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3Dプリンター総研のミッションと事業


Mission

3Dプリンターの技術革新によってもたらされる、新しいビジネスやサービスを、市場とテクノロジーの高度な橋渡し役となって創出し、普及発展させ、日本のものづくり産業やサービス産業、教育・芸術分野の活性化や発展に寄与する。


事業概要

3Dプリンター分野に関係する新事業開発、事業戦略の策定、技術開発戦略の策定、調査分析、アライアンスの仲介、技術導入コンサルティング等



強み

最先端の技術情報・世界の最新情報・多分野の市場情報を収集する力、理解分析する力、それを元に予見する力。 (株)マイクロジェット 3Dプリンター技術研究所との提携による専門技術領域に踏み込んでの提案。 新事業開発やマーケティングの専門家、博士号を有する3Dプリンター技術の専門家等ハイレベルなコンサルタント。



News

2017年6月26日
【第28回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第28回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年5月24日
【展示会出展のお知らせ】
第28回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/21(水)~6/23(金) 東京ビッグサイト 東1ホール ブース№43-29
2017年2月20日
【3D Printing 2017展来場の御礼】
3D Printing 2017展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年1月16日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2017展に出展致します。 2/15(水)~2/17(金) 東京ビッグサイト 東6ホール ブース№6L-22
2016年12月26日
【セミナーご参加の御礼】
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2016年6月27日
【第27回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第27回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2016年6月17日
【「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」開始】
弊社の関連会社㈱マイクロジェットと㈱東レリサーチセンターは業務提携を行い、 「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」 としてワンストップで造形実験から分析まで受託可能な新サービスを開始いたしました。
2016年5月31日
【展示会出展のお知らせ】
第27回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/22(水)~6/24(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東7-38
2016年2月3日
【3D Printing 2016展の御礼】
3D Printing 2016展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年12月22日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2016展に出展致します。 1/27(水)~1/29(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6G-20
2015年12月11日
【セミナーご参加の御礼】
「EuroMold2015 & formnextにみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2015年8月25日
【視察ツアー募集開始のお知らせ】
Euromold2015展の現地解説ツアーを企画いたしました。Euromold 2015 3Dプリンター現地解説ツアー
※お申し込みは終了しました
2015年7月3日
【第26回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第26回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年5月28日
【展示会出展のお知らせ】
第26回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/24(水)~6/26(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東8-38
2015年2月27日
【3D Printing 2015展来場の御礼】
3D Printing 2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2014年12月19日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2015展に出展致します。 1/28(水)~1/30(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6D-09
2014年10月
(株)3Dプリンター総研設立 山口修一が代表取締役に就任

セミナー・講演会情報

2017年11月9日
【セミナー題名】 formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2017年12月15日(金) 開催場所:AP品川 (東京都港区高輪)
2017年4月7日
【セミナー題名】 3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開
 開催日:2017年4月7日(金) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年12月26日
【セミナー題名】 formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2016年12月22日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年11月10日
【セミナー題名】 TRCものづくり支援シンポジウム2016
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 再生医療の産業化に向けた調製・製造・3Dプリンティング技術
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 炭素繊維複合材料用3Dプリンターの新技術と用途展開
 開催日:2016年11月21日(月) ※満席により、お申込みは終了しました
2015年12月11日
【セミナー題名】 EuroMold 2015 & formnext 2015 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2015年12月10日(木) 開催場所:AP品川 ※満席により、お申込みは終了しました
2015年8月18日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました独立行政法人中小企業基盤整備機構 平成27年度第1回3Dプリンターセミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年5月21日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県工業技術総合センター平成27年度科学技術週間行事にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年3月11日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県中小企業団体中央会平成26年度経営セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年1月20日
【セミナー題名】 EuroMold 2014から見えてきた3Dプリンティングの未来
開催日:2015年1月21日(水) 開催場所:㈱3Dプリンター総研セミナールーム 
※満席によりお申し込みは終了しました

レポート・書籍情報

2017年6月21日 【最新書籍情報!】
『2017年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場』
2017年5月31日 【最新レポート情報!】
formnext2016 報告レポート <formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線>
2017年2月28日 【最新書籍情報!】
バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2016年3月28日 【最新書籍情報!】
3Dプリンター・造形材料の開発動向と市場 ~IoT時代に求められるモノづくり~
2016年1月27日 【最新書籍情報!】
「新たなものづくり」3Dプリンタ活用最前線
2015年12月18日 【最新レポート情報!】
『euromold2015 & formnext2015 報告レポート』
2015年5月14日 【最新書籍情報!】
『産業用3Dプリンターの最新技術・材料・応用事例』
2015年5月14日 【書籍情報!】
『3Dプリンターの材料技術の開発動向と市場展開』
2015年2月25日
EuroMold 2014 報告レポート発売
2015年1月
EuroMold 2014 最新レポート
2013年11月
3Dプリンターに関する特許分析レポート

世界の3Dプリンターニュース

掲載日:2017年11月22日:テックショップが破産申し立て、アメリカ国内の全店舗を閉鎖
テックショップが破産申し立て、アメリカ国内の全店舗を閉鎖現地時間の今月15日、アメリカの会員制ファブラボチェーンのテックショップが連邦破産法第7条を申し立て、経営破綻した。アメリカ国内の全店舗は閉鎖された。 テックショップは2006年にサンマテオカレッジ教員のジム・ニュートンとリッジ・マギーがシリコンバレーに設立した。3Dプリンター、レーザーカッター、ウォータージェットカッターなどの各種の工作機器を設置し、会員に利用させる仕組みだった。 テックショップはメーカームーブメントのトレンドに乗り、シリコンバレーの一号店からサンフランシスコ店、ニューヨーク店、セントルイス店など、往時は全米10店舗の規模にまで拡大した。2016年にはオバマ大統領が訪れるなど、アメリカの新たな時代のモノづくりを象徴する店舗だった。 「我々は著しく低いキャッシュバランスでの運営を余儀なくされていました。テックショップを運営し続けるためのあらゆる努力をし、外部からの救済を求めて話し合いを続けてきました。しかし、従業員や講師への給与支払いなどのコストを賄う事が出来ませんでした」とテックショップのダン・ウッドCEOはコメントしている。 テックショップは賃料相場の高い都市部に設置され、また講師などを多数配置するなどしてオペレーションコストの高さが一部で指摘されていた。各店舗では一定数の会員数を確保出来たものの、オペレーションコストを上回る収益が得られなかったと見られる。 テックショップが閉鎖された事により、テックショップ内の工作機器を利用していた少なくない数のモノづくり系スタートアップ企業・中小企業が影響を受けると懸念されている。 なお、東京、アブダビ、パリ、リールの各都市にあるアメリカ国外のテックショップは従来通り運営される。
掲載日:2017年11月21日:formnext2017がドイツのフランクフルトで開催
formnext2017がドイツのフランクフルトで開催世界最大規模の3Dプリンター・アディティブ・マニュファクチャリング関連展示会のformnext2017が、先週11月14日から17日までの四日間ドイツのフランクフルトで開催された。 展示会運営会社によると、三年目となる今年の展示会には全世界33か国から470社が出展し、期間中21,492人の来場者を集めた。来場者数は昨年対比で60%の増加となった。また、来場者の46%はドイツ国外からの来場者だった。 展示会では各種のメタル3Dプリンター、SLS3Dプリンターなどが展示され、各社の最新モデルなどが展示された。また、注目のアメリカのベンチャー企業のデスクトップメタルも最新シリーズを展示し、参加者の関心を集めていた。また、GE傘下のコンセプトレーザーもGEと共同開発した最新シリーズ「ATLAS]を公開し、話題を集めていた。 アディティブ・マニュファクチャリングの専門家によるformnext会議では最新のアディティブ・マニュファクチャリング関連アプリケーションや将来技術などについての議論が行われ、1,028人の参加者を集めた。 formnext2018は来年11月13日から16日の日程で、同じ会場で開催される。
掲載日:2017年11月20日:シンガポール陸上交通省が3Dプリンティング、ロボティクス、バーチャルリアリティ技術を活用へ
シンガポール陸上交通省が3Dプリンティング、ロボティクス、バーチャルリアリティ技術を活用へシンガポール陸上交通省が、3Dプリンティング、ロボティクス、バーチャルリアリティなどの次世代技術を鉄道の運行信頼性向上とコスト削減のために活用する。 鉄道ネットワークを機能的、効率的に運用するには継続的なメンテナンスが必要となるが、鉄道のパーツを交換するための時間とコストが問題となる。現状ではスペアパーツをオンサイトで在庫する他ないが、3Dプリンティング技術を活用することで在庫コスト、製造コスト、人件費を削減する事が可能になる。 シンガポール陸上交通省は、例として四つのつり革をリプレースする事例を挙げ、3Dプリンティング技術を活用することでわずか1日で製造する事が可能になったとしている。また、パーツを改造するためのプロトタイプのデザインも、以前よりもさらに迅速に行う事も可能になったとしている。 3Dプリンティング技術を鉄道車両のパーツづくりに活用する事はドイツでも進んでいる。ドイツ鉄道も運航する鉄道車両の部品製造に3Dプリンターを利用しており、今年中で2,000点の部品を3Dプリンターで製造する見通しとしている。 シンガポール陸上交通省はシンガポールの交通関係行政機関で、シンガポール国内で運行されるすべての鉄道を管理している。
掲載日:2017年11月19日:エミレーツ航空がSLS3Dプリンターで航空機キャビン用パーツを製造
エミレーツ航空がSLS3Dプリンターで航空機キャビン用パーツを製造アラブ首長国連邦のドバイに拠点を置く航空会社のエミレーツ航空が、エミレーツ航空がSLS3Dプリンターで航空機キャビン用パーツを製造し、話題になっている。 製造されたパーツはビデオモニターの本体で、スリーディーシステムズのDuraformProX FR1200を素材にしている。低い引火性が特徴で、耐久性に優れ、従来の方式やFDM方式の3Dプリンターによる製造よりも9から13%程度軽く作れるという。 軽量で耐久性が高いパーツを製造する事には航空機の燃料コストを下げるなど、大きなコスト削減効果がある。また、パーツが必要になった時に3Dプリンターでオンデマンドでその都度製造する事で、スペアパーツを在庫しておく必要もなくなり、在庫コストを大幅に削減する事が出来る。 「過去二年間において、エミレーツの技術チームは航空機キャビン用パーツ製造を3Dプリンターで製造するために積極的にチャレンジをしてきました。この技術は航空機の運用効率と生産性を高めるために使えます」とエミレーツ航空のエンジニアリングサポートサービス担当副社長のアーメッド・サファ氏はコメントしている。 エミレーツ航空は1985年設立、78か国172都市を結ぶ路線で運行する世界4位の規模を誇る航空会社。積極的に最新機材の導入を行っており、超大型旅客機エアバスA380を大量発注して話題になった。
掲載日:2017年11月18日:ダウ・ケミカルが3Dプリンター用素材市場へ参入
ダウ・ケミカルが3Dプリンター用素材市場へ参入ダウ・ケミカルが3Dプリンター用素材市場へ参入する。ダウ・ケミカルは、独自開発した3Dプリンター用サポート素材「EVOLV3Dユニバー^サル・サポート・マテリアル」をリリースする。 ダウ・ケミカルは今年初めにソリッドワークスの世界イベントソリッドワークス・ワールドでSLA3Dプリンター用樹脂「リキッド・シリコン・ソルーションLC3335」をリリースしていた。同社はまた、ドイツの3Dプリンターメーカーのジャーマン・レップラップとの協業開始や、マサチューセッツ工科とマニュファクチャリング・ハブを設立するなど、3Dプリンターの領域への関与を強めて来ていた。 ダウ・ケミカルは今年9月にデュポンと合併したが、デュポンもナイロンフィラメントメーカーのタウルマン3Dと協業し、高機能ナイロンフィラメントの開発などを行っていた。 EVOLV3Dユニバー^サル・サポート・マテリアルは水溶性のサポート素材で、3Dプリント時は構造的インテグリティを発揮して本マテリアルを強力にサポートする。EVOLV3Dユニバー^サル・サポート・マテリアルは特にオーバーハングが多いデザインの造形などに適しているという。 ダウ・ケミカルは1897年設立、ミシガン州ミッドランドに拠点を置く世界最大の老舗化学メーカー。元々は漂白剤と臭化カリウムの製造メーカーとして誕生した。これまでにユニオンカーバイドを買収するなどして規模を拡大し、デュポンに代わって世界最大の化学メーカーとなった。
掲載日:2017年11月17日:MakeXが新型デスクトップ3Dプリンター「MIGOデスクトップFDM3Dプリンター」のキックスターターキャンペーンを開始
MakeXが新型デスクトップ3Dプリンター「MIGOデスクトップFDM3Dプリンター」のキックスターターキャンペーンを開始中国の3DプリンターメーカーのMakeXが、新型デスクトップ3Dプリンター「MIGOデスクトップFDM3Dプリンター」のキックスターターキャンペーンを開始した。キックスターターキャンペーンではバッカーは二つのサイズと5種類のカラーから好きな3Dプリンターを選べるようになっている。 標準型MIGOデスクトップ3Dプリンターは造形サイズ 10 x 12 x 10 cmで、比較的小型の3Dプリンターとなっている。ポータブルなサイズで、どこでも利用出来るタイプとしている。 MIGOLデスクトップ3Dプリンターは、15 x 15 x 15 cmのやや大きめの造形サイズ。いずれの3DプリンターもPLAとABSのフィラメントが利用可能。 また、いずれのタイプも自動レベリング機能が搭載されていて、初動時のレベリングのユーザーの負担を軽減している。 キックスターターでの販売価格は標準型MIGOデスクトップ3Dプリンターがアーリーバードスペシャル価格で149ドル(約16,400円)となっている。 なお、MIGOデスクトップ3Dプリンターは今月14日からドイツのフランクフルトで開催されるformnext 2017のMakeXのブースに展示される予定。
掲載日:2017年11月16日:医療と歯科医療における3Dプリンティングに関する会議が来年1月にワシントンDCで開催
医療と歯科医療における3Dプリンティングに関する会議が来年1月にワシントンDCで開催医療と歯科医療における3Dプリンティングに関する会議が来年1月にワシントンDCで開催される。 「医療と歯科医療における3Dプリンティングの未来:ビジネスと投資のサミット」と題された会議では、主に医療と歯科医療における3Dプリンティングの経済的な側面について議論される。特にマーケティング、事業開発、製品管理などについて突っ込んで議論され、30人のスピーカーによる各種のセッションも行われる予定。 参加者は医療・歯科医療3Dプリンティングのアプリケーションについて学べ、特にバイオプリンティングのビジネスモデルなどの具体例を学べるという。また、医療と歯科医療の3Dプリンティングのサプライチェーンや、3Dプリンティングの導入により、医療と歯科医療のマーケティングがどのように変化したかも学べるという。 医療と歯科医療における3Dプリンティングに関する展示会や会議は世界各地で散発的に行われているが、医療と歯科医療における3Dプリンティングの経済的側面・ビジネス的側面にフォーカスしたものは珍しい。 会議への出席には参加料1,195ドルが必要。現地時間の11月15日までに申し込むと25%のディスカウントが適用される。会議への参加申し込みはこちらのウェブサイトから行える。
掲載日:2017年11月15日:オランダのフィラメントメーカーが新型高機能フィラメントをリリース
オランダのフィラメントメーカーが新型高機能フィラメントをリリースオランダのフィラメントメーカーの3D4メーカーズが、新型高機能フィラメント「ファシランC8」をリリースした。 ファシランC8は化学企業パーストープ社と共同開発したもので、ABSフィラメントよりも高い耐膨張性と耐衝撃性を持つのが特徴。一般的なPLAフィラメントよりも簡単にプリント出来るのも特徴という。また、造形時の積層間の接程度が他のどのフィラメントよりも強いという。 3D4メーカーズとパーストープ社は、両社のユーザーによるモニター利用を実施し、ファシランC8の問題点を洗い出した。問題はフィラメントの造形時の接触程度、反り、表面のクオリティ、プリントそのものの失敗など多岐の分野で報告された。それらの問題点をクリアして、ファシランC8のリリースへこぎ着けたという。 3D4メーカーズは40以上の大学、研究所、航空宇宙、ロボティクスなどの分野でユーザーを抱えており、そうしたユーザーによるファシランC8の採用が期待出来るとしている。 ファシランC8は750グラムのスプールで提供され、価格1スプールあたり39ユーロ(約5,180円)。1.75mm径のみ提供される予定。ファシランC8は3D4メーカーズのオンライン販売サイトにて購入出来る。
掲載日:2017年11月14日:ベトナムのサイバーセキュリティ企業が3DプリントマスクでiPhoneXの顔認証システムを突破
ベトナムのサイバーセキュリティ企業が3DプリントマスクでiPhoneXの顔認証システムを突破ベトナムのサイバーセキュリティ企業が3DプリントマスクでiPhoneXの顔認証システムを突破し、話題になっている。 ベトナムのBkav社は3Dプリンターで作成したマスクを使い、iPhoneXの顔認証システムを突破した。作成にかかった時間は1週間で、かかったコストはわずか150ドル(約16,500円)だったという。マスクは2次元イメージを元に3Dプリンターで作成され、メーキャップで微調整が施された。 iPhoneXに新たに搭載された顔認証システム「フェイスID」はAppleが開発したTrueDepthカメラを使い、3万以上の視点から顔マップを作成して認証する。認証は人工知能が行い、iPhoneへのアクセスを許可する。Appleは、他人が認証される可能性を100万回に1回程度としていた。 Bkav社によると、3Dプリントマスクの作成には精密な3Dスキャニングと相応の技術が必要で、一般の3Dプリンターユーザーには作成が困難だという。Bkav社は、現時点で最も高い安全性が確保できる認証システムは指紋認証システムだとしている。 なお、現在までに本件についてのAppleからのアナウンスメントはなされていない。
掲載日:2017年11月13日:ナノ・ディメンションが製品体験センターをオープン
ナノ・ディメンションが製品体験センターをオープンイスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、同社初となる製品体験センターをイスラエルにオープンする。センターではナノ・ディメンションの製品が体験できる他、センターはカスタマー・リセラー・トレーニングセンターとしても活用される予定。 イスラエルのネス・ツィオナに開設されるセンターにはナノ・ディメンションのドラゴンフライ2020プロ3Dプリンターが設置され、オンサイトでのデモンストレーションや、基盤サンプルのテスト造形なども行われるという。また、ナノ・ディメンションのエンジニアが、同プリンターの導入に向けた技術的なアドバイスも提供する。 ナノ・ディメンションのドラゴンフライ2020プロ3Dプリンターは、銀ナノ粒子を素材に電子基板をプリントする。オンデマンドで高速で多層プリント基板をプリントする事が可能なため、電子基板製造のゲームチェンジャーになると期待されている。製品体験センターが開設される事で、同プリンターは研究開発レベルから本格的な商用リリースのフェーズに移行する。 ナノ・ディメンションは2012年設立。イスラエルのナノテクノロジーの専門家らが中心となって設立された。
掲載日:2017年11月12日:フォームラブズが3Dプリンティングと射出成型についての白書を公開
フォームラブズが3Dプリンティングと射出成型についての白書を公開アメリカのSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、3Dプリンティングと射出成型についての白書を公開している。 白書ではフォームラブズのForm2で造形したモールドをベースにGalombB100射出成型機で成型するケースを紹介している。モールドの成型にはフォームラブズのクリアレジン樹脂と高熱樹脂が使われ、三種類のモールドが成型された。いずれのモールドもFDM方式の3Dプリンターで成型されたモールドよりも高い品質を確保出来たという。 いずれのモールドもサーモプラスチックLDPEを素材にGalombB100射出成型機で25ショット打ち出された。モールドのサーフェスに傷などは特に見られなかったとしている。 3Dプリンターで射出成型用のモールドを作る試みはこれまでに各地でなされて来たが、モールドの品質や耐久性に問題があり、これまでに一般化されていない。フォームラブズの今回の試みが一定の結果を出した事で、3Dプリンティングと射出成型法を組み合わせた製法の普及が期待出来そうだ。 フォームラブズは2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたベンチャー企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」をリリースしている他、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂を開発している。
掲載日:2017年11月11日:XYZプリンティングがカリフォルニアのSLA3Dプリンター開発ベンチャー企業へ投資
XYZプリンティングがカリフォルニアのSLA3Dプリンター開発ベンチャー企業へ投資台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、カリフォルニアのSLA3Dプリンター開発ベンチャー企業へ投資する。 投資を受けるのはカリフォルニア州ベンチュラに拠点を置くNexa3D。Nexa3Dは2014年設立、独自開発し特許取得したLSPc技術を使ったSLA3Dプリンターを開発している。同社のSLS3Dプリンターは、競合企業よりも高速で高品質の造形が出来るのが特徴。 投資の詳細な内容は明らかにされていないが、Nexa3DはXYZプリンティングから1,000万ドル(約11憶円)程度の出資を受ける模様。 Nexa3Dの買収について、XYZプリンティングのサイモン・シェンCEOは、「この包括的戦略提携は、手頃なインダストリアルグレードの3Dプリンターを世界的に普及させ、マーケットアクセスを加速する事になるでしょう」とコメントしている。 XYZプリンティングは自社のダ・ヴィンチブランドでNexa3DのSLS3Dプリンターを販売すると見られる。XYZプリンティングは来年後半頃より同プリンターの販売を開始する模様。 XYZプリンティングは最近ビジネス向け3Dプリンター製品を相次いでリリースし、法人ユーザーへのアプローチを強化している。
掲載日:2017年11月10日:HPが最新型ジェットフュージョン3D4210プリンターをリリース
HPが最新型ジェットフュージョン3D4210プリンターをリリースHPが最新型ジェットフュージョン3D4210プリンターをリリースする。 ジェットフュージョン3D4210プリンターは既存シリーズよりも生産効率をさらに高めていて、競合他社製品の三分の二程度のオペレーションコストでの運用が可能。また、従来のジェットフュージョンシステムのファームウェアのアップデートも施されており、より効率的なオペレーションを可能にしている。 また、ジェットフュージョン3D4210プリンターのリリースに伴い、あらたに三種類の新素材も提供される。PA11はフレキシブル素材で、ローコストでハイクオリティなパーツの製造を可能にする。インソール、スポーツウェア、ヒンジなどの製造に使用出来る。 PA12グラスビーズは高い硬度が特徴の素材で、ハウジング、型、ツーリングなどの製造に使用出来る。また、ポリプロピレンは柔軟性と高い抗酸性が特徴の素材。PA11、PA12と共に組み合わせて使う事で製造可能な製品の広がりが期待出来る。 HPでは現在、ジェットフュージョン3D4210プリンターのプレオーダーを受け付けている。 HPは昨年5月に独自開発したジェットフュージョン3Dプリンターをリリースし、3Dプリンター市場に参入している。HPのジェットフュージョン3Dプリンターは、大手メーカーなどを中心に導入が進んでいる。
掲載日:2017年11月9日:イタリアの3Dプリンターメーカーがハイパフォーマンスポリマー3Dプリンターをリリース
イタリアの3Dプリンターメーカーがハイパフォーマンスポリマー3Dプリンターをリリースイタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、ハイパフォーマンスポリマー3Dプリンター「ARGO500」をリリースする。今月14日から17日の日程でフランクフルトで開催されるフォームネクスト2017で公開される。 ARGO500は500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来るのが特徴。また、Robozeが独自に開発したカーボンPEEKも使用出来る。PEEKなどを素材にすることで、高い耐久性が求められるパーツの製造が可能になる。 Robozeのシモン・カシットCTOは、「RobozeのカーボンPEEKを使う事で安定した耐熱性と硬度を持った部品の製造が可能になります。また、カーボンファイバーを使う事で素材の安定性が向上し、PEEKと同等以上の耐熱性を得る事が可能になります」とコメントしている。 ARGO500の価格などの情報については、今のところ明らかにされていない。 Robozeは2013年設立の、イタリアのバーリに拠点を置く3Dプリンターメーカー。航空中や自動車などの業界をターゲットに、Roboze Oneなどの工業用3Dプリンターの製造を行っている。
掲載日:2017年11月8日:スリーディーシステムズがBMWとオンデマンドマニュファクチャリングの業務委託契約を締結
スリーディーシステムズがBMWとオンデマンドマニュファクチャリングの業務委託契約を締結アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、BMWとオンデマンドマニュファクチャリングの業務委託契約を締結した。スリーディーシステムズは自社のSLA3Dプリンター、SLS3Dプリンターなどを使い、パーツの試作品などの製造する。 3Dプリンターでの製造に加え、塗装、ダイイング、タンブリングなどの後工程も請け負う。パーツは耐久試験などでも使われ予定。 素材はDuraformHST複合ファイバーグラス配合プラスチックなどが使われる。DuraformHST複合素材はファイバーグラスを織り込んだ高強度の素材で、高い耐高熱性を持つのが特徴。 スリーディーシステムズの担当者ジアド・アボーゼネラルマネジャーは、「スリーディーシステムズとBMWは長年に渡ってビジネスパートナーであり続けてきました。今回の契約締結により、関係がさらに広がる事を嬉しく思っています。スリーディーシステムズは自動車業界における長い歴史と深い知識を有しており、オンデマンドマニュファクチャリングのサービスのみならず、技術、素材、ソフトウェアなども提供する事で顧客のワークフローにカスタマイズしたソルーションを提供する事が出来ます」とコメントしている。
掲載日:2017年11月7日:オーストラリアの非営利団体がリサイクルフィラメントを無償で学校に提供
オーストラリアの非営利団体がリサイクルフィラメントを無償で学校に提供オーストラリアの非営利団体が、リサイクルフィラメントを無償で学校に提供するプロジェクトを立ち上げ、話題になっている。 プロジェクトを立ち上げたのはエンジニアのダレン・ロマン氏が立ち上げた非営利団体グリーンバッチ。海洋投棄されたプラスチックや廃棄物として捨てられたプラスチックを原料にリサイクルフィラメントを製造する。 ロマン氏が暮らす西オーストラリア地区ではプラスチックの理サイクル施設がなく、使用済みプラスチックは海外のごみ市場に売却され、焼却されていた。それによりCO2や各種の有害物質が大気中に放出される状態を招いていた。 ロマン氏はそうした現状を憂い、プラスチックを回収してフィラメントにリサイクルする事を思いついた。ロマン氏によると、グリーンバッチは西オーストラリア内の3Dプリンターを有する学校の70%が使用できる量のフィラメントを製造出来るという。 ロマン氏は、グリーンバッチがリサイクルフィラメントを製造する事で、ゴミ資源や海洋投棄されたプラスチックのうち、200万本分をリサイクル出来ると見込んでいる。 投棄されたプラスチックやプラスチックゴミをフィラメントにリサイクルプロジェクトは世界各地で立ち上がっている。オランダのベンチャー企業リフィル社も、捨てられたヨーグルトの容器を原料にフィラメントを製造するプロジェクトを立ち上げている。
掲載日:2017年11月6日:マイクロソフトがマークフォージドに投資、初めて3Dプリンター関連企業への投資か
マイクロソフトがマークフォージドに投資、初めて3Dプリンター関連企業への投資かマイクロソフトが工業用3Dプリンターメーカーのマークフォージドに投資し、話題を集めている。マークフォージドへの投資は、同社初の3Dプリンター関連企業への投資と見られている。 マイクロソフトは系列の投資会社マイクロソフト・ベンチャーを通してマークフォージドへ出資した。出資の内容や持ち分などについては明らかにされていない。なお、マイクロソフト・ベンチャーはソフトウェア・アプリケーション開発企業やIT系企業へ多く投資しており、ハードウェア系スートアップ企業への投資は珍しい。 マイクロソフトによるマークフォージへの投資は、マイクロソフトが3Dプリンティング技術の将来性を高く評価している事の現れだとする声が少なくない。また、マイクロソフトは最近自社のドローイングソフトのペイントを3D対応にするなど、3Dプリンティングの領域へのシフトを進めつつある。 マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。同社の3Dプリンターは、特に自動車、航空宇宙、医療などの領域で広く使われている。これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などに採用されている。
掲載日:2017年11月5日:コダックが小型デスクトップ3Dプリンターを来年春にリリースへ
コダックが小型デスクトップ3Dプリンターを来年春にリリースへコダックが小型デスクトップ3Dプリンターを来年春にリリースする。3Dプリンターのリリース前に、3Dプリンター用フィラメントが来月から先行販売される。3Dプリンターもプレオーダーを受け付けており、プレオーダーには35%の割引が適用されるという。 コダックのブランドライセンシング担当副社長のジョエル・サティン氏は、自社の3Dプリンターについて、「プロフェッショナル3Dプリンティングの世界の新しいスタンダードとなるだろう。プロフェッショナル3Dプリンティングの世界は急速に進化と成長を続けており、コダックがかねてより注目している分野だ」とコメントしている。 コダックの3Dプリンターは主に「建設デザイン事務所、クリエイティブ・ワークスペース、学校」をターゲットにしている。高い造形品質が売りで、 200 x 200 x 250mmの造形サイズで、密閉型のフィルトレーションシステムを搭載している。 エクストルーダーはフィラメント切れセンサーを搭載しており、フィラメント残量を感知する。また、プリンティングをモニタリングするための監視カメラも内蔵している。 フィラメントはコダック純正のものの試用が推奨されているが、オープンフィラメントポリシーを採用しており、どこのメーカーのフィラメントでも利用出来るとしている。 コダックは1880年設立のアメリカの老舗カメラ・カメラ用フィルムメーカーだったが、アナログカメラの衰退により経営が悪化し、2012年に 連邦倒産法第11章の適用をニューヨークの裁判所に申請し、経営破綻した。現在は3Dプリンターなどのコンスーマー用家電の開発などを行い、経営再建を図っている。
掲載日:2017年11月4日:価格7千ドルのSLS3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始から30分で資金調達目標に到達
価格7千ドルのSLS3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始から30分で資金調達目標に到達価格7千ドルのSLS3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが、開始からわずか30分で資金調達目標に到達した。当初の調達目標は28,000ユーロ(約372万円)だったが、キャンペーン終了まで23日を残した時点で183,465ユーロ(約2,440万円)を調達している。 ペインの3Dプリンターメーカー、ナチュラル・ロボティクスが開発したVIT3Dプリンターはナイロンを素材にレーザーで焼結して造形するタイプのSLS3Dプリンターで、FDM方式の3Dプリンターなどよりも高精度の造形が可能。造形サイズは最大で250 x 250 x 250mmとなっている。1時間あたり最大20㎜のピッチで出力出来る。素材は今のところ白のみ利用可能。 SLS3Dプリンターは、これまでは工業用のハイエンドマシンを中心に普及が進んで来たが、価格が高いというハンディキャップがあった。価格7千ドルのSLS3Dプリンターが登場した事で、より多くの製造業者にSLS3Dプリンターが普及する可能性がある。 ナチュラル・ロボティクスは2016年設立。当初はデルタ型のFDM3Dプリンターを製造していたが、SLS3Dプリンターの主要特許が期限切れとなった事を受け、SLS3Dプリンターの製造を開始した。
掲載日:2017年11月3日:ドイツの3Dプリンター用ソフトメーカーが1,200万ドルを調達
ドイツの3Dプリンター用ソフトメーカーが1,200万ドルを調達ドイツの3Dプリンター用ソフトメーカーの3ユアマインドが、シリーズA投資で1,200万ドル(約13憶2千万円)を調達した。ベルリンで設立された同社はサンフランシスコオフィスに加え、新たにニューヨークにもオフィスを設立する。 投資はドイツのベンチャーキャピタルのウンターメーヘータム・ベンチャーキャピタルや、TRUMPFベンチャーなどが応じた。 3ユアマインドは調達した資金をアメリカ市場の開拓に使うとしている。同社はアメリカの航空宇宙産業に多くのクライアントを有し、事業基盤の拡大を目指していると見られる。 3ユアマインドは、工業用ハイエンドメタル3DプリンターメーカーのEOS創業者、ハンス・ランガー氏も出資している事で知られる。 同社の有力ユーザーのGKNのマーカス・ジョステン氏は、「3ユアマインドは工業用3Dプリンティングの成長と技術革新のかけ橋を提供してくれています。同社のプラットフォームを使う事で、製造コストを劇的に削減し、3Dプリンティング技術へのアクセスをより容易にしてくれます」とコメントしている。 3ユアマインドは2013年にステファン・クーフル氏、アレクサンダー・シズクらが立ち上げた。設立当初より工業用3Dプリンター用ソフトウェアを開発して来ている。
掲載日:2017年11月2日:マークフォージド、シリーズC投資で3,000万ドルを調達
マークフォージド、シリーズC投資で3,000万ドルを調達マサチューセッツ州に拠点を置く新興3Dプリンターメーカーのマークフォージドが、シリーズC投資で3,000万ドル(約33憶円)を調達した。 出資したのはシーメンス系列のベンチャーキャピタルのネクスト47、マイクロソフト・ベンチャーズ、ポルシェ・オートモビルなど。今回の増資により、マークフォージドが調達した資金の総額は5,700万ドル(約62億7千万円)となった。同社にはマトリックス・パートナーズ、トリニティ・ベンチャーズ、ノースブリッジ・ベンチャー・パートナーズなどの有力ベンチャーキャピタルが投資している。 マークフォージドはプラスチック、カーボンファイバー、ファイバーグラス、メタルなどを素材にした各種の3Dプリンターを製造している。同社の3Dプリンターは、特に自動車、航空宇宙、医療などの領域で広く使われている。これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などが同社の3Dプリンターを採用している。 マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。当初は一般的なデスクトップ3Dプリンターを製造していたが、素材の幅をカーボンファイバーやナイロンなどに広げ、製品のラインナップを広げている。
掲載日:2017年11月1日:ドイツのニーダーザクセン州にアディティブ・3Dプリンティングセンターがオープン
ドイツのニーダーザクセン州にアディティブ・3Dプリンティングセンターがオープンドイツのニーダーザクセン州にアディティブ・3Dプリンティングセンターがオープンした。地元政府による120万ユーロ(約1億5,960万円)の投資を受けたもので、アディティブ・マニュファクチャリング技術の研究開発と企業への技術移転に活用される。 「3Dプリンティングのようなアディティブ・マニュファクチャリング技術は、インダストリー4.0における生産技術の主たる未来のトピックです。地元のミドルクラスの能力を高め、企業がアディティブ・マニュファクチャリングの道を正しく進めるよう目指します」と、オープニング式典でオラフ・リースドイツ経済大臣はコメントしている。 アディティブ・3Dプリンティングセンターはレーザー・ゼントラム・ハノーバー、ハノーバー統合技術研究所、ドイツ・メッセ・技術アカデミーなどの有力研究機関と提携している。 センターでは、企業に3Dプリンティング技術の基礎知識、アディティブ・マニュファクチャリングで使われる素材、コストやスループット管理などを教える各種の教育プログラムも提供される。 ドイツは主にメタル3Dプリンティング技術の分野で世界をリードしており、企業への更なる技術移転を促す事でドイツ製造業の競争優位性を確保する戦略が背景にあるものと見られている。
掲載日:2017年10月31日:インダストリー4.0技術の導入でイギリスに17万5千人分の新規雇用が創出
インダストリー4.0技術の導入でイギリスに17万5千人分の新規雇用が創出ロボティクス、3Dプリンティング技術、AIなどのインダストリー4.0技術の導入により、イギリスに17万5千人分の新規雇用が創出されるという見通しをイギリス政府が示した。 「インダストリアル・デジタライゼーション・レビュー」と題された白書は、「拡大するデジタライゼーションとテクノロジーの変革がイギリスの製造業にどのようなメリットをもたらすのか」を明らかにしたもの。新技術の導入により、GDPで6千億ドル(約66兆円)規模の経済効果が見込めるとしている。 同白書は、中小企業にロボティクスや3Dプリンティング技術へのアクセスを促すため、3Dプリンターなどを完備した共同ワークスペースの開設や、スマート工場や3Dプリンターなどの設備投資のための公的な経済的支援などを提言している。 また、大学や民間企業などに「デジタル・イノベーション・ハブ」を開設し、民間レベルのコラボレーションを促進することなども提言している。 白書の執筆に関わったショーン・レッドモンド氏は、「特に中小クラスのメーカーに対しては、新しいデジタライゼーション技術が彼らのビジネスをどのように成長させるかを教育する必要がある」とコメントしている。
掲載日:2017年10月30日:XYZプリンティングが大型デスクトップ3Dプリンターをリリース
XYZプリンティングが大型デスクトップ3Dプリンターをリリース台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、大型デスクトップ3Dプリンター「ダ・ヴィンチ・スーパー」をリリースする。「ダ・ヴィンチ・スーパー」は、主にプロのデザイナーやメーカーを想定して設計されたという。 「ダ・ヴィンチ・スーパー」はXYZプリンティングの3Dプリンターの中江最大の造形サイズを持つシリーズ。オープンフィラメントシステムを採用し、どこのメーカーのフィラメントでも利用可能。利用可能なフィラメントの種類としてABS、PLA、タフPLA、TPA、PETGなどが挙げられている。なお、造形サイズは 299mm X 299mm X 299mm となっている。 プリントベッドはヒートグラスで、自動レベリング機能を搭載している。また、マルチ言語対応で、ノズルは最大0.4mm径まで対応出来る。3Dプリンター管理ソフトは、独自開発したXYZウェアプロがバンドルされている。 「ダ・ヴィンチ・スーパー」はの販売価格は、XYZプリンティングの販売サイトで2,299ドル(約252,890円)となっている。 XYZプリンティングでは「ダ・ヴィンチ・スーパー」の販売を2017年11月から開始するとしている。
掲載日:2017年10月29日:プロトラブズ、2017年度第三四半期決算が好調
プロトラブズ、2017年度第三四半期決算が好調試作品・カスタムパーツ製造サービスビューローのプロトラブズの2017年度第三四半期決算が好調だ。同社の発表によると、2017年度第三四半期の売上は前四半期から12.7%増加し、8,810万ドル(約96憶9,100万円)となった。好調な決算の発表を受け、ニューヨーク証券取引所に上場している同社株式の株価は史上最高値を付けた。 事業部門別では、射出成型部門の売上が4,948万ドル(約54憶4,280万円)で、全体の56%を占めた。CNCマシニング事業が2,716万ドル(約29憶8,760万円)、3Dプリンティング事業が1,110万ドル(約12憶2,100万ドル)とそれぞれ売り上げた。 9か月経過後の同社の2017年度売上は1億4,095万ドル(約155憶450万円)、経常収支は3,750万ドル(約41憶2,500万円)の黒字となった。 3Dプリンティング事業ではプラスチックとメタル3Dプリンティングの需要が伸びていて、特にDMLSとメタル3Dプリンティングへの関心が高まってきているとしている。また、最近導入したHPのマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの稼働が高まっているともしている。 市場別では、アメリカ市場が13.3%、ヨーロッパ市場が15.9%とそれぞれ高い伸びを示したものの、日本市場は8.6%のマイナスとなった。 同社では、第四四半期の売上を8,500万ドル(約93憶5,000万円)から9,000万ドル(約99憶円)程度と見込んでいる。
掲載日:2017年10月28日:価格7千ドルのSLS3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始
価格7千ドルのSLS3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始価格7千ドル(約77万円)のSLS3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始され、3Dプリンターコミュニティの話題を集めている。 キャンペーンを開始したのはスペインの3Dプリンターメーカー、ナチュラル・ロボティクス。同社のVIT3Dプリンターはナイロンを素材にレーザーで焼結して造形するタイプのSLS3Dプリンターで、キックスターターでの価格はアーリーバードスペシャル価格が5,999ユーロ(約7千ドル)となっている。 キャンペーン終了まで28日を残す現在のところ、28,000ユーロ(約373万円)の調達目標金額を超える108,313ユーロ(約1,440万円)の資金を25人のバッカーから集めている。 SLS3DプリンターはFDM3Dプリンターよりも高精度で造形出来るのが特徴だが、工業用ハイエンド3Dプリンターを中心に価格が高かった。7千ドル程度のSLS3Dプリンターが登場した事で、SLS3Dプリンターの普及が一気に進む可能性がある。 ナチュラル・ロボティクスはスペインのバルセロナに拠点を置くベンチャー企業で、2016年に設立された。設立以来VIT3Dプリンターの他、デルタ3Dプリンターなどを製造している。
掲載日:2017年10月27日:ロシアの会社がモスクワ近郊の街で3Dプリンターで本格的な住宅を建設
ロシアの会社がモスクワ近郊の街で3Dプリンターで本格的な住宅を建設ロシアの会社がモスクワ近郊の街で3Dプリンターで本格的な住宅を建設し、話題になっている。 住宅を建設したのはロシアの3Dプリンティング企業AMT-SPECAVIA社。ヤロスラヴリの街に建設された298.5平方メートルの大きさの住宅は複数のパーツで構成されていて、すべてのパーツをプリントするのに2年を要した。完成後の住宅にはロシア人の家族が入居する予定という。 AMT-SPECAVIA社は、当初コンピューターでモデルをデザインし、シミュレーションを行った。シミュレーションでモデルの構造を確認後、造形サイズ3.5 X 3.5 X 1メートルの大型コンクリート3Dプリンターで各パーツを製造した。 パーツは厚さ10mmのレイヤーと幅30mmから50mmのサイズで造形された。プリント時間は1時間あたり最大15平方メートルに達したという。造形スピードはプリントを重ねる毎に上がり、最終的には当初のスピードの8-12倍になったという。 プリントされた住宅はロシアの建築法のすべてに準拠しており、建設許可も取得しているという。なお、3Dプリント住宅の価格などについては明らかにされていない。 3Dプリンターで住宅を建設する機運は世界中で高まっている。今年初めにもロシアの別の企業が大型コンクリート3Dプリンターを使って簡易住宅を建設し、話題になった。
掲載日:2017年10月26日:イスラエルの研究者がナノセルロースを使ったフード3Dプリンターを開発
イスラエルの研究者がナノセルロースを使ったフード3Dプリンターを開発イスラエルの研究者がナノセルロースを使ったフード3Dプリンターを開発している。 イスラエルのヘブライ大学農業食品環境学部のオデッド・ショセヨブ教授とイド・ブラスァフスキー教授は、ナノセルロースを基礎素材に、たんぱく質、炭水化物、脂肪、抗酸化物質、ビタミンなどを混ぜ合わせ、専用カートリッジに重点するタイプの3Dプリンターを開発している。 各素材の配分はコンピューターで管理され、消費者一人一人の健康状態や目的に合わせてカスタマイズされるという。また、基礎素材にナノセルロースを使う事で、グルテンフリー食品、ヴィーガン用食品、糖尿患者用食品を製造する事が可能になるとしている。 両教授は現在、3Dプリンターの商業化に向け複数の投資家との話し合いを始めているとしている。投資家からの投資が得られれば、五年以内に製品を市場にリリース出来るとしている。 フード3Dプリンターは、これまでにアメリカ、スペイン、イギリス、ドイツなどのメーカーが複数のタイプを開発してきたが、市場開拓に成功したケースは未だ出ていない。フード3Dプリンターに対するニーズの存在を疑う向きもあり、両教授のフード3Dプリンターが市場に受け入れられるのか、関係者は注目している。
掲載日:2017年10月25日:コスメティックブランドのLUSHが1,700万ポンドを3Dプリンティング技術へ投資
コスメティックブランドのLUSHが1,700万ポンドを3Dプリンティング技術へ投資イギリスのコスメティックブランドのLUSHが、1,700万ポンド(約25憶5千万円)を3Dプリンティング技術へ投資する。 LUSHの年次会議で同社共同創業者のマーク・コンスタンティン氏が明らかにしたもので、ドルセット郊外に新施設を設立し、3Dプリンターなどを導入する。3Dプリンターは射出成用型の製造や、製品そのものの製造に使われるという。 LUSHは今年2月に開催されたLUSHサミットで、3Dプリント・ソリッド・パフュームという新規プロジェクトを立ち上げている。 コスメティック業界では、試作品の製造や製品のデザインに3Dプリンターが使われるケースはあるが、型の製造や製品の製造に3Dプリンターが使われるケースは珍しい。LUSHでは、3Dプリンターで製品を製造することで、製造期間を12週間程度に削減出来るとしている。 LUSHは1995年にマーク・コンスタンティンとエリザベス・ウィアーが共同で設立、ベジタリアン・ヴィーガン用天然素材を使ったクリーム、石鹸、シャンプー、ローションなどの自然派化粧品を製造している。同社の製品は世界中のベジタリアン・ヴィーガンやオーガニック化粧品愛好家から熱狂的な支持を集めている。
掲載日:2017年10月24日:メタル3DプリンターメーカーのBeAMが160万ユーロを増資
メタル3DプリンターメーカーのBeAMが160万ユーロを増資フランスのメタル3DプリンターメーカーのBeAMが、160万ユーロ(約2億1,280万円)を増資した。13人の個人投資家が引き受け、同社の資本金は800万ユーロ(約10億6,400万円)となった。 BeAMは2012年設立。フランスのシュトラスブルクに拠点を置き、独自開発したレーザー・メタル・ディポジション(LMD)技術をベースにしたメタル3Dプリンターを製造している。LMD3Dプリンターは、レーザービームとCLADノズルを使い、メタルパウダーを素材に造形するタイプの3Dプリンター。 同社の3Dプリンターはメーカーなどの採用が広がっており、同社の売上は2015年の120万ユーロ(約1億5,960万円)から今年の730万ユーロ(約9憶7,090万円)へと、6倍以上になっている。 BeAMによると、同社のメタル3Dプリンターは某航空機メーカーに採用され、800点の航空機部品の製造に使われているという。また、フランスのサービスビューロー大手のスカルプティオも、同社のメタル3Dプリンターを導入している。 BeAMでは、増資により調達した資金を3Dプリンターの研究開発に投じるとしている。同社はまた、将来的に追加の資金調達ラウンドも計画しているという。次のラウンドの実施条件や時期などについては、今のところ明らかにされていない。
掲載日:2017年10月23日:マサチューセッツ工科大学がアディティブ・マニュファクチャリングの無料ウェブセミナーを開催
マサチューセッツ工科大学がアディティブ・マニュファクチャリングの無料ウェブセミナーを開催マサチューセッツ工科大学がアディティブ・マニュファクチャリングの無料ウェブセミナーを開催する。 「アディティブ・マニュファクチャリング:プロトタイピングからプロダクションへ」と名付けられたウェブセミナーはマサチューセッツ工科大学のジョン・ハート教授が主催するもので、アディティブ・マニュファクチャリング・3Dプリンティングの基礎的な知識を学べる。 また、3Dプリンティング技術の最新情報、素材に関する情報、アプリケーション、アディティブ・マニュファクチャリングのマーケットトレンドなどについての情報も提供される。アディティブ・マニュファクチャリングの技術的な情報だけでなく、ビジネスでの実際の活用方法など、具体的な情報が提供される。 アディティブ・マニュファクチャリング、3Dプリンティングに関するウェブセミナーは他でも提供されているが、本セミナーのように一般向けに無料で広く提供されるケースは珍しい。 本セミナーの受講時間は90分。現地時間(アメリカ東部時間)の12月5日午後2時(日本時間6日午前3時)から行われる。セミナーは無料で受講出来るが、セミナーのウェブサイトでの事前登録が必要。登録はこちらから行える。
掲載日:2017年10月22日:アメリカのベンチャー企業が3Dプリンターでロケット製造コストを90%削減へ
アメリカのベンチャー企業が3Dプリンターでロケット製造コストを90%削減へアメリカのベンチャー企業のリラティビティ・スペース社が、3Dプリンターでロケット製造コストの90%削減を目指している。 同社は、3Dプリンターでロケットの主要部品を製造する事で、1回あたり打ち上げコストを1憶ドル(約110憶円)から1,000万ドル(約11憶円)に削減出来るとしている。 リラティビティ・スペース社では、独自開発した大型3Dプリンターを使い、燃料タンクを数日で、ロケットエンジンを1.5週で製造出来るとしている。ロケット本体の製造は1か月程度で出来るとしている。 リラティビティ・スペース社は別のロケットベンチャー企業のブルーオリジンとスペースX出身のティム・エリス氏とジョーダン・ヌーン氏が共同で立ち上げた。同氏らは前職での経験で、ロケット製造にかかるコストの大半は人件費で、人手を3Dプリンターに置き換える事でコストの大幅な削減が可能になる事に気付いたという。 なお、スペースXなどのロケットメーカーも、ロケットエンジンの製造などに3Dプリンターを活用しているが、リラティビティ・スペース社のようにロケットのほぼ全体を3Dプリンターで製造するケースは初と見られる。 リラティビティ・スペース社は現在、従業員14人規模で全長27メートルの大きさのロケットを製造している。現在のところ、同社は2020年にロケットの打ち上げを予定している。
掲載日:2017年10月21日:3Dプリンター用ソフトウェア・サービス市場が2021年までに45憶ドル規模に成長か
3Dプリンター用ソフトウェア・サービス市場が2021年までに45憶ドル規模に成長かアメリカの市場調査会社マーケッツ・アンド・マーケッツが、全世界の3Dプリンター用ソフトウェア・サービス市場が2021年までに45憶ドル(約4,950憶円)規模に成長すると予想したレポートを発表した。 「グローバル3Dプリンティングソフトウェア・サービス市場、分析と予想(2017-2021)」と題されたレポートは、2016年時点で14億7,500万ドル(約1,622憶円)規模だった3Dプリンター用ソフトウェア・サービス市場が年率25.2%の成長率で成長し、2021年までに45憶ドル規模に達するとしている。 3Dプリンター用ソフトウェアのカテゴリとしては、データデザイン・モデリング、データ準備、シミュレーション、スライサーなどを含むマシンコントロールなどを挙げている。 サービス市場では、工業用ハイエンド3Dプリンターの性能向上と価格低下が続き、中小企業の利用が拡大するとしている。特に、オンデマンドでパーツなどの製造を請け負うサービスプロバイダーの利用が拡大するとしている。 現在世界的に3Dプリンターの普及が進んでいるが、3Dプリンターをアプリケーションとして活用するためのキラーソフトが不足しているとされている。今後各種の3Dプリンター用キラーソフトが誕生する事で、3Dプリンターの普及がさらに進むと業界関係者は期待している。
掲載日:2017年10月20日:ニューマター、第二世代MOD-t3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを開始
ニューマター、第二世代MOD-t3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを開始カリフォルニア州パサデナに拠点を置くデスクトップ3Dプリンターメーカーのニューマターが、第二世代MOD-t3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを開始した。 ニューマターは2014年にクラウドファンディングサイト大手のインディゴーゴーで第一世代MOD-t3Dプリンターのキャンペーンを行い、資金調達を成功させている。今回はキックスターターでのキャンペーンとなる。 第二世代MOD-t3Dプリンターは、第一世代より30%速く、50%静寂なのが特徴。WiFi接続機能とデュアルファンクーリングシステムを搭載し、プリント精度を高めている。 キックスターターでの販売価格は199ドル(約21,900円)からで、アーリーバードスペシャル価格149ドル版は現時点で売り切れとなっている。ニューマターは、資金調達目標を10万ドル(約1,100万円)に設定、現時点で288人のバッカーから6万3千ドル(約700万円)を集めている。キャンペーンは期間終了まであと28日を残している。 ニューマターはMOD-t3Dプリンターの出荷を2018年5月から開始するとしている。 ニューマターは2013年12月にビル・グロス、スティーブ・シェルらが立ち上げた。同社のMOD-t3Dプリンターはシンプルなデザインと使いやすい機構がユーザーから評価されている。
掲載日:2017年10月19日:メーカーボット、研究開発用3Dプリンティングプラットフォーム「メーカーボット・ラブズ」をリリース
メーカーボット、研究開発用3Dプリンティングプラットフォーム「メーカーボット・ラブズ」をリリースアメリカのデスクトップ3Dプリンターメーカーのメーカーボット・インダストリーズが、研究開発用3Dプリンティングプラットフォーム「メーカーボット・ラブズ」をリリースする。 「メーカーボット・ラブズ」はメーカーボットの3Dプリンターに加え、オープンAPI、実験用エクストルーダー、カスタムプリントモード、オンライン・リソースシェアリングサイトなどが提供される。オンライン・リソースシェアリングサイトは、メーカーボットのファイル共有サイトThingiverseで提供される。 メーカーボットによると、「メーカーボット・ラブズ」は、自由度の高い3Dプリンティングを求めるメーカーボットのヘビーユーザーからのフィードバックを得て企画されたという。 創業当初の頃のメーカーボットは、自社の3Dプリンターをオープンソースで開発・リリースし、多くの3Dプリンターホビイストがファイルにアクセス、自由度の高い3Dプリンティングが行われていた。 しかし、メーカーボットがストラタシスに買収されてからはポリシーをクローズドに変更していた。「メーカーボット・ラブズ」では、実験用エクストルーダーなどの一部のファイルがオープンソースになるものと見られ、メーカーボットが部分的に「原点回帰」するのではという憶測がなされている。
掲載日:2017年10月18日:オランダのベンチャー企業がヨーグルトの空き容器からフィラメントを製造
オランダのベンチャー企業がヨーグルトの空き容器からフィラメントを製造オランダのベンチャー企業がヨーグルトの空き容器からフィラメントを製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 フィラメントを製造したのはオランダのデルフト工科大学の出身者らが立ち上げたリフィル社。フィラメントは一般的なPLAフィラメントと同程度のプリント品質を確保しているという。 フィラメントは750グラムのスプールで提供され、スプール自体もリサイクルされた段ボール箱を原料にしている。色はホワイトのみ提供される。サイズは1.75mmか2.85mm径で提供され、いずれも210℃で溶融する。プリントベッドへの接着も良好で、反りが少ないのも特徴だとしている。 リフィルは2015年にも廃車のダッシュボードを原料にフィラメントを製造するパーペチュアル・プラスチック・プロジェクトを立ち上げている。同プロジェクトはオランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーも参加し、ヨーロッパの3Dプリンターコミュニティを巻き込んだ一大ムーブメントとなった。 プラスチック廃材をリサイクルしてフィラメントにするプロジェクトは世界中で立ち上がっている。アメリカのベンチャー企業プラスチックバンクも、海洋投棄されたプラスチックを原料にフィラメントを製造している。
掲載日:2017年10月17日:コニカミノルタがアメリカで3Dプリンターの無料お試しキャンペーンを開始
コニカミノルタがアメリカで3Dプリンターの無料お試しキャンペーンを開始コニカミノルタがアメリカで3Dプリンターの無料お試しキャンペーンを開始する。「Try Before you buy」と名付けられたキャンペーンの対象になるのはアメリカの小中学校で、ドレメル社製のデスクトップ3Dプリンターを30日間無料で試用出来る。30日経過後、返却または購入する。 「教室の中に3Dプリンティング技術を持ち込む事で、ぼやけたコンセプトが物理的な物体に変身します。実の世界での出来事と、教室で学ぶ事との関係性を学ぶ事が出来るでしょう」と担当者はコメントしている。 提供されるのはドレメルの3Dアイデアビルダー。ドレメルは3Dアイデアビルダーを2014年にリリース、2016年には学校教育用に改良したアイデアビルダー3D403Dプリンターを改めてリリースしている。 ドレメルはまた、3Dプリンティング教育用エコシステム「ドレメル・ドリームプログラム」も同時に提供している。「ドレメル・ドリームプログラム」では、各種のチュートリアル、授業プラン、3Dモデルなどのコンテンツが提供されている。 キャンペーンは2018年7月まで実施される予定。キャンペーンの申し込みはコニカミノルタの専用サイトから行える。
掲載日:2017年10月16日:スリーディーシステムズ、ストラタシスの株価が下落
スリーディーシステムズ、ストラタシスの株価が下落現地時間の10月13日金曜日、ニューヨーク証券取引所に上場しているスリーディーシステムズ、ストラタシスの株価が下落した。それぞれ8.8%、7.4%の下落率だった。 スリーディーシステムズ株価の今年年初からの下落率は10.1%で、ストラタシス株価の増加率29.4%と対照的な結果となった。 スリーディーシステムズ株価下落の背景には、HPによるハイエンド3Dプリンター市場参入の影響があると見られている。HPは、独自開発したフルカラーハイエンド3DプリンターのHPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターを昨年投入し、直接競合するスリーディーシステムズのシェアを奪っているものと見られている。 HPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターは、これまでにナイキ、BMW、ジョンソンエンドジョンソン、オートデスク、シーメンス、シェイプウェイズ、プロト・ラブズなどの企業に採用されている。 業界の古株のスリーディーシステムズとストラタシスが、素材をクローズにする戦略を採用しているの対し、HPは逆にオープン戦略を採っていることもHPのシェア獲得につながっていると見る向きもある。 HPは先日、新たにメタル3Dプリンターと廉価版フルカラー3Dプリンターの投入も発表しており、スリーディーシステムズとストラタシス両社の業績にさらに影響を与える可能性があると見られる。
掲載日:2017年10月15日:3Dプリンター、CNCカーバー、レーザーエングレーバー一体型マシンのキックスターターキャンペーンが好調
3Dプリンター、CNCカーバー、レーザーエングレーバー一体型マシンのキックスターターキャンペーンが好調3Dプリンター、CNCカーバー、レーザーエングレーバー一体型マシンのキックスターターキャンペーンが好調だ。 中国・深?のベンチャー企業が開発したMOOZのキックスターターキャンペーンは、終了まで31日を残す今日現在で、293人のバッカーから120,121ドル(約1,321万円)の資金を集めている。キャンペーンの調達目標金額は5万ドル(約550万円)だった。 マシンは3つのパターンで構成されている。基本は3DプリンターのMOOZ-1で、CNCカーバーのMOOZ-2、カラーミキシングプリンターのMOOZ-3が別セットとして提供される。CNCカーバーと使用する際はMOOZ-2のセットをアタッチして使用する。 レーザーエングレーバーは別のヘッドで提供され、同様にアタッチして使用する。レーザーエングレーバーは木やコルクなどを素材に加工する事が可能。 3Dプリンターとして使用する際は、専用のMOOZソフトウェアで操作出来るほか、Cura、Slic3r、Printrunなどのスライサーソフトが使用出来る。また、MOOZソフトウェアはスマホアプリも用意されていて、スマホでの操作も可能 キックスターターでの販売価格は、ベーシックモデルが239ドル(約26,300円)から、すべてのセットを含むモデルが429ドル(約47,200円)からとなっている。
掲載日:2017年10月14日:グローフォージの3Dプリンターの出荷が再び延期へ
グローフォージの3Dプリンターの出荷が再び延期へシアトルに拠点を置く3Dプリンターメーカー、グローフォージの3Dプリンターの出荷が再び延期され、問題になっている。 グローフォージの3Dプリンターは2015年10月にキックスターターで販売され、全世界70か国のバッカーから2,790万ドル(約30憶6,900万円)を集める大ヒットとなった。この金額は、当時のキックスターター史上最高金額となった。なお、キックスターターでの販売価格は1,995ドル(約22万円。 グローフォージの3Dプリンターは革、紙、プラスチックなどの一般的な素材をベースに造形出来るため、多くの人の関心を集めた。 グローフォージでは当初、3Dプリンターの出荷を2015年12月から開始するとしていたが、2016年2月に延期され、続いて同年4月、12月へと度々延期された。 グローフォージのダン・シャピロCEOは、今年6月に今年10月に3Dプリンターを必ず出荷すると約束していたが、その約束は守られそうにない事がわかった。バッカーの中には注文をキャンセルする人も出てきており、問題が大きくなりつつある。 キックスターターで巨額の資金を集めるキャンペーンが頻発しているが、中には予定通り出荷されないケースが少なくない。スケジュールとコンプライアンスを遵守出来るか、メーカーの姿勢が問われている。
掲載日:2017年10月13日:フォームラブズ、新型歯科医療用樹脂「デンタルLTクリア樹脂」をリリース
フォームラブズ、新型歯科医療用樹脂「デンタルLTクリア樹脂」をリリース米マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、新型歯科医療用樹脂「デンタルLTクリア樹脂」をリリースした。デンタルLTクリア樹脂は長期生体適合性樹脂で、スプリントや矯正用マウスピースなどの製造に使われる。 デンタルLTクリア樹脂は、高速で造形出来る特徴があり、スプリントの場合、一回の造形で7つのスプリントを50分で造形出来るという。 フォームラブズは歯科医療の領域への進出を拡大しており、昨年に同社初となる歯科医療用樹脂「デンタルSG樹脂」をリリースしている。 フォームラブズのチーフ・プロダクト・オフィサーのデビッド・ラカトク氏は、「昨年歯科医療の領域に進出して以来、フォームラブズはデンタル3Dプリンティングにおける有力プレーヤーとしての地位を確立してきました。我々は最大規模のユーザーを抱え、年間600%を超える成長率で成長しています。3Dプリンターと歯科医療の世界全体が、業界規模で転換しています」とコメントしている。 フォームラブズは2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたベンチャー企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」をリリースしている。
掲載日:2017年10月12日:インポシブル・オブジェクツが640万ドルの資金調達に成功
インポシブル・オブジェクツが640万ドルの資金調達に成功米イリノイ州に拠点を置く3Dプリンターメーカーのインポシブル・オブジェクツが、640万ドル(約7憶円)の資金調達に成功した。同社が調達した資金の総額は900万ドル(約9憶9千万円)となった。 シリーズAとなる投資ラウンドに参加したのはOCAベンチャーズ、DEAファンド・パートナーズ、メイソン・アベニュー・インベストメンツ、フイゼンガ・キャピタル・マネジメント、インフレクション・エクイティ・パートナーズなどのベンチャーキャピタル。バリュエーションなどの情報は公開されていない。 インポシブル・オブジェクツは2009年設立。カーボンファイバー、ケブラー、ファイバーグラス、PEEKなどの多様な高機能素材を造形出来る3Dプリンター「モデル・ワン」を製造している。 「モデル・ワン」は2018年度中のリリースが予定されているが、既にサービスビューロー大手のJabilや、ボーイングの子会社オーロラ・フライト・サイエンスなどが導入を決めている。 「モデル・ワン」はまた、今年のRAPID + TCT展示会のイノベーション賞も受賞しており、技術的に高く評価されている。 工業用ハイエンド3Dプリンターは現在、メタル系3Dプリンターを中心に普及が進んでいる。「モデル・ワン」のリリースによりメタル以外の素材を扱うハイエンド3Dプリンターの導入が進むと関係者は注目している。
掲載日:2017年10月11日:Cubibotのキックスターターキャンペーンが調達目標の10倍の資金を獲得
Cubibotのキックスターターキャンペーンが調達目標の10倍の資金を獲得小型デスクトップ3Dプリンター「Cubibot」のキックスターターキャンペーンが、調達目標の10倍の資金を獲得している。キャンペーン終了まで15日を残す今日現在、1,769人のバッカーから541,979ドル(約5,962万円)を集めている。キャンペーンの調達目標は5万(約550万円)ドル。 カリフォルニア州サンディエゴのベンチャー企業が開発したCubibotは、「小さく、クリーン、シンプル、スタイリッシュ」を特徴とする小型3Dプリンター。ウェブベースのアプリケーションとクラウド対応も特徴で、初心者でも簡単に操作する事が出来る。 また、排気口にフィルターを装備しているのも特徴。素材を溶融する際に発生するとされる有害物質を除去出来る。またWi-Fi接続機能、ヒートベッドも標準で装備されている。 クラウドでは、あらかじめデザインされた各種の3Dモデルが用意され、すぐにプリントする事が可能。また、パソコン以外にもスマートフォンに専用のアプリケーションをインストールしてプリンターを操作出来る。スマートフォンはiOSとアンドロイドの両方に対応している。 キックスターターでの販売価格は、アーリーバード特別価格として149ドル(約16,390円)からとなっている。現在のところ、Cubibotの出荷は2018年2月から開始される予定。
掲載日:2017年10月10日:ランターマン・グループとアメリカ・メイクスが3Dプリンティング・トレーニング・プログラムを開発
ランターマン・グループとアメリカ・メイクスが3Dプリンティング・トレーニング・プログラムを開発3Dプリンティング・ソルーション企業のランターマン・グループと、アクセラレーターのアメリカ・メイクスが、共同で3Dプリンティング・トレーニング・プログラムを開発する。 「アディティブ・デザイン、エンジニアリング、マニュファクチャリング・イノベーションのための先端カリキュラム」(ACADEMI)と名付けられたプログラムは、アメリカ初の認定3Dプリンティング・トレーニング・プログラムとなる。 プログラムはランターマン・グループ創業者のアンソニー・ヒューズ氏の発案で立ち上げられた。「モノづくりの世界は現在、再誕生の時代を迎えています。労働者に対しても新しい次元のトレーニング・プログラムを提供する必要があります」とヒューズ氏はコメントしている。 ACADEMIはこれまでにアメリカ国防省、アメリカ空軍にも採用され、主にメタル3Dプリンティングのトレーニングが施されたという。プログラムはメタル3Dプリンティングを中心に、ポリマーや合金ベースの3Dプリンティングのカリキュラムが追加されるとしている。 ACADEMIは労働者向け3Dプリンティング・トレーニング・プログラムに加え、経営幹部向けトレーニング・プログラムも提供される予定。
掲載日:2017年10月9日:Redditで3Dハブズを非難するディスカッションが登場
Redditで3Dハブズを非難するディスカッションが登場人気ネット掲示板サイトのRedditで、3Dハブズを非難するディスカッションが登場し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 Redditorの45sbvad氏がRedditの3Dプリンターグループに開設したもので、「3Dハブズは死んだ」というタイトルのディスカッション。説明書きによると、同氏は3Dハブズに参加していたサービスプロバイダーだったが、3Dハブズの最近のポリシー変更により、同氏へ向けられるはずのユーザーが特定のサービスプロバイダーに「迂回」されているという。 ユーザーが3Dファイルをアップロードすると、ノース・ダコタにあるサービスプロバイダーが選択されるとしている。 45sbvad氏は、以前は売上の10%を3Dハブズから得ていたが、ポリシー変更後は1%にまで減少したという。 45sbvad氏はさらに、Redditにディスカッションを開設した事により、3Dハブズは同氏のアカウントを閉鎖し、同氏が所有する13台の3Dプリンターへのアクセスも削除されたとしている。 3Dハブズは2013年に設立されたオランダのベンチャー企業。今日までに全世界160ヶ国で4万台を超える3Dプリンターをネットワークしている。3Dハブズのユーザーは地元の3Dプリンターを検索し、3Dモデルなどの出力をサービスプロバイダーに依頼する。3Dハブズはユーザーから徴収した出力費用から手数料を控除してサービスプロバイダーに支払う。
掲載日:2017年10月8日:フォームラブズが3Dプリンターを使った射出成型法についての白書を公開
フォームラブズが3Dプリンターを使った射出成型法についての白書を公開米マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、3Dプリンターを使った射出成型法についての白書を公開した。 「3Dプリント・モールドを使った射出成型法」と題された白書は、3Dプリンターの普及が射出成型法によるモノづくりへ与える影響について綴っている。フォームラブズの研究者が実際にフォームラブズの3Dプリンター「フォーム2」を使ったテストも含めて考察が加えられている。 テストではフォームラブズの高温樹脂と透明樹脂が使われた。サンプル用にフォームラブズのロゴとUSBデバイスのケースの型が3Dプリンターで製造され、サーモプラスチックを素材に25ショット射出したところ、型の外面に破損などは見られなかったという。 射出成型法によるモノづくりでは型の製造に大きなコストがかかる。型の製造を3Dプリンターで行う事で、製造コストを大きく削減する事が可能になると同白書は指摘している。 SLA3Dプリンターは、これまでは主に試作品の製造に使われるケースが多かった。SlA3Dプリンターと射出成型法を組み合わせる事で、モノづくりの現場で3Dプリンターがさらに普及する可能性が高まる。 フォームラブズは2011年にマキシム・ロボウスキー、デービッド・クレーナーらのマサチューセッツ工科大学出身者が中心となって設立した。同社はこれまでにデスクトップSLA3Dプリンターのフォームシリーズをリリースしてきている。
掲載日:2017年10月7日:カナダの企業がフィラメントコンテナーのキックスターターキャンペーンを開始
カナダの企業がフィラメントコンテナーのキックスターターキャンペーンを開始カナダの3Dプリンティング企業のプリントドライが、フィラメントコンテナーのキックスターターキャンペーンを開始した。 フィラメントを一つずつ納めるタイプのコンテナーは6パック入りで、キックスターターでの販売価格は48カナダドル(約3,870円)となっている。 FDM方式の3Dプリンターで使われるフィラメントの中には湿気の影響を受けるものがある。ナイロンはその典型的なもので、ナイロンフィラメントを素材に造形する際は、湿度管理を十分に行う必要がある。湿気の影響を受けると造形精度が落ちたり、仕上がりが雑になる場合がある。 ナイロンフィラメントのユーザーの中には、これまでは大型の乾燥庫の中にフィラメントを入れ、湿度対策を施している人もいた。また、湿気の影響を受けたナイロンフィラメントを、オーブンやドライヤーで乾燥させてから使うユーザーもいた。コンテナーにナイロンフィラメントを納める事で、一定の湿度対策が可能になる。 同キックスターターキャンペーンは、今日現在で調達目標の3,500カナダドル(約31万5千円)を大きく上回る15,438カナダドル(約139万円)の資金を、144人のバッカーから集めている。キャンペーンはあと42日間行われる。
掲載日:2017年10月6日:デュポンがハイパフォーマンス3Dプリンターフィラメントの販売開始
デュポンがハイパフォーマンス3Dプリンターフィラメントの販売開始デュポンがハイパフォーマンス3Dプリンターフィラメント「デュポンZYTEL」の販売を開始した。 ドイツの3Dプリンターメーカーのジャーマン・レップラップが代理店となって販売する。当初の販売地域はヨーロッパ、中東、アフリカとなる。 デュポンZYTELはナイロンベースのフィラメントで、Hytrel 3D4000FLとHytrel 3D4100の二種類のシリーズで構成される。ユーザーは造形用途や要求強度に合わせて使い分けが出来る。 ジャーマン・レップラップのブライアン・バウツ氏は、「デュポンのハイパフォーマンスマテリアルを我々のポートフォリオに加えることを楽しみにしています。我々が行ったテストでも、ジャーマン・レップラップの3Dプリンターで素晴らしく造形出来る事が確認出来ました」とコメントしている。 ジャーマン・レップラップは大型3Dプリンター「ビッグレップ」を販売しているほか、「カーボン20」などの高機能フィラメントの販売も行っている。ジャーマン・レップラップは、各種の高機能フィラメントを自動車メーカーなどに販売している。 デュポンZYTELの販売価格は不明だが、80-90ドル程度になるものと見られる。
掲載日:2017年10月5日:アマゾンがボディー3Dスキャニングベンチャー企業を買収
アマゾンがボディー3Dスキャニングベンチャー企業を買収アマゾンがボディー3Dスキャニングベンチャー企業のボディーラブズを買収した。 ボディーラブズはニューヨークベースのベンチャー企業で、全身を3Dスキャンして3Dモデル化するソフトウェア「ボディー・ビジュアライザー」などを開発している。3Dモデルはゲームなどのアプリケーションで利用出来る他、アパレルのフィッティングや、テイラーレコメンデーションなどにも利用出来るという。 買収価格は5,000万ドル(約55憶円)から7,000万ドル(約77憶円)程度とみられる。買収の具体的な条件については明らかにされていない。 アマゾンは、アパレルのサブスクリプションサービス「プライム・ワードローブ」を開始するなど最近アパレル方面への進出を拡大している。ボディーラブズのソフトウェアがアマゾンが展開しているアパレルビジネスの中でどのように活用されるのか、業界関係者は注目している。 ボディーラブズは、マイケル・ブラック、ウィリアム・オファレル、エリック・ラクリンらが設立した。同社はこれまでにファーストマークキャピタル、インテルキャピタルなどのベンチャーキャピタルから総額で1,300万ドル(約14憶3,000万円)の資金を調達している。
掲載日:2017年10月4日:オランダ海軍が自軍の艦船のパーツを3Dモデル化
オランダ海軍が自軍の艦船のパーツを3Dモデル化オランダ海軍が、自軍の艦船のパーツを3Dモデル化し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 オランダ海軍はArtec社のハンドヘルド3Dスキャナーを使い、艦船の各パーツを3Dスキャンしている。3Dスキャンされたデータは3Dモデル化され、リバースエンジニアリングや3Dプリンターによる製造に使われるという。 3Dモデルはアーカイブ化され、レファランスライブラリーとして使われる。将来的にはオンデマンドですべてのパーツが製造出来るようになる見込み。3Dプリンターでパーツを製造する事で、従来の製法よりも迅速で低コストな製造が可能になるという。 将来的には、オランダ海軍のすべての艦船に3Dプリンターを搭載し、オンデマンドでパーツを製造する事も検討されているという。 アメリカ海軍も、空母エセックスに3Dプリンターを搭載し、パーツなどの試験製造を行っている。遠洋航海中の艦船は、母港に寄港しないと交換部品が調達出来ないが、3Dプリンターを搭載する事でオンデマンドでのパーツ製造が可能になる。3Dプリンターは戦闘機の部品製造などにも使われ始めており、軍事方面での3Dプリンターの利用が今後さらに進むと予想される。
掲載日:2017年10月3日:INGが3Dプリンターで製造されるモノの総額が今後40年で6兆ドルに到達と予想
INGが3Dプリンターで製造されるモノの総額が今後40年で6兆ドルに到達と予想オランダの大手金融機関のINGが、3Dプリンターで製造されるモノの総額が今後40年で6兆ドル(約660兆円)に到達すると予想するレポートを発表した。 「3Dプリンティング:世界貿易への脅威」と題されたレポートは、今後アメリカの輸入が減少し、中国、メキシコ、ドイツなどとの貿易赤字が解消する方向へ向かうと予想、アメリカ国内での3Dプリンターの活用が進む事でアメリカ国内の雇用を増やすとしている。 「3Dプリンターの普及はアメリカにとって歓迎すべき事であり、貿易量の減少はアメリカの貿易赤字の減少につながる」としている。 同レポートはまた、早ければ2040年にも全世界で製造されるモノの50%が3Dプリンターで製造される事になると予想している。 工業用3Dプリンターの普及とともに家庭用デスクトップ3Dプリンターの普及が進み、ニーズに応じて様々なモノが家庭で作られるようになるだろうとしている。 業界では、航空宇宙、機械、自動車、コンスーマープロダクトのセクターが、3Dプリンターへの最大の投資を行うとしている。 同レポートは、2016年度の全世界の3Dプリンター関連市場規模を66億ドル(約7,260億円)規模と推定している。
掲載日:2017年10月2日:スマホ連動型小型SLA3Dプリンター「T3D」のキックスターターキャンペーンが終了
スマホ連動型小型SLA3Dプリンター「T3D」のキックスターターキャンペーンが終了スマホ連動型小型SLA3Dプリンター「T3D」のキックスターターキャンペーンが終了した。 T3Dのキックスターターキャンペーンは、開始からわずか2時間で調達目標金額の35,000ドル(約385万円)を獲得し、26日経過後の終了時点では目標の四倍を超える123,975ドル(約1,290万円)の資金を調達した。バッカーの数は480人だった。 T3Dのキックスターターでの価格は、100mlの樹脂ボトル付で219ドル(約24,000円)だった。 T3Dは独自開発した光硬化樹脂を素材に、スマートフォンやタブレットが発する光を使って造形するDLP方式の3Dプリンター。暗室を必要とせず、普通の空間での3Dプリンティングが可能。造形サイズは、スマホが76mm X 106mm X 85mm、タブレットが76mm X 160mm X 85 mm となっている。対応OSはiOSとアンドロイド。 T3Dは、T3Dの出荷を2018年4月から開始するとしている。 スマホ連動型小型SLA3Dプリンターとしては、前に「ONO」が昨年キックスターターでキャンペーンを展開している。「ONO」のキャンペーンも200万ドル(約2億2千万円)を超える資金を調達している。
掲載日:2017年10月1日:モダン・メドウが3Dプリント皮革「Zoa」を開発
モダン・メドウが3Dプリント皮革「Zoa」を開発米ニュージャージー州に拠点を置く人工肉・皮革製造ベンチャー企業のモダン・メドウが、3Dプリント皮革「Zoa」を開発した。Zoaはモダン・メドウのバイオ3Dプリンターで製造された。 Zoaを素材にしたプロトタイプTシャツが、ニューヨークのモダンアート美術館(MoMA)で、現地時間の10月1日から展示される。 高級ハンドバックや家具などに使われれる皮革の市場は全世界で1兆ドル(約110兆円)に達するとされる。皮革を採るために毎年多くの牛、羊、ワニなどが殺されている。皮革採取のためにのみ動物の命を奪うことや、皮革生産そのものの非効率性を問題視する声がある。 モダン・メドウは、2011年の創業時より「動物なき動物製品」の開発を目指している。当初はバイオ3Dプリンターによる人工肉の製造を目指していたが、最近は人工皮革の製造へ方針を変更していた。 モダン・メドウの共同創業者兼CEOのアンドラス・フォーガクス氏は、バイオ3Dプリンターメーカーのオーガノボの共同創業者でもある。オーガノボがヒトの肝臓細胞のバイオ3Dプリンティングに特化する中、モダン・メドウは動物皮革のバイオ3Dプリンティングに特化している。 モダン・メドウは、これまでにホライズンズ・ベンチャーズ、アイコニック・キャピタルなどから総額で5,350万ドル(約58億8,500万円)の資金を調達している。
掲載日:2017年9月30日:3Doodlerの3Dプリンティングペンの販売数量が100万個を突破
3Doodlerの3Dプリンティングペンの販売数量が100万個を突破3Doodlerの3Dプリンティングペンの販売数量が100万個を突破した。 3Doodlerは2012年にマックスウェル・ボーグとピーター・ディルワースの二人がマサチューセッツ州で設立。これまでに三回のキックスターターキャンペーンを通じて総額400万ドル(約4億4千万円)の資金を調達している。キックスターターでは、全世界60ヶ国のバッカーがーキャンペーンをサポートしている。 3Doodlerの3DプリンティングペンはPLAなどのプラスチック系材料を素材に造形する。初代バージョンの3Doodlerスタートから、3Doodlerクリエイト、3Doodlerプロとバージョンアップを重ねている。3DoodlerプロではPLA、ABS、ナイロンなどの6種類の素材が使用出来る。 3Doodlerの3Dプリンティングペンは特に教育現場でも導入が進んでおり、これまでに3,000人の教育関係者に採用されたという。教科ではアート、デザイン、テクニカルスキル、STEM教育などで使われているという。 3Doodlerの3Dプリンティングペンは、最近盲人のためのイギリスのチャリティー団体による承認を受けている。盲人でも簡単に使える事が大きく評価された。 3Doodlerの3Dプリンティングペンは、日本でもAmazonなどで購入可能。
掲載日:2017年9月29日:マターハッカーが3Dプリンターコントローラー「マターコントロールT7X」をリリース
マターハッカーが3Dプリンターコントローラー「マターコントロールT7X」をリリースカリフォルニア州コスタメサに拠点を置く3Dプリンター小売・3Dプリンター管理ソフト開発のマターハッカーが、3Dプリンターコントローラー「マターコントロールT7X」をリリースする。 マターコントロールT7Xはアンドロイドベースのタブレットサイズのアプリケーションデバイス。タッチスクリーンで操作する。 マターコントロールT7Xにはプリントリカバリー、リモートプリント・モニタリング、ソフトウェア・ベッドレベリング、マルチプル・プリンター・プロファイルなどの機能が搭載され、パソコンなしで3Dプリンターを操作する事が可能。また、クラウドライブラリーも用意されていて、プリント可能なファイルをダウンロード出来る。 これまではパソコンにスライサーソフトなどをインストールし、3Dプリンターを管理するやり方が一般的だった。一般的なスライサーソフトは利用の難易度が高く、初心者にとっては扱いにくいという難点があった。タッチスクリーンで簡単に3Dプリンターを操作出来るコントローラーがリリースされる事で、3Dプリンターの普及を後押しする可能性がある。 マターコントロールT7Xの価格は199ドル(約22,000円)。マターハッカーのウェブサイトで購入可能。なお、10月4日までの注文には179ドル(約19,700円)の特別割引価格が適用される
掲載日:2017年9月28日:マイアミの美術館に3Dプリントカフェがオープン
マイアミの美術館に3Dプリントカフェがオープン米フロリダ州マイアミの美術館に3Dプリントカフェがオープンする。 Cucuyoと名付けられた3Dプリントカフェがオープンするのはマイアミのペレズ美術館。南フロリダの建設会社ベレンブラム・ブッシュ・アーキテクチャーと、オランダの建設3DプリンターメーカーのMX3Dのコラボレーションにより実現した。 Cucuyoは総重量700ポンド(約317.5㎏)のステンレスを素材に建設された。デザインは夜間にホタルを獲る幼少期の体験をイメージして作られたという。カフェそのものはフロントカウンター、バックカウンター、ドアの三つのパーツで構成されている。なお、Cucuyoとはスペイン語で「蛍」という意味。 Cucuyoを3DプリントしたMX3Dは、これまでにオランダのアムステルダム市内で橋を3Dプリンターで製造した事で知られている。同社は鉄やステンレスなどを素材にした建設用大型3Dプリンターを製造している。 Cucuyoは、現地時間の今月27日から営業を開始する。店の運営は地元のケータリング会社のスター・ケータリング・グループが行う。Cucuyoではコーヒーやサンドイッチなどが提供されるという。 ペレズ美術館はマイアミ北部のダッジアイランド近くにある美術館。ウォーターフロントのロケーションで、地元民の憩いの場となっている。
掲載日:2017年9月27日:カーボンが3Dプリンター用樹脂の価格を最大40%値下
カーボンが3Dプリンター用樹脂の価格を最大40%値下シリコンバレーに拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのカーボンが、自社の3Dプリンター用の樹脂の価格を最大40%値下げする。 値下の対象となる樹脂は同社のリジッド・ポリウレタン70(RPU70)。従来の価格1リットル当たり250ドル(約27,500円)から150ドル(約16,500円)に値下げする。 カーボンのCEO兼共同創業者のジョセフ・デジモン氏は、「今回のアプローチは、アディダスのような我々のパートナーに大量のモノづくりを、射出成型法などに引けを取らない程経済的に行う事が出来る機会を提供します」とコメントしている。 樹脂の値下げと共に、カーボンはスピードセル社と共同開発した樹脂ディスペンサーの販売も開始する。 カーボンはノースカロライナ大学教授のジョセフ・デジモンらが設立、高速SLA3Dプリンター「M1」を製造している。「M1」は、従来型のSLA方式の3Dプリンターよりも最大100倍のスピードでプリント出来るとしている。「M1]はこれまでにアディダス、フォード、BMWなどに採用されている。 カーボンへはグーグルベンチャーズ、GEベンチャーズ、ニコン、BMWらが、これまでに総額2,200万ドル(約242億円)を出資している。
掲載日:2017年9月26日:ポリメーカーがフィラメント保存用ボックスの販売を開始
ポリメーカーがフィラメント保存用ボックスの販売を開始上海に拠点を置くFDM3Dプリンター用フィラメントメーカーのポリメーカーが、フィラメント保存用ボックスの販売を開始した。 ポリボックスと名付けられた保存用ボックスは、一般的なフィラメントスプール2本が収納出来るサイズ。フィラメントの湿気への過度な露出を防ぎ、乾燥を保つ。 特にナイロンなどは湿度の高い状態に晒されると、造形精度が著しく下がるとされている。ナイロンフィラメントは常に乾燥させておく必要がある。ナイロンフィラメントのユーザーは、これまでは専用の乾燥保存庫などを使い、湿気対策を施してきていた。ポリボックスで保存しておくことで、プリントに良好なコンディションを保つ事が出来る。 ポリボックスの正面には小型のディスプレイが設置されていて、湿度と温度が表示される。 ポリボックスのアメリカでの販売価格は69.99ドル(約7,700円)。Amazonなどを通じて販売される見込み。 ポリメーカーは米シラキュース大学院の研究生だった中国人留学生シャオファン・ルオ氏ら三人が立ち上げたベンチャー企業。主にFDM方式の3Dプリンター用の高機能、高品質フィラメントの開発・製造を行っている。 ポリメーカーのフィラメントは日本市場でも3Dプリンターユーザーの支持を集めており、国産3Dプリンターメーカーのニンジャボットが推奨フィラメントに採用している。
掲載日:2017年9月25日:エアウルフ3Dが他社製品の下取りキャンペーンを開始
エアウルフ3Dが他社製品の下取りキャンペーンを開始米カリフォルニア州コスタメサに拠点を置く3Dプリンターメーカーのエアウルフ3Dが、他社製品の下取りキャンペーンを開始した。同社のAXIOM3Dプリンターシリーズへの買換えが前提で、製品ブランドごとに下取り価格が決められている。 「このプログラムは、現在お持ちの3Dプリンターよりも高い機能性を求める方に提供されるものです。特にポリカーボネート、ポリプロピレン、TPE、TPUなどのフィラメントを利用されたい方におすすめしています」と同社のジャズミン・ケイシング氏はコメントしている。 下取り価格はメーカボットのZ18シリーズの2,500ドル(約275,000円)が最大で、以下ウルチメーカー3(1,800ドル)、メーカーボット・レプリケーター+(1,500ドル)、ウルチメーカー2(1,500ドル)、Lulzbot TAZ6(1,500ドル)、メーカーボット第五世代シリーズ(1,000ドル)、Lulzbot TAZ5(900ドル)、メーカーボット・レプリケーター2(800ドル)、ウルチメーカー1(500ドル)となっている。 エアウルフはデスクトップ3Dプリンター「AXIOMシリーズ」をリリースしている他、3Dプリンター用接着液「ウルフバイト・メガ」、3Dプリントドローンキット「TalonX1」、3Dプリンター用スライサーソフト「APEX」などもリリースしている。
掲載日:2017年9月24日:3Dスキャニング市場が2024年までに1,000億ドル規模に成長
3Dスキャニング市場が2024年までに1,000億ドル規模に成長アメリカの市場調査会社のグローバル・マーケット・インサイツが、全世界の3Dスキャニング市場が2024年までに1,000億ドル(約11兆円)規模に成長すると予想するレポートを発表した。 3Dスキャナーは、リバースエンジニアリングなどで3Dプリンターと共に使われるケースが増えて来ているが、最近台頭しているARやVRなどの技術・アプリケーション用に使われるケースも増えて来ている。アプリケーション分野ではCG作成や、ゲームソフト開発での利用ニーズが拡大している。 北米市場においては、3Dスキャナーは主に企業や研究機関の研究開発部署で使われるケースが多いが、産業別では自動車、航空宇宙、医療などの分野が3Dスキャナー市場の拡大をリードするとしている。 3Dスキャナーの種類では、3Dレーザースキャナーが最大のシェアを確保しつつ市場を広げるるしている。 今後の3Dスキャナー市場をリードするプレイヤーとしては、ベイシス・ソフトウェア、スリーディーデジタルコーポレーション、スタインビックラー、スリーディーシステムズ、アメテック、ヘクサゴンAB、クリーフォーム、FAROテクノロジーズ、オートデスクなどが挙げられている。
掲載日:2017年9月23日:カラーファブが新型フィラメント「nGen_LUX」をリリース
カラーファブが新型フィラメント「nGen_LUX」をリリースオランダのFDM3Dプリンター用フィラメントメーカーのカラーファブが、新型フィラメント「nGen_LUX」をリリースする。 nGen_LUXはコポリエステルベースのフィラメントで、独特の光沢のフィニッシュが特徴。同社が二年前にリリースしたnGenフィラメントを改良して作られたもの。nGen_LUXよりもさらにざらざらした表面の仕上がりで造形出来る。 nGen_LUXの原料には、イーストマン・アムフォラのAM3300が使われているという。 カラーファブはnGen_LUXをプルーサi3、スタッカーS2、Lulzbot TAZ6、ロボR2、ウルチメーカーなどの3Dプリンターでテストを行い、出力を確認している。 カラーファブはnGen_LUXを今年11月から販売する予定で、事前にプレオーダーの受付を開始するとしている。nGen_LUXの価格はまだ発表されていない。 カラーファブはオランダの素材企業ヘリアン・ポリマーズの社内ベンチャーとして設立され、これまでにブロンズフィルなどの金属系フィラメントやウッドフィル、バンブーフィルなどのウッド系フィラメントをリリースしてきている。カラーファブのフィラメントは、世界中の3Dプリンターユーザーから高い支持を集めている。
掲載日:2017年9月22日:SLMソルーションズが史上最大規模の売買契約を締結
SLMソルーションズが史上最大規模の売買契約を締結ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが、同社史上最大規模の売買契約を締結した。 契約は同社のSLM280シリーズ50台の販売に関するもので、売買金額は最大で4,300万ユーロ(約56億円)程度になる見込み。3Dプリンターは今年から2020年にかけて、中国の販売パートナーを通じて納入されるという。販売先などの具体的な内容については明かされていない。 SLMソルーションズは今年6月にも、10台のSLM500シリーズを中国の企業に販売すると発表していた。今回の大型受注により、同社の今年の売上が大きく増加するものと見られる。 SLM280シリーズはマルチレーザータイプのメタル3Dプリンターで、SLMソルーションズの3Dプリンターの中で最も売れているシリーズ。最大700ワットの出力でメタルパウダーを溶融する。SLMソルーションズは、昨年一年間で65台のSLM280シリーズを販売している。 SLMソルーションズは2006年設立。ドイツのルベックに拠点を置き、各種の製造業向けハイエンドメタル3Dプリンターを製造している。同社は2014年5月に、フランクフルト証券取引所に株式を上場している。
掲載日:2017年9月21日:カイ・パーシー氏が新型フィラメント「LAYWOODmeta5」を開発
カイ・パーシー氏が新型フィラメント「LAYWOODmeta5」を開発ドイツの発明家のカイ・パーシー氏が、新型フィラメント「LAYWOODmeta5」を開発した。 LAYWOODmeta5はカードボードライクのフィラメントで、1立方センチメートルあたり0.5グラムの軽量で水に浮くのが特徴。また、熱を通しにくいので、カップホルダーなどの製造に向いているとしている。 LAYWOODmeta5はまた、水に浸すと膨張する性質も持つ。カップ型の造形物を水に浸したところ、オリジナルのサイズから6%膨張し、乾燥させるとオリジナルのサイズの98%に伸縮したという。 LAYWOODmeta5の溶融温度は235-250℃で、ヒートベッドは特に必要ないとしている。 LAYWOODmeta5は1.75㎜系のサイズで、250グラムのスプールで提供される。価格は29.9ユーロ(約3.880円)。色はブラウンと白の二色から選べる。 カイ・パーシー氏は、2008年にイギリスの3Dプリンターメーカーのビッツフロムバイツと共同で3Dプリンター用フィラメントの開発を始め、これまでにウッドライクフィラメントの「LAYWOODD3」、スポンジライクフィラメントの「Layfomm」、ワックスフィラメントの「MOLDLAY」などの機能性フィラメントを相次いで開発してきている。パーシー氏のフィラメントは、世界中の3Dプリンターユーザーから高い支持を集めている。
掲載日:2017年9月20日:キックスターターでスマホ連動型小型SLA3Dプリンターのキャンペーンが開始
キックスターターでスマホ連動型小型SLA3Dプリンターのキャンペーンが開始キックスターターでスマホ連動型小型SLA3Dプリンターのキャンペーンが開始された。 キャンペーンを開始したのは台湾の3DプリンターメーカーのT3D。キャンペーン開始直後から169ドル(18,600円)のアーリーバードスペシャル価格での購入が相次ぎ、今日現在で262人のバッカーから58,118ドル(約639万円)の資金を集めている。なお、当初の調達目標金額は35,000ドル(約385万円)だった。現時点での価格は100mlの樹脂ボトル付で219ドル(約24,000円)となっている。 T3Dはスマホかタブレットが発する光を造形光源として利用する。スマホの場合、iOSとアンドロイドのいずれのスマホにも対応している。造形サイズは、スマホが76mm X 106mm X 85mm、タブレットが76mm X 160mm X 85 mm となっている。 T3Dはまた、独自開発したデイライト樹脂を素材として使用するため、光を遮断する必要がないのも特徴。暗室を利用する必要もない。 T3Dはは台湾科学技術大学のスピンアウト企業として設立された。T3Dは早くからプロトタイプを各国の展示会で公開し、3Dプリンターコミュニティの話題を集めていた。
掲載日:2017年9月19日:アライン・テクノロジーズの2017年度売上が13億ドル規模へ
アライン・テクノロジーズの2017年度売上が13億ドル規模へ矯正歯科医療用マウスピース製造大手のアライン・テクノロジーズの2017年度売上が、13億ドル(約1,430億円)規模へ到達する事がわかった。 アライン・テクノロジーズはインビザラインのブランドで矯正歯科医療用マウスピースを製造している。同社の工場では常時50台から60台のスリーディーシステムズのSLA3Dプリンターが稼働し、個々のマウスピースをカスタマイズ製造している。 売上の91%はインビザラインの売上で、残り9%は、同社が歯科医師に提供している3Dスキャニングサービス「iTero 3d scanning system」の売上だという。「iTero 3d scanning system」は患者の歯型の3Dモデルを提供し、より精度の高い歯科医療、矯正歯科医療の実現をアシストする。 同社のマウスピースは、これまでに全世界90ヶ国で累計450万人の患者が利用し、3億2,700万個が供給されている。 アライン・テクノロジーは、1997年にスタンフォード大学ビジネススクールの学生だったジア・チシュティ氏とケルシー・ワース氏が設立した。1999年に300人の患者に施療してスタートした同社の事業は右肩上がりで成長を続け、今日の規模に到達した。
掲載日:2017年9月18日:クックソンゴールドがDMLS3Dプリンターでジュエリーの製造を開始
クックソンゴールドがDMLS3Dプリンターでジュエリーの製造を開始イギリスのジュエリーメーカーのクックソンゴールドが、DMLS(Direct Metal Laser Sintering)S3Dプリンターでジュエリーの製造を開始する。 EOSのプレシャスM080メタルジュエリー3Dプリンターを使用し、18金とプラチナを材料にブレスレット、イアリング、ネックレス、カフリンクなどを製造する。 ジュエリーの価格帯は75ユーロ(約9,750円)から7,500ユーロ(約975,000円)程度で、カスタマイズ機能も提供される。 ジュエリー業界では比較的早くから3Dプリンターが製造に使われているが、これまではインベストメントキャスティング製法などの、型を3Dプリンターで作る製法が主だった。クックソンゴールドのジュエリーは、3Dプリンターで直接製造される初のジュエリーとなる。 ジュエリー業界は3Dプリンターとの相性が良い業界の一つとされている。3Dプリンターのローボリュームマニュファクチャリングの機能が、カスタムメイドを求めるジュエリーユーザーのニーズに合うとされている。 クックソンゴールドは17,000点ものジュエリーを扱う老舗メーカー。金、銀、プラチナ、パラジウムなどを使ったカスタムメイドジュエリーを製造している。
掲載日:2017年9月17日:ニューヨークのスタートアップ企業が、3Dプリンターを使った格安歯科矯正サービスを開始
ニューヨークのスタートアップ企業が、3Dプリンターを使った格安歯科矯正サービスを開始ニューヨークのスタートアップ企業のキャンディッドが、3Dプリンターを使った格安歯科矯正サービスを開始した。 キャンディッドのサービスを申し込むと、歯型データを取得するためのモデリングキットが送られてくる。利用者はモデリングキットのマニュアルに従い自分の歯型を取得し、キャンディッドへ送り返す。送られてきた歯型データを元に、キャンディッドが矯正用マウスピースを3Dプリンターで製造し、利用者へ送付する仕組み。 3Dプリンターは矯正歯科医療の世界で古くから使われて来ているが、矯正用マウスピースの製造コストが高いのが課題だった。キャンディッドのサービスは、わずか1,900ドル(約20万9,000円)で利用出来る。3Dプリンターを使った一般的なマウスピース製造サービスの四分の一以下の価格となっている。 キャンディッドのサービスは、FDA(米国食品医薬品局)の認可を得ているという。 「矯正歯科医療のローコストの選択肢を提供する事で、これまでコストが原因で矯正歯科用マウスピースが利用出来なかった人にアクセスを与える事が出来ます」と、キャンディッドの共同創業者でCEOのニック・グリーンフィールド氏はコメントしている。
掲載日:2017年9月16日:キックスターターが日本でのサービスを開始
キックスターターが日本でのサービスを開始クラウドファンディングプラットフォーム大手のキックスターターが今週13日、日本でのサービスを開始した。日本はシンガポール、香港に続くキックスターターが利用出来るアジアで三番目の国となった。 サービス開始直後から早速様々なプロジェクトが立ち上がり、既に調達目標金額を獲得したプロジェクトが続出している。 3Dプリンター関連プロジェクトとしては、日本のベンチャー企業DNAエクストルーダーの家庭用フィラメントエクストルーダー製造プロジェクトが立ち上がっている。同プロジェクトは今日現在で調達目標金額の25%を集めている。 キックスターターのショーン・レオウ氏によると、キックスターターでは設立から8年間で日本から300のプロジェクトが立ち上がり、10万人のバッカーが参加、キックスターターを支えて来たという。 欧米の3Dプリンター、ドローン、ロボティクスなどのスタートアップ企業においては、資金調達の手段としてキックスターターを利用するのが一般的になりつつある。キックスターターが日本でもサービスを開始した事で、日本のスタートアップ企業にも新たな資金調達手段を与える可能性がある。 キックスターターが2009年にニューヨークで設立。これまでに総額30億ドル(約3,300億円)の資金を集めている。
掲載日:2017年9月15日:エアバスが3Dプリンターで製造したチタン製部品の使用を開始
エアバスが3Dプリンターで製造したチタン製部品の使用を開始航空機製造大手のエアバスが、3Dプリンターで製造したチタン製部品の使用を開始する。 部品が使われるのはエアバスの最新機種A350XWBシリーズ。航空機の翼とエンジンを繋ぐパイロンと呼ばれる部分のブラケットとして使われる。 エアバスはこれまでに同社のA320neoシリーズとA350XWB試験機に試験的に3Dプリンター製部品を使用してきたが、商用機種用部品としては今回が初となる。 エアバスA350XWBシリーズは最大280人乗りの旅客機で、これまでにカタール航空、シンガポール航空などに導入されている。A350XWBシリーズでは、機体の胴体部と翼にカーボンファイバー強化ポリマーが使われている。 エアバスは、自社航空機の製造に3Dプリンターの導入を進めている。同社は昨年、将来的に航空機用部品の半分を3Dプリンターで製造するという計画も発表している。 航空機の製造に3Dプリンターを導入する機運は世界的に高まっている。3Dプリンターは、少品種少量生産が求められる領域でフィットするとされていて、航空機製造は象徴的な領域であるとされている。航空機用エンジン製造のGE・アビエーションも、ロケット部品製造に3Dプリンターを利用している。
掲載日:2017年9月14日:ナノ・ディメンションがドラゴンフライ2020プロをリリース
ナノ・ディメンションがドラゴンフライ2020プロをリリースイスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、ドラゴンフライ2020プロをリリースする。ドラゴンフライ2020プロは、先行してリリースされたドラゴンフライ2020エレクトロニクス3Dプリンターの大型版。 ドラゴンフライ2020プロは、ドラゴンフライ2020エレクトロニクス3Dプリンターのベータテストで得られたフィードバックから生まれたもので、ドラゴンフライ2020エレクトロニクス3Dプリンターよりも高いレゾルーションでのプリントが可能。 ナノディメンションの共同創業者で最高事業責任者のサイモン・フリード氏は、「俊敏さと急速に変化する顧客ニーズに対応する事が差別化要因になります。この次世代のドラゴンフライ3Dプリンターは基盤開発を一変させるでしょう。特にPCBデザインの作業を軽減させ、テストサイクル期間を大きく短縮します」とコメントしている。 ナノディメンションのドラゴンフライ3Dプリンターは、銀ナノ粒子を素材に電子基板をプリントする。オンデマンドで高速で多層プリント基板をプリントする事が可能なため、電子基板製造のゲームチェンジャーになると期待されている。 ナノディメンションは2012年設立。イスラエルのナノテクノロジーの専門家らが中心となって設立された。
掲載日:2017年9月13日:ロボが80万ドルの資金調達を計画
ロボが80万ドルの資金調達を計画カリフォルニアに拠点を置く3Dプリンターメーカーのロボが、80万ドル(約8,800万円)の資金調達を計画している。80万ドルに加え、オプションで別に100万ドル(約1億1千万円)の資金調達も検討している。 資金は同社の3DプリンターR2とC2シリーズのプレオーダーに対応するために使われるとしている。同社によると、今年12月四半期のプレオーダーが「予想以上に顕著に増加」しているという。 一方で、プレオーダーはキャンセルされる可能性があり、必ずしも実際の売上にならない可能性があるが、過去の経験上そのような事が起こる可能性は低いと、同社は同社ウェブサイトのIRページで説明している。 ロボのライアン・レグディCEOは、「我が社の急速な成長とロボの製品ラインアップへの需要を嬉しく思っている。大量のプレオーダーと今後の成長可能性を期待している」とコメントしている。 ロボは2012年にサンディエゴで設立。2015年12月にオーストラリアの資源開発企業ファルコン・ミネラルに買収され、現在は同社の子会社として運営されている。買収に伴い同社は本社をカリフォルニア州パロアルトに移転している。同社は株式をオーストラリア証券取引所に上場している。
掲載日:2017年9月12日:イギリス最大の3Dプリンティング企業が400万ポンドの助成金を獲得
イギリス最大の3Dプリンティング企業が400万ポンドの助成金を獲得イギリス最大の3Dプリンティング企業のホブズ・グループが、400万ポンド(約5億7,2000万円)の助成金を獲得した。助成金はイギリスの大手金融機関のバークレイズ、HSBCなどが運営する25億ポンド(約3,575億円)規模のビジネス成長ファンド(Business Growth Fund)から拠出される。 ホブズ・グループは2014年にもビジネス成長ファンドから700万ポンド(約10億円)の助成金を獲得している。 ホブズ・グループの主要事業は3Dプリンティング・サービスビューローのホブズ・スタジオ。マンチェスターに一号拠点をオープンした後、これまでにロンドン、ブリストル、グラスゴーの各地で拠点を開設している。 ホブズ・スタジオではフルカラー3Dプリンターを始め、SLA3Dプリンター、マルチジェット3Dプリンターなどのハイエンド3Dプリンターを使い、試作品製造などのサービスを提供している。ホブズ・スタジオのユーザーは、各種のメーカーに加え、建設関連のユーザーが多いという。 ホブズ・スタジオでは最近、イギリス最大の3Dプリント・マスタープランモデル制作プロジェクトが実施され、話題になった。3.6m x 2.6m x 1m の大きさのモデルの制作にはお、スリーディーシステムズのiPro9000 SLA3Dプリンターが使われた。
掲載日:2017年9月11日:オランダのデザイナーがカラーファブのフィラメントでオリジナル万年筆を製造
オランダのデザイナーがカラーファブのフィラメントでオリジナル万年筆を製造オランダのデザイナーがカラーファブのフィラメントでオリジナル万年筆を製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 オリジナル万年筆を製造したのはレイン・ヴァン・デル・マスト氏。カラーファブのブロンズフィルを素材に、ウルチメーカーのウルチメーカー2+エクステンデッドで3Dプリントした。ノズルは0.25mmのサイズを使用したという。 カラーファブの関係者によると、プリンティングのレゾルーションの細かさと後工程処理が造形精度を高めたとしている。 レイン・ヴァン・デル・マスト氏は過去にも3Dプリンターを使って万年筆を製造しているが、回数を重ねる毎に巧みになってきているという。 ブロンズフィルはカラーファブが提供している高機能3Dプリンター用フィラメントの一つ。プラスチックポリマーにブロンズパウダーが混合されていて、プリントするとブロンズの様な仕上がりになるのが特徴。一般的なFDM方式の3Dプリンターで利用可能。 カラーファブはオランダの素材企業ヘリアン・ポリマーズの社内ベンチャーとして設立され、これまでにブロンズフィルなどの金属系フィラメントやウッドフィル、バンブーフィルなどのウッド系フィラメントをリリースしてきている。
掲載日:2017年9月10日:プロッドウェイズが補聴器製造ベンチャー企業を買収
プロッドウェイズが補聴器製造ベンチャー企業を買収フランスの3Dプリンティング企業のプロッドウェイズが補聴器製造ベンチャー企業を買収する。同社の発行済み株式の75%を取得し、子会社化する。 フランスのモントピーリアに拠点を置くインターソン・プロタックは、3Dプリンターを使って補聴器をカスタマイズ製造している。同社はまた、ユーザーの耳の形状を3Dスキャンし、3Dプリンターでプロテクターも製造している。 インターソン・プロタックの買収により、プロッドウェイズは新たに400万ユーロ(約4億8千万円)の売上を確保出来るとしている。 プロッドウェイズは3Dプリンター関連企業の買収を続けており、今回の買収前にも3Dデザイン・コンサルティング企業のAvenAoインダストリーズを買収している。 プロッドウェイズは今年初めにユーロネクスト・パリ証券取引所に株式を上場し、5千万ユーロ(約60億円)の資金を調達している。 プロッドウェイズグループは工業用3Dプリンター「プロメーカーL50003Dプリンター」シリーズ、DLP3Dプリンター「MOVINGLight3Dプリンター」や、3Dプリンター用素材などを製造している他、工業系ユーザーを対象にした3Dプリンティング出力サービスを提供している。
掲載日:2017年9月9日:オーストリアのベンチャー企業Mything.comが210万ユーロの資金調達に成功
オーストリアのベンチャー企業Mything.comが210万ユーロの資金調達に成功オーストリアのベンチャー企業Mything.comが、210万ユーロ(約2億5,200万円)の資金調達に成功した。資金調達を受け、Mything.comは今年の秋からサービスを開始するとしている。 出資したのはオーストラリアのベンチャーキャピタルKaPAベンチャーズ。出資条件などは明らかにされていない。 Mything.comはジュエリー・アクセサリーデザイナー用マーケットプレイスを開発している。デザイナーがマーケットプレイスに3Dモデルをアップロードし、ユーザーが選択すると外部のサービスビューローが3Dプリントする仕組み。 Mything.comのフロリアン・モットCEOは、「将来的には、毎日の生活で使われるたくさんの製品やグッズがMything.comで購入出来るようになります。デジタル製造されたものが直接消費者へ届けられます」とコメントしている。 3Dモデルをネットでやり取りするマーケットプレイスとしては、フィリップスのスピンアウトベンチャー企業のシェイプウェイズがリーダーとして市場拡大を牽引している。Mything.comが特定の分野に特化したマーケットプレイスとして、どこまで市場シェアを獲得出来るか、業界関係者は注目している。
掲載日:2017年9月8日:デンマークのコペンハーゲンで3Dプリントオフィス・ホテルを建設へ
デンマークのコペンハーゲンで3Dプリントオフィス・ホテルを建設へデンマークのコペンハーゲンで3Dプリントオフィス・ホテルの建設プロジェクトが立ち上がり、地元の話題になっている。 デンマークの3Dプリンティング企業3D Printhusetが立ち上げたプロジェクトは、コンクリートベースの建設3Dプリンターを使って50平方メート規模のオフィス・ホテルを建設するというもの。建設基準法などに準拠したヨーロッパ初の3Dプリント建築物になるとしている。 EUでは建設基準法が厳しく、これまでに建設3Dプリンターが使われたのは、一部の建設業者が試験的に行ったケースに限定されていた。 3D Printhusetの建設3Dプリンターは造形サイズ8 x 8 x 6メートルで、分速2.5メートルのスピードでプリントする。積層レイヤーは20ミリメートルで、50-70ミリメートルの幅でのプリントが可能。 コペンハーゲンの現地では、9月11日にプロジェクトのオープニングセレモニーが執り行われ、本プロジェクトが正式に始まる。 建設3Dプリンターを導入する機運は世界的に高まっている。これまでに中国、UAE、ロシアなどで建設3Dプリンターを使ったケースが確認されている他、アメリカなどでも商業建設3Dプリンターの開発プロジェクトが立ち上がっている。
掲載日:2017年9月7日:HPとシーメンスがアディティブ・マニュファクチャリング・ソフトウェアをリリース
HPとシーメンスがアディティブ・マニュファクチャリング・ソフトウェアをリリースHPとシーメンスが、HPのマルチジェット・フュージョン3Dプリンター用アディティブ・マニュファクチャリング・ソフトウェアをリリースする。 シーメンスNX AM フォーHPマルチジェット・フュージョンと名付けられたソフトウェアは、シーメンスの既存のエンドトゥエンドソフトウエアのエクステンションモジュールとして開発された。 ソフトウェアは3Dモデルのデザイン、最適化、シミュレーション、プリントジョブ準備、インスペクションなどの機能を提供する。データのコンバージョンやサードパーティのミドルウェアなどを使う必要はないという。 両社はまた、HPのマルチジェット・フュージョン技術の活用を広げるため、引き続き提携を続けるとしている。 HPは先日コンサルティングファームのデロイトとの業務提携も発表している。マルチジェット・フュージョン技術の普及に向け、同社は今後も他業種のビジネスパートナーとのコラボレーションを強化してゆくものと見られる。 HPは、昨年5月よりインクジェット技術をベースにしたマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの販売を開始している。同社によると、マルチジェット・フュージョン3Dプリンターは競合機種よりも10倍速く、かつ半分のコストでプリント出来るとしている。
掲載日:2017年9月6日:オートデスクがオープンソースのSLA3DプリンターEmber(エンバー)の製造を中止
オートデスクがオープンソースのSLA3DプリンターEmber(エンバー)の製造を中止アメリカのCADソフト製造大手のオートデスクが、オープンソースのSLA3DプリンターEmber(エンバー)の製造を中止していたことがわかった。 Emberは2014年にリリースされ、ハードウェア、ソフトウェアのいずれもオープンソースで公開されていた。オートデスクは、Googleがスマートフォンの世界で実現したオープンソースのエコシステムと同様のシステムの構築を目指していたものと推察されていた。また、Emberをベースとしたアプリケーション開発キットも提供されたが、普及の程度は不透明だった。 オートデスクは、Emberユーザーへのサポートは継続するとしており、特に樹脂、プリントヘッド、トレーなどの消耗品はコロラド・フォトポリマー・ソルーションズ社を通じて供給を続けるとしている。 Emberの管理ソフト「プリントスタジオ」のオートデスクによるサポートは停止されるが、ネットファブ社がサポートを継続するという。「プリントスタジオ」は引き続きダウンロード可能な状態になっている。 オートデスクでは今年2月に同社のCEOを長らく務めたカール・バス氏が辞任するなど、経営上の混乱が生じていた。 なお、Emberの製造中止の理由は明らかにされていない。
掲載日:2017年9月5日:キックスターターが9月14日に日本でのサービスを開始
キックスターターが9月14日に日本でのサービスを開始クラウドファンディング最大手のキックスターターが、9月14日に日本でのサービスを開始する。キックスターターのオフィシャルサイトでアナウンスされた。 キックスターターの日本でのサービス開始は今年5月に発表されていた。発表から半年で正式にサービスを開始する。日本はキックスターターがサービスを展開する22カ国目となった。 キックスターターでは3Dプリンター、ロボット、ドローンなどのメーカー系スタートアップ企業が数多くプロジェクトを立上げ、資金調達をしている。3Dプリンターでは、アメリカのM3Dのように億単位の資金を調達するケースも登場している。 これまでは、キックスターターでプロジェクトを開始するにはアメリカ国内に協力者を持つか、現地に法人を設立するなどの手続きを踏む必要があった。それゆえ、日本からの参加は一部の企業などに限定されていた。キックスターターが日本でサービスを開始する事で、日本国内の銀行口座での利用が可能になった。 キックスターターはペリー・チェン、ヤンシー・ストリックラー、チャールズ・アドラーの三人が2009年4月にニューヨークで設立した。直近のデータでは、キックスターターは全世界940万人のバッカーから19億ドル(約2,090億円)の資金を集めている。
掲載日:2017年9月4日:マテリアライズがスイスのスポーツギアメーカーとカスタムフィット・スキーブーツを製造
マテリアライズがスイスのスポーツギアメーカーとカスタムフィット・スキーブーツを製造ベルギーの3Dプリンティング・サービスビューロー、ソフトウェアメーカーのマテリアライズが、スイスのスポーツギアメーカーのテイラード・フィッツとカスタムフィット・スキーブーツを製造する。 ユーザーの足のデータは、テイラード・フィッツが提携するスポーツ用品店でスキャンする。スキャンデータを元にマテリアライズがFDM3Dプリンターでスキーブーツを製造する。製造にかかる時間は10日程度としている。 両社は既に複数のプロスキーヤーと共にパイロットプログラムを展開しており、良好なフィードバックを得ているという。 3Dプリンターを使ってカスタムシューズやカスタムスポーツギアを製造する機運が世界的に高まっている。スキーブーツを3Dプリンターで製造する会社は以前に数社存在したが、サプライチェーン全体をマネージしながら製造するケースは今回が初と見られる。 マテリアライズは1990年設立。ベルギーのルーベンに拠点を置き、各種の3Dプリンターを使った3Dプリンティングサービスを提供している。また、産業用3Dプリンター管理ソフトウェアなども開発している。 テイラード・フィッツは2016年設立。スキーブーツをはじめとする各種のウィンタースポーツ用スポーツギアを開発している。
掲載日:2017年9月3日:ダッソー・システムズ、製造業用オンライン3Dマーケットプレースを開設
ダッソー・システムズ、製造業用オンライン3Dマーケットプレースを開設フランスのソフトウェアメーカーのダッソー・システムズが、製造業用オンライン3Dマーケットプレースを開設する。 マーケットプレースは同社のユーザーが対象で、3Dモデルが取引された際にコミッションを徴収するコミッションベースで運用される。また、マーケットプレースの開設に伴い、マーケットプレースのユーザーは同社の主力製品のCATIA、ソリッドワークス、Simuliaなどの利用料が無料になる。 ダッソーのパスカル・ダロズCEOは、「流通業に対してAmazonが行った事と同じ事を、我々はデザイン、製造、工業製品の物流で行いたいと考えています。それがマーケットプレースのコンセプトです」とコメントしている。 今回開設されるマーケットプレースは、ダッソー・システムズが2012年に開始した3DExperienceプラットフォームの延長と見られる。3DExperienceプラットフォームは、ダッソー・システムズのソフトウェアとサプライチェーンの全てのフェーズを統合することを目指している。 マーケットプレースは現在プライベート・ベータ版として運営されているが、パブリック・ベータ版が年末を目途にリリースされる予定。 ダッソー・システムズが1981年設立。ミラー主戦闘機のメーカー、ダッソー・アビアシオンが開発した3DCADソフトウェアCATIAの開発部門を母体に設立された。CATIAは航空宇宙、自動車などの業界で広く使われている。
掲載日:2017年9月2日:シンガポールの南洋理工大学が、建設3Dプリンター用リサイクル素材を開発
シンガポールの南洋理工大学が、建設3Dプリンター用リサイクル素材を開発シンガポールの南洋理工大学が、建設3Dプリンター用リサイクル素材を開発している。 南洋理工大学3Dプリンティング・シンガポールセンターの研究チームは、石炭燃焼時に発生するフライアッシュを原料にジオポリマーセメントを開発している。フライアッシュにカリウム水酸化物とカリウムケイ酸塩を混合する事で、ポートランドセメントのようなジオポリマーが生成出来たとしている。 石炭を燃料にする火力発電所では、石炭燃焼時に大量の灰が排出される。フライアッシュは、燃焼ガスと共に生成される球状の粒子で、かつては産業廃棄物として廃棄されていた。フライアッシュはセメントと相性が良いため、最近はフライアッシュを回収して工業原料として活用するケースが増えてきた。 フライアッシュは大量に放出され、アメリカだけで年間7,110万トンものフライアッシュが回収されている。排出されるフライアッシュの約半分が、レンガ、土壌用スタビライザーなどにリサイクルされるという。 建設3Dプリンターは現在世界中で普及が始まっている。ほとんどの建設3Dプリンターはファイバーなどを混ぜたコンクリートを素材にしているが、リサイクル素材を活用する事でコスト削減などが期待出来る。
掲載日:2017年9月1日:XYZプリンティング、価格3000ドルのフルカラー3Dプリンターをリリース
XYZプリンティング、価格3000ドルのフルカラー3Dプリンターをリリース台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、価格3000ドル(約33万円)のフルカラー3Dプリンターをリリースする。 ダ・ヴィンチ・カラーと名付けられたフルカラー3Dプリンターはインクジェット方式の3Dプリンター。CMYKカラードロップレッツをPLAに塗布して着色する。造形サイズは最大198mm X 198mm X 149mmで、ハンズフリー・オートカリブレーション機能が搭載されている。 素材はPLAの他、カラーPLA、タフPLA、PETGなどが利用出来る。 フルカラー3Dプリンターは主に工業用ハイエンド3Dプリンターを中心に普及が進んでいるが、価格3000ドル程度の廉価製品は同製品が史上初と見られる。廉価なフルカラー3Dプリンターが登場したことで、市場拡大を牽引する可能性がある。 XYZプリンティングは台湾の製造受託大手金寶グループの子会社。これまでに価格数百ドル程度の低価格3Dプリンター「ダ・ヴィンチ」シリーズなどをリリースし、世界中に製品を提供している。「ダ・ヴィンチ」シリーズは、アメリカでは大手書店チェーンのバーンズ・アンド・ノーブルや、Amazonなどで販売されている。 金寶グループは1973年設立で、直近売上3兆円、従業員数10万人を有している。
掲載日:2017年8月31日:人気ユーチューバーが3DプリンターでTシャツをデコレートする方法を公開
人気ユーチューバーが3DプリンターでTシャツをデコレートする方法を公開人気ユーチューバーが3DプリンターでTシャツをデコレートする方法を公開し、ネットコミュニティの話題になっている。 ユーチューバーのサイモン・ソレンセンさんはYouTubeチャンネル「RCLifeOn」を主催している。最新のエピソードで、黒地のコットンTシャツにライオン模様のデザインを3Dプリンターでデコレートする様子を収めている。 「クレージー・フレキシブル3DプリントTシャツデザイン」と題されたエピソードは、ニンジャフレックスのフレキシブルフィラメントを3DプリンターでTシャツに直接出力する方法を伝えている。 Tシャツに上手にプリントするには、GコードをTシャツ用に最適に設定するのがポイントだという。 当初は2レイヤーでプリントしたものの、Tシャツに上手く接着せず、1レイヤーに切り替えたところ、綺麗に接着出来たという。また、プリントしたTシャツを洗濯機で洗っても、デコレーションは剥がれなかったという。 デザインはアドビのイラストレーターとオートデスクのFusion360で行い、スライサーソフトはシンプリファイ3Dを使った。3DプリンターはCrealityのCR103Dプリンターを使った。ソレンセンさんによると、一般的なFDM方式の3Dプリンターであれば同様にプリント出来るという。 YouTubeでの再生回数は、今日現在で48,494回に達している。
掲載日:2017年8月30日:ロボがカラーファブと業務提携
ロボがカラーファブと業務提携サンディエゴに拠点を置く3Dプリンター製造ベンチャー企業のロボ(ロボ3Dから社名変更)が、オランダのFDM3Dプリンター用フィラメントメーカーのカラーファブと業務提携する。 カラーファブはロボの3Dプリンターのオランダ、ベルギー、ルクセンブルクの各国での販売を支援する。また、カラーファブはロボ用にスペシャルフィラメントを製造する。 「我々はカラーファブのチームがデスクトップ3Dプリンターの領域でフィラメントのプレミアムブランドを築いてきた事に羨望の眼差しを向けていた。より洗練されたフィラメントを求めるユーザーの需要に対応するため、カラーファブは常に製品のイノベーションを行ってきた」とロボのライアン・レグディ・マネージングディレクターはコメントしている。 ロボは自社の3Dプリンター製品に加え、カラーファブのフィラメントの販売も始める。カラーファブのフィラメントを販売する事で「プロスーマーとプロフェッショナルセグメントへより深くコッミットする」としている。 ロボは既にABSやPLAなどのフィラメントを販売しているが、カラーファブのフィラメントのような高機能フィラメントは取り扱っていなかった。 カラーファブはオランダの素材企業ヘリアン・ポリマーズの社内ベンチャーとして設立され、これまでにブロンズフィルなどの金属系フィラメントやウッドフィル、バンブーフィルなどのウッド系フィラメントをリリースしてきている。
掲載日:2017年8月29日:ユーチューバーが3Dプリンターで巨大レゴゴーカートを製造
ユーチューバーが3Dプリンターで巨大レゴゴーカートを製造ユーチューバーが3Dプリンターで巨大レゴゴーカートを製造し、話題になっている。 マット・デントン氏は自身のYouTubeチャンネル「マンティス・ハックス・メイカー・ビデオ」で人気のユーチューバー。手作りで色々な物を作る過程を収めた映像はYouTubeで人気を集めている。 デントン氏が作ったのは1972年版レコゴーカートキットの巨大版で、オリジナル版の五倍の大きさ。所有する3Dプリンターで造型出来る最大サイズに合わせたという。 3DプリンターはLulzbotの3Dプリンターが使われた。ABSを素材に、全てのパーツを造形するのに168時間かかった。造形時間を短縮するため、ほとんどのパーツのインフィルを20%に抑え、レイヤーも0.4mmにしたという。また、サポートも使用しなかったという。タイヤの造形にはニンジャフレックスのフィラメントが使われた。 巨大レゴゴーカートの製造にかかったコストは、わずか130ドル程度だったという。 YouTubeでは様々なコンテンツが投稿されているが、モノづくり系の動画は特に人気がある。デントン氏以外のユーチューバーの間でも3Dプリンターを活用する機運が今後高まりそうだ。 デントン氏の巨大レゴカート製造の様子を収めた動画は、今日時点で1万件の再生回数を集めている。
掲載日:2017年8月28日:アメリカ海兵隊員が3Dプリンターで低コストドローンを製造
アメリカ海兵隊員が3Dプリンターで低コストドローンを製造アメリカ海兵隊員が3Dプリンターで低コストドローンを製造し、話題になっている。 26歳のアメリカ海兵隊員レット・スコット軍曹は、「スカウト」と名付けられたUAV(無人飛行機)をわずか613ドル(約67,430円)で製造した。これは海兵隊が通常使用しているドローンの200分の1のコストだという。 「スカウト」は、アメリカ海兵隊が開催していた2016年度海兵隊ロジスティクス・イノベーション・チャレンジ大会参加用に製造された。スコット軍曹はペンシルベニア州立大学の応用調査研究所で設計を開始し、その後、サンフランシスコのオートデスク・テクノロジー・センターで四か月間過ごし、ドローンを完成させた。 アメリカ海兵隊の主力ドローンのRQ-11とRQ-12は無人偵察用ドローンで、価格は35,000ドルから49,000ドル。機体の価格に加えてグラウンドコントロールシステムに100,000ドルのコストが必要とされている。 アメリカ海兵隊の主力ドローンは価格が高いので、海兵隊員達は利用をためらう傾向にある。低価格ドローンを製造することで価格を気にせずに自由に使ってもらえるようにしたかったとスコット軍曹はコメントしている。
掲載日:2017年8月27日:脊椎動物の3Dスキャン画像データベース構築プロジェクトが開始
脊椎動物の3Dスキャン画像データベース構築プロジェクトが開始アメリカで脊椎動物の3Dスキャン画像データベース構築プロジェクトが開始される。 プロジェクトを立ち上げたのは魚類研究者アダム・サマーズ氏と、フロリダ自然歴史博物館に勤務する爬虫類学者のデービッド・ブラックバーン氏の二人。 サマーズ氏は20年に渡って魚類の骨格3Dスキャン画像を撮り続けてきた。一方、ブラックバーン氏もサマーズ氏が立ち上げた#スキャン・アールフィッシュ運動に触発され、カエル類の骨格3Dスキャン画像を撮り続けてきた。二人は3Dスキャン画像をもっと集め、本格的なデータベースを構築することを発案した。 二人の計画は「スキャン・オール」プロジェクトと名付けられ、アメリカ国際科学財団から250万ドルの助成金の獲得に成功した。 「スキャン・オール」プロジェクトは四年に渡って行われ、2万種類の脊椎動物の3Dスキャン画像を集める。画像データはデューク大学が提供するオンラインデータベースへアップロードされるという。データベースは世界中の研究者へ開放され、無料で利用出来るという。3Dスキャン画像データをダウンロードして3Dプリンターで造型する事も出来る。 「スキャン・オール」プロジェクトは今年九月から開始されるという。
掲載日:2017年8月26日:マイミニファクトリーが「クリック・アンド・プリント」サービスを開始
マイミニファクトリーが「クリック・アンド・プリント」サービスを開始3Dモデル共有プラットフォームのマイミニファクトリーが、「クリック・アンド・プリント」サービスを開始する。 「クリック・アンド・プリント」はマイミニファクトリーで共有されている8,000の3Dモデルを、クリックひとつでGコードにして出力するサービス。一般的なFDM方式の3Dプリンターでそのままプリント出来る。マイミニファクトリーでは今後、サービスの対象を30,000にまで拡大するとしている。 「クリック・アンド・プリント」はスキャン・ザ・ワールドプロジェクトの一環として行われる。スキャン・ザ・ワールドプロジェクトは、世界の主要な博物館、美術館のコレクションをスキャンし、3Dモデル化して共有するというプロジェクト。 今回提供される3Dモデルの中には、ルーブル美術館のミロのビーナス像や、レオナルドダヴィンチのウィトルウィウス的人体図なども含まれているという。 マイミニファクトリーでは、Gコードのより正確な互換性を確保するため、3Dプリンターメーカーの協力を求めている。 スキャン・ザ・ワールドプロジェクトを主催しているジョナサン・ベック氏は、「スキャン・ザ・ワールドをマイミニファクトリーの新機能で試行させてもらえる事に興奮している」とコメントしている。
掲載日:2017年8月25日:HPとデロイトが業務提携
HPとデロイトが業務提携パソコン・プリンターメーカー大手のHPと、コンサルティングファーム大手のデロイトが業務提携する。 ロンドンで発表された内容によると、両社は「世界の製造業のデジタル・トランスフォーメーションを加速させ、HPの3Dプリンティングシステムを大型製造環境に導入させる」事を目指すとしている。 3Dプリンティングシステムの導入により、「プロダクトデザインと製造を加速させ、より柔軟な製造とサプライチェーンを創造し、製造ライフサイクル全般の効率性を最大化する」ともしている。 業務提携に際し、HPのディオン・ワイスラーCEOは、「第四次産業革命が始まった。12兆ドル規模の市場を持つ製造業よりも過激なトランスフォーメーションを経験している産業セクターは存在しない」とコメントしている。 デロイトは今回の業務提携により、「グローバルクライアントへリーチし、製造業内での深い関係を築き、不敵のデジタルオペレーション経験をもたらし、サプライチェーン・トランスフォーメーションでの経験をもたらす」としている。 業務提携の対象範囲は当初はアメリカ国内のみで、徐々に他のエリアにも広げるとしている。 デロイトは1845年創立の会計系コンサルティングファーム。現在はロンドンとニューヨークに拠点を置き、ワールドワイドにサービスを提供している。
掲載日:2017年8月24日:アメリカ軍が建設3Dプリンターでバラックを建設
アメリカ軍が建設3Dプリンターでバラックを建設アメリカ軍が、建設3Dプリンターでバラックを建設するプロジェクトを展開している。 ACESと名付けられたプロジェクトは、移動先の遠征地で入手可能な素材を元に3Dプリンターでバラックを建設するというもの。Bハットと名付けられたバラックは現在、イリノイ州の研究施設で試験的に建設されている。Bハットは512平方フィットの大きさで、コンクリートを素材に建設される。 軍隊は基本的に非常に機動的な組織で、遠征地で自己完結的な建設が可能な建設3Dプリンターの需要は非常に大きい。バラックのような簡易建築物を始め、居住用アパート、シェルター、バリアー、排水溝などの各種の建設需要がある。 建設3Dプリンターで各種の建築物を建設する事で、遠征地へ運ぶ建設資材を最大半分程度にまで削減する事が可能だという。また、従来型の木材を使った建設に比べ、建設作業員を最大62%削減出来るという。 アメリカ軍は近年3Dプリンターを積極的に導入している。アメリカ海軍も空母エセックス内に3Dプリンターを設置し、艦内で使われる各種のパーツなどの製造を試験的に行っている。また、アメリカ空軍も、戦闘機の交換部品の製造に3Dプリンターを活用している。
掲載日:2017年8月23日:マターポートが500万ドルの資金調達に成功
マターポートが500万ドルの資金調達に成功カリフォルニアに拠点を置く3Dスキャニング技術開発ベンチャーのマターポートが、500万ドル(約5億5千万円)の資金調達に成功した。 出資したのはエリクソン傘下のエリクソン・ベンチャーズ。マターポートにはこれまでにクワルコム・ベンチャーズ、ラックス・キャピタル、AMDベンチャーズ、AMEクラウド・ベンチャーズ、CBREなどのベンチャーキャピタルが出資している。 マターポートは独自開発したマターポート3Dカメラとマターポート・クラウドを使い、室内全体をスキャンするルームスキャニング技術を開発している。同社の技術は主にハウスメーカーの、フロアプランや室内のバーチャルリアリティ映像の作成などに使われている。 マターポートは、調達した資金を開発中のディープラーニングプロジェクトや、プラットフォームの改良、3Dモデリング・バーチャルリアリティ分野でのプレゼンス強化に使うとしている。 マターポートはまた、民泊マッチング大手AirBnBと共同で民泊先の3Dバーチャルツアーの提供も開始している。同社ではメインユーザーが多い住宅産業に加え、ホテル、建設、エンジニアリング、保険などの分野にもサービスを拡大したいとしている。
掲載日:2017年8月22日:Feetzとポートランドのファッションデザイナーが共同で3Dプリントシューズを製造Feetzとポートランドのファッションデザイナーが共同で3Dプリントシューズを製造
Feetzとポートランドのファッションデザイナーが共同で3Dプリントシューズを製造Feetzとポートランドのファッションデザイナーが共同で3Dプリントシューズを製造サンディエゴに拠点を置くカスタムシューズ製造スタートアップ企業のFeetzが、米オレゴン州ポートランドのファッションデザイナー、セス・アーロン氏と共同で3Dプリントシューズを製造する。 3Dプリントシューズは今秋ポートランドで開催されるポートランド・ファッション・ウィークにて披露される予定。 アーロン氏は第7回プロジェクト・ランウェイ賞を受賞するなど、地元ポートランドでは著名なファッションデザイナー。3Dプリントシューズのデザインは同氏にとって初となる。 ポートランド・ファッション・ウィークにて披露される3Dプリントシューズは、着用するモデル一人一人に合わせてカスタムメイドされる。また、素材にはすべてリサイクル・リサイクル可能原料が使われているという。アーロン氏のデザインの哲学はサステナビリティで、エコフレンドリー素材の使用にこだわっている。 アーロン氏のデザインを元に、Feetzが自社工場の3Dプリンターで3Dプリンタトシューズを製造する。また、イベント参加者が当日自分用の3Dプリントシューズを注文する事も出来る。イベント当日は、Feetzの担当者が3Dスキャナーを持込み、注文者の足をスキャンするという。 Feetzは2013年3月設立。カスタムフィット・フットウェアを3Dプリンターで製造している。