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3Dプリンター総研のミッションと事業


Mission

3Dプリンターの技術革新によってもたらされる、新しいビジネスやサービスを、市場とテクノロジーの高度な橋渡し役となって創出し、普及発展させ、日本のものづくり産業やサービス産業、教育・芸術分野の活性化や発展に寄与する。


事業概要

3Dプリンター分野に関係する新事業開発、事業戦略の策定、技術開発戦略の策定、調査分析、アライアンスの仲介、技術導入コンサルティング等



強み

最先端の技術情報・世界の最新情報・多分野の市場情報を収集する力、理解分析する力、それを元に予見する力。 (株)マイクロジェット 3Dプリンター技術研究所との提携による専門技術領域に踏み込んでの提案。 新事業開発やマーケティングの専門家、博士号を有する3Dプリンター技術の専門家等ハイレベルなコンサルタント。



News

2017年2月20日
【3D Printing 2017展来場の御礼】
3D Printing 2017展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年1月16日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2017展に出展致します。 2/15(水)~2/17(金) 東京ビッグサイト 東6ホール ブース№6L-22
2016年12月26日
【セミナーご参加の御礼】
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2016年6月27日
【第27回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第27回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2016年6月17日
【「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」開始】
弊社の関連会社㈱マイクロジェットと㈱東レリサーチセンターは業務提携を行い、 「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」 としてワンストップで造形実験から分析まで受託可能な新サービスを開始いたしました。
2016年5月31日
【展示会出展のお知らせ】
第27回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/22(水)~6/24(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東7-38
2016年2月3日
【3D Printing 2016展の御礼】
3D Printing 2016展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年12月22日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2016展に出展致します。 1/27(水)~1/29(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6G-20
2015年12月11日
【セミナーご参加の御礼】
「EuroMold2015 & formnextにみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2015年8月25日
【視察ツアー募集開始のお知らせ】
Euromold2015展の現地解説ツアーを企画いたしました。Euromold 2015 3Dプリンター現地解説ツアー
※お申し込みは終了しました
2015年7月3日
【第26回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第26回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年5月28日
【展示会出展のお知らせ】
第26回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/24(水)~6/26(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東8-38
2015年2月27日
【3D Printing 2015展来場の御礼】
3D Printing 2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2014年12月19日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2015展に出展致します。 1/28(水)~1/30(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6D-09
2014年10月
(株)3Dプリンター総研設立 山口修一が代表取締役に就任

セミナー・講演会情報

2017年4月7日
【セミナー題名】 3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開
 開催日:2017年4月7日(金) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年12月26日
【セミナー題名】 formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2016年12月22日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年11月10日
【セミナー題名】 TRCものづくり支援シンポジウム2016
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 再生医療の産業化に向けた調製・製造・3Dプリンティング技術
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 炭素繊維複合材料用3Dプリンターの新技術と用途展開
 開催日:2016年11月21日(月) ※満席により、お申込みは終了しました
2015年12月11日
【セミナー題名】 EuroMold 2015 & formnext 2015 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2015年12月10日(木) 開催場所:AP品川 ※満席により、お申込みは終了しました
2015年8月18日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました独立行政法人中小企業基盤整備機構 平成27年度第1回3Dプリンターセミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年5月21日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県工業技術総合センター平成27年度科学技術週間行事にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年3月11日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県中小企業団体中央会平成26年度経営セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年1月20日
【セミナー題名】 EuroMold 2014から見えてきた3Dプリンティングの未来
開催日:2015年1月21日(水) 開催場所:㈱3Dプリンター総研セミナールーム 
※満席によりお申し込みは終了しました

レポート・書籍情報

2017年2月28日 【最新書籍情報!】
バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2016年4月18日 【最新レポート情報!】
『2016年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場』
2016年3月28日 【最新書籍情報!】
3Dプリンター・造形材料の開発動向と市場 ~IoT時代に求められるモノづくり~
2016年1月27日 【最新書籍情報!】
「新たなものづくり」3Dプリンタ活用最前線
2015年12月18日 【最新レポート情報!】
『euromold2015 & formnext2015 報告レポート』
2015年5月14日 【最新書籍情報!】
『産業用3Dプリンターの最新技術・材料・応用事例』
2015年5月14日 【書籍情報!】
『3Dプリンターの材料技術の開発動向と市場展開』
2015年2月25日
EuroMold 2014 報告レポート発売
2015年1月
EuroMold 2014 最新レポート
2013年11月
3Dプリンターに関する特許分析レポート

世界の3Dプリンターニュース

掲載日:2017年4月24日:韓国政府が3Dプリンター、ロボテックス、医療AI分野への経済促進策を強化
韓国政府が3Dプリンター、ロボテックス、医療AI分野への経済促進策を強化韓国政府が3Dプリンター、ロボテックス、医療AI分野への経済促進策を強化する。 韓国保険福祉部(部は日本の省に相当)が今月16日に発表したところによると、先日韓国初の医療産業向上委員会が開催され、医療業界の8のセクターにおける改革案が議論された。改革案は韓国のシンクタンク、韓国医療機器産業包括支援センターがまとめた提案がベースになっているという。 議論では医療分野における革新技術を使った医療機器の許認可審査期間を短縮するなどの提言が盛り込まれた他、3Dプリンター、ロボテックス、医療AIなどを活用した新たな医療機器の開発に助成金が付与される事なども提案された。 保健福祉部のキム・ガンピル氏は「(医療機器における)革新技術の役割は極めて重要だ。システム全体を常に改善し、将来の韓国経済をけん引する産業としての医療業界をサポートしてゆきたい」とコメントしている。 昨年2016年度の韓国の3Dプリンター市場は7,500万ドル(約82億5千万円)規模と推定され、世界シェアは2%程度にとどまっている。医療分野における3Dプリンター技術の活用を促すことで、3Dプリンター市場と医療市場を同時に拡大させる事が可能になると、関係者は期待している。
掲載日:2017年4月23日:ウォーラーズ・アソシエイト、マテリアライズと共同でアディティブ・マニュファクチャリングのデザイン講座を提供
ウォーラーズ・アソシエイト、マテリアライズと共同でアディティブ・マニュファクチャリングのデザイン講座を提供アメリカの3Dプリンター、アディティブ・マニュファクチャリング(AM)コンサルティング企業のウォーラーズ・アソシエイツは、ベルギーの3Dプリンター関連ソフトウェア開発・サービス企業のマテリアライズと共同で、アディティブ・マニュファクチャリングのデザイン講座を提供する。 講座はマテリアライズの本拠地オランダのルーヴェンで、来月5月31日から6月2日まで開催される。受講者には「アディティブ・マニュファクチャリングのためのデザイン手法のエキスパート」認定が与えられる。 ウォーラーズ・アソシエイトはすでに同様の講座をNASAのマーシャル・スペース・フライトセンターで開催していて、受講者から高い評価を得ているという。 ウォーラーズ・アソシエイトはコロラド州フォート・コリンズに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリング専門コンサルティング企業。同社が毎年発行しているアディティブ・マニュファクチャリング業界レポート「ウォーラーズ・レポート」は、世界中の3Dプリンター関連業界関係者から高い評価を得ている。
掲載日:2017年4月22日:ポラロイドがイギリスで3Dプリンティングペンの販売を開始
ポラロイドがイギリスで3Dプリンティングペンの販売を開始ポラロイドがイギリスで3Dプリンティングペンの販売を開始した。 「ポラロイド・プレイ・3Dペン」と名付けられた3Dプリンティングペンは、フリーハンドでモノを造形するタイプの3Dプリンティングペン。ペン本体の他に、フィラメントリール4本、USBケーブル、クイックスタートガイド、接着用パッド、トレースアプリなどが付属される。 付属のフィラメントの他に、20色のフィラメントが納められたボックスが別売りされる。 トレースアプリはiPadなどのタブレットにインストールして使用する。トレースアプリをインストールしたタブレットの画面上にスクリーンプロテクターを載せ、トレースアプリのテンプレートが提供する設計図を3Dプリンティングペンでなぞるとモノが造形される仕組み。写真などをスキャンしてトレースする事も出来る。 「ポラロイド・プレイ・3Dペン」は14歳以上が対象で、エコフレンドリープラスチックをフィラメントの原料に使用している。使用開始から10分で自動的に電源がオフになる安全設計になっている。 「ポラロイド・プレイ・3Dペン」の価格は29.99ポンド(約4,200円)。オンライン3DプリンターストアのCrave3Dで購入出来る。
掲載日:2017年4月21日:スリーディーシステムズ、癌治療医療ベンチャー企業への追加増資に参加
スリーディーシステムズ、癌治療医療ベンチャー企業への追加増資に参加アメリカの3Dプリンター製造大手のスリーディーシステムズが、癌治療医療ベンチャー企業のオンコス・サージカルへの追加増資に参加した。 第二ラウンドとなるシリーズB投資は1,760万ドル(約19億3,600万円)規模で、ベンチャーキャピタルのカナーン・パートナーズがリードした。投資にはスリーディーシステムズの他、ベンチャーキャピタルの1315キャピタルも参加した。1315キャピタルはオンコス・サージカルのシリーズA投資をリードしている。 スリーディーシステムズの投資条件等は明らかにされていない。 オンコス・サージカルは「uデザイン・患者ソルーション」と呼ばれる手術プランニング・プラットフォームを開発している。「uデザイン・患者ソルーション」では医療モデルの作成にスリーディーシステムズの3Dプリンターを利用している。 オンコス・サージカルは2015年設立。ニュージャージー州に拠点を置き、オンコロジー(腫瘍学)に特化した医療技術の開発を行っている。
掲載日:2017年4月20日:ニューヨークのタイムズスクエアに3Dプリント・ミニチュアワールドが登場
ニューヨークのタイムズスクエアに3Dプリント・ミニチュアワールドが登場ニューヨークのタイムズスクエアに3Dプリント・ミニチュアワールドが登場する。 「ガリバーズ・ゲート」と名付けられたミニチュアワールドは世界各地の名所・名跡のミニチュアモデルを集めたもので、最新のビデオスキャニング技術、3Dプリンティング技術などを活用して作られている。 ニューヨーク市のミニチュアモデルの他、エッフェル塔、スペインの田園風景、ロンドンのストリート、パナマ運河、エルサレムの街中、ラテンアメリカやアジアの名所などのミニチュアモデルが1:87のスケールで作られている。 ガリバーズ・ゲートでは今後、さらに多くのミニチュアモデルを増設してゆくという。 ガリバーズ・ゲートではミニチュアモデルを展示する他、来場者を対象にしたセルフ3Dスキャニング・3Dプリンティングサービスも行う予定。 ガリバーズ・ゲートは来月9日オープン予定で、入場料は大人36ドル、子供27ドル。現時点ではプレビューとして25ドルで入場出来る。チケットはいずれもガリバーズ・ゲートの公式ホームページでオンラインで購入可能。
掲載日:2017年4月19日:G3DのT-10003Dプリンタークラウドファンディングキャンペーンが目標の541%に到達
G3DのT-10003Dプリンタークラウドファンディングキャンペーンが目標の541%に到達アメリカのSLA3Dプリンター製造ベンチャー企業G3DのT-10003Dプリンタークラウドファンディングキャンペーンが、目標の541%に到達した。 インディゴーゴーで展開されているキャンペーンは期間終了まで6日を残し、目標金額25,000ドル(約275万円)を大きく超える135,240ドル(約1,488万円)を集めている。バッカーの数は77人に達した。 T-10003DプリンターはDLP方式のSLA3Dプリンターで、高速でハイレゾルーションの造詣が可能。インディゴーゴーでの販売価格は1,925ドル(約21万円)で、同程度の性能の競合製品に比べ、半額程度の価格となっている。 G3DのCTO、エリック・マキャラ氏によると、クラウドファンディングキャンペーンの好調を受け、小売店からも高い関心が寄せられているという。 G3Dではインディゴーゴーのキャンペーンが終了次第、T-10003Dプリンターの出荷を開始するとしている。
掲載日:2017年4月18日:3Dハブズ、2017年度第二四半期トレンドレポートを発表
3Dハブズ、2017年度第二四半期トレンドレポートを発表世界中の3Dプリンターをネットワークしているオランダのベンチャー企業の3Dハブズが、2017年度第二四半期トレンドレポートを発表した。 デスクトップ3Dプリンター部門で3Dハブズユーザーの評価が最も高かったのはオリジナル・プルーサi3 MK2で、5点満点中4.9点だった。以下、 BCN3D SIGMA(4.85点)、Form2(4.84点)、PowerSpec 3D Pro(4.83点)、CEL Robox(4.81点)と続いた。 工業用3Dプリンター部門ではスリーディーシステムズのProjet 3500 HDMax(4.95点)が一位で、以下、 Vanguard(4.94点)、Objet260 Connex(4.9点)、EOSINT P 760(4.96点)、Objet Alaris30(4.86点)と続いた。 3Dハブズに接続している3Dプリンター数が最も多い都市はニューヨークで453台だった。以下、ロンドン(386台)、パリ(214台)、アムステルダム(210台)、ロサンゼルス(207台)と続いた。 3Dプリンターのメーカーシェアではウルチメーカーが一位で、メーカーボットインダストリーズ、フラッシュフォージ、スリーディーシステムズ、フォームラブズと続いた。 3Dハブズはトレンドレポートを四半期ごとに発表している。
掲載日:2017年4月17日:GeckoTekが3Dプリンター用イージービルドサーフェス開発のキックスターターキャンペーンを開始
GeckoTekが3Dプリンター用イージービルドサーフェス開発のキックスターターキャンペーンを開始アメリカオハイオ州に拠点を置くベンチャー企業のGeckoTekが、3Dプリンター用イージービルドサーフェス開発のキックスターターキャンペーンを開始した。 現在普及が進むFDM方式の3Dプリンターは、ベッドと呼ばれる水平版にプラスチックなどの素材を溶融して接着し、積層して造形する。ビルドサーフェスとと呼ばれる水平版は通常、接着を促すためにマスキングテープ、専用の粘着剤、またはヘアスプレーなどを使用するが、必ずしもうまく接着しない。GeckoTekのイージービルドサーフェスは、そうしたFDM3Dプリンター特有の問題を解決するために開発された。 イージービルドサーフェスをベッド上に置くことで溶融された素材の接着を促し、プリント終了後は簡単に取り外すことが出来るという。素材はABS、PLA、PETG、ナイロンなどが利用可能。 GeckoTekはイージービルドサーフェスの開発で200の素材の組み合わせでテストを繰り返し、ベストなソルーションに到達したという。 キックスターターでの販売価格はアーリーバードスペシャル価格で19ドル(約2,090円)。キャンペーンは現地時間の5月13日まで行われる予定。
掲載日:2017年4月16日:アレフ・オブジェクトがオフィスビルを増設
Wiivvのキックスターターキャンペーンがゴールに到達コロラド州に拠点を置く3Dプリンター製造ベンチャー企業のアレフ・オブジェクトが、オフィスビルを増設する。 コロラド州ラブランドに増設されるオフィスビルは三階建ての6500平方フィート(約183坪)の大きさで、ラブランドのダウンタウンに位置している。同社の本社からも近く、マーケティング、営業、サポートチームが使用するという。 同社が毎週金曜日に実施している本社工場見学ツアーは、今後も引き続き実施されるという。 オフィスビルの増設のため、同社は地元のバンク・オブ・ザ・ウェストから300万ドル(約3億3千万円)規模のクレジットラインを設定している。 アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、近年業績を伸ばしている。同社は昨年アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。
掲載日:2017年4月15日:スリーディーシステムズ、主力3Dプリンター製品の価格を30%値下げ
スリーディーシステムズ、主力3Dプリンター製品の価格を30%値下げアメリカの3Dプリンター製造大手のスリーディーシステムズが、主力3Dプリンター製品の価格を30%値下げする。 値下げされるのは同社の3DプリンターのProX SLS500シリーズ。北米とアメリカ市場が値下げの対象で、値下げ後の価格は27万ドル(約2,970万円)からとなる。 ProX SLS500シリーズはスリーディーシステムズのハイエンドSLS3Dプリンターで、同社のフラッグシップモデル。主力シリーズの販売価格を値下することにより「マーケットシェアを拡大し、テクノロジーの普及を加速」することを目指すという。 なお、アジア太平洋地区、日本、アフリカ、インド、中東のそれぞれの市場は今回の値下げの対象となっていない。 ハイエンド3Dプリンター市場にはヒューレッド・パッカード(HP)などが新規参入してきており、競争が激化している。今回の値下げの背景には、スリーディーシステムズのハイエンド3Dプリンター市場におけるシェア維持に向けた強い意志があるものと見られる。
掲載日:2017年4月14日:オランダの3Dプリンター製造ベンチャー企業が100万ユーロを調達
オランダの3Dプリンター製造ベンチャー企業が100万ユーロを調達オランダの3Dプリンター製造ベンチャー企業のNectarが、100万ユーロ(約1億1600万円)の資金を調達した。 Nectarに投資したのはオランダの投資会社TIINキャピタルとベンチャーキャピタルのPPM Oost。投資条件などは明らかにされていない。 Nectarは、調達した資金を同社が現在開発中のデスクトップ3Dプリンター「Nectarワン3Dプリンター」の製造、営業、マーケティング、研究開発に使うとしている。 Nectarは2013年にニック・ウィルダーリンク氏とステイン・デハーン氏の二人が設立した。現在は「Nectarワン3Dプリンター」のプロトタイプのテスト販売を行っている。 「Nectarワン3Dプリンター」はABSやPLAの他に、HIPS、ASA、PCなどのフィラメントが利用可能。価格は5,999ユーロ(約69万5880円)となっている。Nectarが提携している3Dハブズのフィードバックプログラムを利用すると20%のディスカウントが受けられるという。
掲載日:2017年4月13日:Wiivvのキックスターターキャンペーンがゴールに到達
Wiivvのキックスターターキャンペーンがゴールに到達カナダのバンクーバーに拠点を置く3Dプリントシューズ・インソール製造ベンチャー企業Wiivvのキックスターターキャンペーンが、設定していたゴールに到達した。 カスタムフィット3Dプリントサンダルの製造を目指すキックスターターキャンペーンは、期間終了まで9日を残した今日時点で3,198人のバッカーから330,747ドル(約3,638万円)を集めている。Wiivvでは、最終的には60万ドル(約6,600万円)程度の資金獲得を目指すとしている。 キャンペーンは現在も進行中で、現時点でのカスタムフィットサンダルの販売価格は1ペア79ドル(約8,690円)。アメリカ国内からの注文は送料無料となっている。 キックスターターの掲示板にはカスタムフィットサンダルのデザインやサイズについての質問が多数書き込まれ、Wiivvのスタッフが丁寧に対応している。コメントはポジティブな内容のものがほとんどとなっている。 Wiivvではサンダルの出荷を今年8月から開始するとしている。サンダルはWiivvのサンディエゴ工場で製造される見込み。
掲載日:2017年4月12日:フォームフューチュラ、パウダーストーン混合PLAフィラメントをリリース
フォームフューチュラ、パウダーストーン混合PLAフィラメントをリリースオランダの3Dプリンター用フィラメントメーカーのフォームフューチュラが、パウダーストーン混合PLAフィラメントをリリースした。 「ストーンフィル」と名付けられたフィラメントはPLAをベースに50%程度パウダーストーンが混合されている。石、磁器、コンクリートのような見た目、質感が特徴。フォームフューチュラは、ストーンライクフィニッシュの物づくりに最適だとしている。また、普通のPLAよりも37%強度が高いとしている。 ストーンフィルはポッタークレイ、テラコッタ、コンクリート、グラナイトの四種類が提供される。 スプールは1.75mm径と2.85mm径で提供される。価格は1スプール33ユーロ(約3,960円)。フォームフューチュラのウェブサイトで購入出来る。 フォームフューチュラは2012年設立。オランダのアムステルダムに拠点を置き、各種のFDM3Dプリンター用高機能・高品質フィラメントを製造している。オランダの別の3Dプリンター用フィラメントメーカーのカラーファブと並んで、世界中の3Dプリンターユーザーから高い支持を集めている。
掲載日:2017年4月11日:マクラーレンがF1レーシングカーのパーツ作りにストラタシスの3Dプリンターを使用
マクラーレンがF1レーシングカーのパーツ作りにストラタシスの3Dプリンターを使用イギリスのレーシングチーム、マクラーレン・レーシング・リミテッドがF1レーシングカーのパーツ作りにストラタシスの3Dプリンターを使用している。 今年1月に締結されたストラタシスとの提携契約に基づくもので、ストラタシスはマクラーレンに100万ポンド(約1億4千万円)相当のアディティブ・マニュファクチャリング機器を提供している。マクラーレンはストラタシスの3Dプリンターで水圧ブラケット、ブレーキ冷却ダクト、リアウイングフラップなどのパーツを製造するとしている。 マクラーレンはすでにマクラーレン・ホンダMCL32マシンに3Dプリンターで製造したパーツを使用している。水圧ブラケットはストラタシスのフォルタス450mcFDM3Dプリンターで製造している。素材にはカーボンファイバー強化ナイロンが使われているという。 マクラーレン・ホンダは昨年、今年と成績が振るわない年が続いているが、3Dプリンターの活用により上位入賞を狙えるか、関係者の注目を集めている。 マクラーレンはF1ドライバー・ブルース・マクラーレンにより設立され、1966年よりF1に参戦している。優勝回数、ドライバーズタイトル獲得回数ともに歴代2位で、F1を代表する名門チームの一つとして名声を轟かせている。
掲載日:2017年4月10日:リープフロッグ3DプリンターがエンジニアリングPLAフィラメントをリリース
リープフロッグ3DプリンターがエンジニアリングPLAフィラメントをリリースオランダの3Dプリンターメーカーのリープフロッグ3Dプリンターが、エンジニアリングPLAフィラメントをリリースした。 エンジニアリングPLAフィラメントは従来のPLAフィラメントよりも強度があり、ABSフィラメントの代替品として利用出来るとしている。 FDM方式の3Dプリンターでは素材にPLAとABSが伝統的に多く使われてきているが、ABSは強度に優れる一方、反りやすく、プリントベッドへの接着がむずかしいためプリントしづらいと言った弱点がある。また、比較的高い温度で溶融するため、プリント時に独特の刺激臭が出る。一方、エンジニアリングPLAフィラメントは一般的なPLAフィラメントと同様の扱いやすさを確保した一方、ABSと同等の強度を持っているという。 エンジニアリングPLAフィラメントは205℃から215℃で溶融し、レイヤーの接合性も極めて良好だという。また、反りにくく、扱いやすいのも特徴としている。 エンジニアリングPLAフィラメントは白、黒、シルバーの三色が利用出来、1.75mm径のスプールで提供される。価格は1スプール45ユーロ(約5400円)。リープフロッグのオンラインストアで購入出来る。
掲載日:2017年4月9日:ビクトレックスがPEEKファイバー製造のZyexを1000万ポンドで買収
ビクトレックスがPEEKファイバー製造のZyexを1000万ポンドで買収イギリスの高機能ポリマーメーカーのビクトレックスが、PEEKファイバー製造のZyexを1000万ポンド(約13億8千万円)で買収した。 Zyexはイギリスのグロスターシャーに拠点を置くPEEKファイバー製造のリーディング企業。同社は航空宇宙、自動車製造分野のユーザーを中心にPEEKファイバーを供給している。同社の直近の年商は7億ポンド(約9億6600万円)。従業員数は22人。 PEEKはサーモプラスチック・ポリマーのエンジニアリングプラスチックで、近年3Dプリンターの領域で活用が広がっている。PEEKは硬度と耐久性に優れており、特に自動車製造の領域での活用が進んでいるとされている。 今回の買収により、ビクトレックスは3Dプリンターの領域でのプレゼンスを強化する。 ビクトレックスは1993年設立。インペリアル・ケミカル・インダストリーズからMBOで独立、設立した。同社は特に超高性能ポリケトン製造のリーディング企業として知られている。
掲載日:2017年4月8日:イギリスの製鉄会社が3Dプリンターに600万ポンドを投資、200人の雇用を守る
イギリスの製鉄会社が3Dプリンターに600万ポンドを投資、200人の雇用を守るイギリスの製鉄会社ウィリアム・クックが3Dプリンターに600万ポンド(約82億8千万円)を投資し、200人の雇用を守ったとして話題になっている。 同社が拠点を置くシェフィールドは19世紀から続く鉄鋼の町として知られている。しかし、近年の世界的な鉄鋼需要の低迷により同社の経営は悪化、特に中国やインドなどの新興国の追い上げが経営の厳しさに拍車をかけている。 同社が「投げられた最後のサイ」としている投資は、次世代精密鋳造技術と大規模3Dプリンティング技術へ集中して投じられた。大規模3Dプリンターは、同社によると、従来の工法の10倍のスピードで製造出来るという。 3Dプリンターへの投資は製造スピードを上げただけではなく、製造コストも大きく削減した。特に型枠の必要がなくなり、そのコストをそのまま削減出来たという。 ウィリアム・クックは1840年にグラスゴーにて設立。イギリスを代表する製鉄会社として歴史を刻んできている。現在の同社会長は創業者ウィリアム・クック氏の曾孫の子。
掲載日:2017年4月7日:ボーイングのベンチャーキャピタルが3Dプリンターに投資
ボーイングのベンチャーキャピタルが3Dプリンターに投資アメリカの航空機製造大手のボーイングが新たにベンチャーキャピタルを設立し、3Dプリンターに投資 することがわかった。 設立されるのはベンチャーキャピタルのホライズンX。ドローンメーカーInSituの創業者スティーブ・ノードランド氏が代表を務める。InSituは2008年にボーイングに買収されている。 ノードランド氏によると、ホライズンXは3Dプリンターの他に、自動運転車、人工知能、マシンラーニングの領域に「巨額の資金」を投資してゆくという。 ホライズンXは既にシアトルに拠点を置く航空機製造ベンチャー企業のズナム・エアロ社と、ワシントンDCに拠点を置くソフトメーカーのアップスキル社への投資を決めている。 ズナム・エアロ社は燃料効率に優れたハイブリッドリージョナル航空機を製造している。アップスキル社はアイウェア型のAR技術を開発しているベンチャー企業で、工場等の作業効率向上を目指している。 ホライズンXの運用規模などは明らかにされていない。
掲載日:2017年4月6日:米大リーグのピッチャーが世界で初めて公式戦で3Dプリントシューズを使用
米大リーグのピッチャーが世界で初めて公式戦で3Dプリントシューズを使用米大リーグのピッチャーが世界で初めて公式戦で3Dプリントシューズを使用し、話題になっている。 3Dプリントシューズを使用したのはクリーブランド・インディアンズのコーリー・クルーバー投手。現地時間の今週月曜日夜に行われたテキサス・レンジャーズとの試合で使用された。試合は8対5でインディアンズが勝利した。 3Dプリントシューズはニューバランスが製造した。同社は昨年秋にクルーバー投手へ接触し、ピッチングに最適な靴を3Dプリンターで製造することを提案したという。クルーバー投手は提案に興味を示し、試合で試用することに同意した。 ニューバーランスはクルーバー投手のバイオメカニカルデータを取得して投手のピッチングモーションを分析、最適なデザインを施した。3Dプリントシューズを使用したクルーバー投手によると、3Dプリントシューズは明らかに違う結果を生み出したという。 3Dプリンターを靴の製造に活用する機運は世界的に高まっているが、3Dプリントシューズは今回のケースのように、プロフェッショナルによる使用から普及が始まると見る業界関係者が少なくない。同様の動きは今後他のスポーツでも始まると期待されている。
掲載日:2017年4月5日:メイド・イン・スペースの第二世代宇宙3Dプリンターが稼働開始から一年経過
メイド・イン・スペースの第二世代宇宙3Dプリンターが稼働開始から一年経過NASA傘下のベンチャー企業メイド・イン・スペースが国際宇宙ステーションに設置した第二世代宇宙3Dプリンターが、稼働開始から一年経過した。 アディティブ・マニュファクチャリング・ファシリティ(AMF)と名付けられた宇宙3Dプリンターはメイド・イン・スペースが国際宇宙ステーションに設置した二機目の機種。稼働開始から一年間で39個のプリントに成功した。AMFは昨年3月23日に打ち上げられたロケットに搭載され、ISSへ搬入、設置された。 プリントされたものの中には医療用部品や、STEM(科学、技術、エンジニアリング、数学)教育プロジェクト様にデザインされたパーツなどが含まれているという。 メイド・イン・スペースではPEI/PCという新型の素材の使用を間もなく開始し、耐熱性に優れた部品などのプリントを行うとしている。 メイド・イン・スペースによると、AMFの稼働スケジュールはほぼ埋まっており、毎週何らかのプリントが行われているという。
掲載日:2017年4月4日:2016年度の全世界の3Dプリンターの売上が60億6千万ドルに拡大
2016年度の全世界の3Dプリンターの売上が60億6千万ドルに拡大2016年度の全世界の3Dプリンターの売上が60億6千万ドル(約6787億円)に拡大したと、アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング・コンサルティング会社のウォーラーズ・アソシエイツが最新の「ウォーラーズ・レポート2017」で発表した。 同レポートによると、2016年度の全世界の3Dプリンターの売上は前年から17.4%成長したが、2015年の対前年伸率26%を下回った。これは、主に業界リーダー二社のストラタシスとスリーディーシステムズの売上減速が影響したとしている。 ストラタシスとスリーディーシステムズを除いた他メーカーの3Dプリンターの売上は前年から25%成長したとしている。 ストラタシスとスリーディーシステムズの売上減速は、GEによるメタル3Dプリンター業界への参入や、HPによるハイエンド3Dプリンターの市場投入が影響したと見られている。 同レポートはまた、2016年度の世界の主要な3Dプリンターメーカーの数が、2015年の62社から97社へ増加したとしている。
掲載日:2017年4月3日:オランダの3Dプリンター関連市場が今年1億2千万ユーロ規模に成長か
オランダの3Dプリンター関連市場が今年1億2千万ユーロ規模に成長かオランダの3Dプリンター関連市場が、今年1億2千万ユーロ(約144億円)規模に成長すると予想するレポートが発表された。 レポートはオランダの銀行ABN AMROとコンサルティング会社のベレンショットがまとめたもので、2016年のオランダの3Dプリンター関連市場を1億ユーロ(約120億円)と推定、今年一年で2千万ユーロ拡大するとしている。 特にデスクトップ3Dプリンターと工業用メタル3Dプリンターが市場拡大を牽引するとしている。特にデスクトップ3Dプリンターは精度と品質の向上により出荷台数の伸びが期待できるとしている。 オランダは世界有数の3Dプリンター先進国であるとされ、3Dプリンターメーカーのウルチメーカー、3Dプリンター用フィラメントメーカーのカラーファブ、世界中の3Dプリンターをネットワークしている3Dハブズなどが世界的に知られている。サービスビューロー大手のシェイプウェイズもオランダの家電メーカー大手フィリップスの社内ベンチャーとして設立された。
掲載日:2017年4月2日:3Doodlerの3Dプリンティングペン「3Doodler SART」が、トーイ・オブザイヤー2017の新人賞を受賞
3Doodlerの3Dプリンティングペン「3Doodler SART」が、トーイ・オブザイヤー2017の新人賞を受賞米マサチューセッツに拠点を置くアメリカのスタートアップ企業3Doodlerの3Dプリンティングペン「3Doodler SART」が、トーイ・オブザイヤー2017の新人賞を受賞した。 「3Doodler SART」は子供用3Dプリンティングペン。安全面の機能を充実させ、子供でも簡単、安全に操作出来るのが特徴。バッテリーで稼働し、価格は1台49.99ドル(約5600円)。 3Doodlerは2012年設立。2013年に3Dプリンティングペン3Doodlerをキックスターターで販売したところ注文が殺到、2百万ドル(約2億3千万円)以上を集める人気プロジェクトとなった。 3Doodlerは現在、アメリカの人気キャラクター「パワーパフガールズ」3Dプリンティングペンセットのリリースを予定しているという。セットには3Doodler SARTの他、パワーパフガールズキャラクターの型枠、テーマブロックなどが含まれる予定。 トーイ・オブザイヤーはアメリカ国際玩具展で毎年発表される。アメリカ国際玩具展は1903年から続く由緒ある展示会として知られる。
掲載日:2017年4月1日:価格1900ドルの高性能SLA3Dプリンターのクラウドファンディングキャンペーンが開始
価格1900ドルの高性能SLA3Dプリンターのクラウドファンディングキャンペーンが開始価格1900ドル(約21万2800円)の高性能SLA3Dプリンターのクラウドファンディングキャンペーンが開始され、話題になっている。 アメリカのデスクトップSLA3DプリンターメーカーのG3Dが開発したT-1000-G3DUV3Dプリンターは、DLP方式によるSLA3Dプリンター。競合製品に比べ半額程度の価格で、より高性能を謳っている。 直接競合するフォームラブズのフォーム2に比べ、最小積層ピッチ三分の一程度、造形スピード二倍程度としている。 また、3Dプリンター本体と共にラジコンバギーの組立パーツの3Dモデルも同時に提供される。 G3Dは電子機器メーカーのアメリカンパワーコンバージョン(APC)のCOO兼財務担当者だったエドワード・マキャラ氏が設立した。同氏はAPCの業績を年商1500万ドル(約16億8千万円)から40億ドル(約4480億円)まで拡大させた功績で知られている。 インディゴーゴーで行われているキャンペーンは、現時点で15人から26,200ドルを集め、ゴールに到達している。 G3DではT-1000-G3DUVの出荷を今年6月から開始するとしている。
掲載日:2017年3月31日:SLMソルーションズ、2016年度決算を発表
SLMソルーションズ、2016年度決算を発表ドイツのメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが、2016年度決算を発表した。 発表によると、同社の2016年度売上は8070万ユーロ(約96億8400万円)で、EBITDA(利息・税金・減価償却前営業利益)は307万ユーロ(約3億6840万円)だった。 売上の86.3%は航空宇宙、石油・ガス、医療、国防、自動車業界からの売上だった。 2016年に同社が販売したメタル3Dプリンターの数は130台で、2015年から28台増加した。 SLMソルーションズは、昨年ドイツのフランクフルトで開催されたFormnext2016で、同社の最新シリーズSLM280 2.0を公開している。最新シリーズのリリースにより、今年は更なる売上の増加が見込まれている。 SLMソルーションズに対しては、昨年GEによる7億3290万ドル(約820億円)規模のTOB買収オファーがあった。同オファーはSLMソルーションズの筆頭株主エリオット・マネジメントが拒否し、買収は不成立に終わっていた。
掲載日:2017年3月30日:スリーディーシステムズ、戦略的アプローチターゲットに5分野を設定
スリーディーシステムズ、戦略的アプローチターゲットに5分野を設定アメリカの3Dプリンター製造大手のスリーディーシステムズが、同社の新たな戦略的アプローチターゲットに5分野を設定した。 設定されたのは「航空宇宙・国防」「自動車」「ヘルスケア」「耐久消費財」「教育・トレーニング」の五分野。同社は特に「航空宇宙・国防」「自動車」への参入を強化するためにそれぞれの分野に近い新しい取締役二人を招聘する。 新取締役チャールズ・マクルアー氏は自動車業界で35年の経験を持つベテラン。もう一人の新取締役ジェフリー・ワズワース氏はオークリッジ国立研究所理事などを歴任した航空宇宙・防衛分野の専門家。 新取締役二人の同社への参加について、同社CEOのジョシュ氏は、「二人の参加は、我々の顧客中心戦略を支える取締役会のマネジメントを強化し、フォーカスされた実行と共に利益成長を加速する」というコメントを発表している。 スリーディーシステムズは昨年経営陣を一新し、法人ユーザーに特化する経営戦略をもとに経営再建を図っている。
掲載日:2017年3月29日:3Dプリントロボットアームのキックスターターキャンペーンが好調
3Dプリントロボットアームのキックスターターキャンペーンが好調3Dプリントロボットアームのキックスターターキャンペーンが好調だ。フランスのベンチャー企業Niryoが開発したロボットアームNiryo Oneは6軸ロボットアームで、Arduino、ラズベリーPi、ロボットOSをベースに開発された。ボディーパーツは3Dプリンターで製造されているという。 キックスターターキャンペーンでは2万ユーロ(約240万円)の資金調達を目指していたが、キャンペーン開始直後にゴールに到達し、現時点で82人のバッカーから43,536ユーロ(約522万円)を集めている。 Niryo Oneのキックスターターでの販売価格は、ボディーパーツなしのキットがアーリーバードスペシャル価格で549ユーロ(約65,880円)、ボディーパーツつきのキットがアーリーバードスペシャル価格で699ユーロ(約83,880円)、完成品がアーリーバードスペシャル価格で849ユーロ(101,880円)となっている。 Niryo Oneはラーニングモード、ジョイスティック、Gコード、ウェブまたはモバイルデバイスのアプリケーションで操作出来る。また、クラウドベースのNiryoクラウドサービスを通じて操作する事も可能。また、開発者用のキットも用意されている。
掲載日:2017年3月28日:中国の3Dプリント建設企業がサウジアラビアに100台の建築3Dプリンターをリース
中国の3Dプリント建設企業がサウジアラビアに100台の建築3Dプリンターをリース上海に拠点を置く中国の3Dプリント建設企業ウィンサン装飾デザイン技術公司が、サウジアラビアに100台の建築3Dプリンターをリースする。同社によると、建築3Dプリンターのリースとしては15億ドル(約1650億円)規模の大型取引になるという。 建築3Dプリンターを使うのはサウジアラビアのアル・モブティ建設会社。計画では最大3000万スクウェアフィート(約85万坪)規模の建設に使うとしている。 リース契約はサウジアラビアのサルマン国王の中国公式訪問時に北京市内で締結された。契約では、ウィンサンは建築3Dプリンターをリースすると共に、テクニカルサポートや、同社が開発したオンラインウェブプラットフォームへのアクセスなども提供する。 サウジアラビア側はウィンサンの持つ建築3Dプリンターを使ったグリーン技術の技術移転に興味を示しているという。 ウィンサンは2015年に世界で初めてアパート住宅を3Dプリンターで建設し、世界的に有名になった。
掲載日:2017年3月27日:アメリカの市場調査会社が3Dプリンター用素材市場が2020年に14億ドル規模に成長すると予想
アメリカの市場調査会社が3Dプリンター用素材市場が2020年に14億ドル規模に成長すると予想アメリカの市場調査会社のZionリサーチが、3Dプリンター用素材市場が2020年に14億ドル(約1540億円)規模に成長すると予想したレポートを発表した。 「3Dプリンティング・マテリアルマーケット」と題されたレポートは、2014年時点で5億ドル(約555億円)規模だった3Dプリンター用素材市場は年率15%の成長率で拡大を続け、2020年に14億ドル規模に到達するという。 同レポートは、2014年時点での3Dプリンター用素材の全世界消費量を2250トンと見積もっている。 素材の種別ではプラスチック、セラミクス、スチールパウダーが最も大きな割合を占め、特にプラスチックのシェアは全体の40%程度としている。 業界別では電子・家電業界が全体の20%の素材を消費しており、自動車業界が続いているとしている。 地域別では北米地区が全体の35%のシェアを占め、アジア太平洋地区、ヨーロッパと続いているとしている。 3Dプリンター用素材は近年様々な用途や目的に応じた高機能化が進んでおり、市場全体を拡大する要因となっている。
掲載日:2017年3月26日:アンダーアーマーが最新の3Dプリントシューズ「アーキテック・フューチャリスト・スニーカー」をリリース
アンダーアーマーが最新の3Dプリントシューズ「アーキテック・フューチャリスト・スニーカー」をリリースアメリカのスポーツウェアメーカーのアンダーアーマーが、最新の3Dプリントシューズ「アーキテック・フューチャリスト・スニーカー」をリリースする。 アーキテック・フューチャリスト・スニーカーは、アンダーアーマーが昨年発売した3Dプリントアーキテックシューズに続くシリーズ。アンダーアーマーは3Dプリントアーキテックシューズを96ペア限定で販売していた。 アーキテック・フューチャリスト・スニーカーには軽量ラティスネットワークのデザインが採用され、軽量で丈夫な構造が実現されている。オートデスクのソフトウェアでデザインされ、3Dプリントアーキテックシューズと同様にアンダーアーマーのボルチモア本部で製造されるものと見られる。 価格は1ペア300ドル(約34,000円)。数量限定販売で、アメリカ現地時間の今月30日6時からアンダーアーマーのウェブサイトで注文受付が開始される。 アンダーアーマーは、メリーランド大学の有名アメリカンフットボール選手であったケビン・プランク氏が設立したことで知られている。日本でもアンダーアーマーのブランドで人気を博している。
掲載日:2017年3月25日:カスタムインソール製造ベンチャー企業のWiivvが、キックスターターでカスタムサンダル製造キャンペーンを開始
カスタムインソール製造ベンチャー企業のWiivvが、キックスターターでカスタムサンダル製造キャンペーンを開始カナダのバンクーバーに拠点を置くカスタムインソール製造ベンチャー企業のWiivvが、キックスターターでカスタムサンダル製造キャンペーンを開始した。 キックスターターでの販売価格はアーリーバードスペシャル価格で70ドル(約7900円)。カスタマイズストラップ付のバージョンはアーリーバードスペシャル価格で79ドル(8900円)となっている。また、男性用、女性用にそれぞれスペシャルバージョンも用意されている。 キャンペーン開始から二日経過後の今日現在で635人のバッカーから52,507ドル(約593万円)を集めている。なお、キャンペーンの調達目標金額は25万ドル(約2825万円)。 カスタムサンダルの注文はスマートフォンに専用アプリをインストールして行う。色などのオプションを選択し、自分の素足をスマートフォンで撮影し、Wiivvに転送する。送られたデータを元にWiivvが200のデータポイントに合わせて最適デザインを施すという。 ストラップなどの主要部品は同社のサンディエゴ工場の3Dプリンターで製造される。Wiivvでは製品の出荷を今年7月から始めるとしている。 Wiivvは3Dプリンターを使ったカスタムシューズ、カスタムインソール製造を目的に2014年に設立された。これまでに1188万ドル(約13億4200万円)の資金を集める大型ベンチャー企業として注目を集めている。
掲載日:2017年3月24日:ドバイのベンチャー企業が建設3Dプリンター用グリーンセメントを開発
ドバイのベンチャー企業が建設3Dプリンター用グリーンセメントを開発レンカの開発したグリーンセメントはフライアッシュなどの工業廃材を原料にしており、通常のセメントよりも10分の1の低エネルギー消費量で製造出来るという。グリーンセメントは最近世界的な普及が始まった建設3Dプリンターで使用されることを想定している。 レンカはロシアの実業家アンドレイ・ダドニコフ氏とイタリアの地質学者アレックス・レジアーニ氏が立ち上げた。ドバイ政府のベンチャー支援プログラム「ドバイ未来加速プログラム」の支援を受けている。 レンカは創業者の二人が昨年フランスで開発されたジオポリマー研究会議で偶然会った事から始まったという。現在までにレンカはドバイ市を始め、先日コンクリート製の3Dプリント住宅を24時間で建設したロシアのベンチャー企業エイピス・コアなどのユーザーを獲得している。 民間市場調査会社のトランスペアレンシー・マーケット・リサーチ社はグリーンセメント関連製品市場は2024年までに381億ドル(約4兆3千億円)に拡大するとしている。 レンカは事業の拡大へ向けて地元ドバイの複数の投資家と話し合いを開始しているという。
掲載日:2017年3月23日:アメリカのロケット打ち上げベンチャー企業が7500万ドルの資金調達に成功
アメリカのロケット打ち上げベンチャー企業が7500万ドルの資金調達に成功アメリカ・ロサンゼルスに拠点を置くロケット打ち上げベンチャー企業のロケット・ラブが、シリーズD投資ラウンドで7500万ドル(約85億5千万円)の資金調達に成功した。調達した資金はロケット製造施設の拡張に使われるという。 同社が開発した小型ロケット「エレクトロン」は2016年に打ち上げ許可を取得、330ポンド(約149.68㎏)の重量の衛星を地球周回軌道に乗せることが可能。価格は1打ち上げ毎に500万ドル(約5億7千万円)となっている。 「エレクトロン」の最大の特徴はロケットエンジンをエレクトロンビーム焼結3Dプリンターで製造している事。3Dプリンターで製造する事で同社のロケット製造コストは大幅に削減されている。 投資にはサンフランシスコに拠点を置くベンチャーキャピタルのデータ・コレクティブ、プロマス・ベンチャーズ、コースラ・ベンチャーズなどが参加したという。 今回の出資を受け、ロケット・ラブの時価総額は10億ドル(約1140億円)を超えたと見られている。
掲載日:2017年3月22日:3Dプリントライフ、生分解性PETGフィラメント開発キックスターターキャンペーンを開始
3Dプリントライフ、生分解性PETGフィラメント開発キックスターターキャンペーンを開始ロサンゼルスに拠点を置く3Dプリンター用フィラメント開発ベンチャー企業の3Dプリントライフが、生分解性PETGフィラメント開発キックスターターキャンペーンを開始した。 同社はこれまでに生分解性ABS、PLA、PLA/PHAフィラメントなどをリリースしているが、今回開発を目指すのは生分解性対応が難しいとされるPETG。キャンペーンでは2万ドル(約228万円)の調達を獲得し、12から18色のフィラメントの開発を目指すという。 PETGはコポリエステルとも呼ばれ、PETの性質にフレキシビリティと耐久性を併せ持つ素材とされる。 フィラメントは1.75mm径または2.85mm径のサイズで提供され、100グラムのスプールが10ドル(約1140円)500グラムのスプールが30ドル(約3420円)、750グラムのスプールが37ドル(約4218円)で販売される。 キックスターターキャンペーンが成功した場合、フィラメントは今年8月から順次出荷される予定。
掲載日:2017年3月21日:UAEのベンチャー企業が同国初の建設3Dプリンターの稼働に成功
UAEのベンチャー企業が同国初の建設3Dプリンターの稼働に成功建設3Dプリンターのリーディングカントリーを目指すUAEのベンチャー企業DuBoxが、同国初の建設3Dプリンターの稼働に成功した。造形された建築物は今月末にアブダビで開催される世界製造業工業サミットで公開される。 建設3DプリンターはDuBoxがオランダのアイントホーフェン大学とオランダの建設コンサルティング企業ウィッテフィーン+Bosと共同で開発した。 世界製造業工業サミットではDuBoxの建設3Dプリンターのデモンストレーションも公開される予定。 DuBoxは2009年設立。設立以来モジュラー工法によるシングル・複数階構造のコンクリートビルディングのオフサイト建設を行っている。 3Dプリンターを建設の領域で活用する機運は世界的に高まっている。今月初めにもロシアの建設会社エイピス・コアが、わずか一日で3Dプリント住宅を建設し、世界中の3Dプリンターコミュニティの大きな話題になった。 UAEは2030年までにドバイ市内で建設される建物の25%を建設3Dプリンターで建設する事を目指している。
掲載日:2017年3月20日:XYZプリンティングがパウダーベッド・カラー3Dプリンティング技術の特許を取得
XYZプリンティングがパウダーベッド・カラー3Dプリンティング技術の特許を取得台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、パウダーベッド・カラー3Dプリンティング技術の特許を取得していたことがわかった。 特許は今年2月16日に取得されたもので、パウダーベースの素材を積層造形し、レイヤーごとにインクジェットで着色する。着色後、接着液を塗布して形状を安定させるという。 XYZプリンティングはこれまでにFDM方式の3Dプリンター「ダ・ヴィンチ」シリーズや、SLA3Dプリンター「ノベル1.0」シリーズなどをリリースしてきているが、同社は新たにパウダーベースのカラー3Dプリンターのリリースを計画している可能性が高い。 フルカラー3Dプリンターは、これまでにハイエンド3Dプリンターを中心に複数のタイプが開発されている。多くは石膏やポリマーなどのパウダーベースの素材を元にインクジェットで着色する。仕組みとしては今回XYZプリンティングが取得した特許の内容と一部類似している。 デスクトップ3Dプリンターの領域にもフルカラーのトレンドは起こりつつあるが、本格的なフルカラー3Dプリンターは未だ登場していない。XYZプリンティングの今後の動向が注目される。
掲載日:2017年3月19日:香港のベンチャー企業が「アーチストのための3Dプリンター」開発キックスターターキャンペーンを開始
香港のベンチャー企業が「アーチストのための3Dプリンター」開発キックスターターキャンペーンを開始香港のベンチャー企業オルビ・ラブが「アーチストのための3Dプリンター」開発キックスターターキャンペーンを開始した。 ミルクシェイク3Dと名付けられた3DプリンターはSLA方式の3Dプリンターで、積層ピッチ最小0.02mmでの造詣が可能で、ジュエリーなどの製造に適しているという。また、造形サイズは最大で288 x 162 x 160mmで、フィギュアなど一定のサイズの作品の造詣も可能という。 ミルクシェイク3Dは独自開発したスライサーソフトを搭載しており、一般的なスライサーソフトの約三倍のスピードでスライスできるのも特徴。 造形用には四種類の専用樹脂が用意されていて、ジュエリー製造用にはキャスティング製法に特化した樹脂が利用できる。 キックスターターでの販売価格はアーリーバードスペシャル価格が27,060香港ドル(約393,000円)となっている。キャンペーンでは230,070香港ドル(約334万円)の調達を目指している。
掲載日:2017年3月18日:イギリスのベンチャー企業が漁網を3Dプリンター用フィラメントにリサイクル
イギリスのベンチャー企業が漁網を3Dプリンター用フィラメントにリサイクルイギリスのベンチャー企業が漁網を3Dプリンター用フィラメントにリサイクルするプロジェクトを立上げ、話題になっている。 イギリス南岸の港町コーンウォールに拠点を置くフィッシー・フィラメンツは、素材工学の専門家イアン・ファルコナー氏らが立ち上げたベンチャー企業。地元の漁師が漁で使ったナイロン製の漁網が投棄されているのを目にし、3Dプリンター用フィラメントにリサイクルすることを思いついたという。 リサイクルのプロセスはシンプルで、投棄された漁網とプラスチック製のブイを回収し、洗浄した後にフィラメントにリサイクルする。現在のところナイロンフィラメント、PLAフィラメントへのリサイクルに成功しているが、将来的にはカーボンファイバー強化フィラメントなどへのリサイクルも計画されているという。 フィッシー・フィラメンツはプロジェクトの事業化資金をクラウドファンディングで募集している。当初の資金として5000ポンド(約70万円)の調達を目指している。プロジェクトへの出資は10ポンド(約1400円)から行え、15ポンド(約2100円)出資するとフィラメント1リールが入手出来る。 フィッシー・フィラメンツのリサイクルフィラメントは一般的なFDM方式の3Dプリンターであれば利用可能。
掲載日:2017年3月17日:フォームラブズ、二種類の歯科医療用樹脂をリリース
フォームラブズ、二種類の歯科医療用樹脂をリリースアメリカのSLA3Dプリンター製造ベンチャー企業のフォームラブズが、二種類の歯科医療用樹脂「デンタルモデル」「デンタルLTクリア」をリリースした。 「デンタルモデル」はクラウン、ブリッジモデル作成用樹脂。「デンタルLTクリア」はスプリント、リテイナーなどの矯正歯科用アプリケーション作成用の生体適合性樹脂。いずれもフォームラブズの3Dプリンター「フォーム2」で利用出来る。 フォームラブズは歯科医療の領域への進出を進め、これまでにユーザー全体で歯科医療用に15万プリント出力してきている。また、同社の「フォーム2」は1万件のインプラント手術で活用されているという。 歯科医療の領域では比較的早い段階からSLA3Dプリンターが使われている。矯正歯科用マウスピース政策のアライン・テクノロジーは、スリーディーシステムズのSLA3Dプリンターの大口ユーザーとして知られている。 SLA3Dプリンターの高性能化と価格低下、そして歯科医療用樹脂の選択の幅が広がる今後、歯科医療の領域で3Dプリンターの普及がさらに進むと業界関係者は予想している。
掲載日:2017年3月16日:ダイアベース・エンジニアリング、ソフトフィラメントX60をリリース
ダイアベース・エンジニアリング、ソフトフィラメントX60をリリースアメリカの3Dプリンター用素材開発ベンチャー企業のダイアベース・エンジニアリングが、ソフトフィラメントX60をリリースした。 X60はダイアベース・エンジニアリングとメイクシェイパーが共同で開発したもので、現存するFDM方式の3Dプリンター用フィラメントの中で最も柔らかいフィラメントとされる。60ショアA硬度を持つ一方、高い伸張性と耐削摩性を持つのが特徴。 ダイアベース・エンジニアリングではX60をハンドルやロボット用グリップなどの製造に使う事を推奨している。 X60は220グラムと650グラムのスプールで提供される。価格は220グラムが29ドル、650グラムが79ドルとなっている。白と黒の二色が利用可能。 ダイアベース・エンジニアリングはフレキシブルフィラメントのニンジャフレックスの開発者達が立ち上げたベンチャー企業。ニンジャフレックスはフレキシブルフィラメントの代表的フィラメントで、世界中の3Dプリンターユーザーから高い支持を集めている。 ダイアベース・エンジニアリングはソフトフィラメントの他、ソフトフィラメント専用のエクストルーダーも販売している。
掲載日:2017年3月15日:メタル3Dプリンター製造ベンチャー企業が500万ドルの資金調達に成功
メタル3Dプリンター製造ベンチャー企業が500万ドルの資金調達に成功メタル3Dプリンター製造ベンチャー企業のデジタル・アロイズが、500万ドル(約5億7500万円)の資金調達に成功した。 シリーズAファイナンスとなる投資には、ベンチャーキャピタルのコースラ・ベンチャーズなどが応じた。 デジタル・アロイズはマサチューセッツ州バーリントンに拠点を置くニュー・バレンス・ロボティクス(NVボッツ)の関連会社。様々なメタル素材を組み合わせて3Dプリントするプリンターを開発している。 デジタル・アロイズのメタル3Dプリンターはメタルパウダーではなく、メタルワイヤーを使用するのが特徴。一般的なFDM方式の3Dプリンターのようにメタルワイヤーをエクストルーダーに取り込み、溶融して造形する。 コースラ・ベンチャーズはサンマイクロシステムズの共同創業者ヴィノッド・コースラ氏が設立した。同社は近年3Dプリンティングの領域への投資を強化しており、これまでに3Dプリンター用フィラメント製造のアレボ、カスタムインソール製造のフィーツなどに投資している。 NVボッツはFDM方式の3Dプリンターを製造しており、プラスチック系3Dプリンターとメタル系3Dプリンターの市場が一部競合することからデジタル・アロイズをスピンアウトさせたとしている。NVボッツによると、メタル系3Dプリンター市場はハイリスクだが、高いリターンが見込めるという。
掲載日:2017年3月14日:ドバイで世界初の3Dプリント高層ビルを建設へ
ドバイで世界初の3Dプリント高層ビルを建設へドバイで世界初の3Dプリント高層ビルが建設される。アメリカ・シリコンバレーのベンチャー企業カザ・テクノロジーズが発表したもので、「クレーン・プリンティング」と呼ばれる3Dプリンティング技術で高層ビルを建設するという。 計画では、ドバイ市内に最低80メートルの高さの高層ビルを建設する。 クレーンプリンティングは既存の建設用クレーンに「プリンター」機能を付加するもので、一般には3Dプリンターで建設されたかはわからないという。 素材にはコンクリート、鉄製素材、強化スチールが使われる。 3Dプリンターを建設の領域で活用する機運は世界的に高まっていて、先日もロシアの企業がわずか一日で住宅を3Dプリンターで建設し、世界的な話題になった。 ドバイではすでにオフィス施設を3Dプリンターで建設するなどし、建設3Dプリンターの導入が進んでいる。ドバイ政府は2030年までに全建築物の25%を3Dプリンターで建設する計画を発表している。
掲載日:2017年3月13日:ボーイングが航空機部品用3Dプリントライブラリーの特許を取得
ボーイングが航空機部品用3Dプリントライブラリーの特許を取得航空機製造大手のボーイングが、航空機部品用3Dプリントライブラリーの特許を取得した。 一般的な旅客機の場合、数百万点もの部品が使われるとされるが、今回ボーイングが取得した特許はそうした航空機部品のデザインデータを集めたバーチャルライブラリーに関するもの。ボーイングの航空機のユーザーが自由にアクセスする事を想定しているという。 航空会社は通常、運航する航空機の消耗部品をある程度在庫しているが、そのコストは少なくない。部品をオンデマンドで製造する事により、在庫と製造コストを削減出来、リードタイムも縮小出来るという。 3Dプリントライブラリーには各種の部品の3Dデザインの他、技術情報のデータベースや、3Dプリント方法を記したパーツマネジメントシステムなどが搭載される。 航空宇宙分野においては3Dプリンターの導入が進んでいるが、部品全体をバーチャルライブラリ化する試みは今回が初と見られる。3Dプリンターは特にローボリュームプロダクションと呼ばれる領域での活用が進んでいるが、他のモノづくりの領域でも同様の仕組みが導入される可能性がある。 ボーイングのライバルのエアバスも、3Dプリンター製造大手のストラタシスと協働で自世代航空機の部品製造を3Dプリンターで行うなど、アディティブ・マニュファクチャリング技術の活用が盛んになってきている。
掲載日:2017年3月12日:ポリメーカーがポリメーカー・インダストリアル・ファミリーシリーズをリリース
ポリメーカーがポリメーカー・インダストリアル・ファミリーシリーズをリリース上海に拠点を置く中国の3Dプリンター用素材開発ベンチャー企業のポリメーカーが、同社初の産業用素材となるポリメーカー・インダストリアル・ファミリーシリーズをリリースする。 ポリメーカー・インダストリアル・ファミリーシリーズはPLA、ABS、ポリカーボネート、サーモプラスチック・ポリウレタン、ナイロン等々の幅広い製品群の組み合わせで産業ユーザーの個別ニーズに対応する。素材はフィラメント、ペレット、パウダーの形状で提供される。 同社はインベストメントキャスティング製法用素材ポリキャストSP801Cなどを既に提供している。 ポリメーカーによると、いわゆるローボリュームプロダクション(少量生産)のモノづくりの分野でカスタム素材へのニーズが高まっているという。 ポリメーカーはこれまでに主にパーソナルデスクトップ3Dプリンター用にプラスチック系フィラメントを開発、提供してきた。同社のフィラメントは高機能・高品質が評価され、世界中の3Dプリンターユーザーから高い評価を得ている。同社は今後、産業用素材製造事業へのウェイトを高めると見られ、その動向が注目される。
掲載日:2017年3月11日:ストラタシス、2016年度決算を発表
ストラタシス、2016年度決算を発表3Dプリンター製造大手のストラタシスが、2016年度決算を発表した。 発表によると、2016年度売上は6億7245億ドル(約776億円)で、前年から2353万ドル(約26億6千万円)減少した。経常収支は7762億ドル(約88億円)の赤字で、前年の経常赤字13億8383万ドル(約1577億円)から大幅に改善した。 売上の内訳は、製品売上4億7903万ドル(約546億円)、サービス売上1億9342万ドル(約220億円)だった。サービス売上が前年から若干増加した。 ストラタシスは2015年度決算でデスクトップ3Dプリンターメーカーのメーカーボットインダストリーズ買収に伴う営業暖簾償却を行い、巨額の損失を計上している。2016年には長年CEOを務めたデービッド・ライス氏が経営不振の責任をとって辞任した。 現在はイラン・レヴィンCEOのもと経営再建を目指している。 ストラタシスは、航空機製造大手エアバスの新型旅客機エアバスA350XWBの製造サプライチェーンに3Dプリンターを供給し始めており、同社を巡る明るいニュースが出始めている。
掲載日:2017年3月10日:ポラロイドが3Dプリンティングペンの販売を開始
ポラロイドが3Dプリンティングペンの販売を開始ポラロイドが3Dプリンティングペンの販売を開始した。 ポラロイド・プレイと名付けられた3Dプリンティングペンはヨーロッパ市場で先行販売される。価格は39.99ユーロ(約4800円)。名前が示す通りプロフェッショナルユース用ではなく、玩具としてリリースされる。 素材は1.75mm径のPLAフィラメントが使われる。現時点では黒とブルーのみ利用可能。 3Dプリンティングペンとともにポラロイド・プレイ・トレースアプリも提供される。トレースアプリは3Dプリンティングペン用の各種のデザインテンプレートや、写真をステンシル模様に変換出来る機能などを搭載している。 また、自動シャットダウン機能や、10分間動作しないとフィラメントが自動的に引き戻される自動リトラクション機能も搭載されている。 ポラロイドは1937年設立。往時はインスタントカメラで世界市場を圧したが、カメラ・イメージングのデジタル化の波に乗り遅れ、2001年10月に連邦破産法を申請、事実上経営破綻した。その後フィルム事業、モバイルプリンター事業などに分割され、新生ポラロイドとして再スタートしている。
掲載日:2017年3月9 日:イーストマン・コダックが2016年度決算を発表
イーストマン・コダックが2016年度決算を発表アメリカの写真用品メーカー大手のイーストマン・コダックが、2016年度決算を発表した。 発表によると2016年度の売上15億ドル(約1695億円)、経常収支は1600万ドル(約18億円)の黒字だった。米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請した2012年から始めて黒字に転換した。 発表では同社の3Dプリンター関連事業への取り組みも紹介された。2016年に同社はハイエンド3Dプリンター製造ベンチャー企業のカーボンと3Dプリンター用新素材の共同開発契約を締結し、3Dプリンター用素材製造事業をスタートさせた。 イーストマン・コダックは1881年設立。 写真乾板の製法を確立したジョージ・イーストマンがニューヨークで乾板の製造を始めたことに端を発する。以後世界で初めてロールフィルム、カラーフィルムを世に送り出し、一時は世界的な写真用品メーカーとしてその名を轟かせた。 しかし、カメラ・イメージグのデジタル化の波に乗り遅れ、業績が悪化。2012年に米連邦破産法11条申請に追い込まれた。同社はその後経営改善を進め、2013年にニューヨーク証券取引所に再上場している。
掲載日:2017年3月8 日:フロリダ州選出の上院議員が3Dプリント銃の規制を求める法案を提出
フロリダ州選出の上院議員が3Dプリント銃の規制を求める法案を提出フロリダ州選出のビル・ネルソン上院議員が3Dプリント銃の規制を求める法案を提出した。 アメリカ議会野党リーダーのチャック・シュマー氏と共同で提出された法案は3Dプリント銃に空港などのセキュリティチェックで認識出来るパーツの使用を求めている。 3Dプリント銃を規制する法律は2013年にも制定されたが、金属探知機などで認識出来るパーツを利用する事を定めていない。よって現行の法律では3Dプリント銃を金属探知機で発見する事は困難とされている。 現在インターネットなどで世界的に拡散している3Dプリント銃の3Dモデルは、一般的なFDM方式の3Dプリンターでプリント出来、素材にはABSなどのプラスチックが使われる。 今回提出された法案は、3Dプリント銃のフレームか胴体に金属探知機が感知出来る金属製のコンポーネントを埋め込むことを定めている。 アメリカでは昨年8月にネバダ州リノ・タホ国際空港で、空港保安職員が旅行客の機内持ち込み手荷物から3Dプリント銃と22口径用銃弾を発見、押収する事件が発生している。空港などのセキュリティチェックで3Dプリント銃を探知出来る法律の制定を求める声が高まっていた。
掲載日:2017年3月7 日:アメリカの大学研究チームが3Dプリンターを密封することで有害排気物質の除去が可能と発表
アメリカの大学研究チームが3Dプリンターを密封することで有害排気物質の除去が可能と発表アメリカの大学研究チームが、3Dプリンターを密封することで有害排気物質の除去が可能とする報告書を発表した。 イリノイ工科大学傘下の研究機関ビルド環境研究グループは、FDM方式の3DプリンターUPボックス+3Dプリンターを使い、3Dプリンターを密封した状態でVOC(揮発性有機化合物)の排出状況を観察した。 UPボックス+3Dプリンターはプリントエリア全体を箱で覆うような形状になっている。プリントエリアの蓋を完全に閉じた状態でVOCのUFP廃棄物で74%、HEPAフィルターシステムを使用することで91%削減出来ることがわかった。 FDM方式の3Dプリンターは、プリント時にVOCなどの有害物質が排出されると見られているが、現時点では特に安全上の規制や基準はない。3Dプリンターコミュニティの間では、FDM3Dプリンターを巡る安全上の基準確立を求める声が出始めている。 特にABSをプリントする際に大量のVOCが排出されるとされ、一部の研究者からはプリント時に空気清浄機やフィルタリングシステムの利用が推奨されている。 普及が進むFDM方式の3Dプリンターだが、利用時の安全性を求める動きが今後さらに高まるものと業界関係者は予想している。
掲載日:2017年3月6 日:ウィリアムズ・マルティーニF1レーシングチームが3Dプリンターをパーツ作りに使用
ウィリアムズ・マルティーニF1レーシングチームが3Dプリンターをパーツ作りに使用イギリスのFレーシングチームのウィリアムズ・マルティーニが、3Dプリンターをパーツ作りに使用し、話題になっている。 ウィリアムズ・マルティーニの製造クルーはオックスフォードシャーの開発拠点でカーボンファイバーを素材にカウリングなどのパーツ製造を行っている。3Dプリンターを利用することで従来よりも低コストで、かつ高スピードでの製造が可能になったとしている。 パーツのデザインはCADソフトウェアで行われ、EOSの製造センターへデータを転送、3Dプリントされる。 F1レーシングカーのパーツ作りに3Dプリンターを活用する機運は近年高まっている。大手3Dプリンターメーカーのストラタシスも、パーツ用プロトタイプの製造を3Dプリンターで行うなど、関与を深めている。 ウィリアムズ・マルティーニは1977年設立のイギリスのF1レーシングチーム。前身は1966年に設立されたフランク・ウィリアムズ・レーシングカーズで、2014年からメルセデスと提携してF1レースに参戦している。
掲載日:2017年3月5 日:アメリカの老舗靴メーカーが3Dプリントインソールメーカーを買収
アメリカの老舗靴メーカーが3Dプリントインソールメーカーを買収アメリカの老舗靴メーカーのエートレックス・ワールドワイドが、3DプリントインソールメーカーのSOLSを買収した。買収金額などについては明らかにされていない。 エートレックス・ワールドワイドは1946年設立。ニュージャージー州ティーンネックに拠点を置き、エートレックスのブランドでファッションシューズや医療用装身具などの製品を製造している。 SOLSは2014年設立。ニューヨークに拠点を置き、専用のスキャニングアプリをインストールしたスマートフォンからデータを3Dプリンターへ送信、カスタムインソールを製造するサービスを展開している。最近はロボティック・3Dプリントシューズ製造の新サービスを開始し、話題を集めていた。 一方、SOLSは経営不振が続き、今年1月には全従業員の20%をレイオフしていた。 エートレックス・ワールドワイドは最近アルバートスキャナーと名付けたフットスキャナーを店舗に設置し、顧客の足のデータをスキャンするサービスを開始していた。今回のSOLSの買収により、エートレックスはカスタムジンソール製造サービスも併せて開始するものと予想される。
掲載日:2017年3月4 日:カーペンターが3Dプリンター用メタルパウダーメーカーを買収
カーペンターが3Dプリンター用メタルパウダーメーカーを買収アメリカの合金メーカーのカーペンター・テクノロジー・コーポレーションが、3Dプリンター用メタルパウダーメーカーのピュリスを買収した。 発表によると、カーペンターはピュリスの保有する資産、特許、その他の知的財産などを総額3500万ドル(約39億5千万円)で買収した。 フィラデルフィアに拠点を置くカーペンターはプレミアム特殊合金のリーディングメーカー。チタン合金、ニッケル・コバルトスーパー合金、ステンレス、アロイスチールなどを製造している。 ピュリスはウェストバージニア州のブルーストンに拠点を置き、アディティブ・マニュファクチャリング用高機能メタルパウダーを製造している。 今回の買収により、カーペンターは3Dプリンター用チタンパウダー市場への参入を果たすことになる。3Dプリンター用チタンパウダー市場は、アディティブ・マニュファクチャリングの領域で最も急速に成長している市場とされる。特に航空宇宙、自動車、医療の領域での成長が著しいとされる。 市場調査会社のマーケッツアンドマーケッツは、3Dプリンター用メタルパウダー市場は2020年に6億4千万ドル(約723億円)規模に成長すると予想している。
掲載日:2017年3月3 日:ピザ3Dプリンター開発ベンチャー企業が100万ドルの資金調達に成功
ピザ3Dプリンター開発ベンチャー企業が100万ドルの資金調達に成功アメリカのピザ3Dプリンター開発ベンチャー企業が100万ドル(約1億1300万円)の資金調達に成功した。 資金を調達したのはビーヘックス社。調達した資金は同社の新型ピザ3Dプリンター 「シェフ3Dピザプリンター」の開発に使われる。 同社には2013年にNASAが12万5千ドル(約1412万円)出資したことで知られている。同時期にNASAは宇宙用3Dプリンターメーカーのメイド・イン・スペースにも出資している。 「シェフ3Dピザプリンター」は外食産業の作業自動化スペシャリストでピザチェーン店創業者のジム・グロート氏と共同で開発される予定。ビーヘックスは飲食店やアミューズメントパークの他、小売店やフェスティバルでの利用を想定している。 NASAによる同社のピザ3Dプリンターへの出資については、オクラホマ州選出のトム・コバーン上院議員が「無駄である」と批判しており、プロジェクトそのものの評価については意見が分かれている。今回の新たな資金調達についても、期待される投資効果が十分に得られる疑問視する声が小さくない。 食品3Dプリンターを製造する機運はこれまでに世界的に高まってきたが、商業的に成功したケースは未だに出現していない。多くの業界関係者はビーヘックスの食品3Dプリンターについても否定的に見ている。
掲載日:2017年3月2 日:ロシアの建設会社がわずか一日で3Dプリント住宅を建設
ロシアの建設会社がわずか一日で3Dプリント住宅を建設ロシアの建設会社エイピス・コアが、わずか一日で3Dプリント住宅を建設し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 3Dプリント住宅は、エイピス・コアが拠点を置くモスクワ近郊の町ステュピノに建設された。住宅の強度を確保するため、素材にファイバーグラス強化コンクリートが使われた。 建設に3Dプリンターを活用する機運が世界的に高まっているが、建設3Dプリンターの最大の強みは建設にかかる時間の短さと言われる。今回エイピス・コアがわずか一日で住宅を建設したことでそれが証明された事になる。 また、建設コストの安さも建設3Dプリンターの強みとされる。今回の住宅建設のコストはわずか10,134ドル(約114万円)で、内装込のコストは1㎡あたり275ドル(約31,000円)となっている。 3Dプリント住宅はこれまでに中国、オランダ、ドバイ、アメリカで試験的に建設されているが、本格的な汎用住宅の3Dプリンターによる建設は今回が世界初と見られる。建設3Dプリンターの本格的な普及が始まる可能性があると業界関係者は注目している。
掲載日:2017年3月1 日:スリーディーシステムズが2016年度決算を発表
スリーディーシステムズが2016年度決算を発表アメリカの3Dプリンター製造大手のスリーディーシステムズが、2016年度決算を発表した。 発表によると同社の2016年度売上は6億3300万ドル(約715億円)で、前年から3300万ドル(約37億円)減少した。一方、粗利益は3億900万ドル(約349億円)で、前年より1800万ドル(約20億円)増加した。 経常収支は3800万ドル(約43億円)の赤字で、大規模な暖簾焼却を余儀なくされた2015年度の経常赤字6億4200万ドル(約725億円)から大幅に改善した。 アメリカ証券取引委員会に提出された書類によると、「3Dプリンター用素材の売上が増加した一方、3Dプリンター本体とサービス関連の売上が減少した」としている。部門別では医療関連の売上が増加し、特に医療用素材と手術シミュレーションなどのアプリケーションの売上が伸びたとしている。 また、ソフトウェアの売上も好調で、対前年比で12.3%増加し、8770万ドル(約99億円)を売り上げた。 同社は昨年4月にHP出身のジョシ氏を新CEOに迎え、経営再建を図っている。2016年度決算の発表を受けたニューヨーク証券取引所での同社株価は17ドルで、一年前の10ドル台から60%上昇した。
掲載日:2017年2月28 日:TIKOに対する集団訴訟への参加を求めるキックスターターキャンペーンが開始
TIKOに対する集団訴訟への参加を求めるキックスターターキャンペーンが開始小型デルタ型3Dプリンター「TIKO(ティコ) 3Dプリンター」開発プロジェクトが先週突如中止されたが、開発者に対する集団訴訟への参加を求めるキックスターターのドラフトキャンペーンが開始された。 ドラフトキャンペーンはTIKO3Dプリンター開発プロジェクトのバッカーの一人、ローランド・ボールマン氏が始めたもの。同プロジェクトの被害者の内、集団訴訟へ参加する人が15名に達した段階で本キャンペーンとして正式にスタートするという。 「バッカーの逆襲」と名付けられたドラフトキャンペーンは、破綻したTIKO3Dプリンターの開発者に対し、 1.これまでに開発されたものすべてを公開し、オープンソース・パブリックドメイン化すること 2.残った資産をバッカーへ返還すること 3.保有している特許などをパブリックドメイン化すること などを求めている。 以上が実行されない場合、直ちに集団訴訟を提訴するとしている。 一方、事情に詳しい業界関係者によると、TIKO3Dプリンターの開発者は資金繰りが破綻しており、現金化できるような資産は残されていないと見ている。仮に集団訴訟が起こされたとしても、支払い能力がないことから資金の回収は事実上困難だとしている。 キックスターターにおいては、過去にシンガポールの3Dプリンターメーカー・パイレーツ3Dが巨額の資金を集めた後にキャンペーンが破綻し、問題化したことがある。クラウドファンディングの開発者の開発能力の審査機能強化を求める声が高まりそうだ。
掲載日:2017年2月27 日:今年のアカデミー賞のオスカー像が3Dプリンターで製造
今年のアカデミー賞のオスカー像が3Dプリンターで製造今年のアカデミー賞のオスカー像が3Dプリンターで製造され、話題になっている。 オスカー像を製造したのはニューヨークに拠点を置くポリック・タリックス・ファインアートファンドリー。同社は昨年、映画芸術科学アカデミーからアカデミー賞授与式が始まった1929年当時のオリジナルのオスカー像に近い60体のオスカー像の製造を依頼されたという。 ポリック社はオリジナルのオスカー像と最近のオスカー像のそれぞれを3Dスキャンし、新たなオスカー像をデザインした。デザインされたデータは3Dプリンターで出力され、ロストワックス法で製造された。 完成したオスカー像は耳と髪の部分がより強調され、また像が手にしている刀もよりシャープなデザインになっているという。 また、ポリック社はノミネートされた候補者のための223のブロンズ製のネームプレートの制作も依頼されたという。受賞者が決定すると、受賞者はオスカー像を授賞式会場内のポリック社のステーションへ持ち込み、ネームプレートがオスカー像に取り付けられるという。 今年で89回目を迎えたアカデミー賞だが、オスカー像の製造に3Dプリンターが使われたことは3Dプリンターの歴史においてのみならず、人類の歴史においても非常に画期的な出来事だと言えそうだ。
掲載日:2017年2月26 日:カラーファブが新本部へ移転
カラーファブが新本部へ移転オランダの3Dプリンター用フィラメントメーカーのカラーファブが新本部へ移転した。 新たにオランダのベルフェルドに建設された新本部は、本社機能に加え物流センターの機能も併せ持つ。ドイツとオランダの国境から半分の距離にあり、ヨーロッパにおける物流拠点として機能すると期待されている。 拠点に設けられた3Dプリンター研究室には30台以上の3Dプリンターが稼働し、各種のフィラメントのエクストルージョンテストなどが行われている。 カラーファブは2013年設立のオランダのベンチャー企業。これまでに金属系フィラメントのブロンズフィル、カッパーフィル、木系フィラメントのウッドフィル、バンブーフィル、カーボンファイバー強化フィラメントなどのユニークなフィラメントを相次いでリリース、世界中の3Dプリンターユーザーの高い支持を集めている。 また、独自開発した高機能フィラメント「カラーファブHT」に特化した高機能3Dプリンター「スタッカーS4]も開発、主に製造業のモノづくりの現場へ供給している。 直近の年商は推定で870万ドル(約9億8310万円)。現時点で従業員127人を雇用する規模に成長している。
掲載日:2017年2月25 日:TIKO 3Dプリンター開発プロジェクトが中止と発表
TIKO 3Dプリンター開発プロジェクトが中止と発表小型デルタ型3Dプリンター「TIKO(ティコ) 3Dプリンター」開発プロジェクトが大幅に遅れ、3Dプリンターコミュニティの話題になっていたが、現地時間の今週水曜日に突如プロジェクトの中止が発表され、問題になっている。 カナダ・トロントに拠点を置くTIKO 3Dは、「ソフトウェアとハードウェアの開発の頓挫、製造の困難、度重なる遅延、高いハードル、終わりのない許認可申請、想定外の営業費用、物流の悪夢、眠れない夜」等々と延々と綴ったコメントを披露、突然のプロジェクト中止を一方的に通知した。 TIKO 3Dプリンターは一2015年4月にキックスターターに登場、16,538人のバッカーから295万ドル(約3億3,500万円)の資金を集めていた。 これまでに北米のユーザーを中心に4,100名のバッカーがTIKO 3Dプリンターを受け取ったが、多くが性能不良により実際に稼働出来ないと苦情を申し立てていた。 業界関係者によると、TIKO 3Dは資金繰りが破綻し、事業の継続が不可能になったと見られている。現時点でおよそ12,000人の購入者が製品を受け取れていない状態となっているが、返金の可能性はほとんどないと見られる。 3億円以上の巨額の資金を集めた「人気プロジェクト」は、突如の事業中止という最悪の形で終わりを迎えた。 22日にキックスターターに投稿された同社のコメントは、「過去数年間我々をフォローして下さった皆さんは、起業の困難を目撃したことになります」とまるで他人事のように語っている。
掲載日:2017年2月24 日:ポリメーカーが新たに500万ドルの資金を調達
ポリメーカーが新たに500万ドルの資金を調達中国上海に拠点を置く3Dプリンター用フィラメントメーカーのポリメーカーが、新たに500万ドル(約5億6500万円)の資金を調達した。 第二ラウンドとなる資金調達には中国の大手ベンチャーキャピタルが応じたという。ポリメーカーは2015年にレノボ傘下のベンチャーキャピタル、レジェンドスターから第一ラウンドのシード資金を調達していた。 ポリメーカーは近年売上を順調に伸ばし、2016年度の売上は対前年比で200%増加した。 新たに調達された資金は同社の生産能力の拡大に加え、新製品の研究開発や顧客サポートに使われるという。 資金調達に併せ、同社は新たにアメリカ市場事業開発担当副社長にジェフリー・ウォルター氏を就任させた。ウォルター氏はサウスカロライナ州ヒルトンヘッド在住で、ポリメーカー入社前はプラスチックメーカーのトナープラスチックにて事業開発担当副社長として勤務していた。 ポリメーカーは中国本土に加え、アメリカ、オランダ、日本に営業拠点を置いている。
掲載日:2017年2月23 日:ディズニーがイギリスの3Dプリント人形メーカーを買収
ディズニーがイギリスの3Dプリント人形メーカーを買収ディズニーがイギリスの3Dプリント人形メーカーを買収していたことがわかった。 買収されていたのは2012年設立のメイキーラブ。同社は2015年にディズニーのベンチャー企業育成プログラム、ディズニー・アクセルレーター・スタートアップ・スキームに参加していた。 メイキーラブは、ユーザーがネット上でメイキーラブのキャラクターをカスタマイズして3Dプリンターで出力するサービスを提供している。 アメリカの技術系ネットメディアのテッククランチによると、ディズニーは昨年既にメイキーラブの技術と資産を買収していたという。 業界関係者の推測では、ディズニーはメイキーラブの技術を活用して自社が保有する各種のキャラクターのカスタム製造を行うのは間違いないとしている。 メイキーラブは自社のフェイスブックページで、「わが社の技術とプラットフォームは成功の内にファンタスティックなアメリカの巨大メディア企業によって買収されました。彼らはそれを使って素晴らしいことを成し遂げるでしょう」とコメントしている。
掲載日:2017年2月22 日:アメリカのバーチャルリアリティ機器開発ベンチャーがスイスの3Dスキャニングソフトウェア開発ベンチャーを買収
アメリカのバーチャルリアリティ機器開発ベンチャーがスイスの3Dスキャニングソフトウェア開発ベンチャーを買収アメリカのバーチャルリアリティ機器開発ベンチャーのマジックリープが、スイスの3Dスキャニングソフトウェア開発ベンチャーのDacudaを買収した。 Dacudaはチューリッヒに拠点を置くベンチャー企業で、スラムスキャンテクノロジーと名付けた3Dスキャニング技術を保有している。スラムスキャンテクノロジーは現存するほとんどのスマートフォンに搭載可能で、バーチャルリアリティなどの用途での利用が期待されている。 Dacudaの買収は既に完了し、同社は現在完全にマジックリープ傘下で運営されているという。 Dacudaはリアルタイムモバイル3Dスキャニング技術開発プロジェクトをグーグルの社内チーム「タンゴ」と共に行っている。 Dacudaは2014年にキックスターターのキャンペーンで当時世界最小のワイヤレス3Dスキャナーの開発資金50万ドル(約5650万円)の調達にも成功している。 マジックリープは2010年設立。フロリダのダニアビーチに拠点を置き、ヘッドセット型のバーチャルリアリティデバイスなどを開発している。同社はこれまでにグーグル、アリババ、アンドリーセン・ホロヴィッツなどから総額14億ドル(約1582億円)の巨額の資金を調達している。 アメリカの経済誌フォーブスは、マジックリープの企業価値を45億ドル(約5085億円)と見積もっている。
掲載日:2017年2月21 日:アップルがイスラエルのフェイシャル3Dスキャニングソフトウェア企業を買収
アップルがイスラエルのフェイシャル3Dスキャニングソフトウェア企業を買収アップルがイスラエルのフェイシャル3Dスキャニングソフトウェア企業のリアルフェイスを買収した。買収金額は200万ドル(約2億2600万円)と見られる。 リアルフェイスは2014年設立。テルアビブに拠点を置き、顔認識技術を核とした各種のソフトウェアを開発している。 今回の買収により、アップルがiPhoneの次のシリーズに何らかの顔認識機能を盛り込むのではという噂が広がっている。 リアルフェイスはアディ・バルジライ氏とアビブ・マダー氏の二人が設立した。設立に際し100万ドル(約1億1300万円)の資金を調達している。同社の主力ソフトウェアは低消費電力デバイスで動作可能で、例えばiPhoneなどのスマートフォンのログイン用顔認識に使われる。 また、同社のソフトウェアは各種のAR、VRデバイスでも利用可能という。 アップルはこれまでにフラッシュメモリーメーカーのアノビットや、3Dセンサーメーカーのプライムセンスなどを買収している。リアルフェイスはアップルが近年買収した四社目のベンチャー企業となる。
掲載日:2017年2月20 日:ベルギーのダイヤモンドブランドが3Dプリントカスタムネックレスの販売を開始
ベルギーのダイヤモンドブランドが3Dプリントカスタムネックレスの販売を開始ベルギーのダイヤモンドブランドBaunatが、3Dプリントカスタムネックレスの販売を開始した。 アントワープに拠点を置くオンラインシステム開発のTwikitと共同で始めたもので、GVS2ダイヤモンドと18金チェーンをベースに、注文者の名前などをカスタムデザイン出来る。価格は1,800ユーロ(約21万6千円)からとなっている。 注文者は同社のウェブサイトから自分の名前を入力、テキストスタイル、チェーンの色を指定し、注文する。注文データは3Dプリンターへ送られ、ロストワックス用型が製造される。ロストワックスで製品を作り、研磨などの工程を経て注文者へ発送される。 Baunatは2008年にステファン・モラディアン氏とスティーブン・ボーレンズ氏が設立した。店舗販売を行わず、ネット通販に特化する事で高品質のダイヤモンドを低価格で販売し、業績を拡大している。 ベルギーのアントワープには3千社程度のダイヤモンド取り扱い業者が集まっているとされているが、Baunatの始めた新たなビジネスは業界関係者の注目を集めている。
掲載日:2017年2月19 日:カスタムフィットサングラス製造のクラウドファンディングキャンペーンが開始
カスタムフィットサングラス製造のクラウドファンディングキャンペーンが開始カスタムフィットサングラス製造のクラウドファンディングキャンペーンが開始され、話題になっている。 キャンペーンを開始したのはアメリカのサングラス製造ベンチャー企業のスケルメット。インディゴーゴーで始まったキャンペーンは世界で最も軽量でベストフィットするスポーツサングラス「ファルコン」の製造を目指すとしている。 インディゴーゴーでの説明によると、同社は独自に開発した3Dスキャニング技術で一人一人の顔をスキャンし、カスタマイズされたスポーツウェアサングラスを製造するという。具体的には、ユーザーがスケルメットのスマホアプリを自分のスマホにインストールし、スマートフォンで自分の顔をスキャン、データをスケルメットへ転送する。 送られたデータをスケルメットは3Dフィットソフトウェアで解析し、86のキーポイントを指定してカスタムフィットサングラスをデザインする。 デザインされたデータはEOSのP1103Dプリンターで製造される。P1103Dプリンターはナイロンプラスチックを素材にしていて、重量わずか17グラムのカスタムフィットサングラスが製造出来るという。 色はグラファイトブラック、サファイアブラック、アルパインホワイトの三色から選べる。 インディゴーゴーでの販売価格はアーリーバードスペシャル価格が229ドルとなっている。
掲載日:2017年2月18 日:シリアの歴史遺産を3Dプリンターで修復
シリアの歴史遺産を3Dプリンターで修復ローマの歴史家グループが破壊されたシリアの歴史遺産を3Dプリンターで修復し、話題になっている。 修復されたのはシリアのパルミラで過激組織ISISによって破壊された二つの胸像。ISISは2015年と2016年の二度に渡って同地を占領し、修復された二つの胸像を含む多くの歴史遺産を破壊した。 シリア紛争が始まった2011年まで、パルミラは中東で最も多く観光客を呼ぶ人気観光都市だった。同市にあるベル寺院や勝利のアークなど四施設がユネスコの世界遺産に登録され、年間10万人以上の観光客を集めていた。しかし、ISISが同市を占領するとISISはそれらをイスラム教が禁じている偶像崇拝の対象だとして破壊してしまった。 2015年頃より破壊されたパルミラの歴史遺産を修復しようという活動が始まり、3Dプリンターを使ってレプリカなどを作る機運が高まった。一部はレプリカで再現され、現在イギリスのトラファルガー広場やニューヨークのタイムズスクエアなどで展示されている。 今回修復されたのはレプリカではなく、欠損した部分を3Dプリンターで製造してパッチをあてる形で復元されたもの。修復完了後、胸像はシリアのダマスカスにある博物館に送られる予定だという
掲載日:2017年2月17日:メーカーボットが社員の30%をレイオフへ
メーカーボットが社員の30%をレイオフへストラタシス傘下のデスクトップ3Dプリンターメーカーのメーカーボット・インダストリーズが、社員の30%をレイオフする。 現地時間の昨日同社CEOナダブ・ゴシェン氏が明らかにしたもので、推定で80-100名の社員が対象になる。ゴシェン氏によると、今回のリストラクチャリングによりメーカーボットは「中核製品に集中し、より小さいグループに再編成する」ことが可能になるとしている。 残される社員は主にハードウェアとソフトウェアの開発部門に投入される予定。また、レイオフの対象になる社員には退職金と再就職支援プログラムが提供される。 メーカーボットは2015年にも直営店3店舗の閉鎖を含む大がかりなリストラクチャリングを実施している。 メーカーボットは2013年にストラタシスに4億ドル(約452億円)で買収され、同社の子会社になった。ストラタシスによるメーカーボットの買収はストラタシスの業績にも影響を与え、ストラタシスに巨額の営業暖簾償却を余儀なくさせていた。 今回の発表を受け、ニューヨーク証券取引所でのストラタシスの株価は1.82%下落した。
掲載日:2017年2月16 日:イギリスの3Dプリンティング企業が後工程マシンの開発費用625,000ポンドを獲得
イギリスの3Dプリンティング企業が後工程マシンの開発費用625,000ポンドを獲得イギリスの3Dプリンティング企業アディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーズ(AMT)が、3Dプリントされた造形物の後工程マシンの開発用に625,000ポンド(約8,875万円)を獲得した。 開発費用はイギリスの公的資金イノベートUKから拠出される。開発プロジェクトの機関は二年間。 3Dプリンターの中でも特にFDM方式の3Dプリンターでモノを造形する場合、プリントの精度から表面がスムースにならないケースが多い。その場合、表面を研磨などしてスムースにする後工程のプロセスが重要になる。今回AMTが開発するのはその後工程を専門に行うマシン。 AMTは既に後工程マシン「ポストプロ3D」を開発、スポーツシューズや歯科用インプラントの後工程に使われている。「ポストプロ3D」では表面加工にプッシュ技術と呼ばれる技術が活用されており、滑らかな仕上がりにフィニッシュさせることが出来る。なお、プッシュ技術はシェフィールド大学からライセンス供与されている。 後工程マシンが普及することで、モノづくりの現場で3Dプリンターがさらに普及すると関係者は期待している。
掲載日:2017年2月15 日:ロシアの建設会社がモスクワ近郊に37㎡の3Dプリント住宅を建設
ロシアの建設会社がモスクワ近郊に37㎡の3Dプリント住宅を建設ロシアの建設会社エイピス・コアがモスクワ近郊に37㎡の3Dプリント住宅を建設し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 3Dプリント住宅が建設されたのはモスクワ近郊の町ステュピノで、エイピス・コアが開発したコンクリート3Dプリンターを使いわずか一日で建設されたという。 同社の3Dプリント住宅建設プロジェクトは昨年10月から始まり、今年に入ってからコンクリート3Dプリンターの稼働が始まった。今回ステュピノに建設された3Dプリント住宅は展示用にそのまま設置されるという。 同社のコンクリート3Dプリンターはテレスコピックアーム方式で、センタープラットフォームを中心に稼働する仕組みになっている。住宅内で稼働出来、トラックなどでの運搬が簡単なのも特徴という。 エイピス・コアによると、同社のコンクリート3Dプリンターは最大132㎡のサイズの住宅建設が可能で、わずか二人のオペレーターで操作が可能という。 建設コストは1㎡あたり103ドル(11,639円)から155ドル(約17,515円)程度と見積もっている。 同社はロシアを皮切りに、ヨーロッパ、アジア、北米アメリカなどで3Dプリント住宅の建設を開始するとしている。
掲載日:2017年2月14 日:TIKO 3Dプリンター開発プロジェクトが大幅に遅れ、コミュニティの話題に
TIKO 3Dプリンター開発プロジェクトが大幅に遅れ、コミュニティの話題に小型デルタ型3Dプリンター「TIKO(ティコ) 3Dプリンター」開発プロジェクトが大幅に遅れ、3Dプリンターコミュニティの間で大きな話題になっている。 TIKO 3Dプリンターは一体型のユニボディ構造のデルタ型3Dプリンターで、2015年4月にキックスターターに登場、179ドル(約2万円)という低価格と高品質の3Dプリンティング性能を売りに16,538人のバッカーから295万ドル(約3億3,500万円)の資金を集めていた。 キックスターターのキャンペーンでは当初、TIKO 3Dプリンターの出荷を2015年12月から開始するとしていたが、開発の遅れから出荷は2016年7月にずれ込んだ。その後1,000台のTIKO 3Dプリンターがカナダ・バンクーバーの物流拠点へ送られるとしていたが、これも同年12月にずれ込んだ。 出荷の遅れから3Dプリンターコミュニティでは同社の開発能力を疑う声が高まり、Redditやキックスターターの掲示板で問題を指摘するコメントが相次いで投稿されるようになった。 その後同社は3Dプリンターの価格とは別に55ドルを送料として購入者に請求すると発表し、購入者の反発を招いた。その頃より同社の資金繰りを懸念する声が上がり始めた。 プロジェクトの遅れを懸念する声に対し、同社からは反発するコメントが出され、更なる炎上を呼ぶ展開になっている。 現在のところ、およそ12,000人の購入者が製品を受け取れていない状態となっている。 また、製品を受け取った購入者からも「Wi-Fiに接続できない」「フィラメントがジャムする」「本体の一部が曲がっている」などの苦情が寄せられているという。 同社は従業員の多くをレイオフし、リストラを行いながら事業を継続するとしているが、同社の今後の行方を懸念する声が高まっている。
掲載日:2017年2月13 日:台湾の震旦集団(オーロラグループ)が2016年度の3Dプリンター売上が対前年比で23%増加と発表
台湾の震旦集団(オーロラグループ)が2016年度の3Dプリンター売上が対前年比で23%増加と発表台湾のオフィス家具小売・オフィス機器販売大手の震旦集団(オーロラグループ)が、2016年度の3Dプリンター売り上げが対前年比で23%増加したと発表した。 オーロラグループは2013年にアメリカの3Dプリンター製造大手のストラタシスと中国における販売代理店契約を締結、ビジネスユースの3Dプリンターの販売を行ってきた。その後オリジナルブランドの3Dプリンター「オーロラF1」の販売も開始している。 近年は中国の中国医療大学と提携し、インプラントなどの歯科医療用3Dプリンターの開発を行っている。 オーロラグループは1965年設立。創業時よりOA事業を展開し、現在までにシャープ、リコー、コニカミノルタの複合機の販売代理店となっている。最近は中国大陸での売上を伸ばし、売上全体の66%が大陸、34%が台湾での売上となっている。
掲載日:2017年2月12 日:オーガノボ、2016年度の売上が前年の三倍に増加
オーガノボ、2016年度の売上が前年の三倍に増加アメリカのバイオ3Dプリンターメーカーのオーガノボが、2016年度決算を発表した。売上が前年の三倍に増加した。 発表によると、同社の2016年度売上は148万3千ドル(1億6,758千万円)で、前年の57万1千ドル(約6,452万円)の三倍弱となった。 売上の内訳は、製品・サービスの売上80万6千ドル、共同事業による売上48万6千ドル、助成金19万1千ドルとなっている。中でも共同事業による売上は前年の三倍以上に拡大した。 一方、営業損失は3,863千万ドル(約43億6,519万円)で、前年から834万ドル増加した。 売上増加の理由としては2015年から始まった化粧品製造大手ロレアルとの人工皮膚製造事業の収益化と、製薬会社の試験用肝臓細胞バイオプリンティング事業が拡大したことなどが挙げられている。 2017年度の見通しについて、オーガノボの会長兼CEOのキース・マーフィー氏は、投資家にとって「エキサイティングな年になる」とコメントしている。 増資により同社が保有する現金は6,209万ドル(約70億1,617万円)に増加しているが、現行のキャッシュ流出レートがこのまま維持された場合、同社の現金は二年で底をつく。マーフィー氏も「資源分配を慎重に行い、事業の成長と経営効率をバランスさせるために努力する」としている。
掲載日:2017年2月11 日:ペンダントライトの3Dファイルがキックスターターで人気
ペンダントライトの3Dファイルがキックスターターで人気ペンダントライトの3Dファイルがキックスターターで人気を集めている。 ニューヨーク・ブルックリンに拠点を置くCW&Tアート・アンド・デザインスタジオはデザインした100種類のペンダントライトのランプシェードの3Dファイルをアップロードし、キックスターターで販売した。キャンペーンは人気を呼び、236人のバッカーから10,855ドル(約122万円)を集める結果となった。 キャンペーンでのオファーは3Dファイル一つをダウンロード出来る権利が1ドル(約113円)。ライト用ソケット、コード、プラグ、3Dファイル一つのキットが45ドル(約5,085円)となっている。 ユーザーは指定されたサイトにアップロードされた100種類のデザインから好きなものを選び、自分の3Dプリンターでプリントする。プリント用素材にはPLAが推奨されていて、プリントにかかる時間は10-20時間程度という。 デザインしたのはチャイ・ウェイ・ワング氏とテイラー・レビー氏の二人。オートデスクのフュージョン360でデザインしたという。 3Dプリンター用3Dファイルがキックスターターで販売されるのは珍しい。業界関係者は今後も類似のキャンペーンが出てくるものと注目している。
掲載日:2017年2月10 日:HPがアイルランドの生産拠点を閉鎖、従業員500人が失職へ
HPがアイルランドの生産拠点を閉鎖、従業員500人が失職へHPがアイルランドの生産拠点を閉鎖する。HPが公式声明で表したもので、アイルランドのリークスリップ工場が年内に閉鎖されるという。従業員500名は失職する。 同拠点は1995年設立、インクジェットプリンター用カートリッジを製造していた他、研究開発施設としても使われていた。 HPは昨年10月に大規模なリストラクチャリング計画を発表し、2019年までに全世界で3,000人から4,000人の従業員を解雇するとしていた。今回の計画もその一環と見られる。 クラウドコンピューティングとポータブルデバイスが世界規模で普及する中、HPの主力製品であるパソコンとプリンターは出荷が伸び悩んでいる。また、ペーパーレス化を志向するトレンドも相まってプリンターとプリンター用カートリッジの出荷が落ち込んでいる。 HPは、今回の閉鎖の決定に従業員の勤務態度は全く関係ないとしている。一方、同地域で最大の雇用主であった同工場の閉鎖は、地元関係者に大きな衝撃を与えている。 HPは、解雇される従業員の転職先を確保する支援プログラムを提供するとしている。
掲載日:2017年2月9 日:オートデスクのカール・バスCEOが辞任
オートデスクのカール・バスCEOが辞任大手CADソフトメーカーのオートデスクのカール・バスCEOが辞任する。辞任日は現地時間の2月8日で、一緒に他の二人の取締役も辞任する。バス氏は辞任後もオートデスクの取締役には留まる予定。 バス氏はオートデスクのCEOを十年以上務め、同社を3DCADソフトメーカーのリーディングカンパニーに育て上げた。最近は特に3Dプリンターの領域への関与を深め、自社開発したSLA3Dプリンター「SPARK」をオープンソース化し、世界的な普及を目指していた。 オートデスクは最近、ソフトウェア販売による事業モデルからサブスクリプション方式の事業モデルへの切り替えを行っていた。事業モデルの変更に伴い、オートデスクの直近の事業収支は赤字となっていた。 バス氏と共にジェフ・クラーク取締役とスコット・ファーガソン取締役も辞任する。 バス氏の辞任理由は明らかになっていないが、バス氏は最近トランプ大統領を「独裁者と中小企業オーナーの中間にいるような人物」などと批判する発言をしていた。トランプ大統領に対しては、グーグルやアップルなどのシリコンバレーのハイテク企業が軒並み反発的な態度を示しており、バス氏の辞任に同氏のトランプ大統領への対応が何らかの形で関係したと見る関係者もいる。 現在のところ、後任CEOについてのアナウンスメントはない。
掲載日:2017年2月8日:アーカムの2016年度売上が対前年比で12.5%増加
アーカムの2016年度売上が対前年比で12.5%増加スウェーデンのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーのアーカムの2016年度売上が、対前年比で12.5%増加した。売上7,300万ドル(約82億円)で、2015年度の6,500万ドル(約73億円)から9億円増加した。経常収支は120万ドル(約1億3400万円)の赤字だった。 アーカムは昨年GEによる14億ドル(約1,568億円)規模のTOB買収により同社の子会社となっている。買収完了時点でGEはアーカムの発行済み株式の76.15%を保有している。 アーカムは独自開発したエレクトロンビームメルティング方式の3Dプリンターを製造しており、現時点で25台の受注残を抱えている。昨年には新たに開発したアーカムQ10、Q20シリーズをリリースしており、業績を拡大している。 アーカムはドイツのコンセプトレーザーと共にGEのサプライチェーンに組み込まれている。GEでは特に航空宇宙分野におけるアディティブ・マニュファクチャリングの市場規模を4億8千ドル(約537億円)規模と見積もっている。 アーカムはメタル3Dプリンター用メタル素材も供給しており、現時点で3Dプリンター用チタンパウダー市場の50%程度のシェアを持っているとされる。
掲載日:2017年2月7日:ストラタシス、最新3Dプリンター「F123シリーズ」を公開
ストラタシス、最新3Dプリンター「F123シリーズ」を公開現在ロサンゼルスで開催中のソリッドワークスワールド2017で、ストラタシスが同社最新の3Dプリンター「F123シリーズ」を公開している。 F123シリーズはFDM方式の3Dプリンターで、25.4㎝から35.56㎝までの三種類のビルドボリュームサイズが選択出来る。素材はPLA、ASA、ABS、PC-ABSの四種類10色が利用可能。 F123シリーズは小型冷蔵庫程度のサイズで、オフィス用にデザインされている。ラピッドプロトタイピングを活用するデザイナーをターゲットにしており、プロダクトデザインにはBMW傘下のデザイン会社デザインワークスも参加したという。 F123シリーズの価格は現時点では公表されていない。 3Dモデルのハンドリングではストラタシスが独自開発したインサイトスライサーソフトが使われ、ほとんどすべてのタイプのCADファイルが扱える。また、ソリッドワークスのソフト用アドインも用意されており、ソリッドワークスとの連携がストレスなく行えるのが特徴だとしている。
掲載日:2017年2月6日:サンフランシスコの夫婦死亡事故はレーザーカッターが原因か?
サンフランシスコの夫婦死亡事故はレーザーカッターが原因か?先々週サンフランシスコ近郊の町バークレーで発生したロジャー・モラシュさん(35歳)とバレリー・モラシュさん(32歳)の一酸化炭素中毒による死亡事故は、3Dプリンターではなくレーザーカッターが原因である可能性があるとアメリカの3Dプリンター専門メディアが伝えている。 マサチューセッツ工科大学の卒業生であった二人は自宅兼オフィスのアパートにFDM方式の3Dプリンターとレーザーカッターを設置し、研究用実験モデルの作成などに利用していた。事故発生直後、現地新聞メディアは二人が使用していた「レーザー3Dプリンター」から発生した一酸化炭素が二人を死に至らしめたと報道していた。 しかし、二人が使用していたのはFDM方式の3Dプリンターで、「レーザー3Dプリンター」ではなかったと3Dプリンター専門メディアは伝えている。 一般的なFDM方式の3Dプリンターは素材にPLAやABSなどのポリマー系樹脂を使うが、特にABSを使う場合、プリント時にパーティカルと呼ばれる有毒物質が放出される可能性があると一部の研究者が指摘している。一方、プリント時に一酸化炭素が発生するとする事象はこれまでに確認されていない。 二人の解剖は既に終わっており、現地警察は解剖レポートを入手しているものと推察されるが、内容についてはこれまでに公表されていない。
掲載日:2017年2月5日:ロエベが男性用3Dプリントブレスレットをリリース
ロエベが男性用3Dプリントブレスレットをリリーススペインの高級ファッションブランドのロエベが、男性用3Dプリントブレスレットをリリースする。 ブレスレットはロエベの2017/2018秋冬男性用キャンペーンでリリースされる。ベルリンに拠点を置くデザインスタジオVOJDスタジオが、SLS3Dプリンターを使って製造した。 ブレスレットはVOJDスタジオが開発したセラミック混合素材で製造されるという。 ファッション・アパレルの領域で3Dプリンターの活用が試行されているが、高級ファッションブランドが3Dプリンターで製造した製品を本格的に販売するのは今回が世界初と見られる。 3Dプリンターの価格低下と性能向上がファッション・アパレル業界での3Dプリンターのさらなる普及を促すと予想されているが、特にジュエリーの領域における3Dプリンターの活用が今後さらに盛んになると見られる。 VOJDスタジオはSLSL3Dプリンターを使ったジュエリー製造を「廃棄物ゼロ技術」で行っており、これまでにロエベの他アレキサンダー・マックイーン、アクリス、カロナイナ・ヘレラなどのブランドと協業している。
掲載日:2017年2月4日:イギリスが次世代マニュファクチャリングハブを建設
イギリスが次世代マニュファクチャリングハブを建設イギリスが次世代マニュファクチャリングハブを建設する。 建設がスタートしたのはMAPPと呼ばれる施設で、最新のアディティブ・マニュファクチャリング技術の集積を目指す。MAPPはManufacture using Advanced Powder Processes(先端パウダープロセスを使ったマニュファクチャリング)の略。 同技術の普及により製造コスト、エネルギー消費、産業廃棄物の排出量を同時に削減する事が可能になるという。 施設の竣工イベントには各業界から150名の招待客が集まった。イベントでの挨拶で、施設ディレクターのイアイン・トッド氏がスピーチし、施設の目指すゴールとビジョンについて語った。 現在、パウダーベースのメタル3Dプリンティング技術の開発競争が世界的に繰り広げられていて、イギリスはやや遅れたポジションにいる。MAAPの開設と次世代パウダーベースのアディティブ・マニュファクチャリング技術の獲得により、遅れを取り戻したい狙いが背後にあるものと業界関係者は推察している。
掲載日:2017年2月3日:オンデマンド3Dプリンティングマーケットプレース運営ベンチャー企業が2300万ドルを調達
オンデマンド3Dプリンティングマーケットプレース運営ベンチャー企業が2300万ドルを調達オンデマンド3Dプリンティングマーケットプレースを運営するベンチャー企業Xometryが2300万ドル(約26億4500万円)を調達し、話題になっている。 Xometryは米メリーランド州に拠点を置くベンチャー企業。今回の出資チームにはGE系列のベンチャーキャピタルのGEベンチャースや、著名ベンチャーキャピタルのハイランド・キャピタルパートナーズなどが含まれている。 Xometryは全米の製造業者をネットワークするマーケットプレースを運営し、参加者は自社の案件をアップロードし、それに応じる企業からの見積もりや仕様などをオンデマンドで入手出来る。同社のクライアントにはGE、MITリンカーン研究所、NASA、アメリカ陸軍などが含まれている。 XometryのマーケットプレースではCNCマシニング、シートメタル、3Dプリンティング、ウレタンキャスティングなどの仕事をマッチングしている。同社は現時点で全米35州での4000社の顧客を抱えているという。マーケットプレースへは製造者側は無料で参加出来る。 今回調達した資金はマーケットプレースの機能を強化するために使われる予定。
掲載日:2017年2月2日:レニショーが北米新本部と3Dプリンティングソルーションセンターを開設
レニショーが北米新本部と3Dプリンティングソルーションセンターを開設イギリスの工作機械製造大手のレニショーが、北米新本部と3Dプリンティングソルーションセンターを開設する。 開設されるのは米イリノイ州シカゴ近郊の町ウェスト・ダンディー。二階建ての建物は12,350平方メートルの大きさ。本部機能の他、倉庫と物流センターも併設される。 3Dプリンティングソルーションセンターの開設により、「顧客にコスト効率の良い、メタルアディティブ・マニュファクチャリング技術のハンズオンの経験を提供する事が可能になった」と同社会長兼CEOのデビッド・マクマートリー氏はコメントしている。 レニショーのプレスリリースによると、新本部・3Dプリンティングソルーションセンターは今年三月に開設式を行い、今年10月までには旧本部から完全に移転するという。 レニショーは昨年にインドにも3Dプリンティングソルーションセンターを開設している。レニショーは現時点でイギリス最大のメタルアディティブ・マニュファクチャリングシステムのプロバイダーとなっている。
掲載日:2017年2月1日:スリーディーシステムズ、歯科用3Dプリンティング素材メーカーを買収
スリーディーシステムズ、歯科用3Dプリンティング素材メーカーを買収アメリカの3Dプリンター製造大手のスリーディーシステムズが、歯科用3Dプリンティング素材メーカーのバーテックス・グローバル・ホールディングスを買収した。同社によるM&Aとしては今年初のケースとなる。 バーテックス社は75年の社歴を持つ老舗企業で、80ヶ国に歯科用素材を供給している。同社は近年3Dプリンティング素材の開発を強化し、これまでに12種類の3Dプリンティング素材を開発、70ヶ国で使用認可を取得している。 同社の3Dプリンティング素材は歯科用モデル、ドリル用テンプレート、入歯、クラウン、ブリッジなどの作成に使われている。 同社買収に伴い、バーテックス・デンタルのCEOリク・ジェイコブ氏がワールドワイドビジネス担当マネージャーとしてスリーディーシステムズに入社する。 スリーディーシステムズは医療・歯科医療分野への進出を強化しており、今回のバーテックス社の買収もその戦略の一環と見られる。 今回の買収の詳細は明らかにされていないが、スリーディーシステムズの「非GAAPベースの収益に直ちに影響を与える」レベルであるとしている。
掲載日:2017年1月31日:ExOneが大規模なリストラ計画を発表
ExOneが大規模なリストラ計画を発表ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカーで米ナスダック上場のExOneが大規模なリストラ計画を発表した。 ExOneが米証券取引委員会に提出した書類によると、「北米市場におけるモールドバインダージェット3Dプリンターと産業用サンドコア技術の供給の再フォーカスを開始する」ための一連の計画であるとしている。 ExOneは昨年2016年度において売上の増加を果たしたが、3Dプリンター部門は利益を確保できなかった。同社の株価は一年前の低水準レベルのまま推移している。 業績改善を果たすため、同社はネバダ州北ラスベガスのプロダクションセンターをテキサス州ヒューストン拠点に統合し、ミシガン州チェスター拠点のノンコア事業部門を閉鎖するとしている。 同社は、北米市場におけるサンドプリンティング技術への需要は高まっているとみており、同社の主力製品の一つであるS-Maxプラットフォームを市場に提供してゆくとしている。
掲載日:2017年1月30日:サンフランシスコ近郊に住む夫婦が3Dプリンターによる一酸化炭素中毒で死亡か?
サンフランシスコ近郊に住む夫婦が3Dプリンターによる一酸化炭素中毒で死亡か?サンフランシスコ近郊の街バークレーに住む夫婦が、3Dプリンターによる一酸化炭素中毒で死亡したとして大きなニュースになっている。 死亡したのはロジャー・モラシュさん(35歳)とバレリー・モラシュさん(32歳)の二人。現地時間の今週月曜日に自宅で死亡しているところを友人に発見された。死亡時自宅内には3Dプリンターから発生したとみられる一酸化炭素が充満していたという。 マサチューセッツ工科大学出身の二人は自宅をオフィスとしても利用しており、3Dプリンターを頻繁に利用していたとみられる。 一方、アメリカの3Dプリンター専門メディアが現地の警察に取材したところでは、二人の死亡の原因が3Dプリンターによるものとは特定されていないとしている。警察は二人の毒性学的調査報告を受けておらず、死亡原因の特定には数週間程度かかるとしている。 二人の自宅には小型の3Dプリンターとレーザーカッターが設置されていて、二人は研究用の実験モデルなどの製造に利用していた。二人が死亡した時にはいずれも稼働していなかったという。 現地メディアは、憶測に惑わされずに正式な調査結果を待つよう促している。 二人の葬儀は現地時間の今週金曜日に執り行われた。葬儀に際し、二人のために開設されたGoFundMeのキャンペーンには15,000ドル(約172万円)の資金が集まった。
掲載日:2017年1月29日:ワークショップ・フォー・ウォリアーズが10万ドルの寄付金を民間企業から獲得
ワークショップ・フォー・ウォリアーズが10万ドルの寄付金を民間企業から獲得アメリカの退役軍人向け職業教育プログラムを提供している非営利団体のワークショップ・フォー・ウォリアーズが、10万ドル(約1,150万円)の寄付金を民間企業から獲得し、話題になっている。 寄付金を提供するのはミズーリ州に拠点を置く製造機器販売会社のジョンストン・カンパニー。今後四年間に3Dプリンティング技術を含む教育事業に10万ドルを提供する。 ワークショップ・フォー・ウォリアーズへは現在500名もの退役軍人がプログラムのウェイティングリストに登録されており、寄付金はこれから新たにプログラムに参加する人に使われるという。 ジョンストン・カンパニーは1968年設立。航空宇宙を含む製造現場に多くの顧客を抱え、切削加工機などの各種の製造機器を販売している。 ワークショップ・フォー・ウォリアーズではCADソフトソリッドワークスを使ったデジタルマニュファクチャリング技術を教えており、プログラムを履行・修了することでCSWP、CSWAなどのソリッドワークスの認定資格を取得する事が出来る。 プログラムには2015年末時点で250人が参加しており、就職率は100%に達しているという。 アメリカでは退役軍人の再就職・社会復帰が大きな社会問題になっているが、ワークショップ・フォー・ウォリアーズ の活躍は新たな取り組みとして関係者の注目を集めている。
掲載日:2017年1月28日:アウディがEOSと業務提携契約を締結
アウディがEOSと業務提携契約を締結ドイツの自動車メーカーのアウディが、ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのEOSと業務提携契約を締結した。 発表によると、EOSのアディティブ・マニュファクチャリング技術は「アウディの機器とプロトタイプの製造や、モータースポーツの領域で活用される」という。 EOSは独自開発したディレクト・メタル・レーザー・シンタリング方式によるメタル3Dプリンターを製造している。 アウディはドイツのインゴルシュタット市に3Dプリンティングセンターを建設中。インゴルシュタット市にはアウディが年間50万台を生産する同社最大の製造拠点があり、EOSの3Dプリンターはこの3Dプリンティング・センターに設置される。 アウディは近年3Dプリンターへの関与を深めており、本件とは別に、ベンチャー企業のパートタイム・サイエンティストと共同で月面探査機アリーナを3Dプリンターで製造している。
掲載日:2017年1月27日:ドイツの3Dプリンターメーカーのキックスターターキャンペーンが突如停止
ドイツの3Dプリンターメーカーのキックスターターキャンペーンが突如停止ドイツの3Dプリンターメーカー、ネクストダイナミクスのキックスターターキャンペーンがキックスターターによって突如停止され、騒ぎになっている。 停止されたのはネクストダイナミクスのポリジェット3Dプリンター、NexD13Dプリンターのキャンペーン。キャンペーン期間終了までわずか一日を残しての停止だった。 NexD13Dプリンターのキャンペーンは、開発元のネクストダイナミクスが約束している性能が本当に実現出来るのかという疑問が多く投げかけられる異例のキャンペーンとなった。 キャンペーン自体は順調に推移し、アメリカ東海岸現地時間の昨日時点で363,994ユーロ(約4,368万円)の資金を集めていた。一方、今月中頃までにはキャンペーンに疑問を持った多くのバッカー達が出資のキャンセルを始めていた。 ネクストダイナミクスは、NexD13Dプリンターの造形模様をYouTube動画で公開していたが、少なくない数のバッカーがその内容に疑問を持ち、動画はCGで捏造されたものであると判断していた。 キックスターターはバッカーの安全を確保するためキャンペーンを停止し、「キャンペーンの停止は不可逆的である」としている。 なお、バッカーの出資金は全額返金される。
掲載日:2017年1月26日:SLMソルーションズのマーカス・レクリンCEOが解任
SLMソルーションズのマーカス・レクリンCEOが解任ドイツのハイエンドメタル3Dプリンターメーカー、SLMソルーションズのマーカス・レクリンCEOが解任された。発表によると、同氏はCEOとSLMソルーションズの取締役会メンバーの任を同時に解かれた。 後任にはSLMソルーションズCFOのウェ・ボーガーシャウセン氏が就任した。レクリン氏解任の理由は明らかにされていない。 SLMソルーションズを巡っては昨年GEによる同社買収劇が業界の話題を集めた。SLMソルーションズに対してGEは7億3,300万ドル(約842億円)のTOB方式による買収オファーを行い、買収は当初成立するものと見られていた。しかし、SLMソルーションズの筆頭株主で投資ファンドのエリオット・マネジメントが買収に反対し、買収は不成立に終わっていた。 GEはその後、SLMソルーションズのライバル企業コンセプトレーザーとスウェーデンのアーカムを買収している。 GEによる買収が不成立に終わったSLMソルーションズは、昨年12月に2016年度業績見通しを下方修正し、特に同年下半期の業績見通しが不確実なものになったと悲観的に見ていた。今回のレクリンCEO解任の背景に同社の業績低迷が関係しているかは明らかにされていないが、業界関係者の一部ではGEによる買収不成立に伴う同社業績低迷が解任の理由になったと見ている。 レクリン氏はボストンコンサルティング、ベインキャピタルなどを経て2013年にSLMソルーションズに入社、CEOとしての契約を2018年6月まで残していた。
掲載日:2017年1月25日:義手義足製造ベンチャーのUNYQが米東海岸に営業拠点を開設
義手義足製造ベンチャーのUNYQが米東海岸に営業拠点を開設義手義足製造ベンチャーのUNYQが米東海岸に営業拠点を開設する。 UNYQは2014年設立。患者ごとに義手、義足、カバーリングなどを3Dプリンターでカスタマイズ製造している。同社はこれまでにサンフランシスコとスペインに拠点を持ち、地元の医療期間などを中心に営業してきた。 営業拠点が開設されるのはサウスカロライナ州シャーロット市。同州には同社最大のクライアント企業と、同社に3Dプリンターを供給しているスリーディーシステムズが存在している。 営業拠点の開設に伴い、同社では新たにシャーロット地区で6名の人材を採用する。人材は営業と技術サポートに投入される予定。 UNYQは2015年にスリーディーシステムズと業務提携し、スマート義手やその他のスマートカバーリングなどの製造のための技術共有を行っている。 義手義足、カバーリングなどの製造に3Dプリンターを活用する機運はアメリカを中心に高まってきており、特にスリーディーシステムズは同分野の複数のベンチャー企業に積極的に投資し、業界のリーディングカンパニーのポジションを固めつつある。
掲載日:2017年1月24日:アイルランドの3Dプリンターメーカーが500万ユーロを調達、100人を追加雇用へ
アイルランドの3Dプリンターメーカーが500万ユーロを調達、100人を追加雇用へアイルランドの3DプリンターメーカーMcorテクノロジーズが500万ユーロ(約6億円)を調達し、地元から100人を追加雇用して話題になっている。 Mcorテクノロジーズに投資したのは地元の著名投資家で起業家のジョン・ライアン氏と、Mcor共同創業者のコナー・マコーマック氏、フィンタン・マコーマック氏ら。 Mcorテクノロジーズは2005年設立。2007年に3Dプリンターを市場にリリースして以来これまでに主力製品のMcoreIRIS HDなど1000台程度の3Dプリンターを販売してきている。同社では生産規模を月産2000台程度まで拡大したいとしている。 同社は現在50名の従業員を抱えており、今回の資金調達により新たに100人を追加雇用する。新規人材は主にサポート、営業マーケティング、エンジニアリング、ソフトウェア開発などの職種に投入される。 Mcorテクノロジーズはこれまでに1600万ユーロ(約19億2千万円)の資金を調達している。そのうちの1000万ユーロ(約12億円)はヨーロッパの大手ベンチャーキャピタルのアルピナ・パートナーズが投資している。