3Dプリンター NEWS

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2026年10月19日 鎌倉市が市内の全公立中学校に3Dプリンターを導入
鎌倉市が市内の全公立中学校に3Dプリンターを導入するとして話題になっている。鎌倉市は、一校につき10台の3Dプリンターを導入し、各校のPCルームなどに設置するとしている。鎌倉市では2028年から学習指導要領の改訂が予定されている。直指導要領からは中学校の「技術・家庭科」がそれぞれ二つに分離され、新たに「情報・技術科」が創設される。「情報・技術科」の中で3Dプリンターの利用が想定されており、関係者がそのための環境整備を促進している。学習指導要領の改訂に伴い、公立中学校に3Dプリンターを導入する機運は全国で高まっている。千葉県船橋市でもこれまでに全市立中学校27校に3Dプリンターが導入され、実際の授業での利用が始まっている。 神奈川県開成町の文命中学校にも3Dプリンターが導入され、技術科の授業での活用が始まっている。学習指導要領の改訂に伴い3Dプリンターを導入するケースが今後相応に増加するものと見られる。 鎌倉市は神奈川県の南東部に位置する人口約17万人の市。かつては鎌倉幕府が置かれた政権の要の地で、古都保存法の「古都」に指定されている自治体の一つ。由比ヶ浜や七里ヶ浜などの有名海水浴場が所在し、隣接する藤沢市などの湘南地区や逗子・葉山とともにマリンスポーツが盛んなエリアとして知られている。
2026年10月18日 全世界の食品3Dプリンター市場が2033年に54億8340万ドル規模へ成長
全世界の食品3Dプリンター市場が2033年に54億8340万ドル(約8608億9380万円)規模へ成長すると予想したレポートが発表された。アメリカの市場調査会社グランドビュー・リサーチのレポート「3D食品3Dプリンター市場(2026-2033)」は、2025年時点の全世界の食品3Dプリンター市場規模を5億2120万ドル(約818億2840万円)規模と推定、今後年率34.2%の成長率で成長を続け、2033年に同規模へ拡大するとしている。2025年における全世界の食品3Dプリンター市場の用途別セグメントでは、菓子製造が全体の43%と最大のシェアを占めた。地域別では北米(アメリカ・カナダ)が33%と最大のシェアを占めた。前年比市場成長率ではアジア太平洋地域が最も高かった。 ユーザー別セグメントでは、商業ユーザーが全体の52%と最大のシェアを占めた。 食品3Dプリンター市場における主なプレーヤーとしては、BeeHex、byFlow、ナチュラル・マシーンズ、TNO、システムズ・アンド・マテリアルズ・リサーチ・コーポレーション、チョコエッジ、スリーディーシステムズ、プロクシーニ、Revoフーズ、フェリックス・プリンター、リディファインミート、CoCuusなどを挙げた。
2026年10月17日 ビヨンド・ミートがカフェイン入り「ビヨンド・イマース」の販売を開始
アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが、カフェイン入りプロテインドリンク「ビヨンド・イマース」の販売を開始した。「ビヨンド・イマース・プロテイン+エナジー」と名付けられたプロテインドリンクは、大豆由来プロテインを主原料にタピオカ由来食物繊維や柑橘類などとともにカフェインを加えたもので、1ドリンクあたり160ミリグラムのカフェインを含有している。「チェリーベリー」「スイカストロベリー」の二つのフレーバーで提供される。 ビヨンド・ミートの創業者でCEOのイーサン・ブラウン氏は「植物はスーパーパワーを持っているものの、カフェインほど消費されていません。ビヨンド・イマースのラインアップにカフェイン入りのエナジーシリーズを加えることで、優れたテイスト、厳選された貴重な原料という我々の基本的なアプローチに留まることが可能になります」とコメントしている。 代替肉を試す ビヨンド・ミートは、今年初めからビヨンド・イマースの販売を開始している。先行して販売が開始されたニューヨーク・メトロポリタン地区では一部の店舗で品切れが生じるなど、消費者の人気を集めている。主力製品の代替肉の販売が伸び悩む中、ビヨンド・イマースが業績拡大にどれほど貢献できるのか、関係者が注目している。
2026年10月16日 フォームラブズが低価格SLA3Dプリンター「フォーム・スタジオ1」をリリース
マサチューセッツ州に拠点を置く3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、低価格SLA3Dプリンター「フォーム・スタジオ1」をリリースした。「フォーム・スタジオ1」は、フォームラブズ・アルファレジンとフォームラブズVOCエクトラクターを併用した場合、SLA3Dプリンターとして初めてULのグリーンガード・ゴールド認証を取得した製品となる。専用の密閉設備や換気設備が不要なため、小規模なオフィスやワークショップ、自宅などでも安全に使用できるとしている。 フォームラブズの創業者せCEOのマキシム・ロボヴスキー氏は「フォーム・スタジオ1は価格もさることながら、微調整に何時間も費やすことなく高品質なパーツを製作できることが重要です。エンジニアから新しい趣味を探している人まで、そのスキルや経験に関わらず、誰もがプリンタの使い方に試行錯誤することなく、ものづくりに集中できる環境を提供したいと考えています」とコメントしている。 「フォーム・スタジオ1」はオンラインで注文が可能。価格は769ドル(約12万733円)からで、2026年11月16日より出荷が開始される予定。グラファイトのほか、アクア、ティール、バイオレットの限定カラー3色からセレクトできる。
2026年10月15日 ICONがシリーズD投資で2億ドルの資金調達に成功
テキサス州オースティンに拠点を置く建設3Dプリンティング企業のICONが、シリーズD投資で2億ドル(約314億円)の資金調達に成功した。 出資したのは投資会社ブラックロックを筆頭とする企業シンジケート。キャピタル・ファクトリー、CAZインベストメンツ、モダーン・ベンチャーズ、ムーンショット・キャピタル、ノーウェスト、オーバーマッチ、などの投資企業が名を連ねた。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。ICONは、調達した資金をロボティックコンストラクションシステム「タイタン」の開発などに投じるとしている。 今回の資金調達により、ICONがこれまでに調達した資金の総額は7億ドル(約109億円)となった。 ICONの創業者でCEOのジェイソン・バラード氏は「ICONを設立した時、インテリジェントマシンは建設業を根本から変えると信じていました。それから10年が経過しましたが、ビジネスのストラクチャー、それに対する供給、そして需要が存在し、インテリジェントマシンがソリューションとなることを確信しました。我々は、その三つのすべてを保有しています」とコメントしている。 ICONは、地元テキサス州を中心に建設3Dプリンティング企業のリーダーとしてのプレゼンスを拡げている。
2026年10月14日 UGEEが子供向け3Dプリンター「Funbox」の販売を開始
香港に拠点を置く3DプリンターメーカーのUGEEが、子供向け3Dプリンター「Funbox」の販売を開始した。 UGEEのプレスリリースによると、「Funbox」はULのグリーンガード認証を取得した完全密封型の3Dプリンターで、AIによる創作支援機能を備えるなど子供が簡単に使える操作性が特徴となっている。UGEEのグローバルブランドディレクター、エイミー・ユアン氏は「UL認証を取得した当社のプリンターは、総合的なエコフレンドリーな安全保護を提供し、保護者の皆様に安心をお届けします。私たちの目標は、3Dプリンティングを技術専門家だけでなく、すべての人にとって身近なものにすることです。安全性、使いやすさ、楽しさを中心に製品を改良してきました。開封からワンタップ操作、合理化されたワークフロー、子ども向けに最適化されたインターフェースを実現しています」とコメントしている。 「Funbox」は、日本国内ではAmazonにて数量限定で販売される。 UGEEは香港を拠点に世界100カ国以上で事業を展開する3Dプリンターメーカー。デジタルアート機器や教育向けSTEMツールに注力しており、近年は家庭用3Dプリンターへ事業を拡大している。
2026年10月13日 6Kアディティブが米国輸出入銀行から2740万ドルの借入契約を締結
ペンシルバニア州バーゲッツタウンに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリング用メタルパウダーメーカーの6Kアディティブが、米国輸出入銀行から2740万ドル(約43億180万円)の借入契約を締結した。6Kアディティブは調達した資金を本部機能の拡充などに投じるとしている。借入契約は6年契約で、最初の12ヶ月は元金据置で利息のみの支払となる。元金は残り5年間で返済する必要がある。 本部機能の拡充の一環として、6Kアディティブは製造機能に追加投資する。それにより、製造するメタルパウダーの種類にチタン合金、タングステン、C-103、ニッケル合金などを追加したいとしている。 6Kアディティブは、独自開発したユニメルト技術をベースに各種のメタルパウダーを製造している。ユニメルト技術は6000℃の電子プラズマを照射して高純度のメタルパウダーを製造するテクノロジー。同社の製品はおもに防衛、航空宇宙、医療、自動車などの産業ユーザーに使われている。 6KアディティブはASX(オーストラリア証券取引所)に上場している。本記事執筆時点(日本時間2026年10月13日)現在、同社の株は一株0.70オーストラリアドルで取引されている。
2026年10月12日 島根県出雲市の建設資材メーカーが建設3Dプリンターを導入
島根県出雲市の建設資材メーカーが、建設3Dプリンターを導入したとして話題になっている。 島根県で初となる建設3Dプリンターを導入したのは出雲市を基盤とする株式会社イズコン。Polyuse製モルタル建設3Dプリンターを3300万円で導入した。10月7日には関係者向けの披露会・見学会が開催され、県や出雲市、国土交通省の職員など約70人の前でその最新鋭の技術が披露された。イズコンによると、 高さ約1.5メートルの道路法面などの土砂崩落防止資材を約4時間で造形可能で、作業工程を従来の約半分に短縮できるとしている。納期の短縮が実現できれば熟練職人をはじめとする人手不足の解消につながると期待されている。島根県の建設業では、就業者の減少と高齢化などにより、深刻な人手不足と技術承継の危機が続いている。特に建設技術者の不足が深刻化しており、各社ともに抜本的な解決が求められている。 株式会社イズコンは1950年設立の島根県出雲市に本社を置く、プレキャストコンクリート製品(側溝や擁壁、カルバートなど)の製造・販売を行うメーカー。「コンクリート製品を通した地域振興と社会貢献」をコンセプトに地元島根県を基盤に、各種の公共事業や民間事業を展開している。