプロセス・テクノロジーズがヨーロッパ初の支店をフランスに開設
ポストプロセス・テクノロジーズがヨーロッパ初の支店をフランスに開設3Dプリンティング後のポストプロセスに特化したアメリカのポストプロセス・テクノロジーズが、ヨーロッパ初の支店をフランスのソフィア・アンティポリスに開設した。支店はポストプロセス・テクノロジーズのソルーション拠点として機能するほか、ヨーロッパ市場の営業拠点としても機能する。 ヨーロッパ支店の開設について、ポストプロセス・テクノロジーズのジェフ・マイズCEOは、「アディティブ・マニュファクチャリングの市場は拡大しており、我々の顧客は各業界のグローバルリーダーです。我々が開発した自動ポストプロセスソルーションへのニーズは、ヨーロッパでも増加しています」とコメントしている。 3Dプリンターの普及が進む中、3Dプリントしたパーツなどのポストプロセスの需要も増加している。特にFDM方式の3Dプリンターで製造されたパーツは、表面の仕上がりが雑になるケースが多く、スムースフィニッシュなどを施す必要がある。 ポストプロセス・テクノロジーズはニューヨーク州バッファローに拠点を置くスタートアップ企業。3Dプリンティング後にサポート材のクリーニングやサーフェスフィニッシュなどのポストプロセスを行う。独自開発したソフトウェアとハードウェアを使い、ほぼ自動でポストプロセスを行っている。
掲載日:2018年11月5日:GEアビエーションとGEアディティブが3Dプリントパーツの米連邦航空局の認可を取得
GEアビエーションとGEアディティブが3Dプリントパーツの米連邦航空局の認可を取得GE傘下のGEアビエーションとGEアディティブが、3Dプリントパーツの米連邦航空局(FAA)の認可を取得した。 認可を取得したのはGEアビエーションが製造しているGEnx-2Bエンジン用PDOSブラケットと呼ばれる部品。GEアビエーションのアラバマ工場に設置されたコンセプトレーザーのM23Dプリンターで製造された。 GEnx-2Bエンジンはボーイング747-8シリーズに搭載される大型エンジン。PDOSブラケットはエンジンのファンコンパートメントへアクセスするためのカバーのような部品。これまではメタルブロックを切削して製造していた。切削による製造では、メタルブロックの50%程度が廃棄されていたという。3Dプリンターによる製造に切り替えたところ、廃棄ロスを最大90%削減することが可能になったという。 GEアビエーションでは、3Dプリントパーツを搭載したGEnx-2Bエンジンを2019年1月から出荷するとしている。 航空機用部品を3Dプリンターで製造する機運は世界中で高まっているが、FAAの認可が必要な主要部品を3Dプリンターで製造したのは今回が初と見られる。航空機製造の領域では、今後も3Dプリンターの導入がさらに進むと予想される。
掲載日:2018年11月4日:中古3Dプリンターマーケットプレイス「3Dプリンター・ドット・ブーム」がオープン
中古3Dプリンターマーケットプレイス「3Dプリンター・ドット・ブーム」がオープン中古3Dプリンターマーケットプレイス「3Dプリンター・ドット・ブーム」がオープンし、世界中の3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 3Dプリンター・ドット・ブームはeBayやYahoo!オークションのように取引手数料が不要で、完全無料で利用できるユニークなサイト。これまでにイギリスの出品者を中心に各種の3Dプリンターが販売されている。 現時点で確認できたものでは、ダ・ヴィンチ「デュオ2」が250ポンド(約36,750円)、フォームラブズ「フォーム1」500ポンド(約73,500円)、ベクター「ベクター3Dプリンター」200ポンド(約29,400円)、CTC「i3 3Dプリンター」300ポンド(約44,100円)などが販売されている。出品者のほとんどがイギリスから出品している。 出品を希望する人は3Dプリンター・ドット・ブームのサイトでアカウントを開設し、 カテゴリーや出品地、製品情報などを入力する。情報を登録すると直ちにリスティングされて公開される。 購入希望者とは3Dプリンター・ドット・ブームのメッセージボードで直接やり取りする。発送方法や決済方法などについてもメッセージボードでやり取りする。 中古の3Dプリンターの売買は、多くはeBayなどのオークションサイトで行われるケースが多かったが、無料の3Dプリンターマーケットプレイスが登場したことで、オークションサイトの利用者のマイグレーションが起こる可能性があると、ある業界関係者はコメントしている。